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第18話 王都にて
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マリアとの訓練に向かう前に、
王国騎士団の本部に来ている。
父上の幼馴染に会いに来たのだ。
珍しい大楯スキルを持っていて、
幼少の頃から親戚のように良くしてもらった。
「カートさん、久しぶりです」
「おう!クリス!
昨日は大活躍だったな!」
「ありがとうございます!
昨日はいらっしゃらなかったですね」
「あ~王都に出る不審者が多くてな」
最近の騎士団は多忙を極めている。
マリアを狙った誘拐事件が起きて以来、
王都内での警備に人員を割いていた。
しかしそれと同時に手薄になった王都外での犯罪に対処できなくなっており、
それが先日の白狼族襲撃なのだ。
「最近特に多いのが子供の誘拐だな……
それも貴族を狙ってる」
「貴族ですか?」
「ああ、それも魔法学園の子供だ。
お前も気をつけろよ」
王都では貴族の子供を狙った犯行が多い。
通学路で1人になった隙に攫われる。
その後は捜索しても痕跡自体見つからず、兵士が日夜交代で警備、捜索していた。
「そんなことが王都で起きているなんて……
確かに父上もかなり忙しそうですが」
「アイツは苦労を背負い込むからな。
全く弱音は吐かないだろうぜ」
父上は自分に厳しく人にも厳しい。
そのため普段から弱音は一切吐かない……
「父上は、強いですからね」
「まあ、あんな奴にも弱点はあったけどな」
父上の弱点と聞いて驚く。
あの完璧主義者に苦手なものは、
絶対に無いと思っていたからだ。
「あはは、それは亡くなったクレアだよ!
クレアは、それはそれは気が強くてな……
いつもゲイルを尻に敷いていたぞ」
「あ、あの父上がですか?」
鳩が豆鉄砲を食ったような顔とは、
まさに今の俺の顔だろう。
「お前とアリスは小さかったからな……
だがクレアは強かった。
性格も、実力もな」
最強の魔術師クレア・レガード。
母上は、宮廷魔術師の序列一位と、
父上から聞いていた。
「なんか通り名があったな
クレアを表す名前、何だったか?
爆炎の?いや、違う」
そんなものがあったのか……
通り名があるということは、
戦い方に特徴があったのか?
「まあ思い出したら教えてやるよ」
「あはは、ぜひ知りたいです」
そしてカートさんの部下が数人集まり、
今から警備に行く時間となった。
忙しくなりそうなので別れの挨拶をする。
「じゃあ、そろそろマリア様のところに、
行く時間なので失礼しますね!」
「本当に気をつけろよ!クリス!」
「わかってますよ!カートおじさん!」
「ばか!その呼び方で呼ぶなって
言ってるだろう!」
懐かしい呼び方でカートさんを呼ぶと、
嫌がっているが照れ臭そうに笑う。
昔からカートさんは、俺にとって良い親戚のおじさんなのだ。
そして俺もマリア様との待ち合わせの場所である、城の訓練所へ向かうのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「マリア様、おはようございます!」
「おはよう!聞いたわよ!
昨日は大活躍したらしいじゃない!」
マリア様にも白狼族の話が届いており、
情報伝達の早さに驚いていると、
居合わせる護衛の一人が説明する。
「私がお伝えしたのですよ」
騎士団に所属するキャロルが声を発した。
キャロルは騎士団の中でも手練れの騎士である。
だからこそマリアの専属なのだ。
「そう言うことですね」
「クリス、早速訓練の成果が出て嬉しいです!」
マリアが回復魔法を授けてくれなければ、
俺もベルも確実に死んでいただろう。
改めてマリアへの恩を感じていた……
「マリア様から回復魔法を教えて頂かなければ、
本当に死んでました」
「ふふふ、クリスが頑張ったからですよ……
あれからスキルに変化はありますか?」
「あれから回復魔法と火魔法は、
レベル2まで上がりました」
休憩スキルを使って、
火魔法、回復魔法共にレベルが上がっている。
ついでにアンチポイズンを覚えた事も伝えておいた。
「す、凄い!
まさかこの短期間で2つのスキルを、
レベル2にするなんて……」
マリアもその事実に驚く。
スキルの強化は、年単位で取り組むものだ。
しかし俺の場合、この3日間で達成してしまい、
まさに休憩スキルは規格外の成長を促すスキルだった。
「そして実はですが、
もう一つスキルを手に入れまして……」
「あ、新しいスキルですか?」
基本的に新スキルは手に入らない。
儀式で手に入るのは多くても2種類。
3種類目以降は奇跡的な事例だ。
「獣王剣と言いまして……
反動が強いかもしれないので、
休憩スキルを使える状況で試したいのです」
「なるほど、物凄く仰々しい名前だものね。
警戒するのは分かるわ……
今日の訓練はそのスキルの確認にする?」
「ぜ、是非お願いします!」
いよいよ俺も獣王剣を使うことになる。
反動が起きた時にマリアがいると安心だ。
なんと言っても回復魔法レベル5なのだ。
そんな現金な考えを思いついてしまったが、
この後、俺の閃きによりマリアが混乱?してしまうとは思いもしないのだった……
王国騎士団の本部に来ている。
父上の幼馴染に会いに来たのだ。
珍しい大楯スキルを持っていて、
幼少の頃から親戚のように良くしてもらった。
「カートさん、久しぶりです」
「おう!クリス!
