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第1部 勇者と狼の王女
第14話 ハイエルフ
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屋上の露店風呂に入って汗を流した後、汗がひくまでの間にと浴衣を身にまとって、旦那様の待つ寝室へ向かうべく2Fへ降りたとき。
私の狼の耳に僅かに遠吠えが聞こえてくる。
一回や二回程度、たまに聞こえてくるくらいなら気にも留めなかった。
私達の大森林では、時折他種族が侵入してくることはあったし、夜行性の危険なモンスターが襲ってくることもあったため、連絡手段として遠吠えで連携を取るのは珍しくなかったからだ。
だけど、その時は、何回も何回も遠吠えが聞こえてきた。
突撃を意味する遠吠え。
後退を意味する遠吠え。
2Fの廊下にある森林の方角の窓を開け放って、狼の耳に意識を集中する。
すると、王の出撃を意味する遠吠えすら聞こえてきた。
王の出撃――。
父ケルルトが出撃した?
ちょっとしたいざこざなら、王が出撃することは無い。
大きな戦になると、黒狼族の王族は先頭に立って戦う。それこそが誇りである。
つまり、大きな戦が起きているという意味になるのだけれど…。
「どうかした?」
青色のパジャマを着た旦那様が、いつまでも帰ってこない妻を心配して様子を見に来てくれた。
「遠吠えが…なにか森で起きているみたいで…」
そう言いかけたところで、玄関のドアがノックされる。
慌てて二人で2階から降りて行って、玄関のドアを解錠しそっと開けると、メーシェがそこにいた。
泣き腫らした顔を見て、ただごとではないことが起きていると直感する。
「メーシェ?どうしたの?何が起きているの?」
「姫様。森が気になるかと思いますが、今宵は決して森に入らないでください。これは、ケルルト王の命令でもあります。行くようであれば、私は敵にならなくてはなりません」
それを聞いて私はふるふると首を左右に振る。
「メーシェ?残念だけれど、今のあなたでは私には勝てないわ?お願い、何が起きているのか教えて?さぁ、中にはいってちょうだい?」
私は、リビングへメーシェを迎え入れる。
勇者様が紅茶を用意して、テーブルに置いてくれた。
テーブルを囲んで、向かい合う私達とメーシェ。
「私が理由を言えば、森に入らないでくれますか?」
「それは聞いてみなければ、わからないわ。どうしたのメーシェ?」
メーシェはしばらく顔をうつむかせたかと思うと、観念したのか顔を上げてまっすぐ私の目を見ると。
「デミエルフです。やつらが、炎の魔神を連れて侵攻してきたようです」
「デミエルフ?まだあきらめていなかったなんて…」
「はい。あいつらにとっては、私達が森を不法占拠しているようなものですからね」
「どういうことなんだ?まだ君たちの歴史には疎くて」
旦那様が申し訳なさそうに口を挟んだため、私は簡単に歴史をさらった。
「私たちの住む大森林は、元々は強力な魔法をいとも簡単に扱うハイエルフの国がありました。城も元々はハイエルフたちが根城にしていたものです。でも、それは何万年も前の神話の時代のお話。神話の最後の話にあるように、善神と悪神の最後の大戦争…ラグナロクが起きて、悪神の軍勢が森へ侵攻してきた際に、ハイエルフたちは森を放棄して世界に散り散りになっていきました。それ以来、ハイエルフの姿を見た者はいません。そもそも、ハイエルフという存在が実在したかも疑わしくなってきている中、私達の城だけがその存在を証明しています」
「ハイエルフ…たしかに、色々な物語に出ては来るけど、魔王を倒す旅路でも実際に会ったことは無いな」
「はい。彼らは、その存在自体が精霊に近く、身体も実体化と精霊化の間で揺れ動いていたと聞いています。私達が今住んでいる城には、旦那様の使うクリーンのような魔法が常にかかっている状態を維持しているようで、まるで朽ちる様子がありません。このことから、ハイエルフが実在していたとは思うのですが…」
「ふむ…。デミエルフというのは?ハーフエルフとは違うのかな?」
