全てを失った僕は生きていけるのだろうか?

ナギサ コウガ

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49.追放された巫女

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「巫女様?リ・・・あ、エリナさんは巫女様だったの?」
「はい。昨日まで隠していてすみませんでした。ですが、もう巫女ではありませんので気にしないでください。”家”の事情があって私の存在を知っている人を少なくしたかったのです。私に関わると最悪殺される可能性があるかもしれなかったので」


 さらりと怖い事をいうエリナさん。
 聞いていたアイナさんは絶句してしまったようだ。ロッタは良く分かっていないようでコテリと可愛く首を傾げている。エッラさん・・アイナさん達のお母さんは黙して様子を見ているようだ。落ち着いているな。

 エリナさんの酷い火傷を治した翌日の朝。
 僕とエリナさんはあれから一緒に話をした。洞穴に避難してきたソリヤ家の三人にはエリナさんの事を説明しようという事になった。
 いつまでか分からないけど当面は一緒に生活する事になるし、何よりソリヤ家の狩猟の腕があればこれからの生活も向上すると思うんだ。
 僕達からも提供できる事はあるけど明らかにソリヤ家側から提供される事は多い。そんな三人にエリナさんの事を秘密にするのは申し訳ないと思ったんだ。
 僕の意見にエリナさんも同意してくれた。どうやらソリヤ家の三人、特にアイナさんは信頼できる人と思ってくれたようだ。
 キュメネ邑での襲撃を受けて殺されかけた所を救ってくれたのがアイナさんだ。それだけでも誠実に対応しないといけないと思い直したとか。今までは自分の身分を秘匿していたから接触を少なくするよう努力していたんだって。
 
 翌日の朝、エリナさんは傷一つ無い顔をソリヤ家の三人に見せたんだ。
 今までフードで隠していたから分からなかったようだ。僕の目にも三人がとても驚いているのは分かった。
 何しろエリナさんの容姿は尋常じゃない。
 洞穴の中でも輝く金髪は腰まで伸びていてそれだけで特別な雰囲気を出している。
 真っ白な顔に鼻筋の通った高い鼻は傷一つない。
 緋色の大き目の瞳は濁りもなく強い意志が潜んでいる。
 ふっくらとして唇は色艶もよく昨日までのカサカサした様子が全く無い。
 左半身の酷い火傷も今は全くなく。袖の無いシンプルなワンピースを着ているだけなのだけど気品が漏れている。それに出る所は出ているし。・・・結構大きいよ。色々治療したから体つきも変わったのかな?
 つまり、とんでもない美女が目の前にいるのだ。
 アイナさんとロッタは母親のエッラさんに似ている。ふっくらとした可愛い系の美女達だ。ライラさんは結構雰囲気が違う。多分父親似なのかも。
 今更ながらきづいてしまったんだけど。今僕の目の前には四人の美女と美少女がいるのだ。なんという状況なんだ。
 余計な事を考えている僕を置いてけぼりにしてエリナさんはどうして洞穴で生活するに至ったかを説明してくれている。
 
 セランネ家で継母の策略で巫女の座から追放された事。
 巫女の資格を喪失させるために外見を汚された事。酷い火傷を半身に追ってしまった事。日々痛みに耐えるばかりだったと。
 ネルヤ邑から追い出され僅かな侍女と護衛に守られ遥か北の邑を目指そうとしていた事。
 その道中でセランネ家から刺客の襲撃があった事。護衛官は全員殺され、侍女は恐らく殺されている事。自身はやっとの思いでこの洞穴に逃げ込んだ事。
 洞穴に逃げ込んだがその後魔獣に襲われ気絶してしまった事。
 再び意識を取り戻した時は僕が魔獣と戦っていた事。
 ボロボロになりながら魔獣を僕が倒した事。それで自分が救われた事。
 巫女の力を使って異能を発現させて僕が自分を治癒した事。
 襲われた場所の様子を見に行ったら再度襲撃されたけど僕の異能で撃退出来た事。歩いて帰るのが非常に困難な状態まで無力化した事。
 その帰り道でソニヤさんを見つけた事。それからアイナさんとライラさんに会った事。
 それ以降はおおよそ理解されていると思うのだけどキュメネ邑にいって邑を占拠している者達に襲われた事。殺されかけたがアイナさんが助けてくれて無事に戻れた事。
 その帰り道で今度は未だに目が覚めない女性を保護した事。僕の異能でこっそり怪我を治した事。夜にはエリナさんの火傷を僕が治した事。

 アイナさん達三人はエリナさんの話を驚いたり、怒ったり、涙したりして聞いてくれていた。そこにはエリナさんに対するマイナスな気持ちは一切向けられなかった。
 僕は安心していた。エリナさんは彼女達に受け入れてもらえそうだからだ。

