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浮かび上がる真実
雑談枠
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「ええ、それでは私が渡辺の話を聞いて気になったことを話したい...」
「は、はあ」
いきなりどうしたというんだ先輩は...
いつも、滅多なことが無い限り話をしない和田さんが......
「お前の話によるとそのえらく美人の彼女は
最初会った時と公園で会った時と様子が違うと言っていた...
それに保健室でも様子がみるみる変わったと...」
「...まあ、そうですけど」
上田と小島は黙って俺と和田さんの会話を見守っている。
「それは...何故だ?」
何故か、だって...?
言われてみれば理由など確たるものは思い付かないが、
とりあえず屋上と公園での違いは...
「俺の考えになりますが、
誰だって他人に対する態度と友人に対する態度は大きく変わると思います。
だから...自分で言うのも恥ずかしいですけど...親密になったから...じゃないですか?」
案の定、二人組は俺をニヤニヤと見てくる。
「ふむ...たしかにそれもあるだろう...」
いや、それ以外あるというのだろうか
恋愛なんてことには疎いように見える和田さんには一体どんな考えがあるんだ...?
「私がお前の話を聞いて思ったのは...」
二人組も身を乗り出して次の言葉を待つ
「オカルトが関係しているんじゃないか...?」
「...」
え?
「「アッ八八ッハハ!!」」
二人組が急に笑い出した
「ちょ、ちょっと部長!そりゃないっすよ!」
「オカルトのこと関連させたいだけじゃん!!」
相変わらず失礼なのが上田だが、
小島と同じ意見だ。
「そ、そうですよ部長。さすがに人が変わったようだったとは言いましたけど、
それがオカルトと関係があるなんて...」
その俺の指摘を聞いているのかも怪しい感じで
部長は腕を組んで目を瞑っている
冗談だと思って笑っていた小島がそろそろ空気を感じ取り
出来るだけ真剣なトーンで質問を飛ばす。
「ええ...では、部長。オカルトの内で言ったら何に該当するんです?」
「小島は不真面目だなぁ、そういうのはオカルト現象の内のどれかって聞くんだよ」
超常現象って言うんじゃないか?
そもそも俺と二人組はそのオカルトが引き起こす現象の一つでも挙げられるか怪しい。
「憑依っすよねえ、そういうのって」
割って入って来たのはまた、天野だ。
「お前たちホントにオカルト研究同好会の一員かぁ?
無学にも程度があるんじゃないか?」
そう言ってまた自分の作業に帰っていった。
いつ話を聞いていたんだアイツは
「ああ、そうだ...」
やっとだんまりだった和田さんが自分の世界から帰ってきた
「憑依は多くの実例が上がっている身近なもので、お前の話とも一致する...」
自分の言いたい現象を当ててもらうのを待っていたかのように
和田さんがもう席を立った。
「渡辺...」
「あ、はい」
「彼女の身辺について調べておくといい、どうであれ必要のことだからな...」
「はあ...」
そう残して戻ると見せかけてピタッと止まった。
「渡辺...何かあったら、俺の元に相談しに来い...」
初めての先輩らしさをそこで見た気がした。
恋愛事情など相談出来そうにないが......
「あ、ありがとうございます」
お礼も聞かず部長は行ってしまった
「あんなの初めてだな」
小島が気の抜けた声を掛けてきた
「ああ、まったくだ」
憑依ねぇ...そんなものを見たのはテレビの番組であったろうか
外国人の女の子が何かに憑依されて、半狂乱になって暴れていたりするのを見たことがある。
ルシファーだの何だのと胡散臭い前振りがあって、
最後は決まってエクソシストもとい霊媒師が悪霊退散を成し遂げる、というものだが...
あれが俺の身近で起こることだって?
到底信じられない。
何はともあれネットで調べてみるか
そうしてどれどれ、なるほど、とやっていると一つの情報に
墓場が近くにある住まいだったり、家が寺や神社であると憑依が発生する可能性があるという。
和田さんの言う身辺とはこのことか...?
となれば、今日行くことになっている黒田さんの家がそういった条件に該当するというのか、
いやいやそんな訳が
「あった...」
黒田お母さんからスマホに送られていた住所を元に現場に着くと
墓場が近くにある上に
そもそも家が神社であった。
「は、はあ」
いきなりどうしたというんだ先輩は...
