文字の大きさ
大
中
小
209 / 258
第7章 新国テンプルム
第376話 止まらない膨張
「おおおおっ、凄い景色じゃのう!」
「こりゃあ絶景だぜ!」
サクヤとマグナさんが感嘆の声を上げる。
いま僕たち――僕とマグナさん、シェナさん、サクヤは、熾光魔竜の背に乗って空を飛んでいる。
そこから眼下の地上を見て、サクヤたちがはしゃいでいるのだ。
魔導国イオを出てから、上空で待機していた熾光魔竜と合流し、『空間転移』でテンプルムまで帰ろうとしたところ、サクヤたちが熾光魔竜に乗って空を飛びたいと言い出したんだ。
まあせっかくだからそれもいいかなと、少しだけ空の旅を楽しんでいるところだ。
ただ、イオからテンプルムまで飛行していくとなると、さすがの熾光魔竜でも時間がかかるので、途中まで『空間転移』で移動してから空を飛んでいる。
ちなみに、イオを出発する前に、サクヤのお父さん――イオ国王ガイルウ陛下には拝謁してきた。
ただこんな状況なので、挨拶は簡単に済ませた。また後ほど改めて正式に訪問しようと思っている。
今後は『空間転移』で簡単にイオには来られるしね。
「おっ! アレが『ヴィルカーム山脈』だな。うっひゃー確かに秘境って感じだぜ」
「あら、じゃああそこに見えるのがベラーナ湖ね。こんな高いところから見ると、凄い不思議な感じがするわね」
マグナさんもシェナさんも、飛翔ではとても来られないような高い上空から見る景色に感心しきりだ。
さっきは右手にディフェーザ国が見えたので、その光景にみんな興奮していた。
「あっ! あそこに国が見えるぞ! アレがユーリの国テンプルムだな!」
「いや違うよサクヤ。アレはシャルフ王の国フリーデンさ。僕の国はもっとずっと小さいよ」
遠くの左前方に王都といくつかの都市が見えたので、サクヤが僕の国と勘違いした。
テンプルムは他国の王都ほど大きくはなく、通常都市と同規模だから、かなり小さいんだよね。なので、もうちょっと近付かないと見えないかな。
「まあしかし、この『熾光魔竜』を見たときはたまげたぜ。ゼインって名前だっけか? 話には聞いてたけど、これほど凄いとはな」
「そうね、これじゃあユーリが『魔王』と言われるのも当然ね。でも味方だと思うと、本当にカッコよくて頼もしいわ」
「ふむ、久方ぶりに気持ちのよい言葉を聞いた気がするな。あるじ殿は我をちっとも評価してくれぬからな」
「そんなことないよ。熾光魔竜には感謝してるって!」
熾光魔竜のことを少々ぞんざいな扱いしちゃってるから、ちょっと拗ねちゃってるっぽいな。
伝説のドラゴンなのに、その力が宝の持ち腐れ状態だもんね。
「ユーリよ、このドラゴンで帝国に攻め入ろうではないか! これほどの怪物なら負けぬじゃろう?」
「……いや、サクヤの気持ちは分かるけど、熾光魔竜でも危険だ。12騎士たちの話を聞いた限りでは、皇帝は熾光魔竜よりも強い」
どうやら皇帝は、魔王軍第2司令官を簡単に倒したみたいだし。
下手すると、歴代勇者たちよりも強いかもしれない。
12騎士の序列上位も、恐らくかなりの強さに違いない。
「ほう……我より強いのがまだおると? だがあるじ殿ほどではなかろう」
「いや、皇帝の力――『亜天使』の能力は未知数だ。たとえ僕でも、充分に警戒する必要はある」
天使の細胞を移植したことにより、神の力にも守られているようで、石化攻撃どころか『呪王の死睨』すら効きそうもなかった。
12騎士たちも侮れず、いくら僕でも無闇に戦いを挑むのは得策じゃない。
『魔王ユーリ』の力を見せたことで、攻撃の矛先を魔王軍に向けてくれれば、とりあえず世界の混乱は避けられると思うが……。
場合によっては、全面戦争になることも覚悟しないとな。
最悪の事態に備えて、対策だけは考えておこう。
そんな話をしてると、ようやくテンプルムの姿が見えてきたのだった。
