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79話 宴の夜
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ソーカは大人気だった。
ユキムラとレンの間に座ってすぐにサルソーさんに呼ばれ、街の上役と乾杯に次ぐ乾杯の洗礼を受けていた。
「なーんも食べられないし、食べられても味もわからないんだよねアレ」
「大変ですねーソーカネーチャンは、しかし、北の料理は特に煮込み料理は美味しいですね」
「そうだね、スパイスを効かせて少し辛くすることで寒さに耐えていた知恵なんだろうね」
「あのー、ユキムラ様レン様もしよければご一緒しても?」
数人の女性達が遠くからユキムラ達を伺っていたがとうとう勇気を出したようだ。
「もちろんですよ」
レンがスマートに笑顔で対応してくれる。
ユキムラは取り敢えずニコッと微笑んでおく。
ただそれだけで女性陣を鷲掴みだ。
一つのグループが声をかけてからは二人も次から次へと挨拶を受ける。
沢山の名前を言われたが、きっとレンが覚えてくれるだろとユキムラは右から左へ受け流していた。
タロは離れたところでお子様達に大人気だった。
しばらくするとかなり上機嫌なサルソーさんが戻ってきた。
「ユキムラ様、どうですか楽しまれていますか?」
「おかげさまでついつい美味しすぎて食べすぎてしまいます」
二人の空のグラスにレンがワインを注ぐ。
「本当にユキムラ様が来てからこの街は変わりました。
今までの苦労が嘘のように無くなって、さらにどんどん満たされていく。
長い間領主をやっていますがこんなにも皆が幸せそうな日々はなかった。
本当にありがとうございます」
深々と頭を下げられる。少し酔ってはいるもののその顔は真剣そのものだ。
「私としても、この国に、いや将来的にはこの世界に生きる全ての人が幸せに暮らせる。
そんな夢物語を持っておりますので」
酔っているわけではない、ユキムラは本気でそう思っている。
「素晴らしい、素晴らしいですぞユキムラ様! いやユキムラさん!
私は貴方の友になりたい、そして一緒にその夢を見続けさせてください!」
ぐっとユキムラの手を握るサルソーの目には感動から涙が満たされている。
「ええ、サルソーさん。これからもよろしくお願いします。
レン、アレだしてもらえる?」
「はい、師匠」
レンは琥珀色の瓶を取り出す。
「これは……? 美しい色ですね、ワインでは無いようですが……」
まだこの世界では一般的ではないウイスキーをユキムラは秘蔵の酒として大切にしていた。
「これは我が街で、というか私個人がこだわって作っている酒です。
友になった記念にご一緒にいかがですか?」
レンは手慣れた手つきで美しいロックグラスに真円とも言える氷を入れウイスキーを注ぎ入れる。
「それでは、我が友に」
「我が友に」
そのグラスの美しさ、そこに入れられた氷の美しさ、そして琥珀色の液体。
その全てに心を奪われながら一口、口に含む。
一口目はその強さに少し驚くが直後に口の中を満たし鼻に抜ける芳醇な香り。
「これは……旨い……」
他に言葉はいらない。ただその一言で全てを表していた。
「喉から胃がカーッと熱くなるほど強いのに、驚くほど複雑で香り深い。
このような飲み物があったとは。世界は広いですね」
サルソーはいたくウイスキーを気に入ってくれたようで、ユキムラは後に一本寄贈している。
会の方は大盛況のまま中締めがサルソーにより宣言された。
もちろん帰る人などいない、そのまま街中へ場所を移すだけだ。
子どもたちはタロにバイバイと手を振り名残惜しそうに帰宅していく。
「いい街だな」
「ええ、いい街です」
「わん……」
三人はこの街の極寒の地に生きる人々の暖かさが好きになっていた。
「レン、背が伸びたんだな。前はここらへんだった気がするけど」
ユキムラは胸のあたりで手をかざしている。今のレンは肩のところまで届きそうだ。
「ふふん、今が伸び盛りですからね!」
「わん!」
「はは、たしかにタロには負けるなぁ」
タロは戦闘前と後で一回り大きくなっている。誰か異常さに気がつこうよ……
「ユキムラ様ー!」
振り返ると真紅のドレスをはためかせながらソーカが走ってきている。
今回に向けてバッチリとメイクもされているので普段の少し素朴な女性としての魅力が、洗練された女性の魅力へと変わっている。
思わずユキムラはどきりとしてしまう。こっそりレンも。
「お疲れ様、そのドレス動きやすいでしょ」
「ああ、そうなんですよ。ドレスなのに靴も含めてすごく動きやすくて、ってそうじゃなくて!
