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第41話 ミュトスの致命的失敗
ミュトス視点続きます。
結論から言えば、殺されなかっただけありがたかった。しかしこの後に、殺された方がマシだったのかもと考え直すことになる。
『もう、やめて! 石を投げないで、痛い! ぎゃああぁぁ! 神よ! お助けください! 私は間違ってなどいない! あの悪魔に神罰を! ぎゃぁぁあ!』
ラキムゲル司祭の聴くに耐えない絶叫と怨嗟が脳に直接届けられた。磔刑投石の痛みとそれ以前からの筋肉断絶による全身の痛み。それだけで気絶しかねない。視界は暗く息苦しい。麻袋を被せられ頭だけ鎧という異様な状態。全身の所々に発生する投石による痛み。知り得なかった状況の事も自然と知っていた。
『あぁ、ごめんなさい。痛かったですよね。痛覚レベル少し和らげます』
『そこは、無くしてよ!』
『オリジナル・アイルスがどれ程の仕打ちをされたか分かりやすいかと思いまして。まぁ痛みは1/10程度にしますね』
信じられない状況だった。こんな狂気の儀式を教会はしばしば行って来た事は知っていたが身をもって知るとは思いもよらない。人は正義と言う看板が与えられれば、どれだけ残酷なこともやってのける。それは正しいと信じられ、強さなどではなく、単なる蛮行だった。今まさにその集団による蛮行に晒される追体験をさせられていた。
『ラキムゲル司祭は何度か正気を失いました。その都度マインド・ヒールを行い、やった行いを噛み締めていただいてます。無事に生きていますのでご安心ください』
このサブ治と言うのは、慇懃に対応するが話を聞かない。
『これが無事だと!?』
『貴女は、自分が殺されて悪魔になってしまった場合、殺した張本人を赦せますか? しかも、今も自分が正しかったと喚いておられるそんな輩をどう思われますか?』
『ぬ、……ゆ、赦せるわけが……』
『解答に躊躇がありましたね。まぁ、良いです。では我がオリジナルが受けた仕打ちに対してデコグリフ教会に賠償金を求めます。今回は貴女に代表になっていただこうかと思います』
『バイショウキン?』
『オリジナルは一人で解決する事を望みましたがまだ子供です。この話をするのは嫌がるでしょうが、オリジナルはただの平民の出ではありません。英雄候補であった両親の子供です。我がオリジナルの両親がこの事を知ったらどう行動すると思われますか?』
『!?』
『教会を敵に回してしまわれる事前措置とご理解下さい』
『そ、それは確かに恐ろしい事だが……』
魔王討伐の教会の定めた救世主機構は、本来十年ほど前に機能するはずだった。しかし、#叔父__ソフラト#達に勇者の素質はあったが発現しなかったと聞いている。勇者になれなかったとしても一騎当千の戦力が聖都に殴り込みになど来られては堪ったモノではない。
『貴女を代表者としてデコグリフ教会に話は通せますか?』
『やってみますが、まだ成人の儀を受けていないのでお母様に話を通してからでないと……』
『……なるほど。英雄候補の姉ですから恐怖を覚える事もあるのでしょう。しかし、世界の為に働いた英雄候補の息子であるオリジナル・アイルスをラキムゲルが勝手に奴隷にして殺害しました。その賠償としてプリムヘッツ家への対応は貴女一人の一存では出来ない。ここまでに間違いはない。良いでしょうか?』
『う、そ、そうですね』
『……にも関わらず、ロクに理解もせず、その詫びどころか神域侵犯の罰を決定したと言う事ですね?』
『そ、それは……』
