『飼育少女』

黒井 猫

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『飼育少女』

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真夏の昼間、二階建ての小綺麗な家の一角に、薄暗い部屋をクーラーで冷やしボリボリとスナック菓子を口いっぱい頬張る男がいる。
顔色が悪く無精ヒゲを生やし、だらしなく伸びたスウェット姿に脂ぎったボサボサの髪、平日の昼間からゲームに夢中になっている。
宮田 守 28歳 …大学受験を失敗してから、自室に籠もりネットやゲームばかりして、家の外に出る事がない。
典型的な引き籠もりだった。

欲しい物はネットで注文をし、食べたい物があればメモに描いて、誰もいない時に台所のテーブルの上に置いた。
さいわい、両親が共働きの為欲しい物、食べたい物は手に入った。

両親も諦めたのか、何も言わなくなり守は自由気ままに過ごしていた。

「もう飽きた、新しいソフトでも探すか…」

スナック菓子の袋やジュースのペットボトルでゴミゴミした部屋の中、ノートPCを開きネットで探した。
暫らく眺めていたが、なかなか好みの物が無く苛ついていた。

「チッ、大したのねぇな!」

静かな家に、突然電話の音が響いた。
守はビクンと大きな体を強張らせ、自分を驚かせた電話の音に腹を立てマウスをメチャクチャに動かし、ガンガンとデスクに打ち付けた。
電話が切れると、手の中にあるマウスにヒビが入っていた。

「またババァに買わせるか…」

仕方なくネットを中断しようと画面を見ると、黒と紫のまだらな画面にDVDやソフトが並んでいた。

「なんだ?」

よく見ると、卑猥な物が映っていた。

「アダルトコーナーに飛んだか?」

先程までの苛立ちも忘れ、画面に釘付けになりニヤニヤしながら物色し始めた。
時々、興奮してか鼻息が荒くなった。

「おっ!いいなコレ!!」

画面をスクロールした先に、ゲームソフトが並んでいたが、あるソフトの横にある説明書きに目を止めた。

“『飼育少女』このゲームは、三人の少女の中から一人選び、自分好みに育てるゲームです。
ゲームが進めば、選択肢が増え多種多様な飼育ができ、自分好みになればクリアになります。”

「面白そうだか、自分好みってゲームがどう判断してクリアになるんだ?」

守は、興味本位でカートに入れ購入した。

「う~んと、届くのは明日か…」

ゲームソフトの購入金は母親のカード払いにして 、自分はのんきに翌日届くゲームを楽しみにした。


 ー翌日ー

父親が出勤後、母親が守の部屋の前に食事とメモに書いてあった、菓子や飲み物を置いて家を出た。
両親がいなくなると、廊下にある物を部屋に入れ、ガツガツと意地汚く食べていた。
昼頃になるとソワソワした。

「まだ来ないのか?」

焦れったくなった守は、二階の自室からドスドスと階段を降りリビングに行くと、リビングの窓から外を見た。

「宅配便遅くねーかぁ!?」

悪態をつきながら玄関に行くと、玄関の靴箱の上に小さな小包の様な物があった。

「なんだよ…届いてんじゃん。」

小包には守の名前があるが、差出人はない…
しかし、そんな事など気にも止めず、守はいそいそと部屋に戻ると包みを乱暴に開け、ソフトを出した。

昨日見たパッケージデザインと同じで、『飼育少女』と文字が入った、可愛らしい美少女が三人で手を振っている、それを見てニヤつくと説明書など見ずにゲームを始めた。


黒い画面に物悲しいオルゴールの音が流れ、白い文字が浮かんで来た。

   『飼育少女』

…三人の少女から、一人撰んで下さい…

画面が替わり、三人の少女が映った。

「おぉ~っ結構リアルだな!」

画面に映る少女には、足元に補足が付いていた。

一人目は黒髪ロングの清楚系美少女、二人目は茶髪のアイドル風な美少女、三人目は金髪のギャル風美少女で、身長、体重、血液型、誕生日の他スリーサイズまで書いてあり、守ははしゃいだ。