「到着したよ。アレが僕の国テンプルムだ」
「ほほう、小さいけどよい国ではないか。自然も豊かだし、住みやすそうじゃのう」
「隣にあるのはなんだ? 街にしては建物が何も見えないんだが……?」
「ああ、アレはモンスターパークです。テイムした魔物が居るんですよ」
「ふおお! モンスターが見れるのか!? わらわはモンスターをほとんど見たことがないのじゃ、あとで見に行くぞ!」
「それにしてもあんなに大きいなんて……噂は知ってたけど、とんでもないパークじゃないの! さすがユーリね、何をするにしてもスケールが大きいわ」
「アイデアはメジェールとリノなんですけどね」
「リノや王女様たちと会うのも久しぶりだぜ。アイツらのことだから元気にしてるんだろうが。勇者メジェールと会うのは初めてだな」
「そういえば、女の子が増えたって聞いてるわよ。まあ今さら2、3人増えたところで、どうってことないけどね」
「に……2、3人? そうですね、あまり気にしないでくれると助かります……」
えっと、マグナさんたちと別れてから、新しく何人増えたんだっけ?
10人くらい増えたって言ったら怒られるかな……。
僕たちはここで熾光魔竜と別れることにして、僕たちだけ『空間転移』で王城へと転移する。
王城前に着くと、みんなが集まって僕たちの帰りを待っていてくれた。
僕のことを心配してくれたんだろう。
って、ちょ、ちょっとまって!
眷女のみんなやゼルマ、アニスさんたちどころか、エイミーさんやパルレさん、ネーナ、ドマさん、なんとゾディーさんまで居る……!
や、やばいぞコレ……。
「どういうことじゃユーリ? ひいふうみぃ…………16人もおるぞ。まさか、アレ全員がお前の妾ではあるまいな?」
「待ってよ、ネルネウスまで居るじゃないの! あの子までユーリのところに居たっていうの!? 聞いてないわよ!」
「エンギのヤツ、アタシたちに黙ってやがったな! それに、ありゃゾディーだ! ユーリ、お前ゾディーまで虜にしたのか! まったくロクでもないことしやがって……!」
そういや、ベルニカ姉妹とゾディーさんって犬猿の仲なんだっけ?
ああああアタマの痛いネタがまた増えたああああああ……。
僕たちを迎えてくれたのは、メジェール、リノ、フィーリア、ソロル、フラウ、ネネ、久魅那、アニスさん、ディオーネさん、パルレさん、エイミーさん、ネーナ、ゾディーさん、ドマさん、ゼルマにアピまで。
みんな僕の顔を見てホッとしたのもつかの間、ピリピリとした異様な空気がこの場に張りつめた。
このあとどうなったかは言うまでもない……。
マグナさんたちが来てくれたことによって、テンプルム国の役職を新たに決めることになった。
まずはマグナさんには、魔導部隊の指揮官を任命した。育成も兼ねて、魔道士隊を任せようと思う。
シェナさんには、テンプルム国の神官長になってもらった。
一応2人とも『ナンバーズ』も兼任している。
ドマさんには宮廷鍛冶師をお願いした。兵士や騎士たちの武器作りに、その才能を存分に発揮してくれるだろう。もちろん予算も潤沢だ。
エイミーさんはその料理スキルを見込んで、宮廷料理人に就いてもらった。エイミーさんはすでに料理店に就職していたので、引き抜きという形になってしまったが、円満に解決している。
パルレさんは冒険者ギルド職員を退職し、王城で兵士たちの任務と体調の管理をしてもらうことに。
ゾディーさんは、テンプルム入国門の総合警備隊長になってもらった。特に正門の守衛を重点的にお願いした。
テンプルムには周辺5ヶ国に向けて5ヶ所に入国門があるけど、正門はフリーデン方面となっている。これは大陸中央側に向いている門でもあって、帝国使者――ラスティマとパグロームもこの門から入国した。
今回はそれを防ぐことはできなかったが、帝国出身のゾディーさんが正門を守ってくれれば、防犯上大変頼もしい。今後は帝国のヤツらが来ても、ゾディーさんが見つけてくれるだろう。
