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第131話 帰還
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何日ぶりだろうか。
俺達はようやく我が家であるレガードの屋敷に到着した。
「おかえりなさいませ、クリス様」
「リーナ、ただいま」
俺達は、テティスから無事に生きて帰ってこれた。
そしてミストに旅立つ前に僅かな時間だが、
我が家でゆっくりくつろげる。
そう思っていた……
「あの、クリス様……」
「なに?リーナ」
リーナは物凄く機嫌が悪い……
たしかにリーナの立場になって考えると怒るのも無理はない。
「なぜ、屋敷に王女様たちが……」
まさか屋敷にシャルロットとマリアまで、
押しかけてしまうとは思いもしないだろう。
しかも連絡なしである。
「いや、これには深い事情があって……」
「あの……こういうのは事前に言ってくださいと何度も」
やばい……
リーナがまじで怒ってるぞ。
「リーナ、ただいま~」
ユーリが元気よく笑顔で挨拶をして、
その明るさがリーナの表情を少し和らげる。
しかし、そもそもの原因はユーリなのだ。
ユーリは、マリアともっと仲良くなりたいと言い、
気付けば話の流れから王女達が屋敷を訪れることになった。
以前は男爵の家に王女が出向くのは難しかったが、
俺達は婚約しただけでなく、聖剣の契約者で国を救った英雄だ。
それは世間にも知れ渡っており、男爵の家に来るだけで批判する者も現れないだろう。
「リーナ、ごめん!
マリア様が今日泊まりたいって!」
ユーリがさらっと、とんでもないことを言い出した。
それは俺も聞いておらず驚愕している。
「は?」
突如、リーナの顔が引き攣った。
そして俺を睨みつけて言葉を発する。
「クリス様、後でお話がありますからね」
それを聞いた瞬間、俺は悟った。
これは怒られるな……
そしてリーナは即座に廊下に立つ王女二人を、客間へ誘導していく。
客間に着くと、母上も丁度部屋に入ってきたところだった。
「マリア様、こちらに座ってください」
激しい戦いが続く中で、まともに話せておらず、母上もマリアとゆっくり話がしたかったようだ。
そして気づいてみれば嫁と姑の会食が始まる。
「分かりました、お義母様」
そういえば今まで母上以外の呼び方を、
子供達から聞いたことがない。
マリアから、そう呼ばれて新鮮に感じたのか、母上は嬉しそうに微笑んだ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
窓の外も暗くなり周りの民家も灯りがついている。
隣のユーリを見るとテンションが高い。
それは待ちに待った夕飯が運ばれてきたからだ。
レガードの食卓は人数も多いが、
今日は更に賑やかになっている。
そして、和気あいあいと雑談しながら、
王女達も食事をする。
その二人の姿はとても楽しそうで、
時折笑い声も聞こえてきた。
「ところでマリア様、城に帰らずに
レガードに来て大丈夫なのですか?」
「あの……それなのですが」
「私たちは今帰ったら、
旅立つまで城から出れなくなるのよ」
母上の問いにシャルロットが答えると、
たしかに陛下のことだから許可されないかもしれない。
一応城には賢者とカートさんが知らせに行ったから大丈夫だとは思うけど……
「でも、こんなに楽しいなら来てよかったわね」
「今日はありがとうございます!