「どれもいいなぁ、でも清楚系はありきたりだから…アイドル風の巨乳ちゃんに決めた!」

少女を決めると、画面が明るくなり何も無い部屋に少女が立っていた。
画面の少女は、何か怯えている風で震えていた。

すると、画面の下部分に選択肢が現れた。

 少女の名前を決めて下さい…

「名前か…」

そう呟いて、部屋の中をキョロキョロと見渡し、マンガに目が止まった。

「これでいくか…名前はモモカっと!」

ゲームがスタートし、オルゴールの音が止まると、選択肢が現れた。

…挨拶をする。…

…手を握る。…

…ビンタをする。…

守は笑った。

「最初からビンタって、飛ばし過ぎだって!!」

ゲラゲラ笑いながらビンタを選択すると、バチン!とリアルな音が響きモモカはよろけ、頬を抑えながら涙目になっている。

「ヤバっ、俺ってドSかも~!」

少女が中央に立っと、また選択肢が出た。

…優しく話し掛ける。…

…そっと抱きしめる。…

…ビンタをする。…

「またビンタ来た~!」

バチン!バチン!と二回音がした。

「二回目はニ連発なのか!?」

完全ににモモカの目から涙が溢れ、小さな声がした。

「もう、叩かないで…」

その声に、守は背中がゾクゾクして堪らなく、このモモカを泣かせたくなった。

次の選択肢も、ビンタは無いが必ず一つ体罰的なモノがあった。
その度にモモカは泣きつき、やめてと哀願してきた。

良く見てみると、モモカを叩いた所や抓った所が赤くなっていて、守はもっともっとと、モモカを痛ぶった。

興奮は高まっていたが、腹が減り一度ゲームを中断した。

「マジであのゲームヤバいわ~、暫らくは楽しめるだろ!」

台所で冷蔵庫をあさり、食べ物と飲み物をお盆にのせ、それでも足りないのかカップ麺まで作っていそいそと部屋に戻り、思うまま食べ散らかし満腹になりベッドに横になると、そのまま寝てしまった。


夕方に両親が帰宅してもまだ夢の中で、母親があまり静かなので声を掛けたが返事はなく、仕方なく夕飯を廊下に置いてリビングに戻った。

「あの子、いつまでああしてるつもりかしら…」

「ほっておきなさい!もういい歳なのに、いつまでも甘えていて後で苦労するのは自己責任だ!!」

心配する両親さえ、守にとっては金を運ぶ者としか認識がないのだ。

深夜に目を覚ますと、ゲームの続きをする為のそのそ起き出し、廊下の食事を部屋に入れて、昼間食べ散らかした食器を代わりに出した。

冷めた料理を食べながら、再開すると画面のモモカが何も無い床に寝ていた。

「生意気に眠るのか…」

画面を眺めていると、画面脇に小さく30Pと表示があり、何となくクリックすると、画面の半分が黒くなりリストが出た。
家具、小物、衣装と表示され、リストを見てみた。

「なるほどな、育成したポイントで色々揃えろって事か…んっ?」

守が画面を良く見ると、衣装と表示され横に??とあった。
試しにクリックしたが表示されない、仕方なくゲームの説明書を開くと、??の表示はゲームがある程度進んでポイントが貯まると開くらしい。

「なんだ、まだダメって事か…」

ピロン!画面から音がした。見てみると選択肢が出た。

…何もしない。…

…起こす。…

…冷水をかける。…

もちろん、守るは眠るモモカに容赦なく冷水をかけた。

「きゃっ!!」

ずぶ濡れのモモカが飛び起きると、また選択肢が出た。

…タオルで拭く。…

…服を乾かす。…

…服を脱がす。…

服を脱がす、の文字に一気に興奮した。

「いいね、バスト90のお披露目しないとね!」

画面に近づき、自分のモノをスウェットの上から抑えながら、ハァハァと服を脱がす。を撰んだ。

「いやっ!いやっ!やめてー!!」

モモカの悲鳴が響く中、ビリビリと服を引き裂く音も聞こえてきた。
モモカは服を引き裂さかれ下着姿になり、必死に腕と躰をよじり隠そうとしていた。恥ずかしがるその姿がリアル過ぎて守は堪らず自分のモノを擦っていた。

