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第7章 新国テンプルム
第376話 止まらない膨張
「おおおおっ、凄い景色じゃのう!」
「こりゃあ絶景だぜ!」
サクヤとマグナさんが感嘆の声を上げる。
いま僕たち――僕とマグナさん、シェナさん、サクヤは、熾光魔竜の背に乗って空を飛んでいる。
そこから眼下の地上を見て、サクヤたちがはしゃいでいるのだ。
魔導国イオを出てから、上空で待機していた熾光魔竜と合流し、『空間転移』でテンプルムまで帰ろうとしたところ、サクヤたちが熾光魔竜に乗って空を飛びたいと言い出したんだ。
まあせっかくだからそれもいいかなと、少しだけ空の旅を楽しんでいるところだ。
ただ、イオからテンプルムまで飛行していくとなると、さすがの熾光魔竜でも時間がかかるので、途中まで『空間転移』で移動してから空を飛んでいる。
ちなみに、イオを出発する前に、サクヤのお父さん――イオ国王ガイルウ陛下には拝謁してきた。
ただこんな状況なので、挨拶は簡単に済ませた。また後ほど改めて正式に訪問しようと思っている。
今後は『空間転移』で簡単にイオには来られるしね。
「おっ! アレが『ヴィルカーム山脈』だな。うっひゃー確かに秘境って感じだぜ」
「あら、じゃああそこに見えるのがベラーナ湖ね。こんな高いところから見ると、凄い不思議な感じがするわね」
マグナさんもシェナさんも、飛翔ではとても来られないような高い上空から見る景色に感心しきりだ。
さっきは右手にディフェーザ国が見えたので、その光景にみんな興奮していた。
「あっ! あそこに国が見えるぞ! アレがユーリの国テンプルムだな!」
「いや違うよサクヤ。アレはシャルフ王の国フリーデンさ。僕の国はもっとずっと小さいよ」
遠くの左前方に王都といくつかの都市が見えたので、サクヤが僕の国と勘違いした。
テンプルムは他国の王都ほど大きくはなく、通常都市と同規模だから、かなり小さいんだよね。なので、もうちょっと近付かないと見えないかな。
「まあしかし、この『熾光魔竜』を見たときはたまげたぜ。ゼインって名前だっけか? 話には聞いてたけど、これほど凄いとはな」
「そうね、これじゃあユーリが『魔王』と言われるのも当然ね。でも味方だと思うと、本当にカッコよくて頼もしいわ」
「ふむ、久方ぶりに気持ちのよい言葉を聞いた気がするな。あるじ殿は我をちっとも評価してくれぬからな」
「そんなことないよ。熾光魔竜には感謝してるって!」
熾光魔竜のことを少々ぞんざいな扱いしちゃってるから、ちょっと拗ねちゃってるっぽいな。
伝説のドラゴンなのに、その力が宝の持ち腐れ状態だもんね。
「ユーリよ、このドラゴンで帝国に攻め入ろうではないか! これほどの怪物なら負けぬじゃろう?」
「……いや、サクヤの気持ちは分かるけど、熾光魔竜でも危険だ。12騎士たちの話を聞いた限りでは、皇帝は熾光魔竜よりも強い」
どうやら皇帝は、魔王軍第2司令官を簡単に倒したみたいだし。
下手すると、歴代勇者たちよりも強いかもしれない。
12騎士の序列上位も、恐らくかなりの強さに違いない。
「ほう……我より強いのがまだおると? だがあるじ殿ほどではなかろう」
「いや、皇帝の力――『亜天使』の能力は未知数だ。たとえ僕でも、充分に警戒する必要はある」
天使の細胞を移植したことにより、神の力にも守られているようで、石化攻撃どころか『呪王の死睨』すら効きそうもなかった。
12騎士たちも侮れず、いくら僕でも無闇に戦いを挑むのは得策じゃない。
『魔王ユーリ』の力を見せたことで、攻撃の矛先を魔王軍に向けてくれれば、とりあえず世界の混乱は避けられると思うが……。
