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9.過去の清算
カサブランカの心
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「まさか……」
エディ王子が、口を開く。
(え、それ、聞く?)
エディ王子の険しい表情を見て気づく。
たぶん、私と同じ仮説を立ててしまっていることに。
「お前…………」
「ふふふ」
プルメリアは、エディ王子が最後まで言う前に口を開いた。
「そちらのテレビという箱を操る力。一体、どなたの能力かしら?」
「テレビは……」
(ここでなぞなぞかよ!)
思わず心の中で突っ込みたくなってしまった。
でも、自分にはわかる。
正直、テレビそのものの構造はわかんないけれど、他の魔を排除していけば、自ずと1つしか残らないのだ。
知を司る魔人は、前世でいうところの瞬間記憶能力者みたいなもの。
霊を司る魔人は、霊を体に入れることが大前提。テレビは有機物ではない。
自然を司る魔人は今赤ジャージを着てここにいるけど、テレビは自然物ではもちろん、ない。
人体を司る魔人は論外。霊と同じ説明で解決する。
残りは神、そして…………。
「時間と空間……」
先ほどの「母を切り裂いた」発言と、テレビを自由に操れる力。
証拠が2つ、揃った。
これで十分すぎるくらい、これらはあまりに特徴的すぎた。
「カサブランカ…………」
「うふふふふふ。さすがですわ。……様」
「!?」
プルメリアの口から、私の前世の名前が話された。
「あなたが、カサブランカの……心?」
「もう少し早く気づいてくださっても、良かったんじゃありません?だって私、口調は全く変わってないんですもの。……ねえ、殿下」
プルメリア……ではなく、カサブランカの心と名乗った女は、エディ王子への憎しみを隠さない声で、そう言った。
エディ王子が、口を開く。
(え、それ、聞く?)
エディ王子の険しい表情を見て気づく。
たぶん、私と同じ仮説を立ててしまっていることに。
「お前…………」
「ふふふ」
プルメリアは、エディ王子が最後まで言う前に口を開いた。
「そちらのテレビという箱を操る力。一体、どなたの能力かしら?」
「テレビは……」
(ここでなぞなぞかよ!)
思わず心の中で突っ込みたくなってしまった。
でも、自分にはわかる。
正直、テレビそのものの構造はわかんないけれど、他の魔を排除していけば、自ずと1つしか残らないのだ。
知を司る魔人は、前世でいうところの瞬間記憶能力者みたいなもの。
霊を司る魔人は、霊を体に入れることが大前提。テレビは有機物ではない。
自然を司る魔人は今赤ジャージを着てここにいるけど、テレビは自然物ではもちろん、ない。
人体を司る魔人は論外。霊と同じ説明で解決する。
残りは神、そして…………。
「時間と空間……」
先ほどの「母を切り裂いた」発言と、テレビを自由に操れる力。
証拠が2つ、揃った。
これで十分すぎるくらい、これらはあまりに特徴的すぎた。
「カサブランカ…………」
「うふふふふふ。さすがですわ。……様」
「!?」
プルメリアの口から、私の前世の名前が話された。
「あなたが、カサブランカの……心?」
「もう少し早く気づいてくださっても、良かったんじゃありません?だって私、口調は全く変わってないんですもの。……ねえ、殿下」
プルメリア……ではなく、カサブランカの心と名乗った女は、エディ王子への憎しみを隠さない声で、そう言った。
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