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■Ⅵ■TO EUROPE■
[1]ドイツの記憶 & 日本の美味 *
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ステルス効果のお陰で、ミュンヘンへの航海は順調だった。
けれどそれきりクウヤの質問タイムは終了してしまった。尋ねたいことは山ほどあったのだが、そのほとんどがマリーアのことだったからだ。
目の前の声の主は「アンドロイド・メリル」なのか? はたまた「マリーア」なのか?
シドが話した過去の経緯が真実ならば、メリルという媒体を通してマリーアへ問いかけるのは酷な気がした。それでなくとも先程のメリルの動揺振りから察するに、やはり余り詰問されたくないという雰囲気がある。問答するならまだ面と向かっての方がマシか……? そう考えてしまうと、メリルに訊きたいことは案外ないのが現状だった。
メリルに「確保」されてから既に七日目。こんなに穏やかな日中は『ムーン・ライナー』でインドを目指していたあの数時間以来だろうか? かと言ってもう全財産を賭けてのボードゲームなどする気にもならない。クウヤはしばし時間を持て余し、先程のメリルのように窓辺で外の様子を目に入れながら、ふと物思いにふけっていた。
──ミュンヘン、か……──。
日常会話程度ならドイツ語も話せるクウヤであるが、行ったこともなければ所縁もない──そう思っていたのだが、たった一つだけ思い出したことがある。
「ミュンヘン」と地域を絞られていた訳ではなかったが、「ドイツ」という国名を恩師である高科教授の口から唯一聞いたことがあった──気がするのだ。
授業の合間かフィールド・ワークでの他愛もない会話の中だったため、どうにも詳細が思い出せない。確か誰かがドイツにいるのだとか、いたのだとか……友人か親戚か、はたまた研究仲間か……もし学会などでシドの父親と交流があったのだとしたら、マリーアについても認識があったかもしれない……?
しかしそれを尋ねようにも、高科教授は四年も前に他界していた。
クウヤは五年前に教授の研究室から卒業したが、その頃はまだ同じ敷地内で自分がリーダーを務めるチームに所属していた。
時々教授の元を訪ねることもあったが、会う度に衰弱していることには気付いていて、何度も休職することを提案したが頑として受け入れようとはしてくれなかった。『エレメント』に懸けたあの執念は何処から生まれたのか? クソが付きそうなほど真面目人間ではあったが、命も注ぐほど研究熱心になっては本末転倒というものだ。結局終末期病棟に入れられて、帰らぬ人になってしまったという。クウヤも葬儀に参列して別れの挨拶をすることは出来たが、最後に言葉を交わしたのは、もういつのことだっただろうか?
──もしも教授が生きていてくれたら──。
そうは言っても以前ならともかく、自分はすっかり退廃した落ちぶれ研究者の身だ。いや……もはや研究者ですらなかった。身体に『エレメント』を埋め込んだ人間なんて、教授にとったら研究対象でしかないか? ──シドでなくとも斬り刻まれそうだと、仄かに懐かしさを含んだ笑みを浮かべる。
「クウヤ様、まもなく昼食のお時間となりますが、メニューはいかが致しましょうか?」
そんな横顔に、いつの間にか入室していたメリルが機械的に質問をした。
「あー……食材あるって言ってたよな? たまには自分で作るからいいよ」
「ご自分で、でございますか!?」
クウヤの意外な返事に、メリルもさすがに驚きを隠せなかった。
「別にそんなに驚かなくったっていいだろ……アメリカ行ってからずっと自炊だったんだ。まぁ今回は単なる暇つぶしだって。それにそろそろ手料理ってもんが食べたいしなぁって」
「……そういうものなのでございますね」
「まぁな」
「では、どうぞこちらへ」
クウヤは鈍った筋肉をほぐすように、腕を上げて伸びをした。メリルに案内された小さなキッチンは、通常全てが自動調理機で賄われているらしく、いわゆる人力としての調理器具は最低限の装備しかない。食材やキッチン・ツールを物色するクウヤが余りにも新鮮だったのか、メリルは退室することなく一挙手一投足に目を見張った。
「……あんまりジロジロ見られるとやりづらい」
「失礼を致しました! このようなアナログな作業は久しく見ておりませんでしたので」
「久しく?」
