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波乱の魔王軍、介入編
第35話 海中散歩とすんごい道案内
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遥か南海の、どこまでも青い大海原。
私たちは王国海軍の船の甲板に立ち、眼下に広がる海面を見下ろしていた。
「聖女様、本当に、ここから潜るので? 海の底には魔物が住むと聞きますが……」
船乗りたちが心配そうな、それでいて何かとんでもないものを見るかような目で私たちを見ている。
「よし準備はいいな!」
ユウキ様の号令で、私たちは意を決して、羽織っていたローブを脱いだ。
途端に肌にぴったりとフィットする、虹色に輝く『聖なる水着』が、南国の強い日差しを浴びて、きらめく。
「うぅ……」
私とシルヴィアさんは、あまりに体の線がはっきりとわかる、その格好に、羞恥心で顔から火が出そうだった。
ユウキ様だけが「うん、最高の装備だな!」と満足げに頷いている。
「行くぞ! 嘆きの海底神殿へ!」
ユウキ様を先頭に、私たちは一人、また一人と、紺碧の海へとその身を投じた。
冷たい海水が、一瞬、肌を刺す。
しかし次の瞬間には水着が淡い光を放ち、私たちの体を温かい空気の膜のようなもので包み込んだ。
息苦しさは全くない。まるで陸上にいるかのように自然に呼吸ができる。
深海の凄まじい水圧も嘘のように感じない。
「す、すごい……!」
私は思わず感嘆の声を漏らした。
目の前には、これまで見たこともない幻想的な世界が広がっていた。
色とりどりの珊瑚礁の間を小さな魚の群れが通り過ぎていく。頭上からは、ゆらめく太陽の光が、カーテンのように差し込んでいた。
私たちはシルヴィアさんの風魔法による推進力で、海の底へ、底へと、ゆっくり降下していく。
光が届かなくなり、世界が深い青色に染まっても、水着そのものが淡く発光しているため視界は良好だった。
しかし、深海は、ただ美しいだけの場所ではなかった。
「うわっ!」
突然、巨大な海流が私たちを襲い、パーティの陣形が乱れる。
「くそっ、流れが速すぎる!」
ユウキ様の声が焦りを帯びる。私たちは、まるで木の葉のように、なすすべもなく流されていく。
「きゃっ! 流されちゃいます!」
パニックになった私は、近くを泳いでいた、ひときわ美しい虹色の鱗を持つ大きな魚に、助けを求めるように、しがみついてしまった。
ぽすん。
私の胸が、その魚の滑らかな体に優しく触れる。
その瞬間だった。
魚は驚くそぶりも見せず、それどころか、まるで甘えるように、私の体に、すり、と頭をこすりつけてきたのだ。
そして私の胸から放たれたであろう、慈愛の波動が、周囲の海へと広がっていく。
すると、どうだろう。
荒れ狂っていた海流が、ぴたり、と止んだ。
いや、違う。どこからともなく現れた巨大なマグロの群れが、私たちの周りに分厚い壁を作り、荒れ狂う海流を完全にせき止めてくれていたのだ。
一方、船の上では船乗りたちが驚愕の声を上げていた。
私たちが潜っていった場所を中心に、荒れ始めていた海流が嘘のように静まり返り、そこだけが、まるで鏡のように穏やかな海面になっていたのだ。
「おお……海が、聖女様を祝福しておる……!」
船乗りたちは、その神秘的な光景に甲板の上からひれ伏した。
そして海の底では――。
「……海の生き物まで手懐けちまうのかよ……」
ユウキ様が震える声で言った。
「スキル名、『聖なる魚使い(ホーリー・フィッシュマスター)』! あの魚、神殿まで案内してくれる気だぜ!」
こうして私たちは、伝説の聖女に懐いた聖魚と、その護衛であるマグロの大群に守られながら、深海の底にあるという古代神殿を目指すことになった。
