ルグリと魔人

雨山木一

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第七章

三十九話

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「あ、あたしも!」

 ミーシャは慌ててグリフィスの空いている腕を首に回し支える。
 アーリィやグリフィスと比べて背の小さいミーシャではグリフィスの体重を十分に支えることはできないが、それでもなにもしないでアーリィに任せっぱなしにすることはしたくなかった。
 ようやく家族に戻れたのだ。ほんの僅かでもいいからグリフィスの助けになりたい。
 できるだけ傷口を刺激しないように、腰に手を回して歩調を合わせる。
 
「待てよ」

 キャスウェルだ。

「僕は……もう僕は昔の僕には戻れない。今ここでアンタらを行かせるわけにはいかねえんだよ」

 粗暴な言い方に反して、その声はまるで行かないでくれと懇願しているような弱々しさだった。

「お前の都合は私には関係ない」

 しかし、アーリィは慈悲を与えはしない。

「ふざけるなよ。僕は諦められないんだ」

 キャスウェルの言葉を信じれば六百年もの間、願いを叶える瞬間を待ち続けてきたことになる。その間、たくさんの出会いや別れ、得るものや失うものもあっただろう。
 人間ならばどんなに強く願うことがあったとしても、時間の経過やそれに伴う価値観の変化によって願いは変わる。
 ミーシャもアーリィと出会う前は、グリフィスの生存を信じながらもどこかで諦めの気持ちがあったことは否めない。手がかりを探すという意思の裏には、せめて遺品の一つでもという気持ちがあったのは事実だ。
 しかし、アーリィと出会い希望の糸を掴んだことで意識は変化し、結果的にグリフィスと再会を果たせた。
 本来の願いである家族三人で暮らすことが叶ったわけではないが、それでもグリフィスが記憶をとり戻し、ミーシャの元へ帰ってきたという事実はある。

 しかし、キャスウェルの場合は違う。
 長い年月、一つの願いを心に秘め続け古い自分を捨て去り、新たに生まれ変わる選択をするほどに渇望し続けた。
 人間には不可能なことだと思う。人間ならば、様々な理由を後づけして諦めるか、新たな願いを見つけ、限りある生を有意義なものにしようと努力の方向を変えてしまう。
 アーリィは言った。アシュマンは強い想いを残した魂が反転してアヌウンに落ち、長い時間を掛けて想いを形にすることで生まれる存在だ、と。
 ミーシャは住む世界や姿形の違いこそあれど、根本的なところでは人間とアシュマンは近い存在なのだと思っていた。

 だか、それは間違いだった。生まれる理由になったものが強い願いならば、それは人間が生きる糧にしている希望や願望といった言葉で片づけられるものではない。
 人間が生きるために臓器や血液が必要不可欠なように、アシュマンが生きるためには、生まれた原因である願いがなによりも重要だ。
 存在理由がなくなってしまえば生き続けることは叶わない。
 だからこそ、キャスウェルも必死なのだ。

「アシュマンたちよ! その者たちを捕らえよ」

 高らかなキャスウェル声が森に響き渡る。

「神を否定し、あまつさえ愚弄したアーリィ・リアトリスに組みするミーシャ・イルデルを捕らえよ。奴らはモデールに不和をもたらし、君たちを死へと導く大罪人である。逃がしてはならない。魔人様の御前で崇高なる裁きを!」

 キャスウェルの宣言に木々が騒めき、大地が鳴り始める。
 嫌な気配を感じ逃げようと踏み出した足になにかが纏わりつく感触。見るとそこには木の幹のような姿をし、蔦のような腕を絡ませる小さな存在がいた。

「あなたは……」

 小さな存在には見覚えがあった。初めてアーリィがアシュマンを見せてくれたときに、ミーシャの傍にいたアシュマンだ。
 ミーシャの足に絡められた蔦の力は強く、更に似たような姿のアシュマンがどこからともなく現れ、ミーシャの体に纏わりつく。

「いや、やめて!」

 空いている手で振り払おうとするが、ミーシャの手はアシュマンの体に触れることなく空を切る。にもかかわらず、アシュマンの方はミーシャの体を締めつけ捕らえている。

「ははは! 逃げられないぞ。お前たちはここで死ぬんだ!」

 体に巻きつく蔦は足からあがって全身を締めていく。

「僕を翻弄して動揺を誘えば、この場を切り抜けられると思っていたんだろうが、そうはさせねえ。管理者であろうがなかろうがそんなことは関係ない。この森の支配者は僕だ! 森で起こる全ての事象を支配するのは僕なんだ! 願いは支配者のみが叶えられる。いわば特権だ。アンタら如きが邪魔だてすることは許されない!」