この反応はやはりマリーアのモノなのだろうか? 少女時代、母親の手料理でも食べていたならば──そんな想い出もあるに違いない。
「言っとくけど、そんなに凝ったもんが作れるほど達者じゃないからな。むかーしおふくろが作ってたのを見よう見まねと、あとは完全に自己流だ」
「お母様の……確かクウヤ様のご両親様は」
「ああ、そんな情報も読んだのか? 俺がアメリカに居る間に、二人共交通事故でな」
二人が亡くなったのは地上の交差点、麻薬中毒者の暴走車に突っ込まれたことによる事故死だった。
あれが『ムーン・ウォーカー』による事故であったなら、今頃こんな呑気にマザーシップに乗っていられるだろうか? クウヤはそんなことを思いながら食料庫の扉を開いた。
「へぇ~! 調味料は随分充実してんのな。まさか味噌や出汁まであるなんて」
「自動調理のメニューに日本料理もございますので。お豆腐などもございます」
「んじゃ味噌汁は決定だな! 乾燥ワカメもあるのか?」
「はい。お魚の干物もございます」
「スゲーっ!!」
西欧人のシドの船にしては次々と和食の材料が現れて、クウヤは俄然ヤル気が湧いてきた。
「そう言えばメリルってメイド用アンドロイドな訳だから、もしかして調理も出来るのか?」
早速小鍋にお湯を沸かし、味噌汁の準備を進めながら、カウンターで見守るメリルに問いかけた。
「はい、和食もプログラミングされております」
「だったら付き合うか? 俺、だし巻き卵が食べたい」
「は、はい」
クウヤの思いがけない誘いに一瞬戸惑いを見せたメリルであったが、しっかり両手を洗って四角いフライパンを火に掛けた。
「さすがに手際いいな~」
「クウヤ様も包丁捌きが手馴れております」
手狭なキッチンに並んだ二人はまるで新婚夫婦のようだ。
「最近の炊飯器はあっと言う間だな」
クウヤは豚野菜炒めと鯵の干物に豆腐とワカメの味噌汁、メリルがキュウリとワカメの酢の物に小葱のだし巻き卵を作り終えたところで、タイミング良く日本米も炊けた。ランチと言うよりは日本の朝の食卓にプラスアルファと言った様相である。
「んー! 卵、うまい!!」
残念ながらいつも通りメリルは食べられないが、食事にも付き合えよと席に着かせ、調理人を目の前にして、クウヤはとびきりの反応を見せた。
「お褒めをありがとうございます、クウヤ様」
「一週間前まで日本にいたのに、何だか懐かしいよな。まぁ日本にいても、こんな美味しい和食なんて食ってなかったけどさー」
メリルに見学されながらの食事もすっかり当たり前になった今、毎日の食事すら心配だった懐事情の日々を思えば、この一週間はお陰様で食事だけには恵まれていたと思う。
クウヤはその中でもこの和食が一番だと断言した。
「これでメリルも食べられたら、もっと良かったけどな~」
「わたくしもクウヤ様の手料理いただいてみたかったです」
つい出た本音に、メリルも珍しく同調する。
「ほぇ~メリルも随分お世辞が上手くなったもんだな」
「いえ……本心でございます。クウヤ様のお味噌汁、とても良い香りが致しますので」
アンドロイドとしての本心か否かはもはや詮索しないが、確かに手元の箸から移した視界には、真実らしい面をしたメリルがクウヤを見つめていた。
「なんだ……ちゃんと嗅覚あるんだな。スラム街では平気な顔してたからさ」
「においを感知は出来ますが、苦悶するかどうかはプログラミング次第かと」
「ふーん、でも「いい匂い」だってことは認識出来たんだ?」
からかうようにクウヤが悪戯っぽい顔でツッコミを入れると、
「が、害のあるにおいかどうかは判別出来ませんと……ご主人様をお守りするためにも」
どうしてだか一瞬火照らせたように頬が赤みを帯びた。
「まぁ何にせよ、自分が作った物を褒められるのは嬉しいもんだし、ありがとな、メリル」
「いえ、こちらこそお褒めをいただきありがとうございました」
こんな和やかな会話であっても、まだまだメリルの表情は自然な笑顔から程遠かった。
それでもいつか変わるのだろうか? マリーアが全ての苦悩から解放され、心から笑える日々が訪れたその時に。
「久々の日本の米、うめ~っ!!」
クウヤはこの後梅干も発見し、結果三杯飯を平らげた──。
けれどそれきりクウヤの質問タイムは終了してしまった。尋ねたいことは山ほどあったのだが、そのほとんどがマリーアのことだったからだ。
目の前の声の主は「アンドロイド・メリル」なのか? はたまた「マリーア」なのか?