置いてかないでくださいよ!」
「ごめんごめん、いい街だなぁってたそがれてたんだよ」
「ソーカねーちゃん偉い人たちのとこに戻らないと駄目なんじゃないのかよー?」
「断りました! もー、お腹すきましたーユキムラ様ー……ユキムラ様の大変さもわかりました。
だから皆で何処かでゆっくりしませんか?」
にこっと笑った笑顔が本当に素敵でユキムラは思わず赤くなりそうになった、誤魔化すように目をそらし。
「そ、そうだね。どっかに入ろうか」
そういうのが精一杯だった。
耳まで真っ赤になってソーカにバレてしまっているのは失敗だった。
その後食堂で軽い食事を取り、町の人達に戦闘の話なんかをしながら楽しい時間を過ごした。
さすがに時間も時間なので宿へと戻ることになった。
ソーカがレンに耳打ちをする。
「レン、悪いんだけど先に帰ってもらってもいい?」
「……頑張ってね」
「師匠、タロと先に宿へ帰ってますね! 行くぞタロ競争だ!」
レンとタロがものすごい速さで宿への道を人混みをかき分けて爆走していく。
「ははは、元気だなー」
「そうですね、キャッ」
まだ街は人でごった返している、まぁ、武術の達人であるソーカが人混みに飲まれるなんて無いんだけど……
「大丈夫?」
ユキムラはソーカの手を引いた、ソーカはその手をしっかりと握る。
そのまま街の中を歩いて行く。
「ユキムラ様、いえ、ユキムラさん。今日はいろいろとありがとうございました」
繋いだ手から火が出てしまうほど心臓はドキドキしている。
「あ、ああ。ソーカは頑張ったからね。ご褒美だよ」
ユキムラも緊張しているのか少しぎこちない。
「そしたらもう一つだけお願い聞いてもらってもいいですか?」
ソーカとユキムラは小高い丘の上にある公園に来た。
二人の手は繋がれたままだ。街の喧騒は遠くに響いている。
「このドレス、防寒の魔法もかかっているんですね。あったかい」
「ああ、雨も平気だし、汚れもすぐに落ちるよ。戦闘にも耐えると思うよ」
「はは、ユキムラさんらしい」
笑った顔がいつもよりも魅力的に見える。
思わず見惚れてしまうが目が合うとユキムラはぷいっと向こうを向いてしまう。
(そういうとこも、ユキムラさんらしい)
ソーカは悪い気はしなかった。拒まれているわけではない、その証拠につながれた手がどんどん熱くなるのがわかる。
(かわいい人……)
「ソーカのさ、今日の戦いを見て。久しぶりに心が踊った。
俺の戦い方は型にはまった戦いで、あまり面白みもない」
そんなことはない、そう言おうと思ったがユキムラの話はまだ先がある。
「ソーカのあの動きは俺には出来ない。
鈴蟲も俺には真の力は引き出せない。
そう思ったらちょっと嫉妬したんだよね。」
「嫉妬なんて……」
「うーん、言葉としては違うのかも知れない。
あの時、ソーカが俺の中で特別な存在になったんだ。
ま、ま、間違いだったらかっこ悪すぎるけど、ソーカはその、俺のことを嫌いじゃないよね?」
いかにもユキムラらしい聞き方だ、
「はい。私はユキムラさんが好きです。
一番最初に命を助けられてからずっとユキムラさんが好きです」
まっすぐとユキムラを見つめるソーカ、ユキムラも今度は目をそらさない。
「俺も、ソーカが好き。何だと思う。
俺、人を好きになったことがないからよくわからないんだ……
でも、ソーカは俺にとって特別な人なのは間違いない、
ごめん、今はそれしか言えない。これがソーカの答えになっているかわからないけど、
今の俺の答えなんだ」
「はい、それだけでソーカは幸せですユキムラさん」
ソーカはユキムラを見つめそっと目を閉じる。
ユキムラもその意味は理解する。
そっと唇を近づけていく……
そっとソーカの額にキスをする。
「ご、ごめん。ほんと、かっこ悪いんだけど、今はこれで……その、ごめん……」
「いえ、ユキムラさんらしいです」
ソーカは今の口づけが何よりも心を暖かくしてくれたことに無償の喜びを覚えていた。
「ソーカはこれからもユキムラさんの側で同じ時間を過ごしていきたいです。
そのうちその気になったら、今以上のことしてくださいね」
チロって舌を出して微笑むソーカ。
その笑顔はユキムラが今まで見たことがないほど可愛い笑顔だった。
「さ、帰りましょうユキムラさん! 明日は王都へ向けて出発です!」
「あ、ああ!」
ぐいぐいとユキムラの手を引っ張っていくソーカ。
ほんの少しだけど、何よりも嬉しい一歩をソーカは確実に感じていた。
ユキムラも自身の様々な非道な行いを受けた結果、凝り固まった女性への猜疑心がほんの少し緩んだ。
