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7.呪われしアルストメリー
解けかけた本の封印
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(まさか……!?)
というより、間違いない。
アザレアの中に、アルフィーが入っている。
何らかの事故が起きて本が開いたから、アザレアの中に入ってしまったのか。
それとも、エディ王子が近くに来たのが分かったから、無理やりアルフィーが中から本を開けてアザレアに入り込んだのか。
どちらにしても、アルフィーの恨みは相当なものであることは分かる。
アザレアの目から、それがひしひしと伝わる。
見ているだけで「殺られる」と、思わせてしまう目つきというものは、そう簡単にできるものではないのだから。
「殺す……殺す……」
アザレアが、刃物を振り上げてこちらに近づいてくる。
自分がターゲットではないと分かっていても、追いかけられるのは恐怖しかない。
そして今、アザレア……ではなく、アルフィーが狙っているエディ王子は、意識を失ったままノアが抱えている。
「殺す……王家は全員……殺してやる……!!」
急にアザレアがノアに向かって走り出した。
「あ、危ない!?」
明らかに、自分の方に向かってきているのが分かっているのにも関わらず、ノアは動揺を見せない。
(何を考えている?)
でもその答えは、すぐに分かった。
「まだ、その時ではありませんわ」
プルメリアの武器が、アザレアの刃物をしっかりと受け止めていたから。
「アルフィー様、今はまだ、王家を滅してはなりませんわ」
「何故だ」
「この、アルストメリーをあなた達が生み出した呪いから解放するには、全部の魔が必要なのです」
プルメリアの言葉に、アザレアの目がかっと開いた。
それと同時に、ノアがアザレアの首を軽くチョップし、アザレアを気絶させてしまった。
「カサブランカ様」
急にノアに話を振られたので
「ひゃい!?」
と変な声が出てしまった。
「申し訳ございませんが、子供達の近くにある本を、閉じていただけませんか?」
「わ、分かりました……!」
私は急いで本に駆け寄り、閉じようとした。
しかし、表紙を抑えようとしても、表紙がぴくりとも動かない。
「どうしましたの?」
武器を持ったまま、プルメリアが私のところに駆け寄ってきてくれた。
「表紙が、閉じないんです!」
「何ですって!?」
プルメリアも、私と一緒に表紙を押してくれる。
だが、それでもピクリとも動かない。
プルメリアは青ざめた顔になり
「本の封印も解けかかっている……!?」
と私にしか聞こえないくらい、小さな声で呟いた。
そして、次の瞬間急に……私の目の前が暗くなった。
というより、間違いない。
アザレアの中に、アルフィーが入っている。
何らかの事故が起きて本が開いたから、アザレアの中に入ってしまったのか。
それとも、エディ王子が近くに来たのが分かったから、無理やりアルフィーが中から本を開けてアザレアに入り込んだのか。
どちらにしても、アルフィーの恨みは相当なものであることは分かる。
アザレアの目から、それがひしひしと伝わる。
見ているだけで「殺られる」と、思わせてしまう目つきというものは、そう簡単にできるものではないのだから。
「殺す……殺す……」
アザレアが、刃物を振り上げてこちらに近づいてくる。
自分がターゲットではないと分かっていても、追いかけられるのは恐怖しかない。
そして今、アザレア……ではなく、アルフィーが狙っているエディ王子は、意識を失ったままノアが抱えている。
「殺す……王家は全員……殺してやる……!!」
急にアザレアがノアに向かって走り出した。
「あ、危ない!?」
明らかに、自分の方に向かってきているのが分かっているのにも関わらず、ノアは動揺を見せない。
(何を考えている?)
でもその答えは、すぐに分かった。
「まだ、その時ではありませんわ」
プルメリアの武器が、アザレアの刃物をしっかりと受け止めていたから。
「アルフィー様、今はまだ、王家を滅してはなりませんわ」
「何故だ」
「この、アルストメリーをあなた達が生み出した呪いから解放するには、全部の魔が必要なのです」
プルメリアの言葉に、アザレアの目がかっと開いた。
それと同時に、ノアがアザレアの首を軽くチョップし、アザレアを気絶させてしまった。
「カサブランカ様」
急にノアに話を振られたので
「ひゃい!?」
と変な声が出てしまった。
「申し訳ございませんが、子供達の近くにある本を、閉じていただけませんか?」
「わ、分かりました……!」
私は急いで本に駆け寄り、閉じようとした。
しかし、表紙を抑えようとしても、表紙がぴくりとも動かない。
「どうしましたの?」
武器を持ったまま、プルメリアが私のところに駆け寄ってきてくれた。
「表紙が、閉じないんです!」
「何ですって!?」
プルメリアも、私と一緒に表紙を押してくれる。
だが、それでもピクリとも動かない。
プルメリアは青ざめた顔になり
「本の封印も解けかかっている……!?」
と私にしか聞こえないくらい、小さな声で呟いた。
そして、次の瞬間急に……私の目の前が暗くなった。
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