それに……入国門は王城から一番遠いので、そこに配属しておけばトラブルも起きづらいだろうという狙いもある。
ゾディーさんには申し訳ないけどね。
ゼルマは夜のパトロールをしてくれると言ってるので、夜間警備隊長にした。
これまたありがたいことだった。どうしても夜の警備は手薄になっちゃうからね。
サクヤには眷女のみんなと一緒にモンスターパークを任せた。
ちなみに、サクヤには以前から『眷属守護天使』が反応していたので、眷女になってもらった。それにより、サクヤには『聖神子』の称号が付いた。
ただサクヤはプロポーズと勘違いしたみたいで、僕の妻になれたと大喜びしたけど。もう一度詳しく説明したら、テンションだだ下がりしてた。
ほか、なんと久魅那とゼルマにも『眷属守護天使』が反応するようになった。今まで無反応だったんだけどね。
何故反応したのか理由は分からないが、そのことを話すと久魅那とゼルマも眷女になると言ってくれたので、2人にも『眷属守護天使』をかけた。
『眷女』になったことにより、久魅那は『神従者』、ゼルマは『魔天使』の称号を得た。もちろん能力も大幅にアップしている。
メジェールが強いのは当然として、ゼルマもそれに迫るほどの力となり、そしてネネ、サクヤ、久魅那もかなりの強さだ。
余談ながら、ネネ、サクヤ、久魅那は年齢がバラバラだけど同い年くらいに見えるので、ちょっと微笑ましいトリオだ。
このメンバーで、僕の国テンプルムはまた新たなスタートを切るのだった……。
***********************************
このあと1話だけ帝国サイドの話をはさんで7章は終わります。
そして、『無限のスキルゲッター』の第2巻が発売されます。
6/23には書店様に並ぶと思いますので、どうか是非よろしくお願いいたしますm(_ _)m
「こりゃあ絶景だぜ!」
サクヤとマグナさんが感嘆の声を上げる。
いま僕たち――僕とマグナさん、シェナさん、サクヤは、熾光魔竜の背に乗って空を飛んでいる。
そこから眼下の地上を見て、サクヤたちがはしゃいでいるのだ。
魔導国イオを出てから、上空で待機していた熾光魔竜と合流し、『空間転移』でテンプルムまで帰ろうとしたところ、サクヤたちが熾光魔竜に乗って空を飛びたいと言い出したんだ。
まあせっかくだからそれもいいかなと、少しだけ空の旅を楽しんでいるところだ。
ただ、イオからテンプルムまで飛行していくとなると、さすがの熾光魔竜でも時間がかかるので、途中まで『空間転移』で移動してから空を飛んでいる。
ちなみに、イオを出発する前に、サクヤのお父さん――イオ国王ガイルウ陛下には拝謁してきた。
ただこんな状況なので、挨拶は簡単に済ませた。また後ほど改めて正式に訪問しようと思っている。
今後は『空間転移』で簡単にイオには来られるしね。
「おっ! アレが『ヴィルカーム山脈』だな。うっひゃー確かに秘境って感じだぜ」
「あら、じゃああそこに見えるのがベラーナ湖ね。こんな高いところから見ると、凄い不思議な感じがするわね」
マグナさんもシェナさんも、飛翔ではとても来られないような高い上空から見る景色に感心しきりだ。
さっきは右手にディフェーザ国が見えたので、その光景にみんな興奮していた。
「あっ! あそこに国が見えるぞ! アレがユーリの国テンプルムだな!」
「いや違うよサクヤ。アレはシャルフ王の国フリーデンさ。僕の国はもっとずっと小さいよ」
遠くの左前方に王都といくつかの都市が見えたので、サクヤが僕の国と勘違いした。
テンプルムは他国の王都ほど大きくはなく、通常都市と同規模だから、かなり小さいんだよね。なので、もうちょっと近付かないと見えないかな。
「まあしかし、この『熾光魔竜』を見たときはたまげたぜ。ゼインって名前だっけか? 話には聞いてたけど、これほど凄いとはな」