でも、急に訪れてしまって申し訳ないです」
「今日くらいは良いだろう……
しばらく戻れないかもしれないからな」
シャルロット、マリアが感謝の想いを言葉にすると、母上もその言葉に応える。
使用人達も急な対応に追われたが、
二人が使用人達にも頭を下げて感謝していたのを見て報われただろう。
そして楽しい食事の中で、一人眠気に耐えられなくなってしまった者がいた。
母上に抱きついて寝ている、リリスである。
「久しぶりに私たちが帰ってきて、
嬉しくて、はしゃいでたからな」
「あの、宜しければ私もミストまで向かい、
リリスを守りますが……」
人を信じていなかったはずのサリーから、
リリスを気遣う言葉が出てきた。
サリーがそこまで言うのは、母上と離れ離れで悲しむリリスを見ているからだろう。
「い、良いのか?」
「もし許可されるなら私も行きたいので、
幻惑の腕輪でエルフになれますし」
母上に抱きつきながら眠るリリスの寝顔は、
天使のように可愛らしい。
そんなリリスが泣き崩れるのを想像していたが、
サリーのおかげで助かった。
「ありがとう、サリー」
急に感謝を言われると思っていなかったのか、
サリーは頬を染めて恥ずかしそうにしている。
「いえ、私がやりたかったので……」
そして楽しい食事の時間も終わり、
みんなは、私室に戻って行った。
俺も自分の部屋で着替えを済ませて、
ベッドの上でくつろいでいる。
ちなみにリーナは後片付けで忙しいため、
部屋には俺一人しかいない。
しかし何故だろう。
俺はこの展開を全く予想できずにいた…
急な来訪者に驚きを隠せない。
「あの……二人ともどうしたの?」
「あの、三人で一緒に寝たいなって……」
マリアとユーリが頬を赤らめながら、
枕を持って部屋に訪れたのだ。
俺は前世でもこのような経験をしたことがなく頭が真っ白になってしまった。
「だって、今日しかないし…」
マリアが顔を真っ赤にしながら、
小さな声で呟いた。
その姿が可愛すぎて見惚れてしまう。
するとユーリも言葉を発する。
「私も、今日は一緒にいたくて……」
危険な目に遭ってきたユーリも、
今日は一人ではなく一緒に過ごしたいと言っている。
そして俺も反対する気もなくて、三人で同じベッドに入ると、二人が左右から腕を絡めてきた。
「あの……」
「良いじゃん、お互いに好きなんだし
それに、クリスは嬉しそうだよ?」
ユーリがそのように言う。
きっと忠誠スキルで俺の感情を読み取っているのだろう。
「私にも伝わってるよ?」
マリアも上目遣いで絡める腕に力を込めてきて、
俺は頭がオーバーヒートしそうになった。
「二人とも~」
そして俺達は仲良く三人で手を繋ぎながら、
眠りにつく。
しかし結局緊張して俺はすぐに起きてしまった。
何しろ二人がこんなに近くにいて、
緊張で眠れる筈がない。
でも、二人の可愛い寝顔を見ていると、
幸せな気持ちが溢れていく。
ずっとこんな日が続くように、これからも頑張ろう。
俺は二人に挟まれながら、今はこの幸せな時間をゆっくりと楽しんだ……
俺達はようやく我が家であるレガードの屋敷に到着した。
「おかえりなさいませ、クリス様」
「リーナ、ただいま」
俺達は、テティスから無事に生きて帰ってこれた。
そしてミストに旅立つ前に僅かな時間だが、
我が家でゆっくりくつろげる。
そう思っていた……
「あの、クリス様……」
「なに?リーナ」
リーナは物凄く機嫌が悪い……
たしかにリーナの立場になって考えると怒るのも無理はない。
「なぜ、屋敷に王女様たちが……」
まさか屋敷にシャルロットとマリアまで、
押しかけてしまうとは思いもしないだろう。
しかも連絡なしである。
「いや、これには深い事情があって……」
「あの……こういうのは事前に言ってくださいと何度も」
やばい……
リーナがまじで怒ってるぞ。
「リーナ、ただいま~」
ユーリが元気よく笑顔で挨拶をして、
その明るさがリーナの表情を少し和らげる。
しかし、そもそもの原因はユーリなのだ。
ユーリは、マリアともっと仲良くなりたいと言い、
気付けば話の流れから王女達が屋敷を訪れることになった。
以前は男爵の家に王女が出向くのは難しかったが、
俺達は婚約しただけでなく、聖剣の契約者で国を救った英雄だ。
それは世間にも知れ渡っており、男爵の家に来るだけで批判する者も現れないだろう。
「リーナ、ごめん!
