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第2章 王立ルミナス学院 1年目
第20話 1年目の終わりに
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1年目の後期試験も終わり、学院は長期休暇に入ろうとしていた。
クラリス・ヴェルディアは、寮の個室で荷造りをしている。
机の上には、整えられたノートと剣術の教本。ベッドの脇には、折りたたまれた制服と、懐中時計。
「1年目が……終わったのね」
彼女は窓の外を見つめながら、静かに呟いた。
この1年で、彼女は多くのことを学び続けた。
“数字”にふさわしい者であろうと努力し続けた日々。
剣を握り、馬に乗り、仲間と学び、そして――自分自身と向き合った。
学院の中庭では、生徒たちがそれぞれの帰省準備を進めていた。
クラリスは、まずロジーナ・エルスの元へ向かった。
「クラリス様!」
ロジーナは笑顔で駆け寄ってきた。
「1年間、ありがとう。あなたがいてくれて、本当に助かったわ」
クラリスは、少し照れくさそうに言った。
「私のほうこそありがとうございます。クラリス様と一緒に過ごせて、すごく楽しかったです。来年も、またよろしくお願いしますね」
ロジーナは手を差し出した。
クラリスはその手を握り、しっかりと頷いた。
「2年生になってもよろしくね。」
「はいっ!」
*
次に向かったのは、王族の控室。
レオニス・グランフェルドは、窓辺に立っていた。
傍には、ゼノ・ヴァルハルトが控えている。
「クラリス。君はよくやった。申し分ない成績だった」
彼の声は相変わらず冷静だった。
「ありがとうございます、殿下。来年も、ふさわしい者であり続けられるよう努力します」
クラリスは礼をした。
「君が僕の隣に立ち続けるなら、それにふさわしい姿を見せてくれ」
レオニスはそう言い、背を向けた。
クラリスはその背中を見つめながら、静かに言った。
「はい。必ず」
ゼノ・ヴァルハルトが静かに言った。
「クラリス。君の剣は、まだまだ未熟だが……成長を楽しみにしている」
「ええ。次は、もっとあなたに近づいてみせるわ」
クラリスは、真っ直ぐにゼノの瞳を見つめて答えた。
*
武術場では、レイナ・ヴァルシュタインが剣を磨いていた。
「先生、1年間ありがとうございました」
クラリスは深く頭を下げた。
「よく頑張ったわ。長期休暇中も鍛錬は怠らないように。休暇明けから攻撃技を覚えていきましょう。厳しくなるわよ。」
レイナは笑みを浮かべながら言った。
「本当ですか!先生と同じ技が使えるようになりますか?」
クラリスは目を輝かせながら、聞いた。
「ええ、ここまで基礎的な動きと、守りの型だけを教えてきたのは、剣に慣れること、いざというときに自分自身を守れるという土台を作るためだったわ。あなたはこの数カ月で信じられないほどの成長を見せ、現段階で土台は完成したといっていいでしょう。」
レイナは続ける。
「それに、私の動きはかなり独特で、最初からこれを習得してしまうと他に悪影響を及ぼす可能性があった。だから、初心者の君に教えるわけにはいかなかった。」
「そうだったんですね。でも、先生の判断は間違っていなかったと思います。教えてほしいといいましたけど、最初は全然動けてなかったので。きっと途中で投げ出していたと思います。」
「そういってもらえて助かるよ。それでは、また新学期に会えることを楽しみにしているよ。」
「はい!こちらこそよろしくお願いします。」
クラリスは、改めて深く頭を下げた。
*
最後に向かったのは、厩舎。
ノクターンは、クラリスの気配に気づくと、すぐに顔をのぞかせた。
「ノクターン。しばらく会えないけど、またすぐ戻ってくるわ」
クラリスがそう言うと、ノクターンは鼻を鳴らした。
「あなたのおかげで、私はたくさんのことを乗り越えられた。ありがとう」
クラリスは、たてがみを撫でながら、そっと目を閉じた。
*
荷物を持ち、学院の門を出ると、黒塗りの馬車が待っていた。
クラリスは一度だけ学院の塔を振り返った。そこには、努力と葛藤の1年が刻まれていた。
クラリスは乗り込み、窓の外に広がる王都の景色を見つめた。
*
ヴェルディア邸の門が開かれると、クラリスを乗せた馬車がゆっくりと敷石を進んだ。
