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7.呪われしアルストメリー
結局のところ、私は、私なのだ
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私の前世での仕事は、人を評価すること。
相手の会話や、持っているスキル、上司の評価を見ながら、常に組織の適材適所を考えて人を異動させ続ける、そんな仕事。
時には、お金に関わる評価もせざるを得ない。
恨まれる可能性も十分にある、まさに人生に関わる仕事といっても過言ではないだろう。
何度恨まれただろう。
何度脅されただろう。
何度泣かれただろう。
お前のせいだと泣きつかれても
「組織のため」
という、自分の心からの言葉ではない呪文で、逃げ切らなくてはいけない日々ばかり続いていた。
私は、人を可能性を見るのが好きだ。
でも、自分の仕事で人が泣くのは嫌だった。
私は、好きと嫌いの間で、人を見続けてきた。
だから、ほんの少しだけど……人を見る目は、身につけてきた、はずだ。
この世界でカサブランカとして生きていくには、きっとこのスキルは使ってはいけない。
深い箱のようなところに閉じ込められ、特定の人しか話すことが許されない生き方をしたカサブランカには、そんなスキルなど身につくはずはない。
だから、カサブランカのフリを続ける必要があるのであれば、このスキルは見ないフリをしようと思っていた。
それが、今の私の命を守る方法なのだと、最初は思ったから。
だけど、やはりそう簡単なことではない。
例え自分の体が他人のもので、他人の人生のレールに突然のっけられたとしても。
結局のところ、私は、私なのだ。
心と魂が一体化した私。
残念ながら、カサブランカの体を使わせてくれているとはいえ、今の私はカサブランカそのものでは決してない。
その前提で、私が今、ここに立つことでようやく見えてきた。
私として、やれること。
今、ここで。
「そうよ。私は、ステラと話をしてきたの」
「ばかな!ステラとお前が話など、できるはずないだろう!?お前はステラと同じ魔人だろう!?」
なるほど。
その一言だけで、私には十分だった。
相手の会話や、持っているスキル、上司の評価を見ながら、常に組織の適材適所を考えて人を異動させ続ける、そんな仕事。
時には、お金に関わる評価もせざるを得ない。
恨まれる可能性も十分にある、まさに人生に関わる仕事といっても過言ではないだろう。
何度恨まれただろう。
何度脅されただろう。
何度泣かれただろう。
お前のせいだと泣きつかれても
「組織のため」
という、自分の心からの言葉ではない呪文で、逃げ切らなくてはいけない日々ばかり続いていた。
私は、人を可能性を見るのが好きだ。
でも、自分の仕事で人が泣くのは嫌だった。
私は、好きと嫌いの間で、人を見続けてきた。
だから、ほんの少しだけど……人を見る目は、身につけてきた、はずだ。
この世界でカサブランカとして生きていくには、きっとこのスキルは使ってはいけない。
深い箱のようなところに閉じ込められ、特定の人しか話すことが許されない生き方をしたカサブランカには、そんなスキルなど身につくはずはない。
だから、カサブランカのフリを続ける必要があるのであれば、このスキルは見ないフリをしようと思っていた。
それが、今の私の命を守る方法なのだと、最初は思ったから。
だけど、やはりそう簡単なことではない。
例え自分の体が他人のもので、他人の人生のレールに突然のっけられたとしても。
結局のところ、私は、私なのだ。
心と魂が一体化した私。
残念ながら、カサブランカの体を使わせてくれているとはいえ、今の私はカサブランカそのものでは決してない。
その前提で、私が今、ここに立つことでようやく見えてきた。
私として、やれること。
今、ここで。
「そうよ。私は、ステラと話をしてきたの」
「ばかな!ステラとお前が話など、できるはずないだろう!?お前はステラと同じ魔人だろう!?」
なるほど。
その一言だけで、私には十分だった。
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