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第1部 勇者と狼の王女
第6話 盲点
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結婚してから一週間が経った。
今、マリーは、僕が起きるより早く朝の支度をして、美味しい朝食を用意してくれる。
植物研究所へ行く際は、玄関まで見送ってくれたうえで、僕がいない間に家事全般をこなしてくれる。
家政婦を雇ったわけではないのだから、そんなことはしなくていいと言っても。
「人間の生活に慣れたいですから」
と頑なだった。
では、代わりに僕ができることはなんだろうか…。
大したことは思いつかない。
植物研究所で試作した花のサンプルを家に持って帰って、食卓のテーブルに飾ってみたり、りんごのタルトを作ってふるまってみたり、肩をもんだりしてみたけれど、なんだかしっくりこない。
「うーん!旦那様の作るりんごのタルトは絶品ですねぇ」
とニコニコして食べてくれるが…。
果たして…これで良いのだろうか?
僕がソファに横になって、コーヒーを飲みながら資料を読んでいて、カップが空になるとさっとつがれていたり、後でやろうと置いておいた装備が手入れされていたり…。
ここまで来ると…僕でも流石にわかる。
マリーは僕のことを甘やかそうとしている。
なんていうことだ。僕がマリーを甘やかそうとしているというのに。
このままでは負けてしまう。
僕は、マリーが起きるより早く起きて朝食を作ることにした…すると、マリーも負けじと更に早く起きて準備する。
家事も僕がやろうとすると、さっとマリーがやっていく。
だんだんと、相手がやろうとしている行動を先読みし、いかに相手より先に事をなすか…という勝負になってきた。
マリーも僕も、相手にやってもらうたびに
『あ、ありがとうございます』
と、感謝の言葉を言うものの、どこかギコチない。
正直、しんどくなってきた。
こんなに気疲れるものなのだろうか?結婚生活というものは?
僕は、深夜、マリーが熟睡したのを確認すると、そっとベッドを抜け出し、玄関の扉を開いてこういった。
「おい。いるのはわかっている。出てきてくれ。聞きたいことがあるんだ」
僕がマリーを起こさないように、僕の想像が正しければ聞こえるであろうギリギリの小声でつぶやく。
すると、玄関の上の方から真っ黒い泥のようなものが音もなく落ちてきたかと思うと、にょきにょきとその泥は上に伸びていき、やがて人型を形作った。
「勇者殿…私に何か御用ですか?」
「ずっと何かしらの監視がついている気配は感じていた。王女と結婚したのだからと…見逃してきてはいたが。まぁ、今はいい。中に入ってくれ」
そのまま忍びを家に迎え入れ、リビングのテーブルにある椅子に座らせ、自分も向き合う形で席に着く。
深夜、月明りのみの静かなリビングで、男か女かすらわからない真っ黒いものに包まれた忍びの者と、青いパジャマ姿の勇者が、テーブルを挟んで向き合っている…シュールだ。
「単刀直入に言う。マリーを甘やかしたい。どうすればいい?」
「はぁ…?」
「昔、仲間が言っていたんだ。長続きしたかったら、してもらいたいことより、してあげたいことを考えろって」
「はぁ…」
「だから、マリーを甘やかしつくそうと決意したんだが…どうも、マリーも僕を甘やかそうとしているみたいなんだ…しかも、残念ながら今は、僕の方が劣勢だ」
「はぁ…」
「今、僕には味方が欲しいんだ…お前の力を貸してはくれないか?」
「はぁ…」
「…だめか?」
「あのぉ。そもそもなのですが…」
「なんだ?」
「なぜ、勝負事のように言うのですか?」
「そりゃ、僕がマリーを甘やかしたいのだから、マリーに僕が甘やかされるわけにはいかないだろ」
「…。その仲間の方が、おっしゃっていたことは本当にそういうことなのでしょうか?」
「ん?どういうことだ?」
「いえ…私につがいはおりませんゆえ、見当違いなことを言うかもしれませんが…」
