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犬たちに名前を…

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  『助かった。ありがとう、とてもスッキリしたよ!』

「いいよ。別に。汚れたままあがられると部屋が汚れるから。気にしないで」

『ふむ、そうか』

俺はこの犬達を風呂に入れソファーでだらけていた。そういや、こいつら名前あるのか?

「なぁ、お前らって名前とかある?なんて呼べばいいのか迷うからさ~」

『あぁ、そういやないな。お前がつけてくれないか?なんか名前をつけるのうまそうだしな!』


「はぁ~、ないならつけるしかないよな~。う~ん、本棚のところに行くか。名前はちゃんとつけたほうがいいからな~よし、行くか!」









「う~ん、難しいな~」

う~ん、あっ!決まった。そうだこの名前がよく似合う。我ながらセンスがいいと思う。

「みんな~、集まって~」

『決まったのか?』

「うん、決まったよ。ではまず額にハート型のマークがある君は【リーベ】ドイツ語では愛という意味だよ~そして、体に花の形を持った君には【ブルーメ】ドイツ語では花という意味だよ~で、小さい子達で最後の瞳の色が珍しい君だよ!君の瞳はまるで全ての光を吸い取るような綺麗な瞳だから【ルーメン】ギリシャ語で光っていう意味だよ!」

『『『わーーーい!ありがとう~とても嬉しい』』』

「それならよかった。そして、最後パパ犬さんこっちに来て~」

『うむ。子供達に立派な名前をつけてくれてありがとう』

「別にいいよ。それよりパパ犬の名前は【エクシト】ギリシャ語で成功という意味だよ。優しいエクシトに成功して欲しいと思ったからつけたんだ。どう?気に入った?」

『あぁ…とても気に入った。ありがとう、この名前を一生大切にする。本当にありがとう。』

「うんうん、気に入ったなら別にいいよ。」

ん~、よし、名前も決めたし、家の中も人通り見たし布団でも洗おうかな~







よいしょ!ふー重かった。あとは外で干すだけだな!

ガチャ  サー

う~ん、風が気持ちいい~
俺が鼻歌を歌いながら洗濯物を干していると

「うわ~、でっかいお家~!いいな~入ってみた~い!」

「私も入ってみた~い!あっ!そこに人がいる~ね~」

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