魔法のフェノメノンとブツリガク ~20年ぶりに異世界に帰ってきた中年サラリーマンはそこで再び日常を過ごす事を決意しました~

ネコのカリカリ

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0-2 生き方や考え方

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 そう、現実なんてこんなもんだ。
 俺は現実で実行される自分に対しての加害に対しとても従順でそれを行使しようとする者に対しては徹底的に服従する。
 そしてそれを受け入れながらまた妄想する。

 ガキ共を追いかけ、服の下に隠し持っているサブマシンガンで背後から撃つ。
 そしてガキ共は俺に許しを請いながら絶命していく。

 そうだ。妄想なんてしても何も変わらない。何もならない不毛な行為なんだ。
 俺は弱者だ。クソガキ共は強者。
 そもそも何が違う?
 例えば、奴らにヤクザとの繋がりがあるからか?
 ちがう。彼らはそもそも違うんだ。
 俺とは生き方が違う。
 考え方が違う。
 俺には彼らの様な生き方はできない。
 その生き様の形を真似る事は出来ても彼らの考え方や行動の原理、パラダイムの元が解らない以上は彼らにはなれない。
 育った家庭環境も違うし彼らの幼少の頃からの苦労の度合いも違う。
 それはどうにもならない事だろうし俺はすでにもう中年のおっさんだ。
 時間はもう戻せない。
 もう一度新たな人生をという事なんか不可能だししたくもない。
 だから俺は今の俺のままでいるしかない。
 俺はずっとこれからも気の弱いサラリーマンでいる他ないという事だ。

 ま、考えても無駄な事だな。
 俺は明日も社畜として働き続け、そしてあの一人ぼっちの部屋に今日も戻るしかないのだ。
 しかしそうだな。
 コンビニで風俗専門誌でも買って帰るか。
 うん。俺にはそれくらいしか楽しみが無い。
 今日のこの糞みたいな現象を忘れるには妄想をめぐらせて自分を慰めて嫌な気持ちをごまかすしかないんだ。
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