「ハーフエルフは、ハイエルフに姿がそっくりのエルフという種族と他種族が愛し合った結果生まれた者たちですが、デミエルフは、そのハーフエルフと魔族が愛し合った結果生まれた者たちと聞いたことがありますが…本当かどうかはよくわかりません…」
私の言葉の後にメーシェが続けて補足する。
「根拠も証拠もないのに、デミエルフ達は自分たちがハイエルフの子孫であり、大森林は自分たちのものだから返せと言ってきています。しかし、ハイエルフとエルフが子をなしたという話は聞いたことがありません。神話にすら出てきません。ですが、なぜか彼らの中では、ハイエルフとエルフが交配し、さらに生まれた子供が魔族と混じって生まれたのが自分たちだと固く信じています。」
「うーん…ちょっと子孫だとしても遠すぎて…なにがなんだか。しかも、もう何万年も前に放棄した森を返せって…そんな無茶な…」
続けて、私が説明する。
「私達黒狼族と、昔森にいた銀狼族は、ハイエルフを守る部族だったみたいです。ハイエルフが去った後、当時の私達の先祖は、主人がいなくなったとしても、森で生きることを決断し、悪神の軍勢と戦い森を守り抜きました。それ以来、ずっと私達は大森林に住み続けています。銀狼族とは途中争いとなり、敗走した銀狼族は森から出ていきましたが…」
メーシェが私の言葉のあとに続けて言う。
「デミエルフは、大森林の南にあるカタルダという国のある地方にたくさんいるようですが、ちょこちょこ大森林に侵攻してくることはありました。そうは言っても、多くても数十人程度のパーティが勝手に入ってくるといった程度で、都度撃退してはいたのですが、今回は魔神をともなって…」
メーシェが丸い大きな眼鏡の奥で瞳を潤ませている。
魔神は、そうそう生まれるものではない。むしろ、数十年に1度の災害のように生まれるかどうかくらいのものだ。
少なくとも私が生まれてからは見たことも聞いたこともないし、お爺ちゃんも戦ったことはないといっていた。
魔王軍が送り込んできたリッチーの部隊にすら辛酸をなめさせられたことを考えれば、リッチーより比べ物にならないくらいの脅威である魔神が現れたのなら…色々と心配になるのは当然だ。
精霊は、サラマンダーやシルフのように名前を持った力の強い精霊がいくらかいるほか、名前を持たない精霊もたくさんいる。
精霊は人間と同じで、皆個性があり、人間に友好的なものもいれば、魔族や魔王に友好的なものもいた。
同じ精霊の中でも、派閥争いが起き、人間のように戦争をすることもある。特に生まれた場所が違うと、同じ精霊でも考え方が全く違うということはよくある。
そして、自分と同調したものを取り込み続けた結果、大きく力を膨らませて、身体も実体化させたものたちのうち、人類に益をもたらすものは、光神として信仰され、人類に敵対すると魔神と呼ばれる。
存在の本質や成り立ちは全く同じだけど、人類にとって有益か有害かで呼び名が変わり、扱いが変わる。
精霊は寿命がないし、討伐されてこの世とのつながりを絶たれたとしても、魔力の循環の流れに沿ってこの世界を駆け巡り…そして、いつかまた生まれる…記憶は消えているらしいけど…。
「大丈夫だ。僕がいるよ。マリー」
メーシェの泣き腫らした顔を見て、色々と考え込んでしまった私に、旦那様が力強く勇気つけてくださった。
「旦那様は、魔神と戦ったことはありますか?」
「魔王の手先となった奴らと何回かあるよ」
旦那様がそう言ったところで、玄関のドアがノックされた。
旦那様が向かい、そっとドアを開けると、会ったことのない小太りな中年と、やせ細った神経質そうな初老の男が立っていて、二人とも黒い襟の大きなロングコートに白いトラウザー、黒いブーツを身に着けていて、貴族然としていた。
私の狼の耳に僅かに遠吠えが聞こえてくる。
一回や二回程度、たまに聞こえてくるくらいなら気にも留めなかった。
私達の大森林では、時折他種族が侵入してくることはあったし、夜行性の危険なモンスターが襲ってくることもあったため、連絡手段として遠吠えで連携を取るのは珍しくなかったからだ。
だけど、その時は、何回も何回も遠吠えが聞こえてきた。
突撃を意味する遠吠え。
後退を意味する遠吠え。
2Fの廊下にある森林の方角の窓を開け放って、狼の耳に意識を集中する。
すると、王の出撃を意味する遠吠えすら聞こえてきた。
王の出撃――。
父ケルルトが出撃した?