『ふむ。分かりました。貴女にはその責任はないと言う事は確定ですね。その件も追加で賠償に上乗せ致しますね。これは、困りました。オリジナルは穏便に済ませたかったのに、その意図も理解せず傷を広げたのですから。やはり、コソコソせずに公にするしか無いですね。此方も己のみで解決せず両親に連絡する様にオリジナルと相談します。何せ七歳ですから舐められても困ります。それと監視は外しません。必ずデコグリフ教会には責任を取っていただきます』
それを聞いて、震え上がるしかなかった。軽く違和感を憶えながらもお母様へ負けの報告のみならず従兄弟が悪魔族堕ちの上、教会へたかりに来るなど……アイルスの様なピーキーな知識漁りが出来る訳もない十四歳の脳筋気味少女に言える筈もない。
『そ、それはどうか……』
『おや? オリジナル・アイルスの両親が英雄候補である事は知ってらしたのでしょう? その上で奴隷にして罰則を与えようとして失敗し、デコグリフ本部へ報告するつもりだったのですよね? 今更、何を慌てるのですか? 随分と甘やかされて来たようですね』
二の句は告げられなかった。難しい話と拷問の様に絶えず伝わる痛みで思考が鈍っている。従者のシロとクロが難しい話に反論できる訳もなく、この場で一人で対処するしかなかった。しかし対処すればするほどラキムゲルと己の犯した罪を明確に示されるだけなのだ。如何に大人と渡り合えるシルバーBランクの冒険者の肩書もこれには何の役にも立たない。
『では、貴女のお母様に分身達が直談判しに行きますのでよろしいでしょうか』
『……もう、好きにして……それより早くラキムゲルと話を』
嫌いだが、ラキムゲル司祭だけでもこの状況から解放してこちらに協力を何とかしてもらわなくてはと考えた結果の発言だったが、それは間違いだった。
『構いませんよ、……おい、人の皮を被ったクズ、ミュトス神殿騎士見習いさんがお前に面会だ』
『痛い痛い痛い! ミュトス!? 早く私を助けなさい!』
誰かが嗤っているのが聞こえた。その声はラキムゲルの声に聞こえた。身動ぎできないアイルスが投石に身悶える度にこの男は嗤っていたと理解した。
『ぎゃぁぁああああ! 死ぬ! 死ぬ! し……ぬ……』
『ひっ……』
ラキムゲルの声が途絶えた。嫌な予感しかしない。
『壊れた様ですね。"マインド・ヒール"』
『みゅぅうとぉおすぅう!』
『まともに話せるとは思えませんが、どうぞ』
『……う、あ』
『たぁあすけろぉおお!』
『も、もう、良い! 私たちを解放してくれ!』
その途端、現実世界の身体の感触だけが残った。
「口ほどに意気地はありませんでしたね」
「はぁ、はぁ、っ……はぁ」
シロとクロも黙ったままだ。当たり前だろう。奴隷罪の奴隷に人権は無い。それが教会の共通認識だ。そしてそれを行ったラキムゲル司祭は自らの行いの被害者の追体験をさせられ続けていると言う事実を目の当たりにさせられたのだ。
目の前のサブ治と名乗る元ラキムゲル司祭は本当に操られたラキムゲル司祭では無くアイルスの作った何かが入り込んだ何者かと言う事実が理解できたのだから。
「では、監視と貴女のお母様への直談判を分身に託します。私達は極力、何事もない様に振る舞っておきますのでよろしくお願いします。くれぐれもあの司祭の様にならないことを祈っております」
「ひっ……」
サブ治が自分のおでこを指差して言った。ラキムゲル司祭と同じ目に……思っただけに変な声が出た。
「必要以上に怖がる必要はありません。オリジナル・アイルスは従姉妹である貴女を生かしラキムゲル司祭の様にはしなかった意味をお考えください。では、ご機嫌よう」
それだけ言い残すとその場にへたり込んでしまっていた私達が引かなかった所為かサブ治も馬車へ引っ込んで行った。
これ以降、明くる日朝日を浴びるまで、魔光虫と思っていた小さな魔力の集まりが絶えず私たちの身の回りに居ることとなった。翌日からは魔光を発する事もなく存在をたまにアピールする声が頭の中に届けられる。その存在は神器のカンテラの光にも退くことは出来なかった。
