異世界召喚されたのに召喚人数制限に引っ掛かって召喚されなかったのでスキル【転移】の力で現実世界で配送屋さんを始めたいと思います!

アッキー

文字の大きさ
3 / 18
時の話 本編

第2話

しおりを挟む
ーーー 春休み中 ーーー

「そういえば、【転移】は、魔力量が、なくならない限り、使えるって書いてあったけど、この魔力量ってなんだろう?」

「そうだ、【念話】で、タイム様に聞けばいいんだ」

《タイム様、タイム様、聞こえますか?》

『おや、ときさん。じゃないですか、どうしました?』

《魔力量って、何か、分からなかったので、教えて欲しくて【念話】を使いました》

『そうでしたか。魔力量は、ときさんに、分かりやすく言うなら、ゲームなんかで、言うMPのことです』

《それで、俺の魔力量?MP?でしたっけ?それって、どのくらいあるんですか?》

『ステータスのディスプレイに、MPの項目もあるはずですよ?それで、確認してみて下さい』

《分かりました。あとで、確認します。それで、このMPは、どうやって増やせばいいのですか?》

『本来であれば、異世界の生物などを倒して、レベルを上げれば、勝手に増えていくものですが、ときさんの場合は、魔物なんていない世界ですからね』

『なので、魔力制御と魔力操作を覚えてもらいます。まず、魔力枯渇で、倒れてもいいように、ベッドの上で、行って下さい』

《分かりました。どうやれば、いいんですか?》

『まず、ベッドの上で、あぐらなんかの状態の楽な姿勢になってもらって、両手を少し離した状態で、両手の間に、魔力の球があるようなイメージをして下さい。そうすると、両手の間に魔力の球体が、出来るはずなので、球体の維持を出来るだけ長く行うようにして下さい。それを魔力枯渇になるまで続けます。これを繰り返し行うことで、ときさんのMPが、増えていきます』

《分かりました》

『魔力制御や魔力操作のレベルが、上がれば、相当、楽になりますよ。まぁ、ようは、慣れです。なので、頑張って下さいね』

《分かりました。頑張ります》

『まぁ、ときさんは、今、春休みのようなので、春休みが、終わるまで、魔力制御や魔力操作の練習をすれば、相当、レベルが上がると思うので、楽しみながら、レベルを上げて下さい』

《分かりました。ありがとうございました。また、何か分からなかったら、聞きますので、その時は、よろしくお願いします》

『分かりました。それでは、また、ときさん』

 そう言って、タイム様との【念話】を終了した。

「それじゃ、頑張って、【魔力制御】と【魔力操作】を覚えて、慣れていきますか」

 そうして、俺は、春休みの全てを使って、【魔力制御】と【魔力操作】を覚えて、慣れていくのだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ダンジョンをある日見つけた結果→世界最強になってしまった

仮実谷 望
ファンタジー
いつも遊び場にしていた山である日ダンジョンを見つけた。とりあえず入ってみるがそこは未知の場所で……モンスターや宝箱などお宝やワクワクが溢れている場所だった。 そんなところで過ごしているといつの間にかステータスが伸びて伸びていつの間にか世界最強になっていた!?

転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて

ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記  大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。 それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。  生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、 まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。  しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。 無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。 これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?  依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、 いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。 誰かこの悪循環、何とかして! まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて

スライム退治専門のさえないおっさんの冒険

守 秀斗
ファンタジー
俺と相棒二人だけの冴えない冒険者パーティー。普段はスライム退治が専門だ。その冴えない日常を語る。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

『25歳独身、マイホームのクローゼットが異世界に繋がってた件』 ──†黒翼の夜叉†、異世界で伝説(レジェンド)になる!

風来坊
ファンタジー
25歳で夢のマイホームを手に入れた男・九条カケル。 185cmのモデル体型に彫刻のような顔立ち。街で振り返られるほどの美貌の持ち主――だがその正体は、重度のゲーム&コスプレオタク! ある日、自宅のクローゼットを開けた瞬間、突如現れた異世界へのゲートに吸い込まれてしまう。 そこで彼は、伝説の職業《深淵の支配者(アビスロード)》として召喚され、 チートスキル「†黒翼召喚†」や「アビスコード」、 さらにはなぜか「女子からの好感度+999」まで付与されて―― 「厨二病、発症したまま異世界転生とかマジで罰ゲームかよ!!」 オタク知識と美貌を武器に、異世界と現代を股にかけ、ハーレムと戦乱に巻き込まれながら、 †黒翼の夜叉†は“本物の伝説”になっていく!

第2の人生は、『男』が希少種の世界で

赤金武蔵
ファンタジー
 日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。  あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。  ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。  しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。

男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…

アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。 そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!

処理中です...