「…くっ、ヘタなアダルトよりエロいかも!」

隠しきれない大きな胸を震わせるモモカに欲情し、もっと見たい!とハァハァとイヤラシくだらしない顔を近づけた。

ピロン!…また選択肢が出た。
守は自分のモノを握りながら、選択肢を見て舌舐めずりをした。

…新しい服を与える。…

…尻を叩く。…

「二択か!?せっかく脱がしたのに服なんかやらん!!」

すると画面に、よつん這いのモモカの尻が映りバチン!バチン!と白い尻が赤くなるまで何度も叩かれ、モモカの悲鳴と尻を叩く音を聞きながら果てた。

「まだ始めたばっかりなのに、もっと進めたら…かなりヤバいんじゃないか!?」

まだ画面では尻を叩かれ泣き叫ぶモモカが映っている、叩くのを止めると尻を震わせ泣いている。
守は画面に手を伸ばし、赤くなった尻を指で撫でた。

ふとポイントを見てみると、いつの間にか200Pに増えていたので、家具のベッドとテーブルとイス、小物でキャンドルとぬいぐるみを交換した。
ポイントを使い果たし衣装までは交換出来なかったが、それ程急がなくてもいいかとしばらく下着姿のままにした。

モモカの後ろに家具が増えて、モモカが可愛らしく小首をかしげお礼を言った。

「ありがとうございます。」

ふふんっと、得意気になり画面に向かってニヤニヤしながら守は話しかけた。

「もっと痛ぶって欲しいんだ~ならもっと泣かせてやるからな!!」

その後も、モモカを叩いたり恥ずかしめたりしてポイントを貯めていった。

夢中でゲームをしていたが、腹が減り時計を見るといつの間にか昼を過ぎていた。

「こんなに時間がたってたのか、どうりで腹が減るワケだ…少し休憩しとくか。」

そんな風に自堕落な生活を何日も繰り返していると、ポイントも貯まり、ゲームの選択肢も内容が変わってきた。

「よし!5000P越えたぞ!!」

??で隠れていたリストの表示が変わった。
道具と表示され、内容は鞭や手枷、縄などいかにも…と言ったモノばかりが並んで、守を喜ばせた。

「あははは…コレはヤバいのがあるな!?」

守はリストから目に付くモノ、全て入手してポイントを使い果たした。
その後から選択肢に“道具”の項目が増えた。

ピロン!音が鳴ると、ギラついた目を画面に向けて、食い意地の張った守がろくに食事も摂らず、眠るのも忘れゲームに夢中になった。

…ベッドに寝かす。…

…イスに座らせる。…

…道具。…

守は道具を撰び、道具のリストから何を使うかニヤニヤしながら目移りしていた。

「今日は、鞭を使うか!」

画面から、ビシン!ビシン!とモモカの背中や尻に目がけ鞭か振り下ろされ、鞭で打たれるたびモモカの短い悲鳴が響いた。その映像を何十分も眺めて自慰行為をした後止めた。

散々鞭で打つと、ぐったりしたモモカが床に横になっていると、次の選択肢が表示された。

…全裸にする。…

…縄で縛る。…

…道具。…

選択肢も、最初と比べるとかなり過激になって守好みの選択肢になってきていた。

「迷うな…全裸にして次の選択肢で道具でもいいし、縄で縛って道具もいいな…迷う~!」

薄暗い部屋の中で、守は幾度となくモモカを責め痛ぶり、辱めながらドンドン残虐性を高めていた。

そんな守だったが、流石に三日も寝ずにゲームをしていると、コクンッコクンッと舟をこぎ始め、うたた寝をしていた。

夢うつつの寝ぼけた状態で画面を見ると、画面からモモカが出で来て、守に絡みキスをしようとしていた。しかし、ドアをノックする音に守が目を覚ますと、モモカは画面の中であられも無い姿でロウを垂らされ藻掻いている。
ドアの外から母親の心配そうな声がした。

「守、お願いだから何か食べて!お母さん何でも作るから…」

そう言って泣いている母親の前には、守が食べなかった食事や菓子が手付かずになっていた。

「…ピザとチキン、あとコーラ…」

腹を擦り、確かに腹が減って立っとフラついた。

(俺、いつから食べて無いんだっけ?)

