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第2章 最後の良心
第14話 それは現れた
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突然の絶叫に思わず振り返ると、ひょろ長い陰気くさい男が千鶴を後ろから羽交い絞めにしていた。愛は突き飛ばされ地面にへたりこんで、ふーこはきょとんとその様子を見ている。
「なんだお前は!」
右手に握ったククリナイフを男の左眼めがけて突き刺そうとしたが、すかさず後ろからタックルしてきた平野に突き飛ばされる。ジャケット内部に固定されふにゃふにゃだったプロテクターが圧を吸収しながら硬化する。お陰で顔面を地面に叩きつけられたが思ったほどダメージはない。
「平野さん!宮本さん!戦ってはダメです!」
多田も走ってきて平野を抑えようとする。
「わーってるよぉ。俺は宮本を助けようとしただけさぁ」
「宮本さんも何をしてるんですか!?」
「千鶴ちゃんは僕のものだぁあ!」
宮本と呼ばれたひょろ長い男は口からダラダラヨダレを流しながら、右腕で千鶴の首を絞めながら左手は胸を揉みしだいていた。
「ちょ!やめっ!」
千鶴が抵抗しようとするが首を抑えている右腕に力を入れられ、苦しそうに悶絶する。
「千鶴ちゃん…ちづるちゃん…って、うわぁあああああああ!」
宮本がそばにいたふーこを見て叫ぶ。
「ぞ、ぞんびじゃないかぁ!こいつゾンビを連れてるぞ!」
「抗体持ちじゃないのかぁ?完全体のわりに襲ってこないぞ?」
「抗体持ちでもこんな目が赤くなるものかぁあ!」
「宮本さん!いいから落ち着いてください!千鶴さんをまず離して!」
多田の叫びも聞いていないのか、聞く気がないのか、宮本は腰にマウントしてあったトランシーバーを左手で取り出すと「おい!千鶴がいたぞ!みんなこいよ!!」と仲間を集めようとした。
「ちっ!」
俺が起き上がろうとすると背中を平野が足蹴したうえで、そのまま足に力を入れて踏みつけて起き上がれないように圧をかけた。
「お前は何するかわかんねぇから寝てろや」
俺はふーこの顔をちらりと見たが、ふーこはきょとんとしながらぼーっと立っているだけだった。
『ふーこが襲うのは女だけなのか!?』
ふーこが襲った相手を思い出す。
女ゾンビと千鶴だけだ。
男ゾンビの数が激減していてレア化していたのもあり気づかなかったが、この様子を見るとふーこが積極的に襲うのは女だけに思える。
「タノシイノ。タノシイノ。」
ふーこがギリギリ聞き取れるかどうかといった声量でつぶやく。
「はぁ?どうなってんだぁ。こいつは。喋りやがったぞぉ」
平野がまじまじとふーこを足の先から頭のてっぺんまで観察するように視線をはわせた。
「おまえよぉ。ゾンビが好きすぎてついにネクロフィリア野郎からネクロマンサー野郎になっちまったのか?どうやって従えたんだぁ?すげーじゃねーかぁ」
「従えてるわけじゃない」
「ほぉん。そうか。確かに全然助けようとしねーもんなぁ。どうなってんだぁ?」
「ちょっと平野さん。あんまり近づくと…。いくら女のゾンビといっても、全く崩壊してない様子ですから、襲ってきたら危ないじゃ…」
多田が心配そうに平野に声をかけるが、平野は意に介さずふーこの頬をなで胸を撫でるように触る。
「結構かわいいじゃねぇかぁ。ネクロ野郎よぉ、俺にこいつをくれやぁ」
「1億積まれても嫌だね」
「はっ。そうかい」
平野がふーこのシャツを破り、中の下着もひん剥いた。
ふーこの露になった胸をまじまじと見てにやりと笑いながら、栗毛色の波打った髪の毛をいじるように触った。
「いや…いや…いやぁぁあ」
愛が小さな悲鳴を上げ始めたと思ったら、ふ―この表情が変わった。
あれだけ無表情だったふーこの表情が、明らかに怒っている表情へと変わった。
それも積年の恨みが募った仇でも見るようなどす黒い冷たい表情だった。
「はっ。すげぇ。ゾンビが怒ってやがる」
やがて、1Fや2Fの奥から多田達の一行と思われる中年の男が1人と若い女が1人、こちらに駆け寄ってきた。
「あっ!千鶴じゃねーか!ぶっ殺してやる!」