結論から言えば、殺されなかっただけありがたかった。しかしこの後に、殺された方がマシだったのかもと考え直すことになる。
『もう、やめて! 石を投げないで、痛い! ぎゃああぁぁ! 神よ! お助けください! 私は間違ってなどいない! あの悪魔に神罰を! ぎゃぁぁあ!』
ラキムゲル司祭の聴くに耐えない絶叫と怨嗟が脳に直接届けられた。磔刑投石の痛みとそれ以前からの筋肉断絶による全身の痛み。それだけで気絶しかねない。視界は暗く息苦しい。麻袋を被せられ頭だけ鎧という異様な状態。全身の所々に発生する投石による痛み。知り得なかった状況の事も自然と知っていた。
『あぁ、ごめんなさい。痛かったですよね。痛覚レベル少し和らげます』
『そこは、無くしてよ!』
『オリジナル・アイルスがどれ程の仕打ちをされたか分かりやすいかと思いまして。まぁ痛みは1/10程度にしますね』
信じられない状況だった。こんな狂気の儀式を教会はしばしば行って来た事は知っていたが身をもって知るとは思いもよらない。人は正義と言う看板が与えられれば、どれだけ残酷なこともやってのける。それは正しいと信じられ、強さなどではなく、単なる蛮行だった。今まさにその集団による蛮行に晒される追体験をさせられていた。
『ラキムゲル司祭は何度か正気を失いました。その都度マインド・ヒールを行い、やった行いを噛み締めていただいてます。無事に生きていますのでご安心ください』
このサブ治と言うのは、慇懃に対応するが話を聞かない。
『これが無事だと!?』
『貴女は、自分が殺されて悪魔になってしまった場合、殺した張本人を赦せますか? しかも、今も自分が正しかったと喚いておられるそんな輩をどう思われますか?』
『ぬ、……ゆ、赦せるわけが……』
『解答に躊躇がありましたね。まぁ、良いです。では我がオリジナルが受けた仕打ちに対してデコグリフ教会に賠償金を求めます。今回は貴女に代表になっていただこうかと思います』
『バイショウキン?』
『オリジナルは一人で解決する事を望みましたがまだ子供です。この話をするのは嫌がるでしょうが、オリジナルはただの平民の出ではありません。英雄候補であった両親の子供です。我がオリジナルの両親がこの事を知ったらどう行動すると思われますか?』
『!?』
『教会を敵に回してしまわれる事前措置とご理解下さい』
『そ、それは確かに恐ろしい事だが……』
魔王討伐の教会の定めた救世主機構は、本来十年ほど前に機能するはずだった。しかし、#叔父__ソフラト#達に勇者の素質はあったが発現しなかったと聞いている。勇者になれなかったとしても一騎当千の戦力が聖都に殴り込みになど来られては堪ったモノではない。
『貴女を代表者としてデコグリフ教会に話は通せますか?』
『やってみますが、まだ成人の儀を受けていないのでお母様に話を通してからでないと……』
『……なるほど。英雄候補の姉ですから恐怖を覚える事もあるのでしょう。しかし、世界の為に働いた英雄候補の息子であるオリジナル・アイルスをラキムゲルが勝手に奴隷にして殺害しました。その賠償としてプリムヘッツ家への対応は貴女一人の一存では出来ない。ここまでに間違いはない。良いでしょうか?』
『う、そ、そうですね』
『……にも関わらず、ロクに理解もせず、その詫びどころか神域侵犯の罰を決定したと言う事ですね?』
『そ、それは……』
『ふむ。分かりました。貴女にはその責任はないと言う事は確定ですね。その件も追加で賠償に上乗せ致しますね。これは、困りました。オリジナルは穏便に済ませたかったのに、その意図も理解せず傷を広げたのですから。やはり、コソコソせずに公にするしか無いですね。此方も己のみで解決せず両親に連絡する様にオリジナルと相談します。何せ七歳ですから舐められても困ります。それと監視は外しません。必ずデコグリフ教会には責任を取っていただきます』
