異世界に来たって楽じゃない

コウ

文字の大きさ
95 / 292

第九十五話

しおりを挟む

 「おい、起きろ!」
 
 だ・か・ら、カカト落としは身長が縮む気がするから止めろ。どうせやるならスカートを履いてからにしろ。
 
 
 ジビル村からコアトテミテスの街までの意識が無い。不眠症の睡眠薬なんて飲んで無いけど……   あ、強烈なジャブが顎にヒットしたんだっけ。
 
 プリシラ目覚ましで身長を二ミリほど伸ばして、スッキリ起きた時にはコアトテミテスの城門を潜ってオリエッタのいる宿まで少しの距離だった。
 
 僕は白百合団と別れて隊長達と今回の報酬を貰うために冒険者ギルドに向かった。帰りは意識が無かったから話せなかったけど、隊長達も白薔薇団の人達もいい人で良かった。またパーティーを組みたいかと言われると考えてしまう。
 
 今回の魔石の収集で思い知ったのが白百合団の桁外れの強さ。自分で所属していると分からなかったけど、白百合団のメンバーは集団の中では生きれない様な気がするよ。
 
 ハスハント商会のマノン・ギーユさんが言っていた言葉を思い出す。個々の戦闘能力が高すぎると。確かにプリシラさんを筆頭にマトモな人間が居ない。唯一マトモなのは……   
 
 僕達は傭兵だ。集団の中で力を発揮しなければ集中攻撃に会う。その場は凌げても後が続かない補給はどうする、身体がいつまで動かせる、帰る場所は?   僕達だけで生きるなら冒険者の方が合っているのかな。
 
 僕は僕達の未来を思い描いたが、やはり魔王の事がどうしても気になる。ここまで世界が変わっていると本当は魔王なんて居なくて、ハルモニアの橋の先のノルトランドには魔物も居なくて南国の水着美女の楽園があって欲しいと思っている。
 
 今は影の美しいダークエルフさん達が色々と調べてくれているはずだ。出来れば僕はハルモニアとノルトランドを繋ぐ橋まで行って見てみたい。楽園なら水着を持って行かないと。
 
 ただ、この世界には水着が無い。ある事にはあるんだけど、ビキニみたいな露出の多い物など無く……
 
 「後は鑑定待ちで報酬を払うでいいな」
 
 どうも妄想モードに入っていると邪魔も入るようだ。考えながら付いて行ったら話しは終わってたみたいだ。今回はかなり稼げたようで隊長も白薔薇団も喜んでいる。力になれて良かった。もうパーティーを組む事は無いだろうけど会えて良かったよ。

 鑑定には三日ほどかかるらしく僕達はそれまでコアトテミテスで休むとしよう。観光もいいね。一人になれるなら、娼館めぐりもしてみよう。    ……死に急ぐ必要もないか。
 
 白薔薇団とは関わらない様にしよう。リースさんには気に入られた様だが、素人に深入りすると後が大変だし、カカト落としで身長を伸ばされるのは、もっと嫌いだ。
 
 ギルドを出てから「飯でも……」との誘いを丁寧に断り……    なぜだ!?    なぜダン隊長も僕を誘う目を向けるんだ!?   

 鑑定が終わる四日目にギルドに集まる事を約束し、僕達はその場を離れた。    ……離れられなかった。ゴリラ……    ローズさんがデカイ身体でこっそり僕の後に着いて手を捻りあげるのは想像の範囲外。
 
 「な、なんでしょう、ローズさん。腕を折れると、仕事に支障が出るんですけど……」
 
 「固いことを言うなよ、シン男爵。こんな上玉を簡単に逃がす訳がねぇだろ。なぁ、リース」
 
 「そうですねローズ。シン男爵、いっそ傭兵なんて止めて白薔薇団に入って冒険者になりませんか?」
 
 嬉しいヘッドハンティングのお誘い。白薔薇団、美女三名とゴリラ……    冒険者らしい体躯の一人の四人に囲まれたハーレム生活。
 
 「申し訳ありませんが、ご要望応える事は出来ません。ぼ、僕には……    う、腕が……」
 
 男の子だもん。悲鳴なんて上げないよ、三十秒くらいは我慢出来る。その後は街中だろうと、乙女の様に悲鳴を上げてやる。
 
 「そう言うと思ったぜ。リース、諦めな」
 
 「ええ、そうですね」
 
 以外とアッサリ引き下がったな。だったら最初から腕をねじ上げるとかは止めようよ。大人しく話し合えば済む事じゃないか。
 
 「■■■■、ウォーターボール」
 
 久しぶりに聞く水系魔法使い、ニコールの声は「喘ぎ声」では無く「詠唱」だった。唱えられた魔法はバスケットボールくらいの大きさの水の塊が僕の顔に当たっただけ。顔でも洗えと言う事かな。
 
 「苦しいのは一瞬だ」
 
 当たった水の塊は、塊のまま顔から離れる事が無く。まるで丸い水槽に顔を突っ込んでる気分で息が出来ない。
 
 ヤバいと、空いている手で顔の周りの水を払おうとしても取れる事も塊が動く事も無く、取り付いたまま。このままだと窒息する!
 
