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外伝 レオンハルト編
最強(恐)の魔法使い3
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「アル、聞いていたでしょう?」
『・・・・・・』
「この魔族だけは、放っておくわけにはいかない。逃がせば、必ずまた竜族に災いをもたらすわ」
『・・・・・・』
「アル・・・この件については、私達、さんざん話し合ったはずでしょう?」
『・・・分かっている』
「不死の魔族を相手に出来るのは私だけよ」
私はあの日、シリウスの隷属魔法を引き継ぐと同時に、彼の遺志も継ぐ事となった。
でも、シリウスが不死の魔族を退治する唯一の方法として構築した隷属魔法は、魔族と自分を繋がなくてはならない。
私は既にアルと結んでいるし、そうでなくても、魔族と心中なんて嫌だ。
だから、私は魔族を追いつつ、隷属魔法の改良型をずっと研究してきた。
『分かっている。だが、一人で行くのは駄目だ。我も行く』
「アル・・・」
私は一人、アル達とは別行動をとって、できれば魔族の不意を突きたいと思っている。
魔法を無効化出来る魔族相手に、一対一で真正面から立ち向かうのは自殺行為だし、かと言って、集団の力で攻めては、旗色が悪くなった時点で魔族は逃げてしまう。
だから、魔族には油断させるような罠を張って、絡め取るしかないのだけれど、心配症のアルがそれを承知しない。
話し合いはずっと平行線のまま、ここまで来てしまった。
ポルトの王宮上空は、既に全土から集まって来ていた竜達で埋め尽くされていた。
空を滑空する多くの竜を見て、ポルトの民はさぞや驚いた事だろう。
私は竜族に異常な執着を見せている魔族のために、多くの竜を用意した。
空を埋め尽くすほどの竜の群れを見れば、きっと小躍りするほど喜ぶに違いない。
竜達と合流し、共に北に向かって飛んでいると、アルが突然ぐるると唸り始める。
そして、地響きかと思うような怒りの咆哮を上げたかと思うと、一気に飛ぶ速度を速めた。
「アル!?」
仲間の竜達もアルに続き、怒りに吼える。
理由はすぐに分かった。酷い。
アルや竜達が激怒するのも無理はない。
砂上を這っているのは、無数の百足が集まって堆く積み上がってできた、先祖の恨みの念を纏った幾つもの山。
その憎悪と怨念の塊は、蠢きながら次々にその形を変えて、ある時は巨大百足に、そしてまたある時は、哀れな竜の姿になった。
竜であった時の思念の残滓が、恨みと共に魔石に残っていたのだろう。
美しくて、神々しくて、他に追随を許さない圧倒的な魔力を誇る真実の竜の姿とは、似ても似つかないおぞましい姿だった。
竜の谷に一刻も早く戻してやりたい。
「アル、早く連れて帰ろう」
おそらく魔族は、このおぞましい百足の集積物と竜を戦わせ、自身は高みの見物をするつもりだ。
今もこの砂漠のどこかにいて、私達をほくそ笑んで観ているに違いない。
けれど、魔族が竜王を狙ってるなら、アルのところにはきっと近付いてくるはずよね。
頭の中で策を組み立てる。
よし、決めた、アルには素敵な囮になってもらいましょう。
アルの硬い背中の鱗に頬をスリ寄せて、甘えるように懇願した。
「私の頼もしい、愛しいあなた、お願いがあるの。アルにしか叶えられない事なの、聞いてくれる?」
アルとはすんなり離れ、私は今、砂漠一帯が見下ろせる上空から、竜と百足の塊が戦う地上を眺めている。
この魔族が、ティムと同じこの大地から生まれた精霊の一種とするならば、この世に存在するもの全てが魔族の知覚に触れると考えなければならない。
でも、これならバレなさそうね。
竜の魔力が満ち溢れてるこの空間なら、私の探索の触手も隠しやすい。
私はこの砂漠のどこかで見物しているだろう魔族の位置を探る為に、皆が放出している魔力に慎重に意識を忍ばせた。
不死で、魔力が高く、且つ魔法による攻撃が効かない一見完全無欠のように思える魔族にも、実は弱点が多く存在する。
それは、私自身が、魔族同様肉体を持たない魔素の集合体となった事で判明した真実だった。
アルと結婚して三百年以上、番うごとに肉体は徐々に魔素に置き換わっていき、今の私は、人間だった頃には知り得なかった不可解な事象を、実体験をもって理解出来るようになっている。
「見付けた」
弱点その1、魔素で構成されている私達は魔素の動きで魔法を感知出来るけれど、それは周囲を警戒して意識を向けていればこそ、こんなふうに交戦中のアルに夢中になっている場合には当てはまらない。
私は気付かれる事なく、魔族のいる場所を探り当てた。
