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第3章答え合わせ編
第64話なんの相談
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明るい日差しがカーテンの隙間から漏れて、私は重い瞼を持ち上げた。
今日はちゃんと柔らかい枕で目覚めたみたいだけれど、体が動かないのはテッパンなのかな。
視線を下げると、私の胸に顔をうずめて幸せそうに眠るエドがいた。私の腰に腕を回し、たいして柔らかくもない胸に頬擦りして、無防備な寝顔を見せている。
大きくて広いベッドだからできた体勢だね。長屋の狭いベッドだったら、確実にエドの足はベッドから出ているもの。
エドの黒い髪をかき上げ、男らしい眉毛を指でなぞる。眉がピクリと動いたが、起きる気配がない。
まずは、この恥ずかしい状況から抜け出さなきゃ。
エドも私も衣服を身に着けていないのは、別に暑くて脱ぎ散らかした訳ではない。ベッドの下に散乱する部屋着や下着は、明るい下で見るのは明らかに事後で恥ずかし過ぎる。この状態でメアリーなどが部屋に入ってくるのは断固として阻止しないと!
エドを起こせばいいんだけど、エドにも見られたくないのよ。いや、昨日いやってほど見られたし、なんなら見る以上のアレやコレやもされたけれどね、そういう雰囲気の時以外で裸をさらすのは、さすがに恥ずかしい。
まずは体勢を変えようと、向きを変えようとした時、エドの唇があらぬ場所を掠めて一瞬変な声が出そうになる。
私は慌ててエドに背中を向けて口を押さえた。昨日、エドに執拗に快楽に落とされた体は、まだ敏感な反応を示すらしい。
背中側からはまだ寝息が聞こえて一先ずホッとするが、背中にエドの吐息が当たって、やはりゾクゾクッとしてしまう。奥歯を噛み締めて声を抑え、慎重にエドの腕を外そうと試みるが、エドの腕はガッチリしがみついていてはずれない。ならば、せめて衣服……主に下着がとれないかと手を伸ばしてみるが、床に届くわけもない。
「……ゥヒャッ!」
いきなり背中を舐められて、変な声が出た。
「もう!エド!」
背中に振動を感じて振り返ると、声を出さずに笑っているエドと目線が合う。
「おはよう、アンネ」
「おはよう」
寝起きだからか、トロンとしたエドの笑顔は、いつもの厳つい表情に慣れている私の心臓をズキュンと撃ち抜く。
これはもしかして唯一効果?!
呪いって、私にもかかるのかな?
恥ずかしいなんて気持ちはすっとんでしまい、エドを見てポーッとしてしまう。
「朝から眼福」
ニヤリとしたエドに、私は前も隠さずにポーッとさていたことに気がつく。
「バカ、アホ、エッチ!」
片手で胸を隠してエドの胸や肩を叩く。
エドはされるがまま叩かれていたのだが、叩かれれば叩かれるだけニヤニヤが酷くなるのは、ちょっと変態入ってない?!
「全部俺の……」
抱きしめられて、耳元で囁かれる。
「……そうだけど、とにかく一度洋服を着ようか」
「なんで?せっかく婚約もして、おおっぴらにイチャイチャして良くなったんだから、一日くらい裸で過ごしたって誰からも文句言われないだろ。それに、やっ……と唯一にすることができたんだから、一日中だって繋がっていたいじゃん」
「あんた……私を殺す気?」
ホワホワと浮かれた顔で、なんてとんでもないことを言うのか?!