 「安心しな。死んだヤツに興味はねぇ」
 
 何を言ってるんだ、バカタレ!    このまま窒息だ!    水死体になるのは嫌だ!    暴れても、もがいても、水の塊は顔から離れる事は無く、死ぬほどの苦しみの中で僕は死んだ。
 
 で、終わったら楽だったのかな。気が付けばローズさんのマウス・ツー・マウスのディープキス。舌を入れるな!    空気を入れろ!
 
 「ガバッ!    グヘッ!    ハァ、ハァ、ハァ」
 
 「お疲れ。やっと生き返ったか」
 
 ローズさんのマウス・ツー・マウスは僕を死の縁から、再び現世へと呼び戻した。感謝のハグをしてみたいと思ったものの僕の両手は万歳している様にベッドの隅にロープで結ばれていた。
 
 「い、いったい、これは……」
 
 死の間際まで行った僕の思考能力は、目の前のローズさんと下半身の一部を包まれる暖かさの方に集中してしまっている。
 
 「いいぃ…ぃっいい…!    も…っと…ぉ続…け…ぇてぇぇ」
 
 聞き覚えのある声はリースさんか!?    この締まり具合にも覚えがあるが。いったい何を……    って、勝手に突き刺さってるんじゃねぇ。
 
 「キスしながらの方がいいってよ。続けてやろうぜ」
 
 無理矢理ってダメだよね。ましてや口の中をなぶる様に舌を入れるなんて、今度から僕もペティナイフを咥えてもらう時には気を付けないと。
 
 「ふぅんっん…っ!  うぷ…!んん!」
 
 ディープキスよりイマラチオに近いローズさんのキスは僕の頭を真っ白にしていく……    諦めるな!    諦めたら試合はそれで終わりだ!     敵は目の前だ!
 