ニ、三十分もすると、母親が廊下に守が言った物を用意してくれた。

「ここに置いておくから、ちゃんと食べてね…」

母親が階段を降りていくと、フラつきながらも食べ物を部屋に入れて、まだ温かいピザを口にした。
一口食べたら止まらず、ムシャムシャとピザを完食したらコーラをがぶ飲みし、チキンを頬張った。

ゲフッとげっぷをし、残ったコーラを飲み切ると、ゴソゴソとベッドに入りドロの様に眠った。

どれほど寝たのか、久しぶりにゆっくり眠った気がしたが、ベッドの上で伸びをするとボキボキッと体がなった。

「ちょっとゲームにハマり過ぎたかな?まあいいや、後で続きをするか…」

ベッドでゴロゴロしていると、いつもの様に母親が出勤前に守の食事を廊下に置き、ドアをノックした。

「昨日はちゃんと食べた?ご飯、置いておくからね。」

いつもの様に守も、母親が出勤した後に食事を部屋に入れ、昨日の空の食器を廊下に出した。

その日の食事は、母親が守の体の事を思って野菜や魚を使った物だったが、肉が無い事に不満をこぼした。

「チッ、なんで肉が無いんだよ!これだからババァは使えねーんだよな!!」

文句を言いながら綺麗に食べると、食器を廊下に出した。
体がベタつくので久しぶりに風呂に入り、ヒゲを剃りさっぱりすると、風呂場にある鏡を覗くと、かなりガタイの良かった体が、少し細くなり目の下には濃いクマが出来ていた。

「…まぁ、少し痩せたのはいいけど、クマが酷いな…」

新しいスウェットを着て、しばらくリビングのソファでくつろぎのんびりしていたが、不意にモモカを思い出し部屋に戻ると、ミニのワンピース姿のモモカがベッドに座って画面越しに守を見ていた。

一瞬ドキッとしたが、ゲームの中のモモカが守を認識して見るワケないと、体調も良くなりまたゲームを始めた。

椅子に座り、画面に出る選択肢を見て飽きもせず、興奮していた。

その日は、モモカを目隠しし淫らに痛ぶり続け、自分も何度も果てた。
夜になっても気付かず、モモカの悲鳴と喘ぎ声にまた食事も睡眠も忘れた。

母親がまた、食事を取らない守を心配して声をかけるが、返ってくるのは暴言だった。

「守、またご飯食べてないけど…体調悪いの?」

「うるさい!構うなよババァ!!」

ドンドン守は母親にキツくなり、母親も食事は用意するが、食べてなくてももう何も言わなくなった。

画面には、縛られたモモカの胸に針を刺していた。

「何本目で泣き叫ぶかな?」

そう呟いてて、針を刺し続けモモカが泣きながらやめて!と叫ぶと針を刺すのは止め、次の選択肢でロウソクを撰び、針だらけの胸に熱いロウを垂らし悲鳴を上げ藻掻いている姿に、堪らなくなりもっともっとと責めたてた。

「針より太いのを捩じ込んでやる!」

道具を撰ぶと、画面にはモモカの腕より太いモノが映り、モモカが悲鳴を上げてイヤイヤと首を振った。
それでも画面には、モモカの太ももの間をゆっくり進み、ミニのスカートの中に入っていくと、湿り気を帯びた場所にグブッ!と音がしてモモカがのけ反った。
全部入った頃にはモモカが痙攣を起こしていたが、ヴゥ~~ンという機械音がするとモモカが腰をガクンガクンと動かし、一際甲高い声で悲鳴を上げた。

「キヒィ~~~!!」

守も昂ぶり、モモカのその姿を見ながら、自分のモノをモモカの中に入れたつもりで手が痺れるほど夢中で何度もぶちまけていた。

「いいよ…モモカ、あぁ~最高だよ…」

ふぅ~っとため息を吐きながら、椅子の背もたれに体を預け一息付くと、画面の中のモモカは今だに責められたままになっていて、息も絶え絶えの状態を愉しんでいた。

ピロン!

画面に選択肢が出たが、それはモモカが壊れるのではというモノだった。

だが、守は容赦なくソレを撰び実行した。

画面にさっきより細いが、イボイボの付いていたモノが映り、モモカのスカートの中に入っていった。
今度のモノは、モモカの後ろに当てられると…

「ム、ムリ…これ以上は、後ろはやめ、やめて…」

ようやくの思いで喋っているモモカに、ソレはズププ…と音をたて深く入り込んだ。

「ギャッ!ヒィ~!!」

もちろんソレも機械音を鳴らし、モモカの中で激しく動き、先に入れたモノとぶつかり擦れ合い、モモカは白目を向いて躰を震わせていた。

「あぁ、モモカ…そんなになっても気持ちいいのか?太ももが震えて…もっと欲しいんだね!」

ギラつく目に、狂喜の色が滲み守は壊れかけのモモカにとどめを刺さんばかりにゲームを進めた。

次に撰んだのは、モモカを天井から海老反りに吊るすものだった。
のけ反る胸に先程の針が何本、何十本とキラキラ光り、赤く滲み出している所もあった。
次々に撰び、モモカは息を呑む様な短い悲鳴を上げ、ぐったりした。