ちょっとしたいざこざなら、王が出撃することは無い。
大きな戦になると、黒狼族の王族は先頭に立って戦う。それこそが誇りである。
つまり、大きな戦が起きているという意味になるのだけれど…。
「どうかした?」
青色のパジャマを着た旦那様が、いつまでも帰ってこない妻を心配して様子を見に来てくれた。
「遠吠えが…なにか森で起きているみたいで…」
そう言いかけたところで、玄関のドアがノックされる。
慌てて二人で2階から降りて行って、玄関のドアを解錠しそっと開けると、メーシェがそこにいた。
泣き腫らした顔を見て、ただごとではないことが起きていると直感する。
「メーシェ?どうしたの?何が起きているの?」
「姫様。森が気になるかと思いますが、今宵は決して森に入らないでください。これは、ケルルト王の命令でもあります。行くようであれば、私は敵にならなくてはなりません」
それを聞いて私はふるふると首を左右に振る。
「メーシェ?残念だけれど、今のあなたでは私には勝てないわ?お願い、何が起きているのか教えて?さぁ、中にはいってちょうだい?」
私は、リビングへメーシェを迎え入れる。
勇者様が紅茶を用意して、テーブルに置いてくれた。
テーブルを囲んで、向かい合う私達とメーシェ。
「私が理由を言えば、森に入らないでくれますか?」
「それは聞いてみなければ、わからないわ。どうしたのメーシェ?」
メーシェはしばらく顔をうつむかせたかと思うと、観念したのか顔を上げてまっすぐ私の目を見ると。
「デミエルフです。やつらが、炎の魔神を連れて侵攻してきたようです」
「デミエルフ?まだあきらめていなかったなんて…」
「はい。あいつらにとっては、私達が森を不法占拠しているようなものですからね」
「どういうことなんだ?まだ君たちの歴史には疎くて」
旦那様が申し訳なさそうに口を挟んだため、私は簡単に歴史をさらった。
「私たちの住む大森林は、元々は強力な魔法をいとも簡単に扱うハイエルフの国がありました。城も元々はハイエルフたちが根城にしていたものです。でも、それは何万年も前の神話の時代のお話。神話の最後の話にあるように、善神と悪神の最後の大戦争…ラグナロクが起きて、悪神の軍勢が森へ侵攻してきた際に、ハイエルフたちは森を放棄して世界に散り散りになっていきました。それ以来、ハイエルフの姿を見た者はいません。そもそも、ハイエルフという存在が実在したかも疑わしくなってきている中、私達の城だけがその存在を証明しています」
「ハイエルフ…たしかに、色々な物語に出ては来るけど、魔王を倒す旅路でも実際に会ったことは無いな」
「はい。彼らは、その存在自体が精霊に近く、身体も実体化と精霊化の間で揺れ動いていたと聞いています。私達が今住んでいる城には、旦那様の使うクリーンのような魔法が常にかかっている状態を維持しているようで、まるで朽ちる様子がありません。このことから、ハイエルフが実在していたとは思うのですが…」
「ふむ…。デミエルフというのは?ハーフエルフとは違うのかな?」
「ハーフエルフは、ハイエルフに姿がそっくりのエルフという種族と他種族が愛し合った結果生まれた者たちですが、デミエルフは、そのハーフエルフと魔族が愛し合った結果生まれた者たちと聞いたことがありますが…本当かどうかはよくわかりません…」
私の言葉の後にメーシェが続けて補足する。