場合によっては、全面戦争になることも覚悟しないとな。
最悪の事態に備えて、対策だけは考えておこう。
そんな話をしてると、ようやくテンプルムの姿が見えてきたのだった。
「到着したよ。アレが僕の国テンプルムだ」
「ほほう、小さいけどよい国ではないか。自然も豊かだし、住みやすそうじゃのう」
「隣にあるのはなんだ? 街にしては建物が何も見えないんだが……?」
「ああ、アレはモンスターパークです。テイムした魔物が居るんですよ」
「ふおお! モンスターが見れるのか!? わらわはモンスターをほとんど見たことがないのじゃ、あとで見に行くぞ!」
「それにしてもあんなに大きいなんて……噂は知ってたけど、とんでもないパークじゃないの! さすがユーリね、何をするにしてもスケールが大きいわ」
「アイデアはメジェールとリノなんですけどね」
「リノや王女様たちと会うのも久しぶりだぜ。アイツらのことだから元気にしてるんだろうが。勇者メジェールと会うのは初めてだな」
「そういえば、女の子が増えたって聞いてるわよ。まあ今さら2、3人増えたところで、どうってことないけどね」
「に……2、3人? そうですね、あまり気にしないでくれると助かります……」
えっと、マグナさんたちと別れてから、新しく何人増えたんだっけ?
10人くらい増えたって言ったら怒られるかな……。
僕たちはここで熾光魔竜と別れることにして、僕たちだけ『空間転移』で王城へと転移する。
王城前に着くと、みんなが集まって僕たちの帰りを待っていてくれた。
僕のことを心配してくれたんだろう。
って、ちょ、ちょっとまって!
眷女のみんなやゼルマ、アニスさんたちどころか、エイミーさんやパルレさん、ネーナ、ドマさん、なんとゾディーさんまで居る……!
や、やばいぞコレ……。
「どういうことじゃユーリ? ひいふうみぃ…………16人もおるぞ。まさか、アレ全員がお前の妾ではあるまいな?」
「待ってよ、ネルネウスまで居るじゃないの! あの子までユーリのところに居たっていうの!? 聞いてないわよ!」
「エンギのヤツ、アタシたちに黙ってやがったな! それに、ありゃゾディーだ! ユーリ、お前ゾディーまで虜にしたのか! まったくロクでもないことしやがって……!」
そういや、ベルニカ姉妹とゾディーさんって犬猿の仲なんだっけ?
ああああアタマの痛いネタがまた増えたああああああ……。
僕たちを迎えてくれたのは、メジェール、リノ、フィーリア、ソロル、フラウ、ネネ、久魅那、アニスさん、ディオーネさん、パルレさん、エイミーさん、ネーナ、ゾディーさん、ドマさん、ゼルマにアピまで。
みんな僕の顔を見てホッとしたのもつかの間、ピリピリとした異様な空気がこの場に張りつめた。
このあとどうなったかは言うまでもない……。
マグナさんたちが来てくれたことによって、テンプルム国の役職を新たに決めることになった。
まずはマグナさんには、魔導部隊の指揮官を任命した。育成も兼ねて、魔道士隊を任せようと思う。
シェナさんには、テンプルム国の神官長になってもらった。
一応2人とも『ナンバーズ』も兼任している。
ドマさんには宮廷鍛冶師をお願いした。兵士や騎士たちの武器作りに、その才能を存分に発揮してくれるだろう。もちろん予算も潤沢だ。
エイミーさんはその料理スキルを見込んで、宮廷料理人に就いてもらった。エイミーさんはすでに料理店に就職していたので、引き抜きという形になってしまったが、円満に解決している。
パルレさんは冒険者ギルド職員を退職し、王城で兵士たちの任務と体調の管理をしてもらうことに。
ゾディーさんは、テンプルム入国門の総合警備隊長になってもらった。特に正門の守衛を重点的にお願いした。