 唾を飛ばし絶叫するキャスウェルには、もう以前の面影はない。こめかみに走る血管が脈を打ち、美しく灯る翠色の瞳が強膜を侵食し、翠一色に染めている。

「僕はなにがあっても願いを叶えて見せる! これでアンタらは終わりだ! 魔人様の裁きを受けて死ねえええええええええええええええええええええええええええええああああああああああああああああああああああああああああ」

 森全体に響き渡るほどの死を突きつける慟哭。周囲の木々が呼応するように騒めき、背後で内臓を震わせるほどの地響きがした。
 魔人が動き出したのだ。

「アーリィさん! どうにかしてくださいよ!」

 グリフィス越しにアーリィへ助けを求める。アーリィのことだ。こんな状況であってもきっと現状打破する手立てを考えているはずだ。
 そう思い、反対側でグリフィスを支えているはずのアーリィへ視線をやる。しかし、そこにアーリィはいなかった。ついさきほどまでいたはずのアーリィの姿は忽然と消えていた。
 
「あれ、アーリィさん!?」

 蔦で動きの制限されている首をなんとか動かし、アーリィを探す。すると、アーリィはすぐに見つかった。
 グリフィスの大きな体で視界をほとんど遮られていてわからなかったが、アーリィはミーシャたちからほんの少しだけ離れた所に悠然ゆうぜんと構えていた。
 不思議なことにアーリィの体にはアシュマンたちの蔦を絡みついていなかった。正確にはアシュマンたちはアーリィに向かって蔦を伸ばそうとしている。だが、まるで二者の間に一枚の壁があるかのように蔦は一定の距離から近づくことができないでいた。
 アーリィはアシュマンたちには目もくれず、ただキャスウェルの方を見つめていた。その瞳に浮かぶのは無機質な灰の色。その瞳にはどんな感情も映ってはいない。

「アーリィ……さん?」

 問いかけにアーリィは答えない。まるでミーシャの存在など意識の外に捨て去ってしまったかのよう。その様子に一抹の不安がよぎった瞬間、その直感が間違いではなかったと知った。
 アーリィがゆっくりと両手を肩の辺りまであげたのだ。
 それは相手に敵意がないことを示すかのようだった。
 だが、その行為の意味を問いただそうと口を開いた瞬間、体を縛りつけていたアシュマンの気配が消え、支えを失うような形でミーシャとグリフィスは前のめりに倒れ込んでしまった。

「痛った……。なによ、次から次へと」

 這いつくばったまま顔だけで足元を見る。やはりアシュマンたちはいなくなっていた。
 キャスウェルの指示を無視して逃してくれるのか。いや、それなら初めからそうしてくれているはずだ。
 そこまで考えて、ミーシャは異様に静かなことに気がついた。
 キャスウェルの慟哭が止んでいる……?
 疑問の答えを探して更に少しだけ視線をあげると、ミーシャは息を呑んだ。

「……は、あ……?」

 瞳に映るのはキャスウェルの上半身を口のなかに収めた竜の姿。
 理解が追いつかないままに茫然としていると、竜の口から肉や骨を断ち切る形容し難い背筋の粟立つ音が聞こえ、そのまま体を噛みちぎった。
 わずかに見えていたキャスウェルの左手が竜の口から零れて落ちる。体を制御する核を失った下半身が鈍い音を立てて後ろに倒れた。

「キャス……さん」

 ミーシャの擦れた声に竜が反応した。六つの視線が一斉にミーシャに注がれる。

「ひっ」

 怖気づくミーシャに竜が笑ったような気がした。
 竜はそのまま体をうえにしならせるようにして動かし、口を開く。

「ぁふういああぁぁ──」

 竜の口から気の抜けた声をあげながら空に放たれるキャスウェル。
 ミーシャは空を舞う上半身の切断面を見て、アシュマンには血が流れていないのだな、と能天気にも思った。

「なん、で……? 魔人様……」

 牙を剥かれた理由を求めてキャスウェルが心底不思議そうな顔をして呟く。だが、その問いに竜は答えることなく、剣山のような牙を何度か噛み鳴らしてから再び大きく口を開いた。 
 その動作は人間が稚魚を踊り食いするときのような、行為を楽しみ、舌のうえで繰り広げられる濃厚なうま味を想像して、期待を膨らませるかのような享楽に身を浸すような動作だった。

