休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。

ゆう

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第134話 相談

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母上が城から帰ってきて、
俺たちに笑顔で報告をしてきた。
謁見で賢者から説明をしてもらうことで、
陛下もマリアのレガードでの生活を許可したようだ。
まさに全て母上とマリアの計画通りに進んたのである。


「マリア様、約束を叶えてまいりました!」


「流石、お義母様です!
 やっぱり私、お義母様が大好きです!」


帰ってきて早々にテンションの高い会話が繰り広げられていた。
気付いてみればマリアは数日で母上の心を鷲掴みにしてしまい、母上も目を輝かせながら喜んでいる。
嫁と姑の仲が良いのは嬉しいが、
俺が入る余地がない程に距離が近い。
ふとユーリの様子を見てみると、
いきなりマリアの方へ抱きつき喜び出した。
気付けば三人で手を繋ぎ喜び合っている。


「もしかして俺だけ仲間外れじゃないよね?」


しばらく待っていると落ち着いてきたので、
ユーリに取り憑く女神の事を告げて、
賢者に相談しに行く許可を貰った。


「でも、凄いな……
 女神が駄々こねるのもだが、
 一緒に同行するために力を貸すなんて」


それについては俺も呆れているよ……
後で神様に怒られても知らないよ?
俺はユーリに取り憑く女神をジト目で見ながら心の中で呟いた。


「クリス、陛下に挨拶はしておけよ!
 しばらくマリア様は同居するのだ」


「そうですね……」


また陛下と謁見するのか……
でも、考えてみれば勇者やラグナの撃退をメインに話せば褒賞が貰えるのでは?
俺は改めて自分の立てた功績が偉大なものだと気付いた。


母上やマリアの影響で、俺もずる賢くなりそうだよ……


「師匠にはお礼を言うんだぞ!
 必ず忘れるなよ!」


母上と話を終えた後、俺たちは支度をして、
久しぶりの城へ向かったのだった。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



城へ向かう道中で沢山のエルフの出店が目に入る。
人間と仲睦まじく笑い合うエルフ達を見て、
改めてルミナスが好きだと実感していた。
そしてしばらく歩いていると俺達は、意外な人物に遭遇する。


「クリス君、久しぶり!」


「お久しぶりです、フィリアさん!」


特別調査隊で一緒にチームを組んで以来、
フィリアとは会っていない。
久しぶりに見るフィリアは、少し疲れている様子だ。


「どうしたの?フィリアさん、
 何か疲れているね?」


「もう!本当よ!
 ず~~っと、ミストの偵察に行っていたんだから」


バルガスやセシル達のルミナス城襲撃が解決した後、今に至るまでフィリアはミストに潜入していたのだ。
帰ってきて間も無いが報告のために、
城に向かっている。


「もう、人を何だと思ってるのよ!
 王様に徹底的に文句言ってやるわ!」


俺たちも陛下と会うことになるが、
カンカンに怒るフィリアに巻き込まれないようにしようと決意した。


「俺たちもミストに行くんですけど、
 後で詳しく聞かせてください」


「クリス君、勉強熱心だね~
 師匠として鼻が高いわ」


そう言いながら、いきなり俺の肩を抱き寄せてスキンシップを図ってきた。
油断していたわけではないが、急なことだったのでフィリアに接近を許してしまう。
それを見たマリアとユーリが鬼の形相で俺からフィリアを突き放した。


「ちょっとフィリアさん!」


フィリアが引き剥がされるまで3秒もかからなかった。
一体何が起こったのかとフィリアも訳がわからないでいる。


「クリスを誘惑しないでください」


「フィリアさん、危険ね……その胸が」


一瞬にしてマリアとユーリの中で、
フィリアは要注意人物になったようだ。


「も、もう!なんなのよ!
 久しぶりのに弟子と会えたのに~」


フィリアは何故か俺を睨みつけるが、
奥さん二人に逆らいたくないので、
フィリアの視線を受け流すことにした。


そして俺たちは城に到着し、
賢者の部屋に向かって歩いている。
女神の件を相談をするために向かうが、
何故かフィリアまで興味本位で同行していた。


「フィリアさん、陛下に報告せずに道草食ってていいんですか?」


「いいのよ!休暇無しなんだから!
 ブラックもいいところよ!」


せめて寄り道くらいして気を紛らわせたいのだろう。
それほどミストの生活は過酷なのかもしれない。


「あ!賢者さま!」


城の通路を歩いていると、
偶然にも賢者に遭遇することが出来た。
俺たちを見つけると即座に研究室に連れ込まれた。


「おい!急にあんなお願いをするなんて、
 ビックリするじゃないか」


「あ~母上の件ですね……
 急に申し訳ないです!
 あの、それなんですが」


「まあ、許してやろう……
 覇王を持つ者の定めだからな」


そういえばそんな話もあった……
今更母上の暴走だとは言い難い。



「あの、賢者様……
 ユーリに取り憑く女神の事ですが」


俺は一通りレガードの庭で起きた内容を一部始終伝えた。
すると賢者は鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしながら驚いている。


「女神が協力だと?
 それなら勇者よりも先に聖剣を守れるじゃないか!」


賢者の唯一の懸念材料は先に聖剣を奪われてしまうことだった。
それが女神の協力で解決するもしれない。


「ミストの遺跡の解明に協力してくれるか?」


ミストの中で一般公開されている地区は、
自由に研究や探索を許可されている。
遺跡に眠る魔導具や秘宝を求めて、
各国がこぞって研究者を派遣するのだ。


「テティスが、宝探し楽しそう!
 って言ってるから協力すると思うよ」


「そりゃあ助かる!遺跡の謎を解いて、
 古代の財宝を手に入れよう!」


賢者は女神に協力してもらい聖剣だけでなく、遺跡の探索をしようと考えた。
ミストでの生活は想像以上に過酷と聞くが、
女神のおかげで負担を軽減できるかもしれない。
これから俺たちはミストに向けて少しずつ準備をするのであった……
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