テンプルムには周辺5ヶ国に向けて5ヶ所に入国門があるけど、正門はフリーデン方面となっている。これは大陸中央側に向いている門でもあって、帝国使者――ラスティマとパグロームもこの門から入国した。
今回はそれを防ぐことはできなかったが、帝国出身のゾディーさんが正門を守ってくれれば、防犯上大変頼もしい。今後は帝国のヤツらが来ても、ゾディーさんが見つけてくれるだろう。
それに……入国門は王城から一番遠いので、そこに配属しておけばトラブルも起きづらいだろうという狙いもある。
ゾディーさんには申し訳ないけどね。
ゼルマは夜のパトロールをしてくれると言ってるので、夜間警備隊長にした。
これまたありがたいことだった。どうしても夜の警備は手薄になっちゃうからね。
サクヤには眷女のみんなと一緒にモンスターパークを任せた。
ちなみに、サクヤには以前から『眷属守護天使』が反応していたので、眷女になってもらった。それにより、サクヤには『聖神子』の称号が付いた。
ただサクヤはプロポーズと勘違いしたみたいで、僕の妻になれたと大喜びしたけど。もう一度詳しく説明したら、テンションだだ下がりしてた。
ほか、なんと久魅那とゼルマにも『眷属守護天使』が反応するようになった。今まで無反応だったんだけどね。
何故反応したのか理由は分からないが、そのことを話すと久魅那とゼルマも眷女になると言ってくれたので、2人にも『眷属守護天使』をかけた。
『眷女』になったことにより、久魅那は『神従者』、ゼルマは『魔天使』の称号を得た。もちろん能力も大幅にアップしている。
メジェールが強いのは当然として、ゼルマもそれに迫るほどの力となり、そしてネネ、サクヤ、久魅那もかなりの強さだ。
余談ながら、ネネ、サクヤ、久魅那は年齢がバラバラだけど同い年くらいに見えるので、ちょっと微笑ましいトリオだ。
このメンバーで、僕の国テンプルムはまた新たなスタートを切るのだった……。
***********************************
このあと1話だけ帝国サイドの話をはさんで7章は終わります。
そして、『無限のスキルゲッター』の第2巻が発売されます。
6/23には書店様に並ぶと思いますので、どうか是非よろしくお願いいたしますm(_ _)m
「こりゃあ絶景だぜ!」
サクヤとマグナさんが感嘆の声を上げる。
いま僕たち――僕とマグナさん、シェナさん、サクヤは、熾光魔竜の背に乗って空を飛んでいる。
そこから眼下の地上を見て、サクヤたちがはしゃいでいるのだ。
魔導国イオを出てから、上空で待機していた熾光魔竜と合流し、『空間転移』でテンプルムまで帰ろうとしたところ、サクヤたちが熾光魔竜に乗って空を飛びたいと言い出したんだ。
まあせっかくだからそれもいいかなと、少しだけ空の旅を楽しんでいるところだ。
ただ、イオからテンプルムまで飛行していくとなると、さすがの熾光魔竜でも時間がかかるので、途中まで『空間転移』で移動してから空を飛んでいる。
ちなみに、イオを出発する前に、サクヤのお父さん――イオ国王ガイルウ陛下には拝謁してきた。
ただこんな状況なので、挨拶は簡単に済ませた。また後ほど改めて正式に訪問しようと思っている。
今後は『空間転移』で簡単にイオには来られるしね。
「おっ! アレが『ヴィルカーム山脈』だな。うっひゃー確かに秘境って感じだぜ」
「あら、じゃああそこに見えるのがベラーナ湖ね。こんな高いところから見ると、凄い不思議な感じがするわね」
マグナさんもシェナさんも、飛翔ではとても来られないような高い上空から見る景色に感心しきりだ。
さっきは右手にディフェーザ国が見えたので、その光景にみんな興奮していた。
「あっ! あそこに国が見えるぞ! アレがユーリの国テンプルムだな!」
