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6.想定外だった彼の想い
ただただ、不安だけが募っていく日々
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聖水を俺が拒否を示したのは、あの日が最初で最後。
カシーを見るだけで、野獣のように犯したくなる気持ちの理由の1つは、これで明らかになった。
場合によってはチャンスかもしれない。
この聖水の条件を、俺が知っているのとそうでないのとでは……とるべき道は大きく変わるかもしれない。
ノアも、そして俺も。
聖水というアイテムの秘密を、俺がこのタイミングで知ることは……奴にとっては想定内だったのだろうか。それとも想定外?
何度考えても、答えが見つからないまま、毎日伽をこなす日々……伽に失敗することに、心のどこかで怯える日々が、さらにこの日から続いていった。
それでも、ノアとのゲームにさえ勝てば……俺は救われると信じていた。
ノアに勝って、カシーから愛されるようになりたかった。
だけど……今日……いや……昨日の伽から、急に何かが変わった。
ノアは言った。まもなくゲームが終わる、と。
そしてカシーは急に、想像もしなかった行動に出た。
何の前触れもなく。
……何かが起きた。
昨日の間に。
でもその何かが、ちっとも分からない。
ヒントの糸くずすら、掴みきれない。
ただただ、不安だけが募っていく。
愛している女を抱けるということは、本来幸せなことなのかもしれない。
なのにどうして俺は、こんなに怯えなくてはいけないのか。
一体誰のせいだ?
何のせいだ?
俺が悪いのか?
俺が、この国の王子じゃなければよかったのか?
でも王子じゃなければカシーと巡り合うことは、きっとなかった。
じゃあ、誰のせいだ?
何のせいだ……?
俺は、テーブルの上に置かれた聖水を見る。
いつものようにグラスに並々と注がれている。
それをいつもと同じように飲み干せばいいはずだ。
それは、必要なこと。
わかっている……はずなのに……。
心が、砕けそうになっていた。
そんな俺に止めを刺すかのように……奴が現れた。
また、どこからともなく。
カシーを見るだけで、野獣のように犯したくなる気持ちの理由の1つは、これで明らかになった。
場合によってはチャンスかもしれない。
この聖水の条件を、俺が知っているのとそうでないのとでは……とるべき道は大きく変わるかもしれない。
ノアも、そして俺も。
聖水というアイテムの秘密を、俺がこのタイミングで知ることは……奴にとっては想定内だったのだろうか。それとも想定外?
何度考えても、答えが見つからないまま、毎日伽をこなす日々……伽に失敗することに、心のどこかで怯える日々が、さらにこの日から続いていった。
それでも、ノアとのゲームにさえ勝てば……俺は救われると信じていた。
ノアに勝って、カシーから愛されるようになりたかった。
だけど……今日……いや……昨日の伽から、急に何かが変わった。
ノアは言った。まもなくゲームが終わる、と。
そしてカシーは急に、想像もしなかった行動に出た。
何の前触れもなく。
……何かが起きた。
昨日の間に。
でもその何かが、ちっとも分からない。
ヒントの糸くずすら、掴みきれない。
ただただ、不安だけが募っていく。
愛している女を抱けるということは、本来幸せなことなのかもしれない。
なのにどうして俺は、こんなに怯えなくてはいけないのか。
一体誰のせいだ?
何のせいだ?
俺が悪いのか?
俺が、この国の王子じゃなければよかったのか?
でも王子じゃなければカシーと巡り合うことは、きっとなかった。
じゃあ、誰のせいだ?
何のせいだ……?
俺は、テーブルの上に置かれた聖水を見る。
いつものようにグラスに並々と注がれている。
それをいつもと同じように飲み干せばいいはずだ。
それは、必要なこと。
わかっている……はずなのに……。
心が、砕けそうになっていた。
そんな俺に止めを刺すかのように……奴が現れた。
また、どこからともなく。
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