今までの恥ずかしい練習の甲斐もあってか、昨日のエドはそりゃ丁寧に、ドロドロになるまで私を蕩かしてくれた。でもね、体格差と体力差を考えて欲しい。あんなのを一日中なんて、色んな意味で壊れちゃうこと間違いない。
「しばらくはしない!」
「え?まだ痛い?……そうか、傷が治るまでは無理はできないよな」
シュンとして落ち込んでいるようだけれど、傷のあるなしの問題じゃないからね。
「いやいや、そんなにしょっちゅうすることでもないでしょ?」
「毎日するもんだろ?」
「毎日?!あんた猿なの?!そんなにしたら、それこそ過労死よ!」
「そんな……大袈裟じゃ?」
やだ、やり過ぎて死ぬとか、こんな恥ずかしい死亡原因ある?
「大袈裟じゃない!一~二ヶ月に一回で十分よ」
「それは少な過ぎる!断固抗議する!」
「半月に一回」
「無理無理、そんなんじゃ足りない。そんなに我慢したら、二日くらい抱き潰すかもしれない」
二日?!一度に何回するつもりなのよ?!しかも、その後どれだけ寝込むことになるだろう。
「じゃあ……土曜日だけとか?週に一回」
学園が休みの前日なら、まぁ多少無理してもなんとかかな。
「週一……、一日で終わるかな?」
「どんだけ性欲旺盛なのよ?!ってか、今までしてないんだから、それくらい我慢できるでしょ」
「アンネを知る前の俺と、知っちゃった後の俺、同じな訳ないじゃん」
「ちょっと意味がわからない」
そんな常識だろみたいな顔で言われても、これっぽっちも同意できないんだけれど。しかも、いまだにお互いに素っ裸のまま、なんの相談だよって話だよね。
「エドの希望は?」
「毎日!」
「そこから、妥協できるラインは?」
「……毎日、一回?」
毎日を妥協しろよって話だよ!何、毎日何回もする気でいるんだよ!
「エド……それだとまず、ベッドから起き上がれなくなるだろうし、食べるよりも消費が多くなって、過労死一直線だよ」
「じゃあ…………二日に数回」
その苦渋の選択みたいな感じ、間違ってるからね?!第一、数回ってなんだ!
「五日に一回」
「二日に一回」
「……三日に一回。これ以上はなし。あと、次の日に学校がある時は加減すること!試験の日は延期ありで」
「じゃあ、次の日に学校がない時は一回以上、試験の時は振り替えありなら、三日でもいいぜ」
しょうがないから手をうったよ。普通の恋人や夫婦は、こんなふうにエッチする間隔を決めるものかな?
しかも、初めてした次の朝に、素っ裸のままで。
「よくわかりませんが、折り合いがついて良かったですね。ところで、いい加減起きてくださらないと、朝食が昼食になってしまうのですが」
「☆◇♀♂○□?!(メアリーいたの?!)」
「お嬢様、はしたないです。シーツがはだけてしまってますよ」
「いやいや、ノックしてよ!」
「しましたよ。私が入室したことも、エドモンド様は気がついてましたし」
私はエドの胸をドンッと叩く。いつメアリーが部屋に入って来たのか知らないけれど、さっきのしょうもないやり取りを聞かれていたのかと思うと、顔から火が出そうなくらい恥ずかしい。
前も同じようなことがあったし、これがテッパンになったら、いたたまれなさ過ぎない?
メアリーは、床に散らばった衣類を拾い上げると、それらをまとめて椅子に置き、衣装部屋からガウンを二枚持ってきた。
「お風呂は用意できてます。お二人でお入りになりますか?」
「ああ」
「いいえ!」
私は素早くガウンを羽織ると、「お先に!」と先にバスルームへ向かおうとしてベッドから降りたら……腰が砕けて床に座り込んでしまった。
「アンネ!」
「お嬢様!」
エドとメアリーが私に手を差し出し、私は座り込んだまま絶叫する。
「エドはガウン着なさーい!メアリーは見ちゃ駄目ーッ!」
二十歳まで、あと八ヶ月と二日。未来がどうなるかはまたわからない。
▶▶▶第三章 完結◀◀◀
今日はちゃんと柔らかい枕で目覚めたみたいだけれど、体が動かないのはテッパンなのかな。
視線を下げると、私の胸に顔をうずめて幸せそうに眠るエドがいた。私の腰に腕を回し、たいして柔らかくもない胸に頬擦りして、無防備な寝顔を見せている。
大きくて広いベッドだからできた体勢だね。長屋の狭いベッドだったら、確実にエドの足はベッドから出ているもの。
エドの黒い髪をかき上げ、男らしい眉毛を指でなぞる。眉がピクリと動いたが、起きる気配がない。
まずは、この恥ずかしい状況から抜け出さなきゃ。
エドも私も衣服を身に着けていないのは、別に暑くて脱ぎ散らかした訳ではない。ベッドの下に散乱する部屋着や下着は、明るい下で見るのは明らかに事後で恥ずかし過ぎる。この状態でメアリーなどが部屋に入ってくるのは断固として阻止しないと!