「根拠も証拠もないのに、デミエルフ達は自分たちがハイエルフの子孫であり、大森林は自分たちのものだから返せと言ってきています。しかし、ハイエルフとエルフが子をなしたという話は聞いたことがありません。神話にすら出てきません。ですが、なぜか彼らの中では、ハイエルフとエルフが交配し、さらに生まれた子供が魔族と混じって生まれたのが自分たちだと固く信じています。」
「うーん…ちょっと子孫だとしても遠すぎて…なにがなんだか。しかも、もう何万年も前に放棄した森を返せって…そんな無茶な…」
続けて、私が説明する。
「私達黒狼族と、昔森にいた銀狼族は、ハイエルフを守る部族だったみたいです。ハイエルフが去った後、当時の私達の先祖は、主人がいなくなったとしても、森で生きることを決断し、悪神の軍勢と戦い森を守り抜きました。それ以来、ずっと私達は大森林に住み続けています。銀狼族とは途中争いとなり、敗走した銀狼族は森から出ていきましたが…」
メーシェが私の言葉のあとに続けて言う。
「デミエルフは、大森林の南にあるカタルダという国のある地方にたくさんいるようですが、ちょこちょこ大森林に侵攻してくることはありました。そうは言っても、多くても数十人程度のパーティが勝手に入ってくるといった程度で、都度撃退してはいたのですが、今回は魔神をともなって…」
メーシェが丸い大きな眼鏡の奥で瞳を潤ませている。
魔神は、そうそう生まれるものではない。むしろ、数十年に1度の災害のように生まれるかどうかくらいのものだ。
少なくとも私が生まれてからは見たことも聞いたこともないし、お爺ちゃんも戦ったことはないといっていた。
魔王軍が送り込んできたリッチーの部隊にすら辛酸をなめさせられたことを考えれば、リッチーより比べ物にならないくらいの脅威である魔神が現れたのなら…色々と心配になるのは当然だ。
精霊は、サラマンダーやシルフのように名前を持った力の強い精霊がいくらかいるほか、名前を持たない精霊もたくさんいる。
精霊は人間と同じで、皆個性があり、人間に友好的なものもいれば、魔族や魔王に友好的なものもいた。
同じ精霊の中でも、派閥争いが起き、人間のように戦争をすることもある。特に生まれた場所が違うと、同じ精霊でも考え方が全く違うということはよくある。
そして、自分と同調したものを取り込み続けた結果、大きく力を膨らませて、身体も実体化させたものたちのうち、人類に益をもたらすものは、光神として信仰され、人類に敵対すると魔神と呼ばれる。
存在の本質や成り立ちは全く同じだけど、人類にとって有益か有害かで呼び名が変わり、扱いが変わる。
精霊は寿命がないし、討伐されてこの世とのつながりを絶たれたとしても、魔力の循環の流れに沿ってこの世界を駆け巡り…そして、いつかまた生まれる…記憶は消えているらしいけど…。
「大丈夫だ。僕がいるよ。マリー」
メーシェの泣き腫らした顔を見て、色々と考え込んでしまった私に、旦那様が力強く勇気つけてくださった。
「旦那様は、魔神と戦ったことはありますか?」
「魔王の手先となった奴らと何回かあるよ」
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旦那様が向かい、そっとドアを開けると、会ったことのない小太りな中年と、やせ細った神経質そうな初老の男が立っていて、二人とも黒い襟の大きなロングコートに白いトラウザー、黒いブーツを身に着けていて、貴族然としていた。
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