冬の名残を残す風が、庭の薔薇の枝を揺らしている。
玄関前には、母リヴィアと妹セレナ、そして父ヴァルターが並んで立っていた。
クラリスが馬車から降り立つと、セレナが真っ先に駆け寄ってきた。
「お姉様!」
その声は、とても明るかった。
クラリスは笑顔で両手を広げ、妹を抱きしめた。
「ただいま、セレナ。元気にしてた?」
「うん!でも、ずっと待ってたの。お姉様が帰ってくるの、ずっと楽しみにしてたの」
セレナはクラリスの胸に顔をうずめながら、少しだけ涙ぐんでいた。
母リヴィアは、クラリスの髪をそっと撫でながら言った。
「おかえりなさい、クラリス。よく頑張ったわね。あなたの成績、報告を見て驚いたわ」
「ありがとうございます、お母様。学院では、いろいろなことがありましたけど……ちゃんとやり遂げました」
父ヴァルターは、少し離れた場所から静かに頷いた。
「学力、実技ともに上位に入ったと聞いた。よくやった。ヴェルディア家の名に恥じぬ成果だ」
クラリスは、父の言葉に小さく頷いた。
その声に感情はなかったが、彼なりの評価だと理解していた。
*
食堂では、家族揃っての夕食が用意されていた。
銀の食器に果物と焼き菓子、そしてクラリスの帰還を祝う花束が飾られていた。
「お姉様、聞いて!私、来年から学院に通うの!」
セレナが嬉しそうに言った。
クラリスは驚きながらも、すぐに微笑んだ。
「そう……じゃあ、来年は一緒ね。寮生活も、授業も。案内してあげるわ」
「ほんと?やったぁ!」
セレナは椅子の上でぴょんと跳ねた。
リヴィアは紅茶を注ぎながら、少しだけ表情を曇らせた。
「セレナも、クラリスのように頑張ってくれるといいけれど……あまり無理はしないでね」
クラリスは、妹の顔を見つめながら言った。
「うん。セレナは、セレナのペースでいいの。」
(セレナが来るのは嬉しい。でも、学院にいる”私”の影響で彼女の未来を左右するかもしれない。)
その言葉に、リヴィアは微笑んだ。
「そうね。あなたがそう言ってくれるなら、きっとセレナも安心するわ」
*
夕食の後、クラリスは書斎に戻り、懐中時計の蓋を開いた。
秒針の音が、静かに響いている。
「来年は、妹も学院に来る。私は、姉として、先輩として、そして……私自身として、もっと強くならなきゃ」
こうして、新たな決意とともに、クラリスの1年目の学院生活は無事おわったのであった。
クラリス・ヴェルディアは、寮の個室で荷造りをしている。
机の上には、整えられたノートと剣術の教本。ベッドの脇には、折りたたまれた制服と、懐中時計。
「1年目が……終わったのね」
彼女は窓の外を見つめながら、静かに呟いた。
この1年で、彼女は多くのことを学び続けた。
“数字”にふさわしい者であろうと努力し続けた日々。
剣を握り、馬に乗り、仲間と学び、そして――自分自身と向き合った。
学院の中庭では、生徒たちがそれぞれの帰省準備を進めていた。
クラリスは、まずロジーナ・エルスの元へ向かった。
「クラリス様!」
ロジーナは笑顔で駆け寄ってきた。
「1年間、ありがとう。あなたがいてくれて、本当に助かったわ」
クラリスは、少し照れくさそうに言った。
「私のほうこそありがとうございます。クラリス様と一緒に過ごせて、すごく楽しかったです。来年も、またよろしくお願いしますね」
ロジーナは手を差し出した。
クラリスはその手を握り、しっかりと頷いた。
「2年生になってもよろしくね。」
「はいっ!」
*
次に向かったのは、王族の控室。
レオニス・グランフェルドは、窓辺に立っていた。
傍には、ゼノ・ヴァルハルトが控えている。
「クラリス。君はよくやった。申し分ない成績だった」
彼の声は相変わらず冷静だった。
「ありがとうございます、殿下。来年も、ふさわしい者であり続けられるよう努力します」
クラリスは礼をした。
「君が僕の隣に立ち続けるなら、それにふさわしい姿を見せてくれ」
レオニスはそう言い、背を向けた。
クラリスはその背中を見つめながら、静かに言った。
「はい。必ず」
ゼノ・ヴァルハルトが静かに言った。
「クラリス。君の剣は、まだまだ未熟だが……成長を楽しみにしている」
「ええ。次は、もっとあなたに近づいてみせるわ」
クラリスは、真っ直ぐにゼノの瞳を見つめて答えた。
*