シドが話した過去の経緯が真実ならば、メリルという媒体を通してマリーアへ問いかけるのは酷な気がした。それでなくとも先程のメリルの動揺振りから察するに、やはり余り詰問されたくないという雰囲気がある。問答するならまだ面と向かっての方がマシか……? そう考えてしまうと、メリルに訊きたいことは案外ないのが現状だった。
メリルに「確保」されてから既に七日目。こんなに穏やかな日中は『ムーン・ライナー』でインドを目指していたあの数時間以来だろうか? かと言ってもう全財産を賭けてのボードゲームなどする気にもならない。クウヤはしばし時間を持て余し、先程のメリルのように窓辺で外の様子を目に入れながら、ふと物思いにふけっていた。
──ミュンヘン、か……──。
日常会話程度ならドイツ語も話せるクウヤであるが、行ったこともなければ所縁もない──そう思っていたのだが、たった一つだけ思い出したことがある。
「ミュンヘン」と地域を絞られていた訳ではなかったが、「ドイツ」という国名を恩師である高科教授の口から唯一聞いたことがあった──気がするのだ。
授業の合間かフィールド・ワークでの他愛もない会話の中だったため、どうにも詳細が思い出せない。確か誰かがドイツにいるのだとか、いたのだとか……友人か親戚か、はたまた研究仲間か……もし学会などでシドの父親と交流があったのだとしたら、マリーアについても認識があったかもしれない……?
しかしそれを尋ねようにも、高科教授は四年も前に他界していた。
クウヤは五年前に教授の研究室から卒業したが、その頃はまだ同じ敷地内で自分がリーダーを務めるチームに所属していた。
時々教授の元を訪ねることもあったが、会う度に衰弱していることには気付いていて、何度も休職することを提案したが頑として受け入れようとはしてくれなかった。『エレメント』に懸けたあの執念は何処から生まれたのか? クソが付きそうなほど真面目人間ではあったが、命も注ぐほど研究熱心になっては本末転倒というものだ。結局終末期病棟に入れられて、帰らぬ人になってしまったという。クウヤも葬儀に参列して別れの挨拶をすることは出来たが、最後に言葉を交わしたのは、もういつのことだっただろうか?
──もしも教授が生きていてくれたら──。
そうは言っても以前ならともかく、自分はすっかり退廃した落ちぶれ研究者の身だ。いや……もはや研究者ですらなかった。身体に『エレメント』を埋め込んだ人間なんて、教授にとったら研究対象でしかないか? ──シドでなくとも斬り刻まれそうだと、仄かに懐かしさを含んだ笑みを浮かべる。
「クウヤ様、まもなく昼食のお時間となりますが、メニューはいかが致しましょうか?」
そんな横顔に、いつの間にか入室していたメリルが機械的に質問をした。
「あー……食材あるって言ってたよな? たまには自分で作るからいいよ」
「ご自分で、でございますか!?」
クウヤの意外な返事に、メリルもさすがに驚きを隠せなかった。
「別にそんなに驚かなくったっていいだろ……アメリカ行ってからずっと自炊だったんだ。まぁ今回は単なる暇つぶしだって。それにそろそろ手料理ってもんが食べたいしなぁって」
「……そういうものなのでございますね」
「まぁな」
「では、どうぞこちらへ」
クウヤは鈍った筋肉をほぐすように、腕を上げて伸びをした。メリルに案内された小さなキッチンは、通常全てが自動調理機で賄われているらしく、いわゆる人力としての調理器具は最低限の装備しかない。食材やキッチン・ツールを物色するクウヤが余りにも新鮮だったのか、メリルは退室することなく一挙手一投足に目を見張った。
「……あんまりジロジロ見られるとやりづらい」
「失礼を致しました! このようなアナログな作業は久しく見ておりませんでしたので」
「久しく?」
この反応はやはりマリーアのモノなのだろうか? 少女時代、母親の手料理でも食べていたならば──そんな想い出もあるに違いない。
