【完結】【R18】崖っぷち告白大作戦⁉︎〜彼氏と後輩に裏切られたら、何故か上司に寵愛されました〜

鷹槻れん

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(17)声を聴かせて?*

尽くん、イけたんだ

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 よく考えてみればそういうのにしたって、じん天莉あまりの反応をよく見ている証拠だとも思えて。

 天莉の変化を余さずキャッチして優しくリードしてくれる尽に、天莉は翻弄ほんろうされまくり。

 そんな尽が相手ならば、もしかして自分に痛いことなんて起こらないんじゃないかとすら思ってしまった。

 そもそも秘所がこんなにトロトロに濡れたこと自体、初めての経験で。

 濡れないままに貫かれるから痛いのだということを、博視との行為の中であれこれ調べて知ってからはうるおわない自分の体質を恨んだ。

 だから正直尽にこすられるたび、下から水音がしてくることに気付かされた時、天莉は物凄く驚いたのだ。

 それと同時。どう見ても自分の谷間に擦れる〝尽のモノ〟は博視のより大きいと分かって、それを受け入れることになるのかも知れないと思ったら恐怖心がそろりと鎌首かまくびをもたげた。

 でも――。

 尽が、痛い時は痛いと言ってもいいと言ってくれたこと。
 自分の身体が、まるで尽と繋がれることを心待ちにしているみたいに蕩けてしまっていること。

 そういうのを肌で感じて、天莉は尽のことを受け入れてみてもいいかも?と思ってしまった。

 自分から男性と繋がってもいいと思えたのは、まだ処女だった頃、初カレの博視ひろしに求められ、何も知らないままに期待して打ちのめされて以来、二度目の衝動で。

 じんとそういうことをするのは初めてだったから、博視の時みたいに『そんなこと思わなければよかった』と打ちひしがれる結果になる可能性だって、もちろん否定は出来ない。

 それでも。

 天莉あまりは尽とそう言うことをする自分を想像して、キュンと子宮の奥が疼くのを感じたから。
 もう一度だけ男性を受け入れる自分を想像してみてもいいかな?と思えたのだ。

 だが、結局尽は天莉の両太ももの隙間あわいで自身をしごくのみに留めると、一度も天莉の膣内なか挿入はいろうとしてこないまま――。

 秘部をこする律動がどんどん激しくなっていった。

 ややして、
「天莉っ、背中に……いいっ?」
 ギュッと背後から天莉のことを抱きしめてきた尽に、耳元で切なげにそう問いかけられて。

 天莉自身、気持ちいいところを尽の熱棒で執拗に可愛がられて……。博視との時には味わったことのない快感に飲まれて訳もわからないままにうなずいていた。

 股の間を一際強くこすり上げるようにして尽の欲望がももの隙間から引き抜かれた瞬間、背中に熱い飛沫しぶきを浴びせられて初めて。

 天莉は、尽が告げた〝背中に、いい?〟の意味を悟った。

(尽くん、けたんだ)

 思いながら、自身も男性と肌を重ね合わせて初めて――。
 頭が真っ白になるほどの快感に溺れるように意識を手放した。


***


 目を覚ました時、天莉あまりは自分のものではないシックなシーツの掛かったベッドへ横たえられていて、じんに、すぐそばから心配そうな顔をして見下ろされていた。

 どうやら今いるのは尽の寝室らしい。

 部屋中にほのかに漂う、尽が普段から身に纏っているコロンの甘く深い甘美な香りに、嫌でもそう気付かされた天莉だ。
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