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3.聖女に会おう、まずはそれから
想定外が多すぎる
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(正直に言って、訳がわからない)
その一言に尽きる。それしか、ない。
想定外のことが、起きすぎている。
……まあ……1番の想定外は、私がこの世界に来ているということではあるけれど……。
まずはやっぱり……プルメリア。
外見の特徴は確かに小説とほぼ一致。
だけど、武器をぶん回し、馬を乗り回す様子なんて……小説のどこにも描写されていない。
設定の中では、幼少の頃から教会で丁寧に育てられた、純粋無垢な少女、という表現が多かった。
現世で私が読んでいた、その他の、ありとあらゆるファンタジー小説に出てくる聖女イメージとの乖離もほとんどない。
普通の、ヒロインに相応しい人柄。
ちなみに、こんな声だったらいいな……脳内でイメージしていた声優も、清純さと綺麗さ、それでいて芯の強さを持つキャラを演じさせたら右に出るものはいない人でばっちり妄想できていた。
そのイメージと真逆ではないか……!
(さらに想定外といえば……)
今、この体を抱えているエディ王子の発言。
「私の寵姫」
と言いやがった。
私……ではなく、記憶の中のカサブランカの視点からの話にはなってしまうが……。
(お前、寵姫の意味知っとるんか!?寵愛されてる女って意味だぞ。寵愛って意味知っとるか!?特別に大切にして愛することって意味だぞ!!)
少なくとも、私が知る限り、カサブランカをエディ王子が大切にしている様子など、どこにもない。
ただ、自分の肉棒をカサブランカの膣に突っ込み、精子を出すだけ。
カサブランカが本当に気持ちよくなっているか……というのは二の次。
自分が出しやすい体位を優先し、カサブランカのしやすさ……なんて1度も聞いたことがない。
(確かに……私は……体舐め回されたり……乳首噛まれるのは良かったけれど……)
カサブランカの記憶の中に、それに対する感情が一切残っていない。
気持ちいいも、痛いも、カサブランカの中にはない。
ただ、耐えるだけ。
それが、エディ王子がカサブランカに与えているもの。
それ以外はない。
伽の時間だけの会合。
会話もほとんどせず、義務として抱き合うだけ。
それが終われば、全く違う時間を過ごす。
そのはず……なのだ……。
そう、私の記憶は教えてくれている。
そもそも、私は本当に、あの小説の世界に生まれ変わっているのか?
その仮説自体が、間違っているのか……?
もしかして……同じ設定で書いた、違うストーリーの小説が他にもあった……!?
もしそうだとしたら、何と言う調査不足……!!
などなどなど。いろんなことを考えている間に、馬が立ち止まっていた。
そこは……カサブランカとエディ王子の最初の思い出の場所でもある、あの噴水の場所。
(城に帰るんじゃ、なかったのか?)
何でこんなところに連れてきたのか、と聞こうとした時
「きゃっ!!」
エディ王子は私の体を抱え上げたまま、噴水の中に飛び込んだ。
水飛沫が、虹を作った。
その一言に尽きる。それしか、ない。
想定外のことが、起きすぎている。
……まあ……1番の想定外は、私がこの世界に来ているということではあるけれど……。
まずはやっぱり……プルメリア。
外見の特徴は確かに小説とほぼ一致。
だけど、武器をぶん回し、馬を乗り回す様子なんて……小説のどこにも描写されていない。
設定の中では、幼少の頃から教会で丁寧に育てられた、純粋無垢な少女、という表現が多かった。
現世で私が読んでいた、その他の、ありとあらゆるファンタジー小説に出てくる聖女イメージとの乖離もほとんどない。
普通の、ヒロインに相応しい人柄。
ちなみに、こんな声だったらいいな……脳内でイメージしていた声優も、清純さと綺麗さ、それでいて芯の強さを持つキャラを演じさせたら右に出るものはいない人でばっちり妄想できていた。
そのイメージと真逆ではないか……!
(さらに想定外といえば……)
今、この体を抱えているエディ王子の発言。
「私の寵姫」
と言いやがった。
私……ではなく、記憶の中のカサブランカの視点からの話にはなってしまうが……。
(お前、寵姫の意味知っとるんか!?寵愛されてる女って意味だぞ。寵愛って意味知っとるか!?特別に大切にして愛することって意味だぞ!!)
少なくとも、私が知る限り、カサブランカをエディ王子が大切にしている様子など、どこにもない。
ただ、自分の肉棒をカサブランカの膣に突っ込み、精子を出すだけ。
カサブランカが本当に気持ちよくなっているか……というのは二の次。
自分が出しやすい体位を優先し、カサブランカのしやすさ……なんて1度も聞いたことがない。
(確かに……私は……体舐め回されたり……乳首噛まれるのは良かったけれど……)
カサブランカの記憶の中に、それに対する感情が一切残っていない。
気持ちいいも、痛いも、カサブランカの中にはない。
ただ、耐えるだけ。
それが、エディ王子がカサブランカに与えているもの。
それ以外はない。
伽の時間だけの会合。
会話もほとんどせず、義務として抱き合うだけ。
それが終われば、全く違う時間を過ごす。
そのはず……なのだ……。
そう、私の記憶は教えてくれている。
そもそも、私は本当に、あの小説の世界に生まれ変わっているのか?
その仮説自体が、間違っているのか……?
もしかして……同じ設定で書いた、違うストーリーの小説が他にもあった……!?
もしそうだとしたら、何と言う調査不足……!!
などなどなど。いろんなことを考えている間に、馬が立ち止まっていた。
そこは……カサブランカとエディ王子の最初の思い出の場所でもある、あの噴水の場所。
(城に帰るんじゃ、なかったのか?)
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「きゃっ!!」
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水飛沫が、虹を作った。
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