「なんと言うか。怒涛の数日間だったのね~。エリナさん大変だったのね~。それにしてもケイくんはすっかり凄い人になったわね~。キュメネ邑を占領した者達と互角以上に戦えていたのも納得だわ~」
「お兄さん、凄い人だったのね!”家”の変な人のせいで追い出す事になってごめんなさい」
「それについては私からも謝罪します。ソリヤ家家長の妻として謝罪します。エスコは夫である家長の弟なのです。本来私が家長代行を勤めるはずだったのですが何故か体調が悪くなり起きている事ができなくなってしまったのです。それであれが代行を勤める事になったのです」

 三者三様の意見だ。エッラさんの発言には聞き逃せない事がいくつか含まれているけど、そっちは後にしよう。エスコの対応以外は気にすることはなかったから。

「それについては僕は気にしていません。事実全く役に立たない男でしたから。たまたま異能が発現したから生き残れただけです。それも追い出された事が起因しているのだから結果として良しだと思いますよ」
「それはおかしいわ~。何回も死にそうな目に会っているじゃない?特に魔獣と一人で戦うなんて無茶以上よ。死にたがりでも戦わないわ~」
「そうそう!お兄さん、獣を屠る者(ペートーバスター)になったんだね!凄いよ。超一流の戦士になったんだよ!姉さんそうでしょ?」
「そうね~。ここにある魔石の色と大きさは魔獣のモノである証拠ね~。それと巫女様であるエリナさんが目撃しているのだから間違いなく認定されるわ!」
「はい。ケイ君は間違いなく勇敢な戦士です。ネルヤ邑の武家の男達も一瞬で無力化しました。一対一ではケイ君を凌ぐ事は難しいと私は思います」

 う~ん。
 話が脱線しつつある。良く分からないけど凄い称号なんだろうけど僕にはどうでも良い事だ。あ、でもこれで箔がつくなら利用してもいいのか。
 目の前の人達を守れるならなんでも利用してやろう。だけど話を戻さないと。女性陣で話盛り上がりすぎ。
 
「その話は一旦おいておきましょう。まずはエリナさんを皆さんは受け入れて貰えるという事で良いのですよね?」
「受け入れるなんてとんでもないです。巫女様を敬うのは当たり前の事です。まして、このように気立ての良い方であれば。必ずや私達ソリヤ家の者がお守りします」
「お母様の言う通りよ~。でもエリナさんの事情は分かったから巫女という身分はここの五人の秘密にしましょう~。知る人が多くなればいずれ蔡家に伝わる可能性があるものね~」

 あっさりと受け入れると言ってくれる。僕が理解できていないだけで巫女とはそのような存在なんだ。
 巫女がいるだけでも変わるというのは僕が実際に体現している。エリナさんから異能発現を促されなかったら今の僕はいないのだから。
 当然のように存在を秘匿する方向でまとまりそうだ。
 
「ありがとうございます。ネルヤ邑の刺客は戦闘不能にしました。エリナさん情報だと彼らの実力は相当なものだそうです。それに岩場に逃げたという情報は漏れていないので当分は安全だとは思います」
「そもそもエリナさんを追跡する余裕は無い筈よ~。私達のイキシ邑もそうだけどネルヤ邑も襲撃されているからね~」
「そうでした。アイナさんはどう思います?どうやら侵略者達はキュメネ邑を占拠した後に他の邑も同様に手中にしようと考えているんじゃないかと思うのですけど」
「私もそう思うわ~。キュメネ邑を拠点としているのは確実ね。珍しい服だったからこの周辺の邑人ではないと思っていいわね。でもどこから来たのか分からないわ~」
「あのう。それについて私気になる事があるんです。ケイ君話してもいい?」

 ・・・そうだね。僕も正直分からない事ばかりだったからね。それにアイナさんには確認したい事もある。僕はコクリと頷く。

「話に出ている侵略者ですが、彼らはケイ君を知っているようなのです」
「え?それってどういう事?ケイくん何か思い出した?」

 食いつき気味に迫って来るアイナさん。あ、圧が凄いです。

「待ってください。ケイ君はまだ記憶は戻っていないです。彼らに会っても何も思い出さなかったそうです。今朝も聞いたのですけど全く思い出さないそうで本人は困っているみたいです」
「僕の記憶は戻っていないです。邑で治療してくれた時が一番古い記憶ですね。彼らからは僕を知っているような言い方をされたんです。エリナさんはそれを聞いていたんですよ」
「何を言われたの?」

 それなんだけどあれこれ言われたけど一向に意味が分からなかったんだ。エリナさんとも話はしたんだけど少なくても彼らは僕を知っているは間違いないんだ。

「最初は『どうやって生きていた?』と言われたんです。つまり、何かの手段を使って僕を殺したんだと思います。だけど僕はこうやって生きています。似ている人がいるのかと考えましたけど。僕の髪の色や体格は周辺の邑の男達とはかなり違う事は理解しています。だから僕と襲撃者達はどこかで会っているのだと思いました」
「私もそう思います。ケイ君のような容姿の男性は知る限りでは見た事がありません。彼らは殺意をもってケイ君を殺したんです。ですがケイ君はこうして生きています。彼らは殺したと思っていたようですがケイ君は生きていたんです」
「え~。そんな事があったのね~。でもそうするとどこで殺害されたのか。成程ね~」
「はい、ケイ君から聞くとソリヤ家の狩場でケイ君を発見したと。気になる事がありませんでしたか?」