「いや違うよサクヤ。アレはシャルフ王の国フリーデンさ。僕の国はもっとずっと小さいよ」
遠くの左前方に王都といくつかの都市が見えたので、サクヤが僕の国と勘違いした。
テンプルムは他国の王都ほど大きくはなく、通常都市と同規模だから、かなり小さいんだよね。なので、もうちょっと近付かないと見えないかな。
「まあしかし、この『熾光魔竜』を見たときはたまげたぜ。ゼインって名前だっけか? 話には聞いてたけど、これほど凄いとはな」
「そうね、これじゃあユーリが『魔王』と言われるのも当然ね。でも味方だと思うと、本当にカッコよくて頼もしいわ」
「ふむ、久方ぶりに気持ちのよい言葉を聞いた気がするな。あるじ殿は我をちっとも評価してくれぬからな」
「そんなことないよ。熾光魔竜には感謝してるって!」
熾光魔竜のことを少々ぞんざいな扱いしちゃってるから、ちょっと拗ねちゃってるっぽいな。
伝説のドラゴンなのに、その力が宝の持ち腐れ状態だもんね。
「ユーリよ、このドラゴンで帝国に攻め入ろうではないか! これほどの怪物なら負けぬじゃろう?」
「……いや、サクヤの気持ちは分かるけど、熾光魔竜でも危険だ。12騎士たちの話を聞いた限りでは、皇帝は熾光魔竜よりも強い」
どうやら皇帝は、魔王軍第2司令官を簡単に倒したみたいだし。
下手すると、歴代勇者たちよりも強いかもしれない。
12騎士の序列上位も、恐らくかなりの強さに違いない。
「ほう……我より強いのがまだおると? だがあるじ殿ほどではなかろう」
「いや、皇帝の力――『亜天使』の能力は未知数だ。たとえ僕でも、充分に警戒する必要はある」
天使の細胞を移植したことにより、神の力にも守られているようで、石化攻撃どころか『呪王の死睨』すら効きそうもなかった。
12騎士たちも侮れず、いくら僕でも無闇に戦いを挑むのは得策じゃない。
『魔王ユーリ』の力を見せたことで、攻撃の矛先を魔王軍に向けてくれれば、とりあえず世界の混乱は避けられると思うが……。
場合によっては、全面戦争になることも覚悟しないとな。
最悪の事態に備えて、対策だけは考えておこう。
そんな話をしてると、ようやくテンプルムの姿が見えてきたのだった。
「到着したよ。アレが僕の国テンプルムだ」
「ほほう、小さいけどよい国ではないか。自然も豊かだし、住みやすそうじゃのう」
「隣にあるのはなんだ? 街にしては建物が何も見えないんだが……?」
「ああ、アレはモンスターパークです。テイムした魔物が居るんですよ」
「ふおお! モンスターが見れるのか!? わらわはモンスターをほとんど見たことがないのじゃ、あとで見に行くぞ!」
「それにしてもあんなに大きいなんて……噂は知ってたけど、とんでもないパークじゃないの! さすがユーリね、何をするにしてもスケールが大きいわ」
「アイデアはメジェールとリノなんですけどね」
「リノや王女様たちと会うのも久しぶりだぜ。アイツらのことだから元気にしてるんだろうが。勇者メジェールと会うのは初めてだな」
「そういえば、女の子が増えたって聞いてるわよ。まあ今さら2、3人増えたところで、どうってことないけどね」
「に……2、3人? そうですね、あまり気にしないでくれると助かります……」
えっと、マグナさんたちと別れてから、新しく何人増えたんだっけ?
10人くらい増えたって言ったら怒られるかな……。
僕たちはここで熾光魔竜と別れることにして、僕たちだけ『空間転移』で王城へと転移する。
王城前に着くと、みんなが集まって僕たちの帰りを待っていてくれた。
僕のことを心配してくれたんだろう。
って、ちょ、ちょっとまって!
眷女のみんなやゼルマ、アニスさんたちどころか、エイミーさんやパルレさん、ネーナ、ドマさん、なんとゾディーさんまで居る……!
