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6.想定外だった彼の想い
王子のこと……お願いします
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「あ……の……」
私が呆然と立ち尽くしていると、カサブランカがゆっくりと近づいてくる。
おっぱいが歩くたびに揺れるのを、ほんの少し羨ましいと思ってしまったが、それくらいは許してくれ。
こちらは歩くたびに三段腹を揺らしてきたのだから。
カサブランカは、ぴたりと私の前で立ち止まる。
この裸体を、今すぐ芸大出身の有名画家にでも描かせたら、どんな値段がつくのだろう……。
それくらい、彼女のすっぽんぽんの魔力は強烈だった。
(これ目の前にして、堕ちない男いないだろう……)
これを職業にしたら、一体この人はどれくらい稼ぐのだろうという、下世話なことまで考えてしまいそうになったので、そろそろやめておこう。
カサブランカは、私の頬に手をそっとあてる。
体温は、感じない。
「ごめんなさい」
カサブランカの、よく熟れたリンゴのような真っ赤な唇から謝罪の言葉が出た。
「それは、何に対して?」
「本来なら、安らかに転生できるはずのあなたの魂を、無理にこの世界に引き止めてしまったことです」
私は思い出した。
ノアが言っていたことを。
ある目的のために、私をカサブランカの体に入れた……と。
正直半信半疑だったが、こうして本人が言うのだ。
間違いがない……ということで、良いのだろうか……?
「……理由を聞いても……?」
私が尋ねると、カサブランカは首を横に振った。
「今はまだ……ごめんなさい」
カサブランカは、とても苦しそうに言葉を吐いた。
私は、このタイミングでもう1つ聞いてみた。
本当は、どうやってそんなことができたのか……と、興味本位で聞いてもみたかったが、たぶん方法とかはどうでもいい。
だって、すでに起きてしまっていることだから。
それよりも、未来のことを考えなくてはいけない。
だから……。
「私は、今、何をすればいいの?」
私は尋ねた。
カサブランカは、微笑んだ。
この問いかけが正解だと、それだけで分かった。
「私が合図をしたら、思いっきり目を開けてください」
「目を、開ける……?」
今だって、私は目を開けているはずだ。
でも、カサブランカは私の問いに頷く。
だからきっと、目を開ける必要があるのだと、悟った。
カサブランカは、私の肩に両手を置いた。
それから、私の耳元に唇を寄せて、囁く。
「王子のこと……お願いします」
「え?」
私はカサブランカと目を合わせた。
とても、悲しげにカサブランカは微笑んだ。
それからすぐだった。
カサブランカは、私の体をとんっと倒した。
「目を開けてください!!!」
その言葉に合わせて、私はカッと、目を見開いた。
すると、急に景色が真っ黒になった。
カサブランカの姿も、闇に飲まれた。
何が起きた?
それを考える間は、もうなかった。
何故ならその瞬間、自分に起きているピンチに気付いたから。
(い……息ができない……)
エディ王子が、私……カサブランカの肉体の首を、絞めていた。
私が呆然と立ち尽くしていると、カサブランカがゆっくりと近づいてくる。
おっぱいが歩くたびに揺れるのを、ほんの少し羨ましいと思ってしまったが、それくらいは許してくれ。
こちらは歩くたびに三段腹を揺らしてきたのだから。
カサブランカは、ぴたりと私の前で立ち止まる。
この裸体を、今すぐ芸大出身の有名画家にでも描かせたら、どんな値段がつくのだろう……。
それくらい、彼女のすっぽんぽんの魔力は強烈だった。
(これ目の前にして、堕ちない男いないだろう……)
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カサブランカは、私の頬に手をそっとあてる。
体温は、感じない。
「ごめんなさい」
カサブランカの、よく熟れたリンゴのような真っ赤な唇から謝罪の言葉が出た。
「それは、何に対して?」
「本来なら、安らかに転生できるはずのあなたの魂を、無理にこの世界に引き止めてしまったことです」
私は思い出した。
ノアが言っていたことを。
ある目的のために、私をカサブランカの体に入れた……と。
正直半信半疑だったが、こうして本人が言うのだ。
間違いがない……ということで、良いのだろうか……?
「……理由を聞いても……?」
私が尋ねると、カサブランカは首を横に振った。
「今はまだ……ごめんなさい」
カサブランカは、とても苦しそうに言葉を吐いた。
私は、このタイミングでもう1つ聞いてみた。
本当は、どうやってそんなことができたのか……と、興味本位で聞いてもみたかったが、たぶん方法とかはどうでもいい。
だって、すでに起きてしまっていることだから。
それよりも、未来のことを考えなくてはいけない。
だから……。
「私は、今、何をすればいいの?」
私は尋ねた。
カサブランカは、微笑んだ。
この問いかけが正解だと、それだけで分かった。
「私が合図をしたら、思いっきり目を開けてください」
「目を、開ける……?」
今だって、私は目を開けているはずだ。
でも、カサブランカは私の問いに頷く。
だからきっと、目を開ける必要があるのだと、悟った。
カサブランカは、私の肩に両手を置いた。
それから、私の耳元に唇を寄せて、囁く。
「王子のこと……お願いします」
「え?」
私はカサブランカと目を合わせた。
とても、悲しげにカサブランカは微笑んだ。
それからすぐだった。
カサブランカは、私の体をとんっと倒した。
「目を開けてください!!!」
その言葉に合わせて、私はカッと、目を見開いた。
すると、急に景色が真っ黒になった。
カサブランカの姿も、闇に飲まれた。
何が起きた?
それを考える間は、もうなかった。
何故ならその瞬間、自分に起きているピンチに気付いたから。
(い……息ができない……)
エディ王子が、私……カサブランカの肉体の首を、絞めていた。
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