そんな気がした。
二人の距離は確かに縮まった。
満天の星空の下に幸せに包まれた二人の影がまるで踊るかのように照らされていた。
ユキムラとレンの間に座ってすぐにサルソーさんに呼ばれ、街の上役と乾杯に次ぐ乾杯の洗礼を受けていた。
「なーんも食べられないし、食べられても味もわからないんだよねアレ」
「大変ですねーソーカネーチャンは、しかし、北の料理は特に煮込み料理は美味しいですね」
「そうだね、スパイスを効かせて少し辛くすることで寒さに耐えていた知恵なんだろうね」
「あのー、ユキムラ様レン様もしよければご一緒しても?」
数人の女性達が遠くからユキムラ達を伺っていたがとうとう勇気を出したようだ。
「もちろんですよ」
レンがスマートに笑顔で対応してくれる。
ユキムラは取り敢えずニコッと微笑んでおく。
ただそれだけで女性陣を鷲掴みだ。
一つのグループが声をかけてからは二人も次から次へと挨拶を受ける。
沢山の名前を言われたが、きっとレンが覚えてくれるだろとユキムラは右から左へ受け流していた。
タロは離れたところでお子様達に大人気だった。
しばらくするとかなり上機嫌なサルソーさんが戻ってきた。
「ユキムラ様、どうですか楽しまれていますか?」
「おかげさまでついつい美味しすぎて食べすぎてしまいます」
二人の空のグラスにレンがワインを注ぐ。
「本当にユキムラ様が来てからこの街は変わりました。
今までの苦労が嘘のように無くなって、さらにどんどん満たされていく。
長い間領主をやっていますがこんなにも皆が幸せそうな日々はなかった。
本当にありがとうございます」
深々と頭を下げられる。少し酔ってはいるもののその顔は真剣そのものだ。
「私としても、この国に、いや将来的にはこの世界に生きる全ての人が幸せに暮らせる。
そんな夢物語を持っておりますので」
酔っているわけではない、ユキムラは本気でそう思っている。
「素晴らしい、素晴らしいですぞユキムラ様! いやユキムラさん!
私は貴方の友になりたい、そして一緒にその夢を見続けさせてください!」
ぐっとユキムラの手を握るサルソーの目には感動から涙が満たされている。
「ええ、サルソーさん。これからもよろしくお願いします。
レン、アレだしてもらえる?」
「はい、師匠」
レンは琥珀色の瓶を取り出す。
「これは……? 美しい色ですね、ワインでは無いようですが……」
まだこの世界では一般的ではないウイスキーをユキムラは秘蔵の酒として大切にしていた。
「これは我が街で、というか私個人がこだわって作っている酒です。
友になった記念にご一緒にいかがですか?」
レンは手慣れた手つきで美しいロックグラスに真円とも言える氷を入れウイスキーを注ぎ入れる。
「それでは、我が友に」
「我が友に」
そのグラスの美しさ、そこに入れられた氷の美しさ、そして琥珀色の液体。
その全てに心を奪われながら一口、口に含む。
一口目はその強さに少し驚くが直後に口の中を満たし鼻に抜ける芳醇な香り。
「これは……旨い……」
他に言葉はいらない。ただその一言で全てを表していた。
「喉から胃がカーッと熱くなるほど強いのに、驚くほど複雑で香り深い。
このような飲み物があったとは。世界は広いですね」
サルソーはいたくウイスキーを気に入ってくれたようで、ユキムラは後に一本寄贈している。
会の方は大盛況のまま中締めがサルソーにより宣言された。
もちろん帰る人などいない、そのまま街中へ場所を移すだけだ。
子どもたちはタロにバイバイと手を振り名残惜しそうに帰宅していく。
「いい街だな」
「ええ、いい街です」
「わん……」
三人はこの街の極寒の地に生きる人々の暖かさが好きになっていた。
「レン、背が伸びたんだな。前はここらへんだった気がするけど」
ユキムラは胸のあたりで手をかざしている。今のレンは肩のところまで届きそうだ。
「ふふん、今が伸び盛りですからね!」
「わん!」
「はは、たしかにタロには負けるなぁ」
タロは戦闘前と後で一回り大きくなっている。誰か異常さに気がつこうよ……
「ユキムラ様ー!」
振り返ると真紅のドレスをはためかせながらソーカが走ってきている。
今回に向けてバッチリとメイクもされているので普段の少し素朴な女性としての魅力が、洗練された女性の魅力へと変わっている。
思わずユキムラはどきりとしてしまう。こっそりレンも。
「お疲れ様、そのドレス動きやすいでしょ」
「ああ、そうなんですよ。ドレスなのに靴も含めてすごく動きやすくて、ってそうじゃなくて!
