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第五章
キャラクター紹介 その2
しおりを挟む太田龍之介 17歳 男 168センチ 59キロ
レベル:11 職業:剣術士Ⅲ
スキル
非表示2.32 剣神の祝福2.13 剣術3.10 軽装備:初級2.18 スラッシュ2.89 パリィ2.00 器用強化1.94 ダブルスラッシュ1.14 疾風残1.34 真空斬り1.12
小さいころは、外で遊び回る悪ガキだったのだが、中学の時の友人の影響を受けてから、すっかり趣味が変化してしまった。
といっても、友人が当初推してきた萌え系作品には興味を示さず、ファンタジーな作品や、俺TUEEEE系などにはまっていった。
現在もなおその頃の中二病は治っておらず、今も「俺には秘められた魔法の才能が……」などと言いながら、剣の修行の合間に魔法のイメージ訓練を密かに続けている。
しかし未だ魔法の芽は伸びず、代わりに新しい闘技スキルを複数取得した。
"剣神の祝福"の効果は大きいと思われる。
最近ケガを治してもらう度に、なんかいい匂いがするメアリーの事が、妙に気になり始めている。
他のメンバーに対する龍之介の評価
→北条
やべー、このオッサンはやべえ。
→信也
なんっか頼りねーんだよな。
→メアリー
な、なんか細川さんっていーにおいするんだよなあ。
→由里香
うるさいガキだけど、強さは本物だな!
→芽衣
由里香の布ぎんちゃく? って感じ。
→陽子
なんかこのおばさんが時折見せる顔がこえーんだけど。
→慶介
素直な所はオレそっくりだな!
→楓
どうも陰気くせーんだよなあ。
→長井
最近は大人しくなったけど、このババアが一番嫌いだわ。
→石田
オタクの人?
→咲良
由里香と同じでギャーギャーうっせーんだよ。
北条新九郎 33歳 男 178センチ 77キロ
レベル:11 職業:混魔槍士Ⅲ
スキル
成長2.54 槍術:初級3.12 軽装備:初級2.43 光魔法:初級3.24 身体能力強化2.85 敏捷強化2.65 風魔法:初級3.76 土魔法:初級3.92 スラスト2.65 横一閃1.85 魔力操作3.80 目利き1.74
やたらと周囲から、戦力という意味において信頼されているのだが、当人はその状態を好ましくは思っていない。
なんだかんだと、パーティーリーダーを務める事にはなったが、未だに自分がリーダーにふさわしいとも思っていないようだ。
ティルリンティへの転移直前は、気分転換に近所をほっつき歩いていたのだが、転移直後に胸にぽっかりと穴があいたような消失感を味わっており、それが未だにどうしても気にかかっている。
グリークの滞在中や帰路なども含め、とにかくMPを無駄にしないように、常に魔法を使って鍛錬していた成果か、スキル"成長"の効果なのか。魔法関連は大分上昇している。
他のメンバーに対する北条の評価
→信也
真面目なやっちゃなあ。
→メアリー
あんま近寄りたくはねーなあ。
→由里香
芽衣とセットでいいキャラしてるなあ。
→芽衣
由里香とセットでいいキャラしてるなあ。
→龍之介
典型的すぎてみていておもろい。
→陽子
意思が弱そう、と思ってたけど山賊の件以降変わったか?
→慶介
ういういしいねえ。
→楓
よくわからん。
→長井
性格の悪さが見た目にもでてるな。こいつの事はいつまで放っておくかな。あんま関わりたくねーんだよな。
→石田
こいつもヤバそうだ。サイコパスなんじゃね?
→咲良
なんか妙に慕われてる気がする……。気のせいか?