「なんで! なんで! どうして僕だけが!」

 見開かれた瞳はいまにも零れ落ちてしまいそうで。
 浮かぶ絶望と自身の悲運を嘆き、猛る激情が渦巻いている。
 宙を舞う力が弱まり、落下を始めたキャスウェルはこれからやってくる恐怖に醜く顔を歪める。

「いやだまじんさま! やめてやめてやめてやめ──」

 悲痛な叫びが重厚な門が閉じられるときのような衝撃音と共に口のなかへ飲まれて消える。
 竜の喉が膨らみ、ずるずると食道を通って飲みくだされる。
 ミーシャは一連の流れを呆けて見つめることしかできなかった。

 グルララァ──。
 竜が唸る。美味かったとでも言いたげに全身を震わせながら。
 六つの瞳が発光した。翠の色がより濃くなり、空に浮かぶ月よりも強く煌めく。そして心を虜にしてしまいそうな美美びびしい瞳がミーシャを映す。
 
「あ、ああ……アーリィ、さん」

 唇が震えるのは言うまでもなく、キャスウェルを襲った恐怖が自身の身にも牙を剥こうとしているから。

「た、助けて……」

 グリフィスの下敷きになって上手く動かせない手を必死に伸ばして懇願するも、アーリィはちらりと視線を向けただけで、すぐに視線を竜へ戻して一歩、また一歩と後ずさりしていく。そして、竜の牙の届かない範囲まで離れると、笑みを浮かべながら芝居がかった動きで私は関係ないとでも言いたげに肩をすくめた。
 
「なんで! アーリィさん、裏切るんですか!?」

「すまないがこればっかりはどうしようもないんだよ。少しの我慢だ」
 
「やだ! 助けてよ!」

「最善の道を歩くには少々いばらの道を歩まなければならない。そのためにこれから起こることは必要なことなんだ」
 
「これからってなんですか! 助けてください、じゃないとあたしたちこのまま殺されちゃう……!」

 鬼気迫る訴えにもアーリィは涼しい顔を崩さない。白と灰色のみで構成される血の気を感じさせない顔は、相変わらず暖かさのない微笑みを讃えている。
 感情という人間に必要不可欠な要素を徹底的に排除している。
 陶器の人形のようだ。ただそう作られたから。そう描かれたから口の端を吊りあげ、真珠のような歯を覗かせているだけ。

 意味があってそうしているわけではない。感情があってそうしているわけではない。
 恐ろしいと思った。
 実際には陶器職人は作品に感情も暖かさも感じて貰えるように創作はしている。人でないものをどれだけ人間と同じように感情や表情を作り出し、それを見てくれる、手にとってくれる人々に感じて貰えるのかを追及している。
 だが、アーリィは違う。
 その笑みは作り物でも種類が全く違うのだ。
 アーリィが浮かべる笑みは、種類の違う粘土同士の配分を無視して好きなだけ練り込み、形だけ整え、そのうえで笑みというものはそうあるべきだから、だけ、なのだ。

 そこに中身や意味はない。
 作り出す笑みは、アーリィ本人は意味を持たせるためにそうしているのだろうが、受け手にはそうは伝わらない。
 まるで未知の生物がとりあえず感情というものを表現してみようと試作してみたような印象を受ける。
 気味が悪い。感情を理解していない存在が作り出す表情というのは人間の感性では理解できない。
 今更ながら、世間のアーリィ・リアトリスの評価が朧げに理解できるような気がした。
 アーリィ・リアトリスは人の形をとった異物なのだ。姿形は普通の人間と変わらずとも、中身が違う。
 怖い。怖い。怖い。

 ──グルララララララア。
 竜の咆哮に視線が吸い寄せられる。体をうねらせ、そして瞬きをする間もなく、竜の口が目の前まで迫った。
 悲鳴をあげたのかは自分でもわからない。喉から空気が漏れたような気もしたが、それが音になったのかまでは判断できなかった。
 体が浮くほどの衝撃と轟音。そして夜よりも深い暗闇。
 グリフィスの体を強く抱きしめようとしたが、果たしてそれもできたのかどうかはわからない。
 なにか体を包み込む生暖かい感触があったのは理解できたが、その感触も間もなく常闇に溶けていった。
 闇が視界と音と感覚を呑みこむ間際、遠くでアーリィの呟く声が聞こえた気がした。

 7章 了
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