それを聞いて、震え上がるしかなかった。軽く違和感を憶えながらもお母様へ負けの報告のみならず従兄弟が悪魔族堕ちの上、教会へたかりに来るなど……アイルスの様なピーキーな知識漁りが出来る訳もない十四歳の脳筋気味少女に言える筈もない。
『そ、それはどうか……』
『おや? オリジナル・アイルスの両親が英雄候補である事は知ってらしたのでしょう? その上で奴隷にして罰則を与えようとして失敗し、デコグリフ本部へ報告するつもりだったのですよね? 今更、何を慌てるのですか? 随分と甘やかされて来たようですね』
二の句は告げられなかった。難しい話と拷問の様に絶えず伝わる痛みで思考が鈍っている。従者のシロとクロが難しい話に反論できる訳もなく、この場で一人で対処するしかなかった。しかし対処すればするほどラキムゲルと己の犯した罪を明確に示されるだけなのだ。如何に大人と渡り合えるシルバーBランクの冒険者の肩書もこれには何の役にも立たない。
『では、貴女のお母様に分身達が直談判しに行きますのでよろしいでしょうか』
『……もう、好きにして……それより早くラキムゲルと話を』
嫌いだが、ラキムゲル司祭だけでもこの状況から解放してこちらに協力を何とかしてもらわなくてはと考えた結果の発言だったが、それは間違いだった。
『構いませんよ、……おい、人の皮を被ったクズ、ミュトス神殿騎士見習いさんがお前に面会だ』
『痛い痛い痛い! ミュトス!? 早く私を助けなさい!』
誰かが嗤っているのが聞こえた。その声はラキムゲルの声に聞こえた。身動ぎできないアイルスが投石に身悶える度にこの男は嗤っていたと理解した。
『ぎゃぁぁああああ! 死ぬ! 死ぬ! し……ぬ……』
『ひっ……』
ラキムゲルの声が途絶えた。嫌な予感しかしない。
『壊れた様ですね。"マインド・ヒール"』
『みゅぅうとぉおすぅう!』
『まともに話せるとは思えませんが、どうぞ』
『……う、あ』
『たぁあすけろぉおお!』
『も、もう、良い! 私たちを解放してくれ!』
その途端、現実世界の身体の感触だけが残った。
「口ほどに意気地はありませんでしたね」
「はぁ、はぁ、っ……はぁ」
シロとクロも黙ったままだ。当たり前だろう。奴隷罪の奴隷に人権は無い。それが教会の共通認識だ。そしてそれを行ったラキムゲル司祭は自らの行いの被害者の追体験をさせられ続けていると言う事実を目の当たりにさせられたのだ。
目の前のサブ治と名乗る元ラキムゲル司祭は本当に操られたラキムゲル司祭では無くアイルスの作った何かが入り込んだ何者かと言う事実が理解できたのだから。
「では、監視と貴女のお母様への直談判を分身に託します。私達は極力、何事もない様に振る舞っておきますのでよろしくお願いします。くれぐれもあの司祭の様にならないことを祈っております」
「ひっ……」
サブ治が自分のおでこを指差して言った。ラキムゲル司祭と同じ目に……思っただけに変な声が出た。
「必要以上に怖がる必要はありません。オリジナル・アイルスは従姉妹である貴女を生かしラキムゲル司祭の様にはしなかった意味をお考えください。では、ご機嫌よう」
それだけ言い残すとその場にへたり込んでしまっていた私達が引かなかった所為かサブ治も馬車へ引っ込んで行った。
これ以降、明くる日朝日を浴びるまで、魔光虫と思っていた小さな魔力の集まりが絶えず私たちの身の回りに居ることとなった。翌日からは魔光を発する事もなく存在をたまにアピールする声が頭の中に届けられる。その存在は神器のカンテラの光にも退くことは出来なかった。
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