里見陽子 26歳 女 163センチ 55キロ
レベル:9 職業:結界付与魔術士Ⅱ
スキル
アイテムボックス2.74 結界魔法:初級3.32 魔力操作2.43 付与魔法:初級2.15 杖術1.22 軽装備:初級1.09
腐女だが、周囲にはそれと悟らせないようにする程度の良識はもっている。
またショタ属性もあり、現在は慶介のことがお気に入り。
職業を聞かれたたら家事手伝い……と答えていたが、裏では同人誌やイラスト本などを書いて出版しており、一部ではそこそこ名前が知られた同人作家。
最近はそれ以外の仕事も増えてきて、順調な生活を送っていた。
龍之介や咲良みたいに、ああいったファンタジー系の作品に絞ったオタクではなく、浅く広く満遍なく見ている方だったので、余りそういったファンタジー知識に詳しいというほどではない。
黒髪の長髪で綺麗な髪なのだが、当人は余り手入れに力を入れる訳でもなく、面倒なので普段はポニーテールにしてまとめていた。
今はゴム紐もなくなったので、面倒なのでそのまま下した状態にしていて、時折鬱陶しそうに髪を払いのける仕草をよく見せている。
本人は興味がなかった為、余り気にした事はなかったが、楓とはまた違ったタイプの美人なので、学生時代には彼女を想っていた男子生徒がそこそこいた模様。
信也襲撃事件以降は、精神的に不安定になっていたのだが、山賊襲撃事件で大分ふっきれた。
この弱肉強食の世界に多少適応できてきたようだ。
他のメンバーに対する陽子の評価
→北条
なんか謎が多い人よね。
→信也
どうも親近感がわくのよ……。なんでかしらね。
→メアリー
私の身近にはいなかったタイプの人ね。彼女に対して悪感情を持つ人ってそうそういないんじゃないかしら。
→由里香
元気いっぱいな娘ね。今後ショッキングな事があった時、大丈夫なのかしら?
→芽衣
由里香ちゃんに対する強い執着を感じるわ。見た目以上の、ね。
→龍之介
バカ。
→慶介
慶介君らぶ。もうかっわいいのよね、この子。ちゅっちゅしたいわー。
→楓
陰が薄い人その1。ってほんとうに存在感が薄すぎてびっくりよ。
→長井
あまり関わりたくないんだけど、最初のダンジョン脱出時に懐かれたのか、今でも話しかけてくるのよね。幸いパーティーが別になったから、今後は話す機会も減るだろうけど。
→石田
陰が薄い人その2。なんか裏で人の事ぼろくそに言ってそうよね、この人。
→咲良
オタク系の趣味もあるようだし、徐々に布教を進めてみようかな?
足利慶介 11歳 男 146センチ 40キロ
レベル:10 職業:水術士Ⅲ
スキル
ガルスバイン神撃剣1.46 水魔法:初級2.86 魔力操作2.02 水の友2.31 軽装備:初級1.10
実は結構良い家の生まれのおぼっちゃん。
両親が忙しいので、小さいころからおじいちゃんっ子だった。
たまに会える両親に、良い子な所を見せようとしていた事もあって、周囲からの評判はよかった。
慶介自身もその事を特に負担や不満に思う事もなく、家族と中々話が出来ない寂しさを覗けば、概ね問題のない生活をしていた。
現在は目まぐるしい環境の変化の中、一番目まぐるしく内面が成長している……かもしれない。
他のメンバーに対する慶介の評価
→北条
すっごい頼りになる人。
→信也
信也お兄ちゃんは僕が守らないと!