アルは私の言い付けを守り、天空に雲を呼び雷を落としたり、辺り一面火の海にしたり、竜巻を起こしたり、派手に暴れながらも、百足を一掃してしまわないように気を配って立ち回ってくれている。
百足の山は攻撃を受ける度に、その瞬間はばらばらになるものの、再び集積して巨大化すると、アルに襲いかかった。
「行け! いいぞ! 最高だ! 思った通りだ。やっぱり竜王は迫力が違うな、魔力も桁外れだ。欲しいな。あれをどうにかして、捕らえたいが・・・」
魔族は金属製の輪を手で弄びながら、舌舐めずりしている。
弱点その2、不死とは言え、力を使い過ぎれば消耗して休眠状態になる。
つまり、竜族のような力の強い相手が複数いる場合は、容易に近付けない。
「残念だけど、それは無理よ」
姿を見せるのと同時に、首輪を破壊した。
「私がそうさせないもの」
「お前、いつの間に! 誰だ?!」
私から飛び退り、魔族は誰何する。
「竜王の番いよ。人間の魔法使いなの」
驚いた顔をしたものの、竜王の番いと聞いて魔族の男は満面に喜色を浮かべた。
「ハハ、こりゃあいい! ちょうどお前について考えていたところなんだ。会えて嬉しいよ」
どうせ私を捕まえ餌にして、本命のアルを得る計画を頭の中で練っていたのだろう。
弱点その3、傲慢で己の能力を過信している魔族は、相手がちっぽけな人間だと分かるとすっかり油断する。
「そううまくいくかしら? 私がわざわざ挨拶をしに来たとでも?」
「首輪を一つ壊したくらいでいい気になるなよ、下等な人間風情が!」
不敵に言ってのければ、魔族は激高した。
「神のような存在のあなたからみれば、人間はちっぽけで下等な生物なのかも知れない。でも、その下等な生物の人間が、あなたを殺すと言ったら? 不死のあなたを葬る方法を発見したと言ったら?」
「なんだと!?」
「恐怖する? それとも、永遠の時から解放されて嬉しい? 生きているのがつまらないんでしょう?」
挑発されて、魔族の男は私に向けて怒りの魔力を暴発させる。
爆風が届く寸前、私は異空間に避難した。
弱点その4、この世のものではない異空間にいる私を感知する事は出来ない。
再び姿を現し、驚いた顔をしている魔族に向け、私はきっぱり宣言した。
「あなたを哀れに思うわ。だけど、人間や竜族に残虐な行為を繰り返すあなたを赦すわけにはいかない。人間であり、そして当代竜王の番いである私が、二つの種族を代表してあなたを成敗します」
『・・・・・・』
「この魔族だけは、放っておくわけにはいかない。逃がせば、必ずまた竜族に災いをもたらすわ」
『・・・・・・』
「アル・・・この件については、私達、さんざん話し合ったはずでしょう?」
『・・・分かっている』
「不死の魔族を相手に出来るのは私だけよ」
私はあの日、シリウスの隷属魔法を引き継ぐと同時に、彼の遺志も継ぐ事となった。
でも、シリウスが不死の魔族を退治する唯一の方法として構築した隷属魔法は、魔族と自分を繋がなくてはならない。
私は既にアルと結んでいるし、そうでなくても、魔族と心中なんて嫌だ。
だから、私は魔族を追いつつ、隷属魔法の改良型をずっと研究してきた。
『分かっている。だが、一人で行くのは駄目だ。我も行く』
「アル・・・」
私は一人、アル達とは別行動をとって、できれば魔族の不意を突きたいと思っている。
魔法を無効化出来る魔族相手に、一対一で真正面から立ち向かうのは自殺行為だし、かと言って、集団の力で攻めては、旗色が悪くなった時点で魔族は逃げてしまう。
だから、魔族には油断させるような罠を張って、絡め取るしかないのだけれど、心配症のアルがそれを承知しない。
話し合いはずっと平行線のまま、ここまで来てしまった。
ポルトの王宮上空は、既に全土から集まって来ていた竜達で埋め尽くされていた。
空を滑空する多くの竜を見て、ポルトの民はさぞや驚いた事だろう。
私は竜族に異常な執着を見せている魔族のために、多くの竜を用意した。
空を埋め尽くすほどの竜の群れを見れば、きっと小躍りするほど喜ぶに違いない。
竜達と合流し、共に北に向かって飛んでいると、アルが突然ぐるると唸り始める。
そして、地響きかと思うような怒りの咆哮を上げたかと思うと、一気に飛ぶ速度を速めた。
「アル!?」
仲間の竜達もアルに続き、怒りに吼える。
理由はすぐに分かった。酷い。
アルや竜達が激怒するのも無理はない。
砂上を這っているのは、無数の百足が集まって堆く積み上がってできた、先祖の恨みの念を纏った幾つもの山。
その憎悪と怨念の塊は、蠢きながら次々にその形を変えて、ある時は巨大百足に、そしてまたある時は、哀れな竜の姿になった。