「そうね、これじゃあユーリが『魔王』と言われるのも当然ね。でも味方だと思うと、本当にカッコよくて頼もしいわ」
「ふむ、久方ぶりに気持ちのよい言葉を聞いた気がするな。あるじ殿は我をちっとも評価してくれぬからな」
「そんなことないよ。熾光魔竜には感謝してるって!」
熾光魔竜のことを少々ぞんざいな扱いしちゃってるから、ちょっと拗ねちゃってるっぽいな。
伝説のドラゴンなのに、その力が宝の持ち腐れ状態だもんね。
「ユーリよ、このドラゴンで帝国に攻め入ろうではないか! これほどの怪物なら負けぬじゃろう?」
「……いや、サクヤの気持ちは分かるけど、熾光魔竜でも危険だ。12騎士たちの話を聞いた限りでは、皇帝は熾光魔竜よりも強い」
どうやら皇帝は、魔王軍第2司令官を簡単に倒したみたいだし。
下手すると、歴代勇者たちよりも強いかもしれない。
12騎士の序列上位も、恐らくかなりの強さに違いない。
「ほう……我より強いのがまだおると? だがあるじ殿ほどではなかろう」
「いや、皇帝の力――『亜天使』の能力は未知数だ。たとえ僕でも、充分に警戒する必要はある」
天使の細胞を移植したことにより、神の力にも守られているようで、石化攻撃どころか『呪王の死睨』すら効きそうもなかった。
12騎士たちも侮れず、いくら僕でも無闇に戦いを挑むのは得策じゃない。
『魔王ユーリ』の力を見せたことで、攻撃の矛先を魔王軍に向けてくれれば、とりあえず世界の混乱は避けられると思うが……。
場合によっては、全面戦争になることも覚悟しないとな。
最悪の事態に備えて、対策だけは考えておこう。
そんな話をしてると、ようやくテンプルムの姿が見えてきたのだった。
「到着したよ。アレが僕の国テンプルムだ」
「ほほう、小さいけどよい国ではないか。自然も豊かだし、住みやすそうじゃのう」
「隣にあるのはなんだ? 街にしては建物が何も見えないんだが……?」
「ああ、アレはモンスターパークです。テイムした魔物が居るんですよ」
「ふおお! モンスターが見れるのか!? わらわはモンスターをほとんど見たことがないのじゃ、あとで見に行くぞ!」
「それにしてもあんなに大きいなんて……噂は知ってたけど、とんでもないパークじゃないの! さすがユーリね、何をするにしてもスケールが大きいわ」
「アイデアはメジェールとリノなんですけどね」
「リノや王女様たちと会うのも久しぶりだぜ。アイツらのことだから元気にしてるんだろうが。勇者メジェールと会うのは初めてだな」
「そういえば、女の子が増えたって聞いてるわよ。まあ今さら2、3人増えたところで、どうってことないけどね」
「に……2、3人? そうですね、あまり気にしないでくれると助かります……」
えっと、マグナさんたちと別れてから、新しく何人増えたんだっけ?
10人くらい増えたって言ったら怒られるかな……。
僕たちはここで熾光魔竜と別れることにして、僕たちだけ『空間転移』で王城へと転移する。
王城前に着くと、みんなが集まって僕たちの帰りを待っていてくれた。
僕のことを心配してくれたんだろう。
って、ちょ、ちょっとまって!
眷女のみんなやゼルマ、アニスさんたちどころか、エイミーさんやパルレさん、ネーナ、ドマさん、なんとゾディーさんまで居る……!
や、やばいぞコレ……。
「どういうことじゃユーリ? ひいふうみぃ…………16人もおるぞ。まさか、アレ全員がお前の妾ではあるまいな?」
「待ってよ、ネルネウスまで居るじゃないの! あの子までユーリのところに居たっていうの!? 聞いてないわよ!」
「エンギのヤツ、アタシたちに黙ってやがったな! それに、ありゃゾディーだ! ユーリ、お前ゾディーまで虜にしたのか! まったくロクでもないことしやがって……!」
そういや、ベルニカ姉妹とゾディーさんって犬猿の仲なんだっけ?