→メアリー
安心できるおばさん。ママ、どうしてるかな……。
→由里香
僕もあんな風に魔物と戦ってみたいなあ。
→芽衣
なんか……ちょっとこわい。
→龍之介
えーと、あはは……。
→陽子
普段はいいお姉さんなんだけど、時折背筋がぞくっとするような……。
→楓
あまりしゃべらないけど悪い人じゃないと思う。
→長井
なんか……怖いひと。
→石田
おとーさんの会社の人で似たような人がいたけど、余り近づきたくはないなあ。
→咲良
とても素敵なおねーさんだと思います。
長井道子 24歳 女 160センチ 51キロ
レベル:8 職業:ローグⅡ
スキル
非表示1.01 非表示1.00 罠感知1.15 罠解除1.09 罠設置1.14 罠調査1.07 鍵開け1.54 鞭術1.34 軽装備:初級1.23
ブスというほどでもないが、美人でもない。10点満点でいえば4.2点位なのだが、本人は7.5点位だと思っている。
古臭い名前と、幼少の頃より『長い道』とからかわれてきた為、自分の名前が嫌い。
性格が非常に悪く、男が寄ってこないせいでまともに恋人ができたことがない。できても一週間とかで別れるのを繰り返している。
転移当初は協調性が皆無だったが、近頃は大人しくしている。少なくとも表面上は。
だが心の中では煮えたぎった黒い感情が蠢いている。
基本的に自分以外の他者に対して好感情を抱く事がほとんどない。
何か手助けしてもらったとしても、それが当然だと考えている為、相手に感謝の気持ちを抱く事もない。
グリークで鞭を買ってからは、フィーリングが合ったのか、しょっちゅう鞭を振り回して練習している。
他のメンバーに対する長井の評価
→北条
冴えない芋男。使える奴なのかもしれないけど、使うつもりはないわ。
→信也
下僕一号。
→メアリー
ふんっ、気にくわない女。たいした演技力よね、みんな騙されてるようだし。
→由里香
世の中の道理もわかってないメスガキね。その内痛い目にあえばいいわ。
→芽衣
メスガキの金魚のフン。あのガキがいないと何もできないんじゃないの?
→龍之介
忌々しいガキ。素直に私の言う事を聞けばいいのよ。
→陽子
盾としては優秀だったのに、チームが別で残念ね。
→慶介
おどおどして女の背に隠れていて情けないわ。
→楓
薄気味悪い女。急に傍にでてくるんじゃないわよ。
→石田
下僕二号。
→咲良
憎々しい女。調子に乗っていられるのも今のうちよ。
石田浩明 28歳 男 171センチ 65キロ
レベル:10 職業:闇術士Ⅰ
スキル
ナンパ1.68 闇魔法:初級2.95 魔力操作2.21 闇耐性1.53 軽装備:初級1.11
そこそこの大学を卒業して就職して、三年後にクビにされて失職。以降無職として元々問題あった性格が更に歪む。
元々要領が悪く、人と接する事が苦手位に周囲には思われていた。
その内実は、失敗しても自分のせいと認められず、すぐ他人に責任転嫁するという性格が潜んでいた。
長井とはまた別方向に歪んだ心を持っている。
ティルリンティへの転移直前に問題を起こしており、転移したことでそのわずらわしさから解放され、密かに喜んでいた。
他のメンバーに対する石田の評価
→北条
気にくわねー野郎だ。本来なら俺が収まるポジションだったはずなのに、死ね。
→信也
北条以上に気に入らない野郎だ。見てるだけでヘドがでるぜ、くそが。死ね。
→メアリー
カマトトぶりやがってクソアマが。一度あの女を犯してヒイヒイ喚いてるところをみてやりたいぜ。
→由里香
ちっ、メスガキには興味ねーんだよ。もう一人のガキ同様に、どっかでひどい目に会いやがれ。純粋無垢な感じが見てるといらつくんだよ。
→芽衣
こいつが時折俺を見る目が許せねえ。見下した目をしやがって、死ね。
→龍之介
こいつはアホすぎて一周回って笑けてくるわ。せいぜい俺の盾として気張ってくれや。
→陽子
気色悪い女。ガキ相手になに盛ってやがるんだ。にしても、どっかで見覚えがあるような……?
→慶介
ガキってのは見てるだけでいらついてくるぜ。ただ信也のクソ野郎が死にかけた後の、このガキの顔は見ものだっだな。
→楓
こいつは一体なんだんだ。気づくと俺の傍にいたりするし、薄気味悪いんだよ。
→長井
一緒にこっちに来た女共の中では一番マシだな。
→咲良
JKはそんなに趣味じゃねーんだが、あのでかい胸なら一度試してみるのもアリだな。
とりあえずメインキャラクター達だけ。
他のキャラクターについてもデータの設定はしてあるので、その内紹介で出していくと思います。
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
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