 そうなんだ。侵略者は僕を殺したと思っている。だけど僕は生きている。ライラさん達が瀕死の僕を見つけてくれた。相当酷い怪我だったとは聞いている。その時に不審者とかなかったのだろうか?
 僕の千切れた過去が繋がるかもしれないんだ。

「私は発見者じゃないから詳しくは分からないのよね~。ライラから聞いただけよ。でも不審者はいなかったし過去に侵入した形跡も無いわね」
「その根拠は?」
「ソリヤ家の狩場は簡単に入れないのよ。一見普通の森なんだけど入口は少ないの。そこ以外から入る事はできないの。そしてライラの探知や追跡の能力は私以上よ。ケイくんを発見した時には誰もいなかったと言っていたわ。狩場は常に不審者が侵入しないかチェックしているのよ。過去も誰も侵入していないわ。私達も何故ケイくんが狩場にいたのか不思議なのよね~」

 なんと。
 ソリヤ家の狩場は簡単に入れない所だったんだ。誰も侵入できないのに、なぜそこに僕はいたのか?もっともな疑問だと思う。
 これは結構困ったな。侵略者はどうやって狩場に僕を放り込んだのだろう。う~ん。ある事を考えるけどあるのだろうか?

「異能を使って特定の場所に人を移動させる事はできます?」
「異能は色々だから無いとは断言できないわ。それを考えるとキリがないわよ」
「やっぱりそうだよね。僕が侵略者達を思い出せないから狩場で助けてもらった時の状況が鍵だったのだけど。どうやって僕は狩場に現れたんだろ?」
「ケイくんは覚えていないの?」
「全く。ソリヤ家の小屋で目覚めてからの記憶はあるんですよ。でもそれまでの記憶は全くないんです。僕は譫言で何か言っていませんでした?」
「ケイくんは大人しかったわ。ロッタもそう思うわよね~」
「うん。死んでいるように眠っていたもの。生きているのか心配していたもの」
「そうよね~。そういえば少し気になったのがケイくんの服装かしら?」
「あ、それ、わたしも思った。ボロボロだったけど触ったことがない手触りの布だったよ。服は捨てちゃったけど、あのお姉さんと手触りが似ていたかも」
「え?」

 なんだって。助けて貰った時に僕が着ていた服か。今はみんなと同じ服を着ているけど違っていたんだ。そういえば侵略者達の服装と助けた女性の服装もどことなく似ている気がする。
 つまり僕は彼らと何らかの共同体で生活していた可能性があるのかも。

「そういえば気になっていたんだけど。ケイ君助けた女性と分からない言葉で意思疎通を取っていたよね?」
「え?言葉?一体・・・」
「あ~、それ私も思ったわ~。明らかにこの周辺ではない言葉を話していたよ~。どうして?」

 え?・・・ああ、そういえば。何故分かったんだ?

「最初は分からなかったんですよ。でも何故か分かったんです。誰かを助けに行きたかったようで」
「他にも話していたでしょ?」
「あ、うん。・・・・僕の事を最初会長という人の奴隷だと思ったみたい。他にはキュメネ邑から捕まえに来たのかとか。途中で気を失ってしまったからその程度だけど」
「服装とかで侵略者の仲間もしくは関係者だと思ってもいいかも。何か目的があってこの女性はキュメネ邑から逃げたんだけど侵略者に追跡されている可能性があるのでは。色々知りたい事あるわ」

 そうだよな。僕の事を誰かの兄と思っていたようだし。あの女性が目を覚ましたら色々聞かないと。幸い僕は女性と外国語で話ができるようだし。気になる事ばかりだよ。
 でもその女性は未だに目が覚めないようだ。怪我や疲労は昨日治療したから大丈夫なんだけど。

「やっぱり保護したあの女性が目を覚ますのを待ったほうが良いわね~。目覚めて話せるようになったらケイくんと話をして状況を確認しましょう。それまではイキシ邑やネルヤ邑の状況確認かしら?」
「外出するんですか?」
「大丈夫。ライラが今日来るのよ~。こちらの状況確認の意味もあるのよ~」
「ライラさん一人で来るんですか?できればエリナさんは巫女だった事はライラさんには秘匿しておきたいのです」
「う~ん。なんとなくケイくんが気にしている事は分かるわ。ライラは”家”を優先するからね~。うん!この五人だけの秘密にしましょう」

 僕の隣にいるエリナさんが安堵したようだ。彼女も自分を知る人をやたら増やしたくないんだ。巫女の能力は争いという災いの元になるらしい。だから蔡家が創設され守られてきたそうだ。
 アイナさんは勿論ロッタやエッラさんも異議はないようで頷いてくれた。
 邑とか”家”とかよく分からないけど。見えないモノで壁を作って拒絶だけするのは悲しい。
 この洞穴にいる間は一時かもしれないけど。その間は壁を無くして接する事ができるといいなと思う。

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