異端な俺を愛してくるヤンキー達！

新しい家族と家

　「そういえば青。俺の家ってどこなんだ？一人暮らしだからアパートとかかな？」と言うと青は驚いて「何言ってんだ？お前には新しい家族ができるんだよ！だから今から施設に行く。」と言われた。


？？？？ん？


聞き間違いかもしれない…

今、新しい家族って聞こえたけど…

嘘だよな？

「なー。青、俺の聞き間違いかもしれないけど今、新しい家族って言った？」

「あぁ。言ったよ？だからお前は今からある孤児院の施設に行って今から引き取ってくれる新しい家族に会うんだ。その近くにお前が1人になりたい時用のでっかい家があるからそれはスマホの地図に入れといたから後で見ろよ。上が決めた普通の家族らしいから大丈夫だと思うぞ。まぁ。そんなに難しく考えるな。」

「はぁー！聞いてないよ。俺はただ普通の生活を送れという上からの命令で男子高校生として一人暮らしするんだと思ってたんだぞ！隊長も家と金は上が用意してるというからというから！」

嘘だよな。今更家族とかそういうめんどくさいことは嫌なんだよ…それにこんな急に……

「家っていうのはお前が1人になりたい時用の家のことじゃないのか？すげぇデカい家だったよ。お前の荷物も全部そこに移してるよ。服とかはお前が新しい家族と1人用のの家の時用で分けろよ。それに今は夏休みだから1人になりたい時用の家に入れるだろ？」

「これも上からの命令なのか？それだったら仕方がないな。荷物って俺が今まで集めていた本や漫画のことか？」

「あぁ。それにしてもすごい量の本だったよ。すげぇ多いな。いつから集めているんだ？」


そんなの120年前からに決まってるだろ？俺はいわゆるオタクというやつだ。漫画やアニメ、ゲームなどが好きで集めていた。まー。そんなこと言えるわけないよな。

「いろんなところから集めたんだよ。古本屋とかネットとかでな。隊長が自分のを買いついで買ってきてもらったんだよ。」

「ふぅ～ん。よし、じゃ行くか！孤児院の施設に！」