「言っとくけど、そんなに凝ったもんが作れるほど達者じゃないからな。むかーしおふくろが作ってたのを見よう見まねと、あとは完全に自己流だ」
「お母様の……確かクウヤ様のご両親様は」
「ああ、そんな情報も読んだのか? 俺がアメリカに居る間に、二人共交通事故でな」
二人が亡くなったのは地上の交差点、麻薬中毒者の暴走車に突っ込まれたことによる事故死だった。
あれが『ムーン・ウォーカー』による事故であったなら、今頃こんな呑気にマザーシップに乗っていられるだろうか? クウヤはそんなことを思いながら食料庫の扉を開いた。
「へぇ~! 調味料は随分充実してんのな。まさか味噌や出汁まであるなんて」
「自動調理のメニューに日本料理もございますので。お豆腐などもございます」
「んじゃ味噌汁は決定だな! 乾燥ワカメもあるのか?」
「はい。お魚の干物もございます」
「スゲーっ!!」
西欧人のシドの船にしては次々と和食の材料が現れて、クウヤは俄然ヤル気が湧いてきた。
「そう言えばメリルってメイド用アンドロイドな訳だから、もしかして調理も出来るのか?」
早速小鍋にお湯を沸かし、味噌汁の準備を進めながら、カウンターで見守るメリルに問いかけた。
「はい、和食もプログラミングされております」
「だったら付き合うか? 俺、だし巻き卵が食べたい」
「は、はい」
クウヤの思いがけない誘いに一瞬戸惑いを見せたメリルであったが、しっかり両手を洗って四角いフライパンを火に掛けた。
「さすがに手際いいな~」
「クウヤ様も包丁捌きが手馴れております」
手狭なキッチンに並んだ二人はまるで新婚夫婦のようだ。
「最近の炊飯器はあっと言う間だな」
クウヤは豚野菜炒めと鯵の干物に豆腐とワカメの味噌汁、メリルがキュウリとワカメの酢の物に小葱のだし巻き卵を作り終えたところで、タイミング良く日本米も炊けた。ランチと言うよりは日本の朝の食卓にプラスアルファと言った様相である。
「んー! 卵、うまい!!」
残念ながらいつも通りメリルは食べられないが、食事にも付き合えよと席に着かせ、調理人を目の前にして、クウヤはとびきりの反応を見せた。
「お褒めをありがとうございます、クウヤ様」
「一週間前まで日本にいたのに、何だか懐かしいよな。まぁ日本にいても、こんな美味しい和食なんて食ってなかったけどさー」
メリルに見学されながらの食事もすっかり当たり前になった今、毎日の食事すら心配だった懐事情の日々を思えば、この一週間はお陰様で食事だけには恵まれていたと思う。
クウヤはその中でもこの和食が一番だと断言した。
「これでメリルも食べられたら、もっと良かったけどな~」
「わたくしもクウヤ様の手料理いただいてみたかったです」
つい出た本音に、メリルも珍しく同調する。
「ほぇ~メリルも随分お世辞が上手くなったもんだな」
「いえ……本心でございます。クウヤ様のお味噌汁、とても良い香りが致しますので」
アンドロイドとしての本心か否かはもはや詮索しないが、確かに手元の箸から移した視界には、真実らしい面をしたメリルがクウヤを見つめていた。
「なんだ……ちゃんと嗅覚あるんだな。スラム街では平気な顔してたからさ」
「においを感知は出来ますが、苦悶するかどうかはプログラミング次第かと」
「ふーん、でも「いい匂い」だってことは認識出来たんだ?」
からかうようにクウヤが悪戯っぽい顔でツッコミを入れると、
「が、害のあるにおいかどうかは判別出来ませんと……ご主人様をお守りするためにも」
どうしてだか一瞬火照らせたように頬が赤みを帯びた。
「まぁ何にせよ、自分が作った物を褒められるのは嬉しいもんだし、ありがとな、メリル」
「いえ、こちらこそお褒めをいただきありがとうございました」
こんな和やかな会話であっても、まだまだメリルの表情は自然な笑顔から程遠かった。
それでもいつか変わるのだろうか? マリーアが全ての苦悩から解放され、心から笑える日々が訪れたその時に。
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