ああああアタマの痛いネタがまた増えたああああああ……。
僕たちを迎えてくれたのは、メジェール、リノ、フィーリア、ソロル、フラウ、ネネ、久魅那、アニスさん、ディオーネさん、パルレさん、エイミーさん、ネーナ、ゾディーさん、ドマさん、ゼルマにアピまで。
みんな僕の顔を見てホッとしたのもつかの間、ピリピリとした異様な空気がこの場に張りつめた。
このあとどうなったかは言うまでもない……。
マグナさんたちが来てくれたことによって、テンプルム国の役職を新たに決めることになった。
まずはマグナさんには、魔導部隊の指揮官を任命した。育成も兼ねて、魔道士隊を任せようと思う。
シェナさんには、テンプルム国の神官長になってもらった。
一応2人とも『ナンバーズ』も兼任している。
ドマさんには宮廷鍛冶師をお願いした。兵士や騎士たちの武器作りに、その才能を存分に発揮してくれるだろう。もちろん予算も潤沢だ。
エイミーさんはその料理スキルを見込んで、宮廷料理人に就いてもらった。エイミーさんはすでに料理店に就職していたので、引き抜きという形になってしまったが、円満に解決している。
パルレさんは冒険者ギルド職員を退職し、王城で兵士たちの任務と体調の管理をしてもらうことに。
ゾディーさんは、テンプルム入国門の総合警備隊長になってもらった。特に正門の守衛を重点的にお願いした。
テンプルムには周辺5ヶ国に向けて5ヶ所に入国門があるけど、正門はフリーデン方面となっている。これは大陸中央側に向いている門でもあって、帝国使者――ラスティマとパグロームもこの門から入国した。
今回はそれを防ぐことはできなかったが、帝国出身のゾディーさんが正門を守ってくれれば、防犯上大変頼もしい。今後は帝国のヤツらが来ても、ゾディーさんが見つけてくれるだろう。
それに……入国門は王城から一番遠いので、そこに配属しておけばトラブルも起きづらいだろうという狙いもある。
ゾディーさんには申し訳ないけどね。
ゼルマは夜のパトロールをしてくれると言ってるので、夜間警備隊長にした。
これまたありがたいことだった。どうしても夜の警備は手薄になっちゃうからね。
サクヤには眷女のみんなと一緒にモンスターパークを任せた。
ちなみに、サクヤには以前から『眷属守護天使』が反応していたので、眷女になってもらった。それにより、サクヤには『聖神子』の称号が付いた。
ただサクヤはプロポーズと勘違いしたみたいで、僕の妻になれたと大喜びしたけど。もう一度詳しく説明したら、テンションだだ下がりしてた。
ほか、なんと久魅那とゼルマにも『眷属守護天使』が反応するようになった。今まで無反応だったんだけどね。
何故反応したのか理由は分からないが、そのことを話すと久魅那とゼルマも眷女になると言ってくれたので、2人にも『眷属守護天使』をかけた。
『眷女』になったことにより、久魅那は『神従者』、ゼルマは『魔天使』の称号を得た。もちろん能力も大幅にアップしている。
メジェールが強いのは当然として、ゼルマもそれに迫るほどの力となり、そしてネネ、サクヤ、久魅那もかなりの強さだ。
余談ながら、ネネ、サクヤ、久魅那は年齢がバラバラだけど同い年くらいに見えるので、ちょっと微笑ましいトリオだ。
このメンバーで、僕の国テンプルムはまた新たなスタートを切るのだった……。
***********************************
このあと1話だけ帝国サイドの話をはさんで7章は終わります。
そして、『無限のスキルゲッター』の第2巻が発売されます。
6/23には書店様に並ぶと思いますので、どうか是非よろしくお願いいたしますm(_ _)m
感想 679
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakuraiクラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第五章リード王国編
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisanバーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。