「…ヒッ…ヒッ…ヒッ…」

スカートの中の突起物に紐を結び中身が入っているペットボトルをぶら下げ、胸の突起には洗濯バサミがガッチリ挟み込み、モモカの全てを責め上げた。

もう声すら出せず、時々躰がビクンッと跳ねるのを見て、守は達成感すら感じていた。

「もうこれ以上は無いかぁ…」

夢中になり、どれほど時間が経ったのか分からないが、満足して画面を眺めていると、“Clear”の文字が出た。

「そうだろうな…道具も使い果たしたし、モモカも壊れちゃっただろうな。」

画面には、英語でエンドロールがかなり早いスピードで流れていて、全然読めそうもなかった。
エンドロールが終わると、“Continue”と出た。

「ん?Continue…アレか、まだキャラが二人残ってるからか!」


少し考えてからContinueをクリックした、ゲームは最初と同じに始まったが、モモカと名付けたキャラは赤いバツが付いおり、二人のどちらかを撰べとなっていた。

「今度は~ギャル系で行くか!」

金髪ギャルは“ナナ”と名付け、始めるとクリア特典なのか画面の中の部屋にはモモカの時に集めた家具や小物があり、ある程度揃っていた。

「今回のポイントは衣装と道具に使えるな、前回はほとんど下着姿だったからな…」

ナナの場合はあまり最初から手荒にせず、進めていたが、今回は気の強そうなキャラに際どい衣装を着せ辱め愉しんだ。布地が極端に小さかったり、透けていたり、肝心な部分に穴が空いていたりニヤニヤが止まらない。

ある程度進み、道具を交換しようと見てみるとアイテムが増えていた。
犬耳のカチューシャと、シッポだが…シッポのつけ根の反対側が太いモノになっていた。
それを見た守は、またしても興奮が止まらなかった。

ナナが嫌がる犬のコスプレをさせ、シッポを付けるためよつん這いにし、後ろに太いモノを全部押し込むと外れない様に細いベルトをしめた。
ナナは高く尻を上げたまま、床に爪を立て尻を震わせた。
その姿は、犬が喜んでシッポを振っている様に見えた。

「太いシッポを付けて貰えて嬉しいのか?本当にメス犬だな。」

そう言って、乗馬用の鞭を撰びナナの震える尻を赤くなるまで叩いた。

「キャッ!痛い、痛いよ!!」

叫ぶナナに、躾けてやると犬耳とシッポ以外外し、日焼けした浅黒い肌に紅い縄で縛り上げると、鳥の羽根飾りで敏感な所を延々とくすぐった。

「あひっ、やぁ、やめて!」

画面に映るナナは、躰に薄っすら汗が光っていた。

(最近のゲームってクオリティが凄いな、本当の人間を苛めてるみたいだ…)

くすぐり続けていると、選択肢にイスに座らせると出たので、ナナを座らせるとシッポが更に深く入りカタカタとイスの上で震えた。

被虐心が大きくなり、ナナの躰をイスに固定すると、ナナの人差し指の指先に針を刺した。

「ギャッ!」

続けて中指、薬指、何十本もの針が指先から出ている、ナナは泣き叫び痛みに耐えられず、ヨダレを垂らしながら失神していた。

「ふぅ~…まだ足りない気がするな。」

モモカの時より、慣れたせいかゲームの進みが早くなっており、ナナの自我崩壊もあっと言う間にクリアしていた。

そして、最後の一人に“マドカ”と名付けた。
見た目は清楚なお嬢様風のマドカだが、ゲームを進みると先の二人と違って、守の選択を喜んで受けた。

守がビンタを選択すると…

「もっと…ぶって下さい。」

瞳を潤ませ、痛みを望んだ。

(チッ!最後にドMが来るなんて、なんか面白くないな…)