マリア様が今日泊まりたいって!」
ユーリがさらっと、とんでもないことを言い出した。
それは俺も聞いておらず驚愕している。
「は?」
突如、リーナの顔が引き攣った。
そして俺を睨みつけて言葉を発する。
「クリス様、後でお話がありますからね」
それを聞いた瞬間、俺は悟った。
これは怒られるな……
そしてリーナは即座に廊下に立つ王女二人を、客間へ誘導していく。
客間に着くと、母上も丁度部屋に入ってきたところだった。
「マリア様、こちらに座ってください」
激しい戦いが続く中で、まともに話せておらず、母上もマリアとゆっくり話がしたかったようだ。
そして気づいてみれば嫁と姑の会食が始まる。
「分かりました、お義母様」
そういえば今まで母上以外の呼び方を、
子供達から聞いたことがない。
マリアから、そう呼ばれて新鮮に感じたのか、母上は嬉しそうに微笑んだ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
窓の外も暗くなり周りの民家も灯りがついている。
隣のユーリを見るとテンションが高い。
それは待ちに待った夕飯が運ばれてきたからだ。
レガードの食卓は人数も多いが、
今日は更に賑やかになっている。
そして、和気あいあいと雑談しながら、
王女達も食事をする。
その二人の姿はとても楽しそうで、
時折笑い声も聞こえてきた。
「ところでマリア様、城に帰らずに
レガードに来て大丈夫なのですか?」
「あの……それなのですが」
「私たちは今帰ったら、
旅立つまで城から出れなくなるのよ」
母上の問いにシャルロットが答えると、
たしかに陛下のことだから許可されないかもしれない。
一応城には賢者とカートさんが知らせに行ったから大丈夫だとは思うけど……
「でも、こんなに楽しいなら来てよかったわね」
「今日はありがとうございます!
でも、急に訪れてしまって申し訳ないです」
「今日くらいは良いだろう……
しばらく戻れないかもしれないからな」
シャルロット、マリアが感謝の想いを言葉にすると、母上もその言葉に応える。
使用人達も急な対応に追われたが、
二人が使用人達にも頭を下げて感謝していたのを見て報われただろう。
そして楽しい食事の中で、一人眠気に耐えられなくなってしまった者がいた。
母上に抱きついて寝ている、リリスである。
「久しぶりに私たちが帰ってきて、
嬉しくて、はしゃいでたからな」
「あの、宜しければ私もミストまで向かい、
リリスを守りますが……」
人を信じていなかったはずのサリーから、
リリスを気遣う言葉が出てきた。
サリーがそこまで言うのは、母上と離れ離れで悲しむリリスを見ているからだろう。
「い、良いのか?」
「もし許可されるなら私も行きたいので、
幻惑の腕輪でエルフになれますし」
母上に抱きつきながら眠るリリスの寝顔は、
天使のように可愛らしい。
そんなリリスが泣き崩れるのを想像していたが、
サリーのおかげで助かった。
「ありがとう、サリー」
急に感謝を言われると思っていなかったのか、
サリーは頬を染めて恥ずかしそうにしている。
「いえ、私がやりたかったので……」
そして楽しい食事の時間も終わり、
みんなは、私室に戻って行った。
俺も自分の部屋で着替えを済ませて、
ベッドの上でくつろいでいる。
ちなみにリーナは後片付けで忙しいため、
部屋には俺一人しかいない。
しかし何故だろう。
俺はこの展開を全く予想できずにいた…
急な来訪者に驚きを隠せない。
「あの……二人ともどうしたの?」
「あの、三人で一緒に寝たいなって……」
マリアとユーリが頬を赤らめながら、
枕を持って部屋に訪れたのだ。
俺は前世でもこのような経験をしたことがなく頭が真っ白になってしまった。
「だって、今日しかないし…」
マリアが顔を真っ赤にしながら、
小さな声で呟いた。
その姿が可愛すぎて見惚れてしまう。
するとユーリも言葉を発する。
「私も、今日は一緒にいたくて……」
危険な目に遭ってきたユーリも、
今日は一人ではなく一緒に過ごしたいと言っている。
そして俺も反対する気もなくて、三人で同じベッドに入ると、二人が左右から腕を絡めてきた。
「あの……」
「良いじゃん、お互いに好きなんだし
それに、クリスは嬉しそうだよ?」
ユーリがそのように言う。
きっと忠誠スキルで俺の感情を読み取っているのだろう。
「私にも伝わってるよ?」
マリアも上目遣いで絡める腕に力を込めてきて、
俺は頭がオーバーヒートしそうになった。
「二人とも~」
そして俺達は仲良く三人で手を繋ぎながら、
眠りにつく。
しかし結局緊張して俺はすぐに起きてしまった。
何しろ二人がこんなに近くにいて、
緊張で眠れる筈がない。
でも、二人の可愛い寝顔を見ていると、
幸せな気持ちが溢れていく。
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