クロムフェイン~高校生暗殺者異世界へ行く~

ゆで卵

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#3 逃亡

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皆さんどうも、影虎です。
現在、絶賛逃亡中じゃないのかって?
いやいや俺の技術と勘をもってすればこっちの世界の警備なんてザルですわ?
あの場にいた全員を殺した後、いろいろあって商人の馬車に乗せてもらった俺は、
こうして無事に王都から離れることに成功した。

「ところで君、名前はなんていうんだい?」

「アンタは?」

「俺かい?俺はジョンさ。そっちは?」

「影虎だ。よろしくな。」

俺の王都脱出を手伝ってくれたこの商人はジョンというらしい。

「カゲトラ?聞かねぇ名前だな。」

「あぁ。少なくとも王都の人間じゃないよ。」

やっぱりか。
名字が無い所は日本の封建時代と認識は変わら無いようだが
日本風の名前は聞か無いな・・・。
目立たないように偽名を考えるべきか?。

「・・・うーん。あ!もしかしてヤマトの人?」

「・・・そんなところだ」

するとジョンは馬車を操りながら器用に地図を出して
俺に渡してきた。
どうやら元の世界と今いる世界で大陸、海の位置に大きな
違いはなく、俺の知識は生かせるようで安心した。

「カゲトラはヤマトの人なんだよな?」

「さっきも言ったけど、何かあったのか?

「剣の腕は確かだったりするか?」

「対人戦ならどんな相手でも勝てる自信はある」

「盗賊10人追い払える?」

「任せろ」

「頼むぜ」

異世界で2回目の殺しは盗賊か。まぁ10人程度なら負けはあり得ないだろうし
得物の感触掴むのに丁度いいだろ。盗賊の位置を確認して馬車を降りると同時に
矢が飛んできた。

「狙いはいいが相手が悪かったな」

飛んできた矢を叩き落としながら半身になると
腰に下げている双剣を抜き放ち、一番近くにいた男を斬りつけた。

「一人殺られた!野郎ども、気をつけろ!」

「なんだこれ!スゲェ斬りやすい!」

両手に持っている得物の切れ味のすばらしさに驚きつつ、
接近を試みる盗賊を睨みつける。
数で戦うことしか知らない哀れな男達には、
一騎当千という言葉を体感させてやるとしよう。

「カゲトラ!?大丈夫か!?」

「黙って伏せてろよ?」

胴を切り捨て、首を貫き、腹を割いて殺しまくる。
何度かその作業を繰り返すと、いつの間にか盗賊は残り一人になっていた。

「残りはあんた一人だが・・・、金品を出せば逃がしてやるよ。」

「お断りだ!死ね!」

降伏しないのか・・・。
だがそんな動きじゃ俺はやれないぜ?
男の首を撥ね飛ばし、戦闘(蹂躙)が終わった。

「ところでいくら貰えるんだ?」

「ん?」

「ん?じゃねーよ。」
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