マドカが痛みを求めるので、敢えてその後は今までの残虐性が嘘の様に、優しく扱いマドカの望まない選択ばかりしていた。

しかし、前の二人で培ってきた被虐心が消えず、今か今かとウズウズしてきた。

耐えられず、守はマドカを殴る選択をすると、その後は二人の時より酷かった。

白い背中や尻が無惨に、ミミズ腫れで赤黒い筋が何本もついたり、天井から吊るし冷水をかけたり。
選択肢の中で、拷問に近いモノばかり撰び責めたが、マドカは全て嬉々として受けた。

「なんなんだ!痛くないのか?苦しくないのか!?」

マドカの“飼育”は、なかなか終らず時間がかかっている。


夏が終わり、秋の冷たい風が吹き始めた頃には、守は意地になっていた。
どうにかしてマドカの、泣き叫ぶ姿を見ない事には気が済まず…ムキになる姿は普通の人間には見ない…
ボサボサの髪は胸まで伸び、不摂生でガッチリしていた体は痩せ、青白い顔にギョロッとした目、幽霊かお化けの様に見えた。

「…分かったぞ、マドカの攻略法が!!」

画面に向かい、貯まったポイントを全て道具と交換し、全ての道具を使った…しかしマドカはクリアしない。

守は足をバタバタと、駄々をこねる子供の様に床を踏みつけ、どうにもならないイラ立ちを部屋中の物に当たり散らした。
一通り暴れると、ゼェゼェと荒い息を落ち着かせ、深呼吸して画面を見た。

道具ばかりに気を取られいたが、家具や小物等を良く見てみると、大きな姿見の鏡やベルト、ペーパーナイフなど、使えそうな物を試した。

試しに姿見で、責められて喜ぶ姿をマドカに見せててみると、意外な反応をした。

「いや!こんな姿見せないで、恥ずかしい…」

あんなに拷問じみた事や、淫らな事を喜んでいたマドカが、初めて嫌がった。

「そうか…精神的苦痛か!」

守はジワジワと、焦らす様に精神的な選択肢をマドカに与え続け、マドカが墜ちる寸前まで行った。
もう、その頃のマドカには、モモカやナナと同じ選択肢でも泣きながら嫌がる様になり、守はほくそ笑み満足そうにマドカの姿を眺めていた。

「そろそろ、トドメを刺してやるからな…」

最後とばかりに、全ての穴を塞いだ。
前後に太く凶暴なモノを捩じ込んで、口も耳も鼻の穴さえ塞ぎ、もがき苦しむマドカに鞭を打ち続け、マドカは激しく痙攣したのち…ぐったりと動かなくなると、同時に守も果てた。

ハァハァ…と画面を見ると、黒い画面に“All clear”の文字が金色に光り、画面に紙吹雪が舞った。

「やった…全クリした……?」

画面から紙吹雪が消えると、“SECRET”の文字が点滅している。

「シークレット?…なんだよ、隠しキャラがいるのかよ~」

不服そうな口調だが、顔は何かを期待しているのか様に、目がギラつき“SECRET”をクリックした。

画面が真っ暗になった、と思ったが違った。
守の周りが闇に包まれた様に、暗くなり何も見えず、停電かと思い慌てた。


「ふざけんなよ!?せっかく出たシークレットが!!」

しかし…守は違和感を感じた、いくら停電しても窓のカーテンの隙間から、少しくらいなら夜でも薄っすら見えるはずだが、まったくの暗闇…フラつきながらも手探りでドアノブを探した。

「!?」

守のゴミゴミした部屋のはずが、足元にツマづく物がなく、壁には本棚やコレクションケースがあるはずなのに何も無い…慌てて母親を呼んだ。

「母さん!母さんいる!?」

返事が無い。

壁を叩きながら、もう一度呼んだ。

「母さん、母さん!!」

守はパニックになり暗闇の中で、大声で助けを呼びながら、力の限り壁を叩いた。

どれほどの時間暗闇にいるか、守は疲れ果て床にへたり込み、泣き叫び…そして意識を失った。



秋の終わり…守の母親と父親が、守の部屋の片付けをしていた。
悲しみに暮れた母親は目を腫らし、やつれた父親と、守がいつ戻ってもいい様にと綺麗にしていた。

「…あの子は、何で居なくなったのかしら…」

母親は…ゲーム好きの守の為に、部屋に散らばるソフトを拾い上げテーブルに置き、父親と部屋を出た。

テーブルにあるソフトのパッケージに『飼育少女』とあるが…デザインが違っていた。

  四人の美少女が笑顔で手を振っている…



      ーENDー




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