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孤児院の施設と新しい家族

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 俺と青は孤児院の施設に向かった。それで俺は、「なぁ。青?」と聞くと青は「なんだ?不安なのか?」と笑いながら答えた。

そりゃ、当たり前だ。俺は異端だ。ただでさえ不老不死ってだけで異端なのに魔法みたいなのも使えると知ると化け物になってしまう。いや、もう化け物か……
でもこの120年間で言葉も字も変わった。まるで…

俺だけが取り残されてるみたいで……

嫌だな~

そうやって悩んでると青が…

「何をそんなに悩んでるのかは分からないけどさ。お前はお前だろ?お前らしくいればいいんだよ!そんなふうに無理して気を強くしなくていい。お前らしくゆっくり考えて進んでいけばいい。」

青はまるで俺の悩みを知っているようで驚いたが……

「ありがとう、青。」というと嬉しそうに「おぉ。!気にすんな。年上に頼れよ。と言われた」そういえば、こいつもう25歳だっけ?俺からしたらガキだけどな…笑笑

そうして青と無駄話をしてるとあっという間に孤児院に着いた。まだ新しい両親は来てないらしい。


青は中へ案内して終わりらしい。「天。もうお別れだ。今日、初めて出会ったけど楽しかったぜ。また、いつか会える日までな!自分らしくいろよ!忘れんなよ~」と言い青は帰って行った。俺は園長先生らしき人に本がたくさんある部屋に案内してされ「ここで待っていてね」と顔を赤くさせながら言われた。なぜ、顔が赤かったのだろうか?風邪かな?だったら移さないためにも家にいたほうがいいんじゃないのか?でも元気そうだし、大丈夫かな?俺には関係ないからいいか。俺は部屋にある本を読んで暇つぶしをした。



  「君は本が好きなのかい?」

     ビクッ

驚いた。いつからいたんだ?「えっと…はい。好きです。本はいろんな答えがのっていますから。」と40代後半の男性に答えた。その隣には同じくらいの年齢をした女の人がいた。「えっと……あの……」なんて言えばいいのだろうか。言葉が出てこなかった。そうして困っていると女の人が「初めまして。私、神条 芽実と言います。今日からあなたの母になる人です。」と言い笑った。
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