私のすんごいおっぱいは、ついに海の生態系さえも支配下に置いたようだった。
私たちは王国海軍の船の甲板に立ち、眼下に広がる海面を見下ろしていた。
「聖女様、本当に、ここから潜るので? 海の底には魔物が住むと聞きますが……」
船乗りたちが心配そうな、それでいて何かとんでもないものを見るかような目で私たちを見ている。
「よし準備はいいな!」
ユウキ様の号令で、私たちは意を決して、羽織っていたローブを脱いだ。
途端に肌にぴったりとフィットする、虹色に輝く『聖なる水着』が、南国の強い日差しを浴びて、きらめく。
「うぅ……」
私とシルヴィアさんは、あまりに体の線がはっきりとわかる、その格好に、羞恥心で顔から火が出そうだった。
ユウキ様だけが「うん、最高の装備だな!」と満足げに頷いている。
「行くぞ! 嘆きの海底神殿へ!」
ユウキ様を先頭に、私たちは一人、また一人と、紺碧の海へとその身を投じた。
冷たい海水が、一瞬、肌を刺す。
しかし次の瞬間には水着が淡い光を放ち、私たちの体を温かい空気の膜のようなもので包み込んだ。
息苦しさは全くない。まるで陸上にいるかのように自然に呼吸ができる。
深海の凄まじい水圧も嘘のように感じない。
「す、すごい……!」
私は思わず感嘆の声を漏らした。
目の前には、これまで見たこともない幻想的な世界が広がっていた。
色とりどりの珊瑚礁の間を小さな魚の群れが通り過ぎていく。頭上からは、ゆらめく太陽の光が、カーテンのように差し込んでいた。
私たちはシルヴィアさんの風魔法による推進力で、海の底へ、底へと、ゆっくり降下していく。
光が届かなくなり、世界が深い青色に染まっても、水着そのものが淡く発光しているため視界は良好だった。
しかし、深海は、ただ美しいだけの場所ではなかった。
「うわっ!」
突然、巨大な海流が私たちを襲い、パーティの陣形が乱れる。
「くそっ、流れが速すぎる!」
ユウキ様の声が焦りを帯びる。私たちは、まるで木の葉のように、なすすべもなく流されていく。
「きゃっ! 流されちゃいます!」
パニックになった私は、近くを泳いでいた、ひときわ美しい虹色の鱗を持つ大きな魚に、助けを求めるように、しがみついてしまった。
ぽすん。
私の胸が、その魚の滑らかな体に優しく触れる。
その瞬間だった。
魚は驚くそぶりも見せず、それどころか、まるで甘えるように、私の体に、すり、と頭をこすりつけてきたのだ。
そして私の胸から放たれたであろう、慈愛の波動が、周囲の海へと広がっていく。
すると、どうだろう。
荒れ狂っていた海流が、ぴたり、と止んだ。
いや、違う。どこからともなく現れた巨大なマグロの群れが、私たちの周りに分厚い壁を作り、荒れ狂う海流を完全にせき止めてくれていたのだ。
一方、船の上では船乗りたちが驚愕の声を上げていた。
私たちが潜っていった場所を中心に、荒れ始めていた海流が嘘のように静まり返り、そこだけが、まるで鏡のように穏やかな海面になっていたのだ。
「おお……海が、聖女様を祝福しておる……!」
船乗りたちは、その神秘的な光景に甲板の上からひれ伏した。
そして海の底では――。
「……海の生き物まで手懐けちまうのかよ……」
ユウキ様が震える声で言った。
「スキル名、『聖なる魚使い(ホーリー・フィッシュマスター)』! あの魚、神殿まで案内してくれる気だぜ!」
こうして私たちは、伝説の聖女に懐いた聖魚と、その護衛であるマグロの大群に守られながら、深海の底にあるという古代神殿を目指すことになった。
私のすんごいおっぱいは、ついに海の生態系さえも支配下に置いたようだった。
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