武術場では、レイナ・ヴァルシュタインが剣を磨いていた。
「先生、1年間ありがとうございました」
クラリスは深く頭を下げた。
「よく頑張ったわ。長期休暇中も鍛錬は怠らないように。休暇明けから攻撃技を覚えていきましょう。厳しくなるわよ。」
レイナは笑みを浮かべながら言った。
「本当ですか!先生と同じ技が使えるようになりますか?」
クラリスは目を輝かせながら、聞いた。
「ええ、ここまで基礎的な動きと、守りの型だけを教えてきたのは、剣に慣れること、いざというときに自分自身を守れるという土台を作るためだったわ。あなたはこの数カ月で信じられないほどの成長を見せ、現段階で土台は完成したといっていいでしょう。」
レイナは続ける。
「それに、私の動きはかなり独特で、最初からこれを習得してしまうと他に悪影響を及ぼす可能性があった。だから、初心者の君に教えるわけにはいかなかった。」
「そうだったんですね。でも、先生の判断は間違っていなかったと思います。教えてほしいといいましたけど、最初は全然動けてなかったので。きっと途中で投げ出していたと思います。」
「そういってもらえて助かるよ。それでは、また新学期に会えることを楽しみにしているよ。」
「はい!こちらこそよろしくお願いします。」
クラリスは、改めて深く頭を下げた。
*
最後に向かったのは、厩舎。
ノクターンは、クラリスの気配に気づくと、すぐに顔をのぞかせた。
「ノクターン。しばらく会えないけど、またすぐ戻ってくるわ」
クラリスがそう言うと、ノクターンは鼻を鳴らした。
「あなたのおかげで、私はたくさんのことを乗り越えられた。ありがとう」
クラリスは、たてがみを撫でながら、そっと目を閉じた。
*
荷物を持ち、学院の門を出ると、黒塗りの馬車が待っていた。
クラリスは一度だけ学院の塔を振り返った。そこには、努力と葛藤の1年が刻まれていた。
クラリスは乗り込み、窓の外に広がる王都の景色を見つめた。
*
ヴェルディア邸の門が開かれると、クラリスを乗せた馬車がゆっくりと敷石を進んだ。
冬の名残を残す風が、庭の薔薇の枝を揺らしている。
玄関前には、母リヴィアと妹セレナ、そして父ヴァルターが並んで立っていた。
クラリスが馬車から降り立つと、セレナが真っ先に駆け寄ってきた。
「お姉様!」
その声は、とても明るかった。
クラリスは笑顔で両手を広げ、妹を抱きしめた。
「ただいま、セレナ。元気にしてた?」
「うん!でも、ずっと待ってたの。お姉様が帰ってくるの、ずっと楽しみにしてたの」
セレナはクラリスの胸に顔をうずめながら、少しだけ涙ぐんでいた。
母リヴィアは、クラリスの髪をそっと撫でながら言った。
「おかえりなさい、クラリス。よく頑張ったわね。あなたの成績、報告を見て驚いたわ」
「ありがとうございます、お母様。学院では、いろいろなことがありましたけど……ちゃんとやり遂げました」
父ヴァルターは、少し離れた場所から静かに頷いた。
「学力、実技ともに上位に入ったと聞いた。よくやった。ヴェルディア家の名に恥じぬ成果だ」
クラリスは、父の言葉に小さく頷いた。
その声に感情はなかったが、彼なりの評価だと理解していた。
*
食堂では、家族揃っての夕食が用意されていた。
銀の食器に果物と焼き菓子、そしてクラリスの帰還を祝う花束が飾られていた。
「お姉様、聞いて!私、来年から学院に通うの!」
セレナが嬉しそうに言った。
クラリスは驚きながらも、すぐに微笑んだ。
「そう……じゃあ、来年は一緒ね。寮生活も、授業も。案内してあげるわ」
「ほんと?やったぁ!」
セレナは椅子の上でぴょんと跳ねた。
リヴィアは紅茶を注ぎながら、少しだけ表情を曇らせた。
「セレナも、クラリスのように頑張ってくれるといいけれど……あまり無理はしないでね」
クラリスは、妹の顔を見つめながら言った。
「うん。セレナは、セレナのペースでいいの。」
(セレナが来るのは嬉しい。でも、学院にいる”私”の影響で彼女の未来を左右するかもしれない。)
その言葉に、リヴィアは微笑んだ。
「そうね。あなたがそう言ってくれるなら、きっとセレナも安心するわ」
*
夕食の後、クラリスは書斎に戻り、懐中時計の蓋を開いた。
秒針の音が、静かに響いている。
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