や、やばいぞコレ……。
「どういうことじゃユーリ? ひいふうみぃ…………16人もおるぞ。まさか、アレ全員がお前の妾ではあるまいな?」
「待ってよ、ネルネウスまで居るじゃないの! あの子までユーリのところに居たっていうの!? 聞いてないわよ!」
「エンギのヤツ、アタシたちに黙ってやがったな! それに、ありゃゾディーだ! ユーリ、お前ゾディーまで虜にしたのか! まったくロクでもないことしやがって……!」
そういや、ベルニカ姉妹とゾディーさんって犬猿の仲なんだっけ?
ああああアタマの痛いネタがまた増えたああああああ……。
僕たちを迎えてくれたのは、メジェール、リノ、フィーリア、ソロル、フラウ、ネネ、久魅那、アニスさん、ディオーネさん、パルレさん、エイミーさん、ネーナ、ゾディーさん、ドマさん、ゼルマにアピまで。
みんな僕の顔を見てホッとしたのもつかの間、ピリピリとした異様な空気がこの場に張りつめた。
このあとどうなったかは言うまでもない……。
マグナさんたちが来てくれたことによって、テンプルム国の役職を新たに決めることになった。
まずはマグナさんには、魔導部隊の指揮官を任命した。育成も兼ねて、魔道士隊を任せようと思う。
シェナさんには、テンプルム国の神官長になってもらった。
一応2人とも『ナンバーズ』も兼任している。
ドマさんには宮廷鍛冶師をお願いした。兵士や騎士たちの武器作りに、その才能を存分に発揮してくれるだろう。もちろん予算も潤沢だ。
エイミーさんはその料理スキルを見込んで、宮廷料理人に就いてもらった。エイミーさんはすでに料理店に就職していたので、引き抜きという形になってしまったが、円満に解決している。
パルレさんは冒険者ギルド職員を退職し、王城で兵士たちの任務と体調の管理をしてもらうことに。
ゾディーさんは、テンプルム入国門の総合警備隊長になってもらった。特に正門の守衛を重点的にお願いした。
テンプルムには周辺5ヶ国に向けて5ヶ所に入国門があるけど、正門はフリーデン方面となっている。これは大陸中央側に向いている門でもあって、帝国使者――ラスティマとパグロームもこの門から入国した。
今回はそれを防ぐことはできなかったが、帝国出身のゾディーさんが正門を守ってくれれば、防犯上大変頼もしい。今後は帝国のヤツらが来ても、ゾディーさんが見つけてくれるだろう。
それに……入国門は王城から一番遠いので、そこに配属しておけばトラブルも起きづらいだろうという狙いもある。
ゾディーさんには申し訳ないけどね。
ゼルマは夜のパトロールをしてくれると言ってるので、夜間警備隊長にした。
これまたありがたいことだった。どうしても夜の警備は手薄になっちゃうからね。
サクヤには眷女のみんなと一緒にモンスターパークを任せた。
ちなみに、サクヤには以前から『眷属守護天使』が反応していたので、眷女になってもらった。それにより、サクヤには『聖神子』の称号が付いた。
ただサクヤはプロポーズと勘違いしたみたいで、僕の妻になれたと大喜びしたけど。もう一度詳しく説明したら、テンションだだ下がりしてた。
ほか、なんと久魅那とゼルマにも『眷属守護天使』が反応するようになった。今まで無反応だったんだけどね。
何故反応したのか理由は分からないが、そのことを話すと久魅那とゼルマも眷女になると言ってくれたので、2人にも『眷属守護天使』をかけた。
『眷女』になったことにより、久魅那は『神従者』、ゼルマは『魔天使』の称号を得た。もちろん能力も大幅にアップしている。
メジェールが強いのは当然として、ゼルマもそれに迫るほどの力となり、そしてネネ、サクヤ、久魅那もかなりの強さだ。
余談ながら、ネネ、サクヤ、久魅那は年齢がバラバラだけど同い年くらいに見えるので、ちょっと微笑ましいトリオだ。
このメンバーで、僕の国テンプルムはまた新たなスタートを切るのだった……。
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このあと1話だけ帝国サイドの話をはさんで7章は終わります。
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