8 / 12
デート当日(永田)
しおりを挟む
俺は腰を少し引き気味に歩かなければならなかった。
隣で並んで歩く美和子は、露出の多い黒のミニのワンピース姿だった。ムッチリとした白い、彼女の魅力的な肌がこれ見よがしに引き立てられていた。
これは勃起不可避だった。
俺はこの勃起を悟られてはならなかった。すれ違いざまの道行く他人もそうだが、美和子に対しては絶対に…
初めに向かった先は映画館だ。映画の内容はよく分からない。別になんだって良かった。隠れた落ち着いた場所で、俺が個人的に美和子の身体を楽しめればそれでよかった。
映画が始まると同時に、俺は小説を投稿した。間もなく隣で美和子が蠢き始めたのが何となく感じ取れた。今回は『ウナギに身体中を弄られているような快』を、絶頂寸前まで味わってもらう。そうしてそこで一旦止めて冷静にさせておいて、ほとぼりが覚めた頃合いを見計らってまたウナギの責めを再開し、また寸止めする。映画が終わるまで、この責めを続ける。
チラッと隣を覗いてみると、映画そっちのけで恍惚の表情を浮かべて身悶える、美和子の美しい表情がスクリーンの逆光に照らされていた。
そのまま見続けてしまうと、俺の方が射精してしまいそうで危なかったので、すぐに視線を逸らした。
映画が終わって場内が明るくなり、隣に目線を移すと、美和子は椅子からずり落ちそうな体勢になって脂汗を額に浮かべ、瞳を閉じて小刻みに震えていた。
「美和子さん終わりましたよ」
と言うと、彼女はハッとしてフラフラと立ち上がろうとしながら言った。
「…ちょっと体調が悪いかも……」
俺はヤバいと思った。獲物をミスミス逃してしまう。
「夏バテじゃないですか?予約してあるのでウナギ食べに行きましょう!夏バテにはウナギが一番ですよ!」
と、適当にごまかして、フラフラと歩く美和子を、腰を引き気味にした歩き方で先導した。
ウナギ屋では、勿論、味覚と性感でウナギを堪能してもらうつもりだ。しかし、少し冷却期間が必要だ、「具合が悪い」とか言われて途中で帰られては元も子もない。
ウナギの注文が終わると、美和子はやたらと「最近体調が変だ」ということを相談してきた。それはそうだろうと思った。なぜなら俺が『θポリス』で小説を投稿しているのだから。笑ってしまいそうになるのを我慢して俺は適当なことを言った。
「美和子さん頑張りすぎなんですよ。ウナギ食べたら元気になって、もう大丈夫ですよ!」
そして、食べ終わると同時に、俺は小説を投稿した。
「あんっ!また!!!」
「大勝負ですか美和子さん!?」
身悶える美和子が移動できるように肩を貸してやり、会計を済ませ、店を出た。
計画通りだ。ウナギ屋で『出来上がった』美和子を、予約済みの隣接するホテルに連れ込み、ハメ撮りし、それをネタにコイツを都合の良い穴女にするのだ。
ホテルへと移動する間も、ずっとウナギの寸止め責めを続けた。
俺は美和子に肩を貸して移動している状態なので、熱い吐息を耳に感じたり、たまに豊満な胸が接触したりし、興奮のあまりもう発射寸前だった。
美和子をベッドに寝かせ、新たな小説を投稿する。この最後のウナギ責めで、美和子は立て続けに三回絶頂する。そして俺も三回目に合わせて一緒にイくハズだった。
はやる気持ちでズボンとパンツを一緒に脱いで、淫らに身体をくねらせる美和子に抱きついた瞬間、不覚にも俺は射精してしまった………
そして、俺は一回射精すると暫くチャージが必要で、その間はロクに身動きが取れなくなってしまい、酷いときには睡魔に襲われることもある。
…あぁ……段々と意識が遠退いていく………
隣で並んで歩く美和子は、露出の多い黒のミニのワンピース姿だった。ムッチリとした白い、彼女の魅力的な肌がこれ見よがしに引き立てられていた。
これは勃起不可避だった。
俺はこの勃起を悟られてはならなかった。すれ違いざまの道行く他人もそうだが、美和子に対しては絶対に…
初めに向かった先は映画館だ。映画の内容はよく分からない。別になんだって良かった。隠れた落ち着いた場所で、俺が個人的に美和子の身体を楽しめればそれでよかった。
映画が始まると同時に、俺は小説を投稿した。間もなく隣で美和子が蠢き始めたのが何となく感じ取れた。今回は『ウナギに身体中を弄られているような快』を、絶頂寸前まで味わってもらう。そうしてそこで一旦止めて冷静にさせておいて、ほとぼりが覚めた頃合いを見計らってまたウナギの責めを再開し、また寸止めする。映画が終わるまで、この責めを続ける。
チラッと隣を覗いてみると、映画そっちのけで恍惚の表情を浮かべて身悶える、美和子の美しい表情がスクリーンの逆光に照らされていた。
そのまま見続けてしまうと、俺の方が射精してしまいそうで危なかったので、すぐに視線を逸らした。
映画が終わって場内が明るくなり、隣に目線を移すと、美和子は椅子からずり落ちそうな体勢になって脂汗を額に浮かべ、瞳を閉じて小刻みに震えていた。
「美和子さん終わりましたよ」
と言うと、彼女はハッとしてフラフラと立ち上がろうとしながら言った。
「…ちょっと体調が悪いかも……」
俺はヤバいと思った。獲物をミスミス逃してしまう。
「夏バテじゃないですか?予約してあるのでウナギ食べに行きましょう!夏バテにはウナギが一番ですよ!」
と、適当にごまかして、フラフラと歩く美和子を、腰を引き気味にした歩き方で先導した。
ウナギ屋では、勿論、味覚と性感でウナギを堪能してもらうつもりだ。しかし、少し冷却期間が必要だ、「具合が悪い」とか言われて途中で帰られては元も子もない。
ウナギの注文が終わると、美和子はやたらと「最近体調が変だ」ということを相談してきた。それはそうだろうと思った。なぜなら俺が『θポリス』で小説を投稿しているのだから。笑ってしまいそうになるのを我慢して俺は適当なことを言った。
「美和子さん頑張りすぎなんですよ。ウナギ食べたら元気になって、もう大丈夫ですよ!」
そして、食べ終わると同時に、俺は小説を投稿した。
「あんっ!また!!!」
「大勝負ですか美和子さん!?」
身悶える美和子が移動できるように肩を貸してやり、会計を済ませ、店を出た。
計画通りだ。ウナギ屋で『出来上がった』美和子を、予約済みの隣接するホテルに連れ込み、ハメ撮りし、それをネタにコイツを都合の良い穴女にするのだ。
ホテルへと移動する間も、ずっとウナギの寸止め責めを続けた。
俺は美和子に肩を貸して移動している状態なので、熱い吐息を耳に感じたり、たまに豊満な胸が接触したりし、興奮のあまりもう発射寸前だった。
美和子をベッドに寝かせ、新たな小説を投稿する。この最後のウナギ責めで、美和子は立て続けに三回絶頂する。そして俺も三回目に合わせて一緒にイくハズだった。
はやる気持ちでズボンとパンツを一緒に脱いで、淫らに身体をくねらせる美和子に抱きついた瞬間、不覚にも俺は射精してしまった………
そして、俺は一回射精すると暫くチャージが必要で、その間はロクに身動きが取れなくなってしまい、酷いときには睡魔に襲われることもある。
…あぁ……段々と意識が遠退いていく………
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