エドを起こせばいいんだけど、エドにも見られたくないのよ。いや、昨日いやってほど見られたし、なんなら見る以上のアレやコレやもされたけれどね、そういう雰囲気の時以外で裸をさらすのは、さすがに恥ずかしい。
まずは体勢を変えようと、向きを変えようとした時、エドの唇があらぬ場所を掠めて一瞬変な声が出そうになる。
私は慌ててエドに背中を向けて口を押さえた。昨日、エドに執拗に快楽に落とされた体は、まだ敏感な反応を示すらしい。
背中側からはまだ寝息が聞こえて一先ずホッとするが、背中にエドの吐息が当たって、やはりゾクゾクッとしてしまう。奥歯を噛み締めて声を抑え、慎重にエドの腕を外そうと試みるが、エドの腕はガッチリしがみついていてはずれない。ならば、せめて衣服……主に下着がとれないかと手を伸ばしてみるが、床に届くわけもない。
「……ゥヒャッ!」
いきなり背中を舐められて、変な声が出た。
「もう!エド!」
背中に振動を感じて振り返ると、声を出さずに笑っているエドと目線が合う。
「おはよう、アンネ」
「おはよう」
寝起きだからか、トロンとしたエドの笑顔は、いつもの厳つい表情に慣れている私の心臓をズキュンと撃ち抜く。
これはもしかして唯一効果?!
呪いって、私にもかかるのかな?
恥ずかしいなんて気持ちはすっとんでしまい、エドを見てポーッとしてしまう。
「朝から眼福」
ニヤリとしたエドに、私は前も隠さずにポーッとさていたことに気がつく。
「バカ、アホ、エッチ!」
片手で胸を隠してエドの胸や肩を叩く。
エドはされるがまま叩かれていたのだが、叩かれれば叩かれるだけニヤニヤが酷くなるのは、ちょっと変態入ってない?!
「全部俺の……」
抱きしめられて、耳元で囁かれる。
「……そうだけど、とにかく一度洋服を着ようか」
「なんで?せっかく婚約もして、おおっぴらにイチャイチャして良くなったんだから、一日くらい裸で過ごしたって誰からも文句言われないだろ。それに、やっ……と唯一にすることができたんだから、一日中だって繋がっていたいじゃん」
「あんた……私を殺す気?」
ホワホワと浮かれた顔で、なんてとんでもないことを言うのか?!
今までの恥ずかしい練習の甲斐もあってか、昨日のエドはそりゃ丁寧に、ドロドロになるまで私を蕩かしてくれた。でもね、体格差と体力差を考えて欲しい。あんなのを一日中なんて、色んな意味で壊れちゃうこと間違いない。
「しばらくはしない!」
「え?まだ痛い?……そうか、傷が治るまでは無理はできないよな」
シュンとして落ち込んでいるようだけれど、傷のあるなしの問題じゃないからね。
「いやいや、そんなにしょっちゅうすることでもないでしょ?」
「毎日するもんだろ?」
「毎日?!あんた猿なの?!そんなにしたら、それこそ過労死よ!」
「そんな……大袈裟じゃ?」
やだ、やり過ぎて死ぬとか、こんな恥ずかしい死亡原因ある?