 渾身の力を込めた神速を、下半身と舌に集中して迎え討つ。リースを天まで届くばかりに打ち上げ、ローズに至っては舌を絡ませ口をねぶる。
 
 白い打ち上げ花火と共に項垂れ倒れ行くリース。白目を向いて腰から砕けるローズ。声を上げる暇さえやらないぜ。
 
 「ニコールさん、ノーラさん、この手の紐を取ってくれたら優しくしますよ」
 
 あまりの惨状にへたり込む魔法使いの二人に声が届いただろうか。こんな時には一つの事に集中してくれたら届くかな。■■■■、凝縮。
 
 一瞬でペティナイフからバスターソードにトランスフォームした僕の相棒は、自分で見ても凄いと自画自賛。
 
 「これで突き刺されたいのか!?    手のロープをほどけ!」
 
 二人の想像の中で何を考えていたのかは分からない。分からないが言葉は届いた。既に裸になっている二人は腰砕けのまま僕の両手に取り付きロープを外した。
 
 「ご苦労・さ・ん」
 
 ショートソードで貫かないなんて言ってないからね。「さ・ん」の勢いで手近にいたノーラの秘部に後ろから差し込み貫通。
 
 「ぐはっ!」
 
 エッチで「ぐはっ!」はないだろ。「いや~ん」とか、そんな言葉が聞きたいが、入れちゃった物は仕方がない。このまま神速の腰付き。
 
 「ぎゃあ…ぁぎゃああ…っがぁあぁぁぁ!」
 
 ヤり過ぎ反省。逃げられない様に押さえ付けたのが悪かったのか、可愛い鳴き声も上げれず失神させてしまった。心より反省。
 
 「ひいっ!」
 
 ニコールは匍匐前進が好きみたいだね。腕だけで這って移動するのが得意技なのかな。可愛いお尻が丸見えだよ。
 
 「■■■■、ウォーターボール!」
 
 僕の顔面に飛んで来た魔法の水玉。そう言えば、これで溺死させられそうになったんだっけ。最後まで反抗的な娘にはお仕置きが必要かな。
 
 飛んで来た水玉を神速で避けるのは簡単だ。気が付いた時には組伏せられペティナイフは突き刺さっていた。
 
 「はうっ!」
 
 このくらいの大きさなら大丈夫でしょ。「ぐはっ!」とか言われても気分が出ないし、僕は愛し合いたいだけなんだよ。
 
 「ニコールさんには特別のお礼をしないとね、チュッ」
 
 両手を押さえ込み、頬に軽いキスを。ペティナイフで神速を使い、可愛い声を上げ気を失い。ショートソードの大きさで目を覚まさせてから、神速で身体を震わせ陶酔させる。バスターソードの大きさで我に返り、神速を使って意識が無くなるまで突きまくった。
 
 「こっ!わぁっれえ……る…     しぬぅうっ    い…い…やぁ…ぁあだ……っ」
 
 僕が白薔薇団にスカウトされる事は無いだろうね。
 

 
 宿屋に戻ると狂暴な女性が凶悪な武器を持って待っていてくれた。オリエッタがプリシラさんの為に作った武器、ハルバート。槍に斧が付いた様な武器で長さはプリシラさんより少し大きいくらいか。
 
 「こいつでお前の首を取る!」
 
 オリエッタよ、また面倒な武器を作ってくれたもんだな。とてもじゃ無いが中古のショートソードや盾で受ける自信は無いよ。それと、ハルバートをこっちに向けるな!    僕の首はいいかげん諦めて下さい。
 
 「プリシラさんのバスターソードはどうしました?」
 
 「捨てた」
 
 捨てたじゃねぇ。あれは予備に回すか補修して売るの。そういう細かい所で節約しないと傭兵団の経営なんて出来ないんだから。後で拾ってこい!
 
 「団長の義手も出来てるです~」
 
 見た目は普通。本当の手の様に見える。今までのは少し機械的な感じだったからね。これは嬉しい。しかも手で触った感覚まであるなんて凄いじゃないか。やっぱりオリエッタは天才だ。
 
 「少し面白い魔道具も仕込んでます~。魔力を注入して下さい~」
 
 僕は手を動かすのとは違う物を感じ、そこに魔力を流し込んでみた。すると左手の義手が微かに震えだす。
 
 「これは超震動です~。左手で盾を持ってる時に使うと殆どの物理攻撃が無力化が出来るんです~」
 
 超震動とかって有りなんですか?    理論や原理は分からないけど便利道具なのね。盾が強化されるのはいいよ。安物しか買えないしプリシラさんが本気を出すとすぐに壊れるから。
 
 「プリシラちゃんのハルバートにも仕込んでます~。プリシラちゃんは魔力が無いから魔石を使ってるんです~。切れ味も凄いです~」
 
 余計な物を仕込みやがって。益々、ヤりにくくなる。だけど戦力アップは重要だ。オリエッタには後でご褒美をあげないと。普通の、ベッドで、それ以外はダメ。
 
 「僕が両手持ちのバスターソードを使ったらどうなります?」
 
 「団長はたまに左手でナイフを使います~。それなら切れ味も凄いんです~。バスターソードとか両手で持つと右手が痛くなっちゃいます~。右手も義手にしちゃいます~」
 
 しねえよ!   左手の義手で充分です。しかしこの震動は何かを思い出す。なにか、こう……   あれか!    思い出したら行動に移すのみ。僕はプリシラさんに近寄って不意を付いて胸に手を置いた。モミモミ。
 
 「てめぇは、やっぱり死ぬか……」
 
 超震動全開!
 
 プリシラさんは色っぽい声を高らかに崩れ落ちていった。こいつは使える、使えるぞ、色んな意味で。
 
 「殺す、今殺す、すぐ殺す、ぐちゃぐちゃにして殺す」
 
 崩れ落ちたプリシラさんの頬を染めて、上目使いで訴えている姿も色っぽい。これで着エロならもっといいのに。死にたくないので夕飯でも買いに行こう。
 
 
 コアトテミテスの街の夜でも明るい。魔石がもたらす富がこんな形で反映されるのは領主がいい人だからに違いない。僕も男爵になったんだからどこかに領地を作って皆と普通に、普通に暮らすのも悪くない、普通に。
 
 
 次の朝に起こる事が無かったら、のんびりと生きる選択をしていたのかもしれない……
 
 
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜

サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。 〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。 だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。 〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。 危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。 『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』 いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。 すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。 これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~

ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。 食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。 最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。 それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。 ※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。 カクヨムで先行投稿中!

処理中です...