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外伝 レオンハルト編
エピローグ1
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我が目覚めた時、彼の者は既にあった。
彼は、暗闇の中、何かを創っては壊し、創っては壊し、美しい光をこしらえた。
その後も彼は、空を創り、大地を創り、海を創った。
我は彼のする事を、ただ眺めていた。
しばらくすると、彼の創った海に生命が宿った。
生命はどんどん増えて、いろんな形になって、海から大地へ空へと広がって行った。
大地には緑が這い、次々に色が生まれた。
生命の広がりを眺めるのは、楽しかった。
眠っていた彼がまた動き出した。
彼が、大地や海を、せっかく美しく育った生命ごと壊し始める。
我は、火を噴く山を鎮め、裂けて崩れる大地を鎮め、大嵐、大洪水を鎮めた。
我も彼__か__#も己が何者であるかは分からぬ。
ただ、ここにあるだけ。
そして彼__か__#は本能のまま荒ぶり、我は本能のままそれを鎮める。
彼と我は対なるものなのだと理解した。
そうやって、長い間、多くの生命を育ててきたのに、彼は突然その荒ぶる力の大半を我に押しつけ、古竜と同化してしまった。
彼と衝突して交わった時、彼の想いが流れ込んできた。
人間の子供を抱き締めるためには、どうしても肉体が必要なのだと。器が欲しいと。
なるほど、我も彼もただの思念を持つエネルギー体でしかないゆえ、子供を抱く腕など持ってはおらぬ。
だが、我には分からなかった。
なぜ、彼は急にそんなことを?
彼の力を得た我は全能の神となった。
大きくなり過ぎた分は子供をたくさん産んだ。
それは精霊となって方々へ散って行く。
人間達は我を祀って祈る。
我はそれに応えてまた長い月日を過ごした。
ふと、彼はどうしているだろうと思いついて様子を見に行った。
彼は竜の谷を守る約定を古竜の長老と交わしておるゆえ、そこに居るに違いない。
だが、行ってみるとそこに彼は居なかった。
竜の谷には、彼に似た子孫が住んでいた。
この世に彼はもう居ない。
我は、ひとり取り残されたような気持ちになった。
我は産めるだけの子供を産み、力を削ぎ落として人間になろうとした。
まず、彼がしたように同化を試みるが、人間では器が小さ過ぎてとても我は入る事が出来ない。
それに器の人間からの反発もある。
だから、彼は竜と約定を交わし、同化したのだと悟った。
仕方がないので同化は諦めて、我は人間の姿をそっくりそのまま写し取る事にした。
ところが、やはり力が大き過ぎるからか、形を維持し続ける事が出来ない。
大き過ぎるなら、小さくすれば良いのだ。
我は自らをばらばらに引き千切った。
気付けば千切った頭や腕や脚の部分はどこかに行ってしまっていた。
はて? 我は何をしようとしておったのか、すっかり忘れてしまっている。
己が引き千切ったのは覚えているものの、どうしてそのような事をしたのか。
だが、なんとなく人間のところに行かねばならぬという事だけは覚えていた。
人間の姿を写し取り、知識や思考を手に入れて、人間に混じって生きてはみるものの、人間はあっという間に死んでしまう。
皆、我を置いて逝ってしまう。
すごくつまらないと思った。
その点竜族は長生きだからいい。
我は竜族が大好きで仲良くしていたのに、我がしばらく眠っていた隙に、竜族はこの世から姿を消していた。
また、つまらない日々が始まる。
鬱々として退屈な毎日を過ごしていた時、シリウスに出会った。
シリウスは我のお気に入りになった。
シリウスは子供の頃から、聡明なくせに馬鹿げた面白い事ばかり考え付いて、我を楽しませてくれる。
シリウスといれば退屈しない。我はシリウスについて回った。
シリウスが望む事は何でもしてやった。
なぜなら、その望みは我にとっても愉快で面白いものだったからだ。
でも、シリウスは人間だから、やっぱり我を置いてあっという間に死んでしまうのだろう。
そう思うと、この楽しい日々が酷くつまらないものに思えてくる。
つまらないつまらない。
いつもいつも、我だけがひとり残される。
そんな我をシリウスは人間のために殺さなければならないと言った。
不老不死の魔族の我に、馬鹿げた事を真顔で言うシリウスはやっぱり愉快だ。
ところが、シリウスが考え出した魔法を行使すれば、シリウスが死ぬ時、我もシリウスの魂に引っ張られてこの世から消え去るらしい。
驚いた。
どこに行くのか分からないけれど、我はシリウスと共にここじゃないどこかに行くのだ!