「構わない。違った視点が欲しいのも確かだ」
「もっと、こう自然な流れのものではないのでしょうか?」
「だが、油断すると、僕は自分がしてもらいたいことしか浮かんでこないんだ…」
「それは、そんなにいけないことなのでしょうか?」
「はい?」
「自分が好きな人に、あーしてほしい。こーしてほしいと思うのは、至極当然な感情の流れではないでしょうか?」
「ふむ」
「だが、それでは、マリーばかり負担が大きくなってしまう」
「なぜ、話し合わないのですか?」
「ん?」
「あなたがしてもらいたいことがあるように、姫様にもしてもらいたいことがあるのではないでしょうか?」
「そ、そうか…」
マントのフードを深く被っているせいで、顔もわからぬこの忍びに言われ、僕はそれこそ比喩表現ではなく、本当に雷にうたれたような衝撃を受けた。
「そ、そうだな…なんで、そのことに気づかなかったのだろう…僕はずっと…自分の中に勝手に作ったマリーしか見ていなかったのか…?勝手に作ったマリーのして欲しいことを必死にやろうとしていた…そうだ…目の前に本物がいるんだから…聞けばよかったのか…」
「恐らく、お互い負けず嫌いなのでしょう。いつの間にか意地になってしまったんでしょうな」
「なるほど…」
「待て。もう一つ聞きたい」
「…私に答えられることなら…」
「貴殿の王であるケルルト殿は、何を考えておられる?」
「…と、もうしますと?」
「マリーは王族からもう離れた扱いなのか?それとも、僕が王になる義務が発生したのか?」
「…私が言えるのは、我が王は、姫様を不器用に愛されております。うまく愛情表現できなかった償いに、今は姫様と勇者様に幸せな家庭を築いてもらおうと願っておいでです」
「つまり?」
「それ以上は申せません」
「ふむ…」
「それでは、私はこれにて…。これ以上こんなことで呼び出すのは夫婦ともにやめていただきたい。独り身にはあまりに辛く、寒いことですので…」
「そ、そうか。すまなかった。許してくれ」
「…では」
そう言って、忍びは音もなく玄関に移動すると、ドアを開けずにぼわったその場で消えた。
明日は、植物研究所は休みだ。家でマリーの話を聞こうか…。
僕は、そっとベッドに戻ると、眠っているマリーを抱きしめて眠った。
マリーの甘い匂いに包まれて、これだけでも幸せを感じた。
今、マリーは、僕が起きるより早く朝の支度をして、美味しい朝食を用意してくれる。
植物研究所へ行く際は、玄関まで見送ってくれたうえで、僕がいない間に家事全般をこなしてくれる。
家政婦を雇ったわけではないのだから、そんなことはしなくていいと言っても。
「人間の生活に慣れたいですから」
と頑なだった。
では、代わりに僕ができることはなんだろうか…。
大したことは思いつかない。
植物研究所で試作した花のサンプルを家に持って帰って、食卓のテーブルに飾ってみたり、りんごのタルトを作ってふるまってみたり、肩をもんだりしてみたけれど、なんだかしっくりこない。
「うーん!旦那様の作るりんごのタルトは絶品ですねぇ」
とニコニコして食べてくれるが…。
果たして…これで良いのだろうか?
僕がソファに横になって、コーヒーを飲みながら資料を読んでいて、カップが空になるとさっとつがれていたり、後でやろうと置いておいた装備が手入れされていたり…。
ここまで来ると…僕でも流石にわかる。
マリーは僕のことを甘やかそうとしている。
なんていうことだ。僕がマリーを甘やかそうとしているというのに。
このままでは負けてしまう。
僕は、マリーが起きるより早く起きて朝食を作ることにした…すると、マリーも負けじと更に早く起きて準備する。
家事も僕がやろうとすると、さっとマリーがやっていく。
だんだんと、相手がやろうとしている行動を先読みし、いかに相手より先に事をなすか…という勝負になってきた。
マリーも僕も、相手にやってもらうたびに
『あ、ありがとうございます』
と、感謝の言葉を言うものの、どこかギコチない。
正直、しんどくなってきた。
こんなに気疲れるものなのだろうか?結婚生活というものは?
