ホラ寝る習慣ノート

野花マリオ

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24日目

24日目 赤い壁の女 制作過程

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 赤い壁の女

 その女に色を認めさせる

 とある場所の街角に赤い壁に待機してたむろしてる女が声をかけられて「この壁は何色かと質問する」

「赤色」と答えると身体は赤色のペンキの液体になり、服だけ残る。

「血の色」と答えると裸のまま真っ赤な血だらけの刺殺遺体が残る。

「他色」または「無視」と、壁に人の形した色ペンキが残る。

 赤い壁の女に回避するには、この壁の色をはっきりと自分で認めさせる。

 解答会話

「この壁の色は何色?」
「きみは何色に見える?」
「わからない」
「わからない色とは何色?」
「……」
「教えて欲しいか?」
「教えて!」
「教えて!という時に俺が立ってる場所はあなたは何色見えた?」
「何色も何も見えなかった」
「なら無色だよ。俺が立ってる場所は壁に背をしているからな」


 登場人物  八木楓、星田星夏、草壁草美、鬼村星華、北山正夢

 プロット

 ①北山正夢、鬼村星華、草壁草美の3人組はちょうど黒須図書館に偶然ばったりと出会い、正夢のおごりでアイスキャンディを買った帰り道に立ち往生してる、八木楓と星田星夏と出会う。

 ②星夏と星華で名前の呼び名から意気投合してSNSフォローとアドレス交換する。そのついでに知人よしみで楓と草美も加わる。そんな青春に黄昏れる正夢だった。

 ③正夢は楓達が立ち往生してる理由を尋ねるとその赤い壁の女がいると教えた。楓が言うにはその赤い壁の色を尋ねるときに正しい色を尋ねないと襲われるらしい。回避するには正しい色の答えを言わなければならないがその色を答えた者は誰もいなかったので楓たちは迂回する所だった。

 ④その時ふと、正夢は何を思ったか赤い壁の女の元へ向かう。そこで赤い壁の女からのやりとりで機転を活かして赤い壁の女が見える色が無色だと答えると女は消えた。その正夢の余計な行動に星夏と星華はひどく攻め立てられてひどくゆさぶり、草美はグサッとする言葉で発して、楓から無視される始末。正夢の悲痛な叫びは誰にも届かない。



 どうも。野花まりちゃんです。
 今日はとんちを聞いた怪異談にしました。
 とんちの怪談といえば?スフィンクスでしょうか?
 たぶんちがうだろうな。
 ま、この怪異談も数時間で書き上げましたがそろそろネタはきついかなぁと思いましたがまだまだいけそうです。
 はい。ではまたぬー🎵
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