嬉しかった。
これでもう我だけがひとりぼっちでここに置いて行かれなくて済む。
シリウスは我を連れて故郷の国を出た。
死ぬのはもっと後にすると言う。
我に異存はない。寿命をまっとうしても、あっという間のこと。
我はシリウスに大人しくついて行く。
シリウスは我を喜ばせるために、毎日楽しい事を考えてくれた。
南国に雪を降らせたり、逆に北の国では雪の代わりに花を降らせて、人間を驚かせて遊んだ。
我の一番のお気に入りは、魔法使いの花屋になって道行く人に花をプレゼントするというものだ。
我が新しく創った虹色の花はどの街でもいつも大人気だった。
シリウスと一緒に驚いて喜んで笑ってはしゃいで走り回って飛び跳ねて、毎日楽しく暮らした。
どこでも、シリウスと共にあれば我はつまらなくない。
それに、シリウスの腕の中は心地がいい。
楽しい時はあっという間に過ぎる。
今、シリウスは臨終の時を迎えようとしている。
シリウスの遺言通り、二人で静かに眠れるように、我はシリウスを毛布にくるんで大森林地帯の洞窟に連れて来た。
シリウスの骸を暴かれたくはないから、入口は既に閉じてある。
シリウスは我の腕の中で1日の殆どを眠って過ごし、束の間起きては我の名を呼んだ。
「マギー、マギー」
シリウスの白く濁った瞳はもう我を映さない。
我はシリウスの小さくなった身体をぎゅっと抱き締めてやる。
「マギーはここにいる」
こうしてやると、シリウスは安心して、また眠りにつくのだ。
「ああ、そうか!」
ふいに思い出した。
あの時、彼は、きっと子供を抱き締めて、安心させてやりたかったのだな。
我はここにいると。
シリウスの顔の上にぽとりと雫が落ちる。
我は、我がかつては何者で、何故人間になったのか、全てを思い出した。
我はしわだらけのシリウスの顔に涙に濡れた頬を擦りつけた。
我は、我がずっと知りたかったものを知った。
我は満たされた気持ちで静かに最期の時を待つ。
ふと、ずっと忘れていた我の一部だったモノのことを思い出した。
そういえば、我が引き千切ったあの頭や腕や脚の部分はどうなったのだろう?
彼は、暗闇の中、何かを創っては壊し、創っては壊し、美しい光をこしらえた。
その後も彼は、空を創り、大地を創り、海を創った。
我は彼のする事を、ただ眺めていた。
しばらくすると、彼の創った海に生命が宿った。
生命はどんどん増えて、いろんな形になって、海から大地へ空へと広がって行った。
大地には緑が這い、次々に色が生まれた。
生命の広がりを眺めるのは、楽しかった。
眠っていた彼がまた動き出した。
彼が、大地や海を、せっかく美しく育った生命ごと壊し始める。
我は、火を噴く山を鎮め、裂けて崩れる大地を鎮め、大嵐、大洪水を鎮めた。
我も彼__か__#も己が何者であるかは分からぬ。
ただ、ここにあるだけ。
そして彼__か__#は本能のまま荒ぶり、我は本能のままそれを鎮める。
彼と我は対なるものなのだと理解した。
そうやって、長い間、多くの生命を育ててきたのに、彼は突然その荒ぶる力の大半を我に押しつけ、古竜と同化してしまった。
彼と衝突して交わった時、彼の想いが流れ込んできた。
人間の子供を抱き締めるためには、どうしても肉体が必要なのだと。器が欲しいと。
なるほど、我も彼もただの思念を持つエネルギー体でしかないゆえ、子供を抱く腕など持ってはおらぬ。
だが、我には分からなかった。
なぜ、彼は急にそんなことを?