僕は、深夜、マリーが熟睡したのを確認すると、そっとベッドを抜け出し、玄関の扉を開いてこういった。
「おい。いるのはわかっている。出てきてくれ。聞きたいことがあるんだ」
僕がマリーを起こさないように、僕の想像が正しければ聞こえるであろうギリギリの小声でつぶやく。
すると、玄関の上の方から真っ黒い泥のようなものが音もなく落ちてきたかと思うと、にょきにょきとその泥は上に伸びていき、やがて人型を形作った。
「勇者殿…私に何か御用ですか?」
「ずっと何かしらの監視がついている気配は感じていた。王女と結婚したのだからと…見逃してきてはいたが。まぁ、今はいい。中に入ってくれ」
そのまま忍びを家に迎え入れ、リビングのテーブルにある椅子に座らせ、自分も向き合う形で席に着く。
深夜、月明りのみの静かなリビングで、男か女かすらわからない真っ黒いものに包まれた忍びの者と、青いパジャマ姿の勇者が、テーブルを挟んで向き合っている…シュールだ。
「単刀直入に言う。マリーを甘やかしたい。どうすればいい?」
「はぁ…?」
「昔、仲間が言っていたんだ。長続きしたかったら、してもらいたいことより、してあげたいことを考えろって」
「はぁ…」
「だから、マリーを甘やかしつくそうと決意したんだが…どうも、マリーも僕を甘やかそうとしているみたいなんだ…しかも、残念ながら今は、僕の方が劣勢だ」
「はぁ…」
「今、僕には味方が欲しいんだ…お前の力を貸してはくれないか?」
「はぁ…」
「…だめか?」
「あのぉ。そもそもなのですが…」
「なんだ?」
「なぜ、勝負事のように言うのですか?」
「そりゃ、僕がマリーを甘やかしたいのだから、マリーに僕が甘やかされるわけにはいかないだろ」
「…。その仲間の方が、おっしゃっていたことは本当にそういうことなのでしょうか?」
「ん?どういうことだ?」
「いえ…私につがいはおりませんゆえ、見当違いなことを言うかもしれませんが…」
「構わない。違った視点が欲しいのも確かだ」
「もっと、こう自然な流れのものではないのでしょうか?」
「だが、油断すると、僕は自分がしてもらいたいことしか浮かんでこないんだ…」
「それは、そんなにいけないことなのでしょうか?」
「はい?」
「自分が好きな人に、あーしてほしい。こーしてほしいと思うのは、至極当然な感情の流れではないでしょうか?」
「ふむ」
「だが、それでは、マリーばかり負担が大きくなってしまう」
「なぜ、話し合わないのですか?」
「ん?」
「あなたがしてもらいたいことがあるように、姫様にもしてもらいたいことがあるのではないでしょうか?」
「そ、そうか…」
マントのフードを深く被っているせいで、顔もわからぬこの忍びに言われ、僕はそれこそ比喩表現ではなく、本当に雷にうたれたような衝撃を受けた。
「そ、そうだな…なんで、そのことに気づかなかったのだろう…僕はずっと…自分の中に勝手に作ったマリーしか見ていなかったのか…?勝手に作ったマリーのして欲しいことを必死にやろうとしていた…そうだ…目の前に本物がいるんだから…聞けばよかったのか…」
「恐らく、お互い負けず嫌いなのでしょう。いつの間にか意地になってしまったんでしょうな」
「なるほど…」
「待て。もう一つ聞きたい」
「…私に答えられることなら…」
「貴殿の王であるケルルト殿は、何を考えておられる?」
「…と、もうしますと?」
「マリーは王族からもう離れた扱いなのか?それとも、僕が王になる義務が発生したのか?」
「…私が言えるのは、我が王は、姫様を不器用に愛されております。うまく愛情表現できなかった償いに、今は姫様と勇者様に幸せな家庭を築いてもらおうと願っておいでです」
「つまり?」
「それ以上は申せません」
「ふむ…」
「それでは、私はこれにて…。これ以上こんなことで呼び出すのは夫婦ともにやめていただきたい。独り身にはあまりに辛く、寒いことですので…」
「そ、そうか。すまなかった。許してくれ」
「…では」
そう言って、忍びは音もなく玄関に移動すると、ドアを開けずにぼわったその場で消えた。
明日は、植物研究所は休みだ。家でマリーの話を聞こうか…。
僕は、そっとベッドに戻ると、眠っているマリーを抱きしめて眠った。
マリーの甘い匂いに包まれて、これだけでも幸せを感じた。
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