置いてかないでくださいよ!」
「ごめんごめん、いい街だなぁってたそがれてたんだよ」
「ソーカねーちゃん偉い人たちのとこに戻らないと駄目なんじゃないのかよー?」
「断りました! もー、お腹すきましたーユキムラ様ー……ユキムラ様の大変さもわかりました。
だから皆で何処かでゆっくりしませんか?」
にこっと笑った笑顔が本当に素敵でユキムラは思わず赤くなりそうになった、誤魔化すように目をそらし。
「そ、そうだね。どっかに入ろうか」
そういうのが精一杯だった。
耳まで真っ赤になってソーカにバレてしまっているのは失敗だった。
その後食堂で軽い食事を取り、町の人達に戦闘の話なんかをしながら楽しい時間を過ごした。
さすがに時間も時間なので宿へと戻ることになった。
ソーカがレンに耳打ちをする。
「レン、悪いんだけど先に帰ってもらってもいい?」
「……頑張ってね」
「師匠、タロと先に宿へ帰ってますね! 行くぞタロ競争だ!」
レンとタロがものすごい速さで宿への道を人混みをかき分けて爆走していく。
「ははは、元気だなー」
「そうですね、キャッ」
まだ街は人でごった返している、まぁ、武術の達人であるソーカが人混みに飲まれるなんて無いんだけど……
「大丈夫?」
ユキムラはソーカの手を引いた、ソーカはその手をしっかりと握る。
そのまま街の中を歩いて行く。
「ユキムラ様、いえ、ユキムラさん。今日はいろいろとありがとうございました」
繋いだ手から火が出てしまうほど心臓はドキドキしている。
「あ、ああ。ソーカは頑張ったからね。ご褒美だよ」
ユキムラも緊張しているのか少しぎこちない。
「そしたらもう一つだけお願い聞いてもらってもいいですか?」
ソーカとユキムラは小高い丘の上にある公園に来た。
二人の手は繋がれたままだ。街の喧騒は遠くに響いている。
「このドレス、防寒の魔法もかかっているんですね。あったかい」
「ああ、雨も平気だし、汚れもすぐに落ちるよ。戦闘にも耐えると思うよ」
「はは、ユキムラさんらしい」
笑った顔がいつもよりも魅力的に見える。
思わず見惚れてしまうが目が合うとユキムラはぷいっと向こうを向いてしまう。
(そういうとこも、ユキムラさんらしい)
ソーカは悪い気はしなかった。拒まれているわけではない、その証拠につながれた手がどんどん熱くなるのがわかる。
(かわいい人……)
「ソーカのさ、今日の戦いを見て。久しぶりに心が踊った。
俺の戦い方は型にはまった戦いで、あまり面白みもない」
そんなことはない、そう言おうと思ったがユキムラの話はまだ先がある。
「ソーカのあの動きは俺には出来ない。
鈴蟲も俺には真の力は引き出せない。
そう思ったらちょっと嫉妬したんだよね。」
「嫉妬なんて……」
「うーん、言葉としては違うのかも知れない。
あの時、ソーカが俺の中で特別な存在になったんだ。
ま、ま、間違いだったらかっこ悪すぎるけど、ソーカはその、俺のことを嫌いじゃないよね?」
いかにもユキムラらしい聞き方だ、
「はい。私はユキムラさんが好きです。
一番最初に命を助けられてからずっとユキムラさんが好きです」
まっすぐとユキムラを見つめるソーカ、ユキムラも今度は目をそらさない。
「俺も、ソーカが好き。何だと思う。
俺、人を好きになったことがないからよくわからないんだ……
でも、ソーカは俺にとって特別な人なのは間違いない、
ごめん、今はそれしか言えない。これがソーカの答えになっているかわからないけど、
今の俺の答えなんだ」
「はい、それだけでソーカは幸せですユキムラさん」
ソーカはユキムラを見つめそっと目を閉じる。
ユキムラもその意味は理解する。
そっと唇を近づけていく……
そっとソーカの額にキスをする。
「ご、ごめん。ほんと、かっこ悪いんだけど、今はこれで……その、ごめん……」
「いえ、ユキムラさんらしいです」
ソーカは今の口づけが何よりも心を暖かくしてくれたことに無償の喜びを覚えていた。
「ソーカはこれからもユキムラさんの側で同じ時間を過ごしていきたいです。
そのうちその気になったら、今以上のことしてくださいね」
チロって舌を出して微笑むソーカ。
その笑顔はユキムラが今まで見たことがないほど可愛い笑顔だった。
「さ、帰りましょうユキムラさん! 明日は王都へ向けて出発です!」
「あ、ああ!」
ぐいぐいとユキムラの手を引っ張っていくソーカ。
ほんの少しだけど、何よりも嬉しい一歩をソーカは確実に感じていた。
ユキムラも自身の様々な非道な行いを受けた結果、凝り固まった女性への猜疑心がほんの少し緩んだ。
そんな気がした。
二人の距離は確かに縮まった。
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