集まってきたうちの1人の女が怨嗟の声をあげ、残りの人間もじっと恨みを込めた視線を千鶴におくる。
「だめだぞぉ!千鶴ちゃんは僕が守るんだぁ!」
宮本が叫んだ女を威嚇するように更なる大声をあげる。
「ふざけんな!あれだけのことをやっておいて被害者面するなぁ!私にはあんたらに復讐する権利がある!」
千鶴がいつもの男子中学生みたいな変な敬語を使わず激高する。あれは、やはりキャラ作りと言うか演技だった。少しでも男を萎えさせられればとしていたことだった。
「待ってください。皆さん待ってください!まずは、話し合いましょう。お互いの言い分を聞きましょう!」
多田がなんとか事態を収拾しようと呼びかけるが、皆今にも千鶴に飛び掛かりそうだ。
「いやぁああ…いやあああああああ…いやぁあああああああああああああ!!!」
愛が叫んだ。今まで聞いた中でもとびきり大声で。
悲鳴ではなく絶叫だ。
すると…。
『うわっ!なんだこいつ!?ゾンビだ!ただのゾンビじゃないぞ!うわぁああああああ!』
宮本のトランシーバーから別の場所にいたであろう天国の仲間からの絶叫が届く。
俺は背筋がぞくぞくし冷や汗がだらだら出るのを感じた。
全ての材料が…あいつを示している。
千鶴達が転がりこんできた時に見た男ゾンビ。
タカクラデパート周辺にたくさんいたのにいなくなったゾンビ達。
そして、愛の叫びはゾンビを引き寄せる。
やがて…。
それは、ズン!ズン!と表現するのがまさにふさわしい威風堂々とした歩みで、ゆっくりと上のフロアから動いていないエスカレーターを降りてきた。
右手に掴んだ人間の頭をバリバリと食べて、新たに新鮮な獲物を見つけたからか、こちらを見るとぽいっとその頭を床に投げ捨てた。
2Fフロアにいた人間全員がぽかーんとそれを見つめる。
「でかい…。あの時よりずっと…」
あの時見た男ゾンビも大きかったが180㎝あるかといった様子であったが、今見上げているこのゾンビはゆうに2メートルは超えている。
顔が同じでなければ全く別の個体だと認識するほどに、体格は横にも別物のように大きくなっており、しかしそれは全て筋肉。脂肪は見受けられない。
これほどのゾンビがどれだけの力を見せるのか…全く想像できない。というかしたくない。
皆逃げようともしない。
一番最初に動いた人間が狩られる。
そういう予感を全員がもった。
「なんだお前は!」
右手に握ったククリナイフを男の左眼めがけて突き刺そうとしたが、すかさず後ろからタックルしてきた平野に突き飛ばされる。ジャケット内部に固定されふにゃふにゃだったプロテクターが圧を吸収しながら硬化する。お陰で顔面を地面に叩きつけられたが思ったほどダメージはない。
「平野さん!宮本さん!戦ってはダメです!」
多田も走ってきて平野を抑えようとする。
「わーってるよぉ。俺は宮本を助けようとしただけさぁ」
「宮本さんも何をしてるんですか!?」
「千鶴ちゃんは僕のものだぁあ!」
宮本と呼ばれたひょろ長い男は口からダラダラヨダレを流しながら、右腕で千鶴の首を絞めながら左手は胸を揉みしだいていた。
「ちょ!やめっ!」
千鶴が抵抗しようとするが首を抑えている右腕に力を入れられ、苦しそうに悶絶する。
「千鶴ちゃん…ちづるちゃん…って、うわぁあああああああ!」
宮本がそばにいたふーこを見て叫ぶ。
「ぞ、ぞんびじゃないかぁ!こいつゾンビを連れてるぞ!」
「抗体持ちじゃないのかぁ?完全体のわりに襲ってこないぞ?」
「抗体持ちでもこんな目が赤くなるものかぁあ!」
「宮本さん!いいから落ち着いてください!千鶴さんをまず離して!」
多田の叫びも聞いていないのか、聞く気がないのか、宮本は腰にマウントしてあったトランシーバーを左手で取り出すと「おい!千鶴がいたぞ!みんなこいよ!!」と仲間を集めようとした。
「ちっ!」
俺が起き上がろうとすると背中を平野が足蹴したうえで、そのまま足に力を入れて踏みつけて起き上がれないように圧をかけた。
「お前は何するかわかんねぇから寝てろや」
俺はふーこの顔をちらりと見たが、ふーこはきょとんとしながらぼーっと立っているだけだった。
『ふーこが襲うのは女だけなのか!?』
ふーこが襲った相手を思い出す。
女ゾンビと千鶴だけだ。