彼の力を得た我は全能の神となった。
大きくなり過ぎた分は子供をたくさん産んだ。
それは精霊となって方々へ散って行く。
人間達は我を祀って祈る。
我はそれに応えてまた長い月日を過ごした。
ふと、彼はどうしているだろうと思いついて様子を見に行った。
彼は竜の谷を守る約定を古竜の長老と交わしておるゆえ、そこに居るに違いない。
だが、行ってみるとそこに彼は居なかった。
竜の谷には、彼に似た子孫が住んでいた。
この世に彼はもう居ない。
我は、ひとり取り残されたような気持ちになった。
我は産めるだけの子供を産み、力を削ぎ落として人間になろうとした。
まず、彼がしたように同化を試みるが、人間では器が小さ過ぎてとても我は入る事が出来ない。
それに器の人間からの反発もある。
だから、彼は竜と約定を交わし、同化したのだと悟った。
仕方がないので同化は諦めて、我は人間の姿をそっくりそのまま写し取る事にした。
ところが、やはり力が大き過ぎるからか、形を維持し続ける事が出来ない。
大き過ぎるなら、小さくすれば良いのだ。
我は自らをばらばらに引き千切った。
気付けば千切った頭や腕や脚の部分はどこかに行ってしまっていた。
はて? 我は何をしようとしておったのか、すっかり忘れてしまっている。
己が引き千切ったのは覚えているものの、どうしてそのような事をしたのか。
だが、なんとなく人間のところに行かねばならぬという事だけは覚えていた。
人間の姿を写し取り、知識や思考を手に入れて、人間に混じって生きてはみるものの、人間はあっという間に死んでしまう。
皆、我を置いて逝ってしまう。
すごくつまらないと思った。
その点竜族は長生きだからいい。
我は竜族が大好きで仲良くしていたのに、我がしばらく眠っていた隙に、竜族はこの世から姿を消していた。
また、つまらない日々が始まる。
鬱々として退屈な毎日を過ごしていた時、シリウスに出会った。
シリウスは我のお気に入りになった。
シリウスは子供の頃から、聡明なくせに馬鹿げた面白い事ばかり考え付いて、我を楽しませてくれる。
シリウスといれば退屈しない。我はシリウスについて回った。
シリウスが望む事は何でもしてやった。
なぜなら、その望みは我にとっても愉快で面白いものだったからだ。
でも、シリウスは人間だから、やっぱり我を置いてあっという間に死んでしまうのだろう。
そう思うと、この楽しい日々が酷くつまらないものに思えてくる。
つまらないつまらない。
いつもいつも、我だけがひとり残される。
そんな我をシリウスは人間のために殺さなければならないと言った。
不老不死の魔族の我に、馬鹿げた事を真顔で言うシリウスはやっぱり愉快だ。
ところが、シリウスが考え出した魔法を行使すれば、シリウスが死ぬ時、我もシリウスの魂に引っ張られてこの世から消え去るらしい。
驚いた。
どこに行くのか分からないけれど、我はシリウスと共にここじゃないどこかに行くのだ!
嬉しかった。
これでもう我だけがひとりぼっちでここに置いて行かれなくて済む。
シリウスは我を連れて故郷の国を出た。
死ぬのはもっと後にすると言う。
我に異存はない。寿命をまっとうしても、あっという間のこと。
我はシリウスに大人しくついて行く。
シリウスは我を喜ばせるために、毎日楽しい事を考えてくれた。
南国に雪を降らせたり、逆に北の国では雪の代わりに花を降らせて、人間を驚かせて遊んだ。
我の一番のお気に入りは、魔法使いの花屋になって道行く人に花をプレゼントするというものだ。
我が新しく創った虹色の花はどの街でもいつも大人気だった。
シリウスと一緒に驚いて喜んで笑ってはしゃいで走り回って飛び跳ねて、毎日楽しく暮らした。
どこでも、シリウスと共にあれば我はつまらなくない。
それに、シリウスの腕の中は心地がいい。
楽しい時はあっという間に過ぎる。
今、シリウスは臨終の時を迎えようとしている。
シリウスの遺言通り、二人で静かに眠れるように、我はシリウスを毛布にくるんで大森林地帯の洞窟に連れて来た。
シリウスの骸を暴かれたくはないから、入口は既に閉じてある。
シリウスは我の腕の中で1日の殆どを眠って過ごし、束の間起きては我の名を呼んだ。
「マギー、マギー」
シリウスの白く濁った瞳はもう我を映さない。
我はシリウスの小さくなった身体をぎゅっと抱き締めてやる。
「マギーはここにいる」
こうしてやると、シリウスは安心して、また眠りにつくのだ。
「ああ、そうか!」
ふいに思い出した。
あの時、彼は、きっと子供を抱き締めて、安心させてやりたかったのだな。
我はここにいると。
シリウスの顔の上にぽとりと雫が落ちる。
我は、我がかつては何者で、何故人間になったのか、全てを思い出した。
我はしわだらけのシリウスの顔に涙に濡れた頬を擦りつけた。
我は、我がずっと知りたかったものを知った。
我は満たされた気持ちで静かに最期の時を待つ。
ふと、ずっと忘れていた我の一部だったモノのことを思い出した。
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