竜であった時の思念の残滓が、恨みと共に魔石に残っていたのだろう。
美しくて、神々しくて、他に追随を許さない圧倒的な魔力を誇る真実の竜の姿とは、似ても似つかないおぞましい姿だった。
竜の谷に一刻も早く戻してやりたい。
「アル、早く連れて帰ろう」
おそらく魔族は、このおぞましい百足の集積物と竜を戦わせ、自身は高みの見物をするつもりだ。
今もこの砂漠のどこかにいて、私達をほくそ笑んで観ているに違いない。
けれど、魔族が竜王を狙ってるなら、アルのところにはきっと近付いてくるはずよね。
頭の中で策を組み立てる。
よし、決めた、アルには素敵な囮になってもらいましょう。
アルの硬い背中の鱗に頬をスリ寄せて、甘えるように懇願した。
「私の頼もしい、愛しいあなた、お願いがあるの。アルにしか叶えられない事なの、聞いてくれる?」
アルとはすんなり離れ、私は今、砂漠一帯が見下ろせる上空から、竜と百足の塊が戦う地上を眺めている。
この魔族が、ティムと同じこの大地から生まれた精霊の一種とするならば、この世に存在するもの全てが魔族の知覚に触れると考えなければならない。
でも、これならバレなさそうね。
竜の魔力が満ち溢れてるこの空間なら、私の探索の触手も隠しやすい。
私はこの砂漠のどこかで見物しているだろう魔族の位置を探る為に、皆が放出している魔力に慎重に意識を忍ばせた。
不死で、魔力が高く、且つ魔法による攻撃が効かない一見完全無欠のように思える魔族にも、実は弱点が多く存在する。
それは、私自身が、魔族同様肉体を持たない魔素の集合体となった事で判明した真実だった。
アルと結婚して三百年以上、番うごとに肉体は徐々に魔素に置き換わっていき、今の私は、人間だった頃には知り得なかった不可解な事象を、実体験をもって理解出来るようになっている。
「見付けた」
弱点その1、魔素で構成されている私達は魔素の動きで魔法を感知出来るけれど、それは周囲を警戒して意識を向けていればこそ、こんなふうに交戦中のアルに夢中になっている場合には当てはまらない。
私は気付かれる事なく、魔族のいる場所を探り当てた。
アルは私の言い付けを守り、天空に雲を呼び雷を落としたり、辺り一面火の海にしたり、竜巻を起こしたり、派手に暴れながらも、百足を一掃してしまわないように気を配って立ち回ってくれている。
百足の山は攻撃を受ける度に、その瞬間はばらばらになるものの、再び集積して巨大化すると、アルに襲いかかった。
「行け! いいぞ! 最高だ! 思った通りだ。やっぱり竜王は迫力が違うな、魔力も桁外れだ。欲しいな。あれをどうにかして、捕らえたいが・・・」
魔族は金属製の輪を手で弄びながら、舌舐めずりしている。
弱点その2、不死とは言え、力を使い過ぎれば消耗して休眠状態になる。
つまり、竜族のような力の強い相手が複数いる場合は、容易に近付けない。
「残念だけど、それは無理よ」
姿を見せるのと同時に、首輪を破壊した。
「私がそうさせないもの」
「お前、いつの間に! 誰だ?!」
私から飛び退り、魔族は誰何する。
「竜王の番いよ。人間の魔法使いなの」
驚いた顔をしたものの、竜王の番いと聞いて魔族の男は満面に喜色を浮かべた。
「ハハ、こりゃあいい! ちょうどお前について考えていたところなんだ。会えて嬉しいよ」
どうせ私を捕まえ餌にして、本命のアルを得る計画を頭の中で練っていたのだろう。
弱点その3、傲慢で己の能力を過信している魔族は、相手がちっぽけな人間だと分かるとすっかり油断する。
「そううまくいくかしら? 私がわざわざ挨拶をしに来たとでも?」
「首輪を一つ壊したくらいでいい気になるなよ、下等な人間風情が!」
不敵に言ってのければ、魔族は激高した。
「神のような存在のあなたからみれば、人間はちっぽけで下等な生物なのかも知れない。でも、その下等な生物の人間が、あなたを殺すと言ったら? 不死のあなたを葬る方法を発見したと言ったら?」
「なんだと!?」
「恐怖する? それとも、永遠の時から解放されて嬉しい? 生きているのがつまらないんでしょう?」
挑発されて、魔族の男は私に向けて怒りの魔力を暴発させる。
爆風が届く寸前、私は異空間に避難した。
弱点その4、この世のものではない異空間にいる私を感知する事は出来ない。
再び姿を現し、驚いた顔をしている魔族に向け、私はきっぱり宣言した。
「あなたを哀れに思うわ。だけど、人間や竜族に残虐な行為を繰り返すあなたを赦すわけにはいかない。人間であり、そして当代竜王の番いである私が、二つの種族を代表してあなたを成敗します」
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