男ゾンビの数が激減していてレア化していたのもあり気づかなかったが、この様子を見るとふーこが積極的に襲うのは女だけに思える。
「タノシイノ。タノシイノ。」
ふーこがギリギリ聞き取れるかどうかといった声量でつぶやく。
「はぁ?どうなってんだぁ。こいつは。喋りやがったぞぉ」
平野がまじまじとふーこを足の先から頭のてっぺんまで観察するように視線をはわせた。
「おまえよぉ。ゾンビが好きすぎてついにネクロフィリア野郎からネクロマンサー野郎になっちまったのか?どうやって従えたんだぁ?すげーじゃねーかぁ」
「従えてるわけじゃない」
「ほぉん。そうか。確かに全然助けようとしねーもんなぁ。どうなってんだぁ?」
「ちょっと平野さん。あんまり近づくと…。いくら女のゾンビといっても、全く崩壊してない様子ですから、襲ってきたら危ないじゃ…」
多田が心配そうに平野に声をかけるが、平野は意に介さずふーこの頬をなで胸を撫でるように触る。
「結構かわいいじゃねぇかぁ。ネクロ野郎よぉ、俺にこいつをくれやぁ」
「1億積まれても嫌だね」
「はっ。そうかい」
平野がふーこのシャツを破り、中の下着もひん剥いた。
ふーこの露になった胸をまじまじと見てにやりと笑いながら、栗毛色の波打った髪の毛をいじるように触った。
「いや…いや…いやぁぁあ」
愛が小さな悲鳴を上げ始めたと思ったら、ふ―この表情が変わった。
あれだけ無表情だったふーこの表情が、明らかに怒っている表情へと変わった。
それも積年の恨みが募った仇でも見るようなどす黒い冷たい表情だった。
「はっ。すげぇ。ゾンビが怒ってやがる」
やがて、1Fや2Fの奥から多田達の一行と思われる中年の男が1人と若い女が1人、こちらに駆け寄ってきた。
「あっ!千鶴じゃねーか!ぶっ殺してやる!」
集まってきたうちの1人の女が怨嗟の声をあげ、残りの人間もじっと恨みを込めた視線を千鶴におくる。
「だめだぞぉ!千鶴ちゃんは僕が守るんだぁ!」
宮本が叫んだ女を威嚇するように更なる大声をあげる。
「ふざけんな!あれだけのことをやっておいて被害者面するなぁ!私にはあんたらに復讐する権利がある!」
千鶴がいつもの男子中学生みたいな変な敬語を使わず激高する。あれは、やはりキャラ作りと言うか演技だった。少しでも男を萎えさせられればとしていたことだった。
「待ってください。皆さん待ってください!まずは、話し合いましょう。お互いの言い分を聞きましょう!」
多田がなんとか事態を収拾しようと呼びかけるが、皆今にも千鶴に飛び掛かりそうだ。
「いやぁああ…いやあああああああ…いやぁあああああああああああああ!!!」
愛が叫んだ。今まで聞いた中でもとびきり大声で。
悲鳴ではなく絶叫だ。
すると…。
『うわっ!なんだこいつ!?ゾンビだ!ただのゾンビじゃないぞ!うわぁああああああ!』
宮本のトランシーバーから別の場所にいたであろう天国の仲間からの絶叫が届く。
俺は背筋がぞくぞくし冷や汗がだらだら出るのを感じた。
全ての材料が…あいつを示している。
千鶴達が転がりこんできた時に見た男ゾンビ。
タカクラデパート周辺にたくさんいたのにいなくなったゾンビ達。
そして、愛の叫びはゾンビを引き寄せる。
やがて…。
それは、ズン!ズン!と表現するのがまさにふさわしい威風堂々とした歩みで、ゆっくりと上のフロアから動いていないエスカレーターを降りてきた。
右手に掴んだ人間の頭をバリバリと食べて、新たに新鮮な獲物を見つけたからか、こちらを見るとぽいっとその頭を床に投げ捨てた。
2Fフロアにいた人間全員がぽかーんとそれを見つめる。
「でかい…。あの時よりずっと…」
あの時見た男ゾンビも大きかったが180㎝あるかといった様子であったが、今見上げているこのゾンビはゆうに2メートルは超えている。
顔が同じでなければ全く別の個体だと認識するほどに、体格は横にも別物のように大きくなっており、しかしそれは全て筋肉。脂肪は見受けられない。
これほどのゾンビがどれだけの力を見せるのか…全く想像できない。というかしたくない。
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