◯と△

ティンホイルハット

天候は晴れの月初。月曜日は陽線。月足、週足、日足とも上昇トレンドで、波動はいずれも3波の途中。仲値はドル円、4時間20MAのグランビルでイケるだろう。ちょうど日足23.6と4時間61.8が重合するポイントでもある。直近高値付近の日足FE100ぐらいまでは狙えそうか。約50pips、悪くは無い。

しまった！

ティンホイルハットを被るのを忘れていた…
今日は中止だ。

ティンホイルハットとは、アルミホイルで作られた帽子のことである。
これを被らなければディープステート（以下DS）から思考を探られてしまうのだ。
奴らは我々の思考を姑息にも探って、損をさせてくる。そして、その我々から奪った利益で、私腹を肥やしているのだ。考えただけでも怒りが込み上げてくる。
これから10分起きに「ティンホイルハット確認よし！」と言うことにする。

世の中の歪みはDSが形成していると私は思っている。過去の歴史における悍ましい略奪行為もDSの仕業だろう。
アメリカ大陸の先住民に対して、奴らは後からやってきた分際でインディアンに銃口を向け、その大切なモノをほとんどを奪い去った。全部自分たちの欲望のためだ。パタゴンの巨人伝説も、初期のヨーロッパ人航海者達の悪ふざけ、誇張や誤報とか言われているが、DSによる略奪行為によって根絶やしにされたと言われても違和感は無い。
オーストラリアでは先住民のアボリジニーを9割虐殺し、その土地を奪い取った。ここで行われた虐殺行為を書いてしまうと小説を削除されてしまうレベルだ。
南アフリカでは先住民を酷使して天然ゴムの製造を強制的にやらせた。奴らは先住民が怠けると、子供の手首を切り落とすと言っておどしを掛け、実際に手首の山を作った。
中東問題の火種を付けたのもDSだ。
奴らは火を付けるだけ付けておいて高みの見物をし、彼らに武器を売って儲けている。DSは、彼らを「お互い憎しみ合う」という地獄に落とし、血を流させ、自分は無傷で、更に血を流させる道具を与え、金を儲けているのだ。
ネアンデルタール人の絶滅も諸説あるが、同種のホモサピエンスに対しても今上げたような残虐な行為で支配を進めようとするのだ。明らかに違いの見えるネアンデルタール人に対しては、もっと酷いことをしたであろうことぐらいは想像に易い。

（ティンホイルハット確認よし！）

そうして私のポジションもヒゲで狩るのだ。わざわざヒゲで狩ってくる。思わず叫んでしまいそうになる「なんで毎回ヒゲなんだYO！おかしいだろぉ！」
怒りで我を見失いそうになる。

怒りで我を見失うと言えば、以前こんなことがあった。
大規模MMOの戦争ゲームをしていて、味方のクソプレイのせいで死んでしまった。その時はキーボードを叩き割ってやろうと思ったぐらいだ。「ふっざっけんな！」と、発狂まではしなかったが、普通ぐらいの声が出ていた。いつもは控えめの性格の私が、この時ばかりは押さえられなかった。そのままゲームを続けていれば、キーボードは真っ二つになっていただろう。

そう言えば、昔スロットにハマった時期があった。
その日は打たない日と決めていたのに、パチンコ屋の前を通るといつの間にか入店していた。脳汁が出たのだ。その時は「様子を見るだけ」と言い訳をしたが、いつの間にか二万溶けていた。この時も自分を押さえられなかった。

小学生の時、いじめに加担してしまったことがある。直接手を下すことは無かったが、一人を複数人で支配する行為は麻薬だ。いけない事であることは頭では理解している。しかし、そんな理性なんて何の役にも立たない。

自分を押さえられなくなってしまった場面をいくつか思い出すと、条件さえ揃えば、私もDSと同等の過ちを犯してしまうであろうことが想定された。
もしや、私はDSなのか？いや、そもそもDSがただのホモサピエンスに過ぎないのか？
なら、今被っているティンホイルハットは何だというのだ！