昨日は大活躍だったな!」
「ありがとうございます!
昨日はいらっしゃらなかったですね」
「あ~王都に出る不審者が多くてな」
最近の騎士団は多忙を極めている。
マリアを狙った誘拐事件が起きて以来、
王都内での警備に人員を割いていた。
しかしそれと同時に手薄になった王都外での犯罪に対処できなくなっており、
それが先日の白狼族襲撃なのだ。
「最近特に多いのが子供の誘拐だな……
それも貴族を狙ってる」
「貴族ですか?」
「ああ、それも魔法学園の子供だ。
お前も気をつけろよ」
王都では貴族の子供を狙った犯行が多い。
通学路で1人になった隙に攫われる。
その後は捜索しても痕跡自体見つからず、兵士が日夜交代で警備、捜索していた。
「そんなことが王都で起きているなんて……
確かに父上もかなり忙しそうですが」
「アイツは苦労を背負い込むからな。
全く弱音は吐かないだろうぜ」
父上は自分に厳しく人にも厳しい。
そのため普段から弱音は一切吐かない……
「父上は、強いですからね」
「まあ、あんな奴にも弱点はあったけどな」
父上の弱点と聞いて驚く。
あの完璧主義者に苦手なものは、
絶対に無いと思っていたからだ。
「あはは、それは亡くなったクレアだよ!
クレアは、それはそれは気が強くてな……
いつもゲイルを尻に敷いていたぞ」
「あ、あの父上がですか?」
鳩が豆鉄砲を食ったような顔とは、
まさに今の俺の顔だろう。
「お前とアリスは小さかったからな……
だがクレアは強かった。
性格も、実力もな」
最強の魔術師クレア・レガード。
母上は、宮廷魔術師の序列一位と、
父上から聞いていた。
「なんか通り名があったな
クレアを表す名前、何だったか?
爆炎の?いや、違う」
そんなものがあったのか……
通り名があるということは、
戦い方に特徴があったのか?
「まあ思い出したら教えてやるよ」
「あはは、ぜひ知りたいです」
そしてカートさんの部下が数人集まり、
今から警備に行く時間となった。
忙しくなりそうなので別れの挨拶をする。
「じゃあ、そろそろマリア様のところに、
行く時間なので失礼しますね!」
「本当に気をつけろよ!クリス!」
「わかってますよ!カートおじさん!」
「ばか!その呼び方で呼ぶなって
言ってるだろう!」
懐かしい呼び方でカートさんを呼ぶと、
嫌がっているが照れ臭そうに笑う。
昔からカートさんは、俺にとって良い親戚のおじさんなのだ。
そして俺もマリア様との待ち合わせの場所である、城の訓練所へ向かうのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「マリア様、おはようございます!」
「おはよう!聞いたわよ!
昨日は大活躍したらしいじゃない!」
マリア様にも白狼族の話が届いており、
情報伝達の早さに驚いていると、
居合わせる護衛の一人が説明する。
「私がお伝えしたのですよ」
騎士団に所属するキャロルが声を発した。
キャロルは騎士団の中でも手練れの騎士である。
だからこそマリアの専属なのだ。
「そう言うことですね」
「クリス、早速訓練の成果が出て嬉しいです!」
マリアが回復魔法を授けてくれなければ、
俺もベルも確実に死んでいただろう。
改めてマリアへの恩を感じていた……
「マリア様から回復魔法を教えて頂かなければ、
本当に死んでました」
「ふふふ、クリスが頑張ったからですよ……
あれからスキルに変化はありますか?」
「あれから回復魔法と火魔法は、
レベル2まで上がりました」
休憩スキルを使って、
火魔法、回復魔法共にレベルが上がっている。
ついでにアンチポイズンを覚えた事も伝えておいた。
「す、凄い!
まさかこの短期間で2つのスキルを、
レベル2にするなんて……」
マリアもその事実に驚く。
スキルの強化は、年単位で取り組むものだ。
しかし俺の場合、この3日間で達成してしまい、
まさに休憩スキルは規格外の成長を促すスキルだった。
「そして実はですが、
もう一つスキルを手に入れまして……」
「あ、新しいスキルですか?」
基本的に新スキルは手に入らない。
儀式で手に入るのは多くても2種類。
3種類目以降は奇跡的な事例だ。
「獣王剣と言いまして……
反動が強いかもしれないので、
休憩スキルを使える状況で試したいのです」
「なるほど、物凄く仰々しい名前だものね。
警戒するのは分かるわ……
今日の訓練はそのスキルの確認にする?」
「ぜ、是非お願いします!」
いよいよ俺も獣王剣を使うことになる。
反動が起きた時にマリアがいると安心だ。
なんと言っても回復魔法レベル5なのだ。
そんな現金な考えを思いついてしまったが、
この後、俺の閃きによりマリアが混乱?してしまうとは思いもしないのだった……
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