いつも、滅多なことが無い限り話をしない和田さんが......
「お前の話によるとそのえらく美人の彼女は
最初会った時と公園で会った時と様子が違うと言っていた...
それに保健室でも様子がみるみる変わったと...」
「...まあ、そうですけど」
上田と小島は黙って俺と和田さんの会話を見守っている。
「それは...何故だ?」
何故か、だって...?
言われてみれば理由など確たるものは思い付かないが、
とりあえず屋上と公園での違いは...
「俺の考えになりますが、
誰だって他人に対する態度と友人に対する態度は大きく変わると思います。
だから...自分で言うのも恥ずかしいですけど...親密になったから...じゃないですか?」
案の定、二人組は俺をニヤニヤと見てくる。
「ふむ...たしかにそれもあるだろう...」
いや、それ以外あるというのだろうか
恋愛なんてことには疎いように見える和田さんには一体どんな考えがあるんだ...?
「私がお前の話を聞いて思ったのは...」
二人組も身を乗り出して次の言葉を待つ
「オカルトが関係しているんじゃないか...?」
「...」
え?
「「アッ八八ッハハ!!」」
二人組が急に笑い出した
「ちょ、ちょっと部長!そりゃないっすよ!」
「オカルトのこと関連させたいだけじゃん!!」
相変わらず失礼なのが上田だが、
小島と同じ意見だ。
「そ、そうですよ部長。さすがに人が変わったようだったとは言いましたけど、
それがオカルトと関係があるなんて...」
その俺の指摘を聞いているのかも怪しい感じで
部長は腕を組んで目を瞑っている
冗談だと思って笑っていた小島がそろそろ空気を感じ取り
出来るだけ真剣なトーンで質問を飛ばす。
「ええ...では、部長。オカルトの内で言ったら何に該当するんです?」
「小島は不真面目だなぁ、そういうのはオカルト現象の内のどれかって聞くんだよ」
超常現象って言うんじゃないか?
そもそも俺と二人組はそのオカルトが引き起こす現象の一つでも挙げられるか怪しい。
「憑依っすよねえ、そういうのって」
割って入って来たのはまた、天野だ。
「お前たちホントにオカルト研究同好会の一員かぁ?
無学にも程度があるんじゃないか?」
そう言ってまた自分の作業に帰っていった。
いつ話を聞いていたんだアイツは
「ああ、そうだ...」
やっとだんまりだった和田さんが自分の世界から帰ってきた
「憑依は多くの実例が上がっている身近なもので、お前の話とも一致する...」
自分の言いたい現象を当ててもらうのを待っていたかのように
和田さんがもう席を立った。
「渡辺...」
「あ、はい」
「彼女の身辺について調べておくといい、どうであれ必要のことだからな...」
「はあ...」
そう残して戻ると見せかけてピタッと止まった。
「渡辺...何かあったら、俺の元に相談しに来い...」
初めての先輩らしさをそこで見た気がした。
恋愛事情など相談出来そうにないが......
「あ、ありがとうございます」
お礼も聞かず部長は行ってしまった
「あんなの初めてだな」
小島が気の抜けた声を掛けてきた
「ああ、まったくだ」
憑依ねぇ...そんなものを見たのはテレビの番組であったろうか
外国人の女の子が何かに憑依されて、半狂乱になって暴れていたりするのを見たことがある。
ルシファーだの何だのと胡散臭い前振りがあって、
最後は決まってエクソシストもとい霊媒師が悪霊退散を成し遂げる、というものだが...
あれが俺の身近で起こることだって?
到底信じられない。
何はともあれネットで調べてみるか
そうしてどれどれ、なるほど、とやっていると一つの情報に
墓場が近くにある住まいだったり、家が寺や神社であると憑依が発生する可能性があるという。
和田さんの言う身辺とはこのことか...?
となれば、今日行くことになっている黒田さんの家がそういった条件に該当するというのか、
いやいやそんな訳が
「あった...」
黒田お母さんからスマホに送られていた住所を元に現場に着くと
墓場が近くにある上に
そもそも家が神社であった。
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