自殺しそうになった美少女を止めたら、殺されそうなくらい愛される日常が始まった件

晃矢 琉仁

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歪む日常

整理

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「行ってきまーす...」


昨日までとは違って急に元気を無くして食事をする俺は両親に
不審な目で見られていた。
顔を見合わせて一体どうしたのか、ということを憶測しあってたに違いない。


今日は晴れていても最近では最低気温になるとの予想があった。
それでいて外で体育の時間割なのだから嫌気も差す
まあ、朝から気分が優れないのはそれだけではないのだが...


今は気軽に恋愛という枠組みで黒田さんと関われる事態ではなくなっている。

話の限りじゃ、またいつ自殺を試みるとも分からない
常にさりげなく監視下に置いておくことは面倒も付きまとう。
それに過度にやると倉田先輩からせっかく晴れた疑惑を蒸し返すことになる

絶妙な立ち位置が求められることは不器用で極端な思想の俺には困難であった。


それに昨夜一旦整理するためにノートに彼女の精神分布図なるものを書いてみた
内容としては躁鬱入り乱れる微妙な境界線の線引きと、
それぞれの状態に応じたこちらも取るべき態度をまとめたものだ。


区分けとしては4種類、危険度のレベルは0~5の判定だ。

鬱状態にどっぷりハマっていて、自殺までに精神が追い込まれていた初対面の時の状態。
これは放って置くと希死念慮MAXで行動に移し始めて俺も危なくなるために、
危険度・レベル4~5

鬱状態にありつつも少し挑発的であった、保健室と昨日の彼女の家の時の状態。
これは自殺への意識はないが周りにどことなく反抗的になる場面があって怖いので、
危険度・レベル2~3

躁状態にありつつ、一番見てきた中で精神が安定していた公園の時の状態。
これは良い思い出をくれた本来の黒田 奈々だと思いたいので、
危険度・レベル0~1


さて、ここまでは見覚えがあって類似性のある状態をまとめたものになるが
問題は4つ目だ。

躁状態にどっぷりハマっている彼女をまだ見ていない。

適当に自分が分けたもののため、見てきた3種類で説明をつけても良いが
何となく躁鬱のバランスが取れていないのは
種類分けをしている自分が嫌だったからだ。

昔からそういうところに変に神経質なところがある
まあ、今日にでも躁MAXなところが発見できる可能性があるかもしれないが......


更に加えて加筆したいのが、
精神変化の周期だ。

それぞれの状態がどれだけ持続するのか未知の領域だ
これが知りえないことには、臨機応変をずっと迫られて疲れてしまう。

少なくとも一番安定したレベル0~1黒田さんはかなり限定的なようで、
レベル2~3の状態がほとんどと考えて良い。

最も危険な黒田さんはそれ以前までに会っていないために推測の域を出ないが、
今のところは大丈夫なようだ
それも限定的か、初めての領域であることを願いたい。


そのように考えをまとめているだけでも頭が痛くなりそうだ


楽しくなると思われた学校生活は、一筋縄では手に入りそうにないものらしい。
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