「大袈裟じゃない!一~二ヶ月に一回で十分よ」
「それは少な過ぎる!断固抗議する!」
「半月に一回」
「無理無理、そんなんじゃ足りない。そんなに我慢したら、二日くらい抱き潰すかもしれない」
二日?!一度に何回するつもりなのよ?!しかも、その後どれだけ寝込むことになるだろう。
「じゃあ……土曜日だけとか?週に一回」
学園が休みの前日なら、まぁ多少無理してもなんとかかな。
「週一……、一日で終わるかな?」
「どんだけ性欲旺盛なのよ?!ってか、今までしてないんだから、それくらい我慢できるでしょ」
「アンネを知る前の俺と、知っちゃった後の俺、同じな訳ないじゃん」
「ちょっと意味がわからない」
そんな常識だろみたいな顔で言われても、これっぽっちも同意できないんだけれど。しかも、いまだにお互いに素っ裸のまま、なんの相談だよって話だよね。
「エドの希望は?」
「毎日!」
「そこから、妥協できるラインは?」
「……毎日、一回?」
毎日を妥協しろよって話だよ!何、毎日何回もする気でいるんだよ!
「エド……それだとまず、ベッドから起き上がれなくなるだろうし、食べるよりも消費が多くなって、過労死一直線だよ」
「じゃあ…………二日に数回」
その苦渋の選択みたいな感じ、間違ってるからね?!第一、数回ってなんだ!
「五日に一回」
「二日に一回」
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「じゃあ、次の日に学校がない時は一回以上、試験の時は振り替えありなら、三日でもいいぜ」
しょうがないから手をうったよ。普通の恋人や夫婦は、こんなふうにエッチする間隔を決めるものかな?
しかも、初めてした次の朝に、素っ裸のままで。
「よくわかりませんが、折り合いがついて良かったですね。ところで、いい加減起きてくださらないと、朝食が昼食になってしまうのですが」
「☆◇♀♂○□?!(メアリーいたの?!)」
「お嬢様、はしたないです。シーツがはだけてしまってますよ」
「いやいや、ノックしてよ!」
「しましたよ。私が入室したことも、エドモンド様は気がついてましたし」
私はエドの胸をドンッと叩く。いつメアリーが部屋に入って来たのか知らないけれど、さっきのしょうもないやり取りを聞かれていたのかと思うと、顔から火が出そうなくらい恥ずかしい。
前も同じようなことがあったし、これがテッパンになったら、いたたまれなさ過ぎない?
メアリーは、床に散らばった衣類を拾い上げると、それらをまとめて椅子に置き、衣装部屋からガウンを二枚持ってきた。
「お風呂は用意できてます。お二人でお入りになりますか?」
「ああ」
「いいえ!」
私は素早くガウンを羽織ると、「お先に!」と先にバスルームへ向かおうとしてベッドから降りたら……腰が砕けて床に座り込んでしまった。
「アンネ!」
「お嬢様!」
エドとメアリーが私に手を差し出し、私は座り込んだまま絶叫する。
「エドはガウン着なさーい!メアリーは見ちゃ駄目ーッ!」
二十歳まで、あと八ヶ月と二日。未来がどうなるかはまたわからない。
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続きを切に願います。
お帰りなさい。感想ありがとうございます。
これで完結は酷すぎる。
行ってきます。
感想ありがとうございます。
いってらっしゃいませ。
続きがカクヨムであると知ってカクヨムとりあえず登録して続きを読みに行きました。
凄く面白かったし、続きもっと読みたかったです。
完結どうなるか知りたかった…
ありがとうございます。こちらで投稿してから、カクヨムを覗いてくださる方がかなり多いようですね。
続きは、余裕ができたら書きたいとは思っているのですが……。