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創談4回目「タマゴからナニカ出るお話」

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 そう、あれは夜中だったかしら。
    私は少しお腹空いたので夜食用に冷蔵庫から生タマゴを取り出してタマゴかけごはんして食べようかなと思ってたの。
 そしてアツアツの炊飯器からごはんをおわんによそってそこから生タマゴ割ったの。
 そしたらさ!
 なんと!!生タマゴから半熟した生きたひよこから出てきたの!!!!ドヤァァァァァァァァァァァ!!!!

 僕「やかましいわ!!」

 加賀宮さんを叱りつける。
 なごみさんが明かりの電気をつけた。すまんな。
 みんなも深いため息はいたな。
 そして僕は無口キャラを装ってたのに台無しだよ。せっかくいい線いってたのに全くだな。

 なごみ「全てドヤァで台無しね」

 そうだな。ドヤァは毎回いらねーだろよ。

 ゴリラ王「ウホウホ。まだだめだな、ちゃんと有精卵というタマゴの元ネタ使うなら、冷蔵庫に入れてるのは可笑しいしな」

 厳しい指摘だな。それよりゴリラから王に位が上がってるよ?チミは。

 あやか「ふふふ。今日も部長さんのドヤァ顔が見れましたわ」

 あやかさんは怖い話はどうでもいいらしいな。

 加賀宮「ええーー!?どうして?私のドヤァは怖い話の売りなのよ?」

 そのドヤァを入れると怖さがなくなるんだがな。

 ゴリラ「ドヤァはともかく、全て設定を練り直さないといけないな。その有精卵をどこで入手してなんの目的で手元にあるかだろ?もう少し部長は5W2Hを頭のすみに考えておく必要があるな」

 加賀宮「ううう」

 今日のゴリラはいつも以上に厳しいな。流石に5W2Hとかよく物知りだな。森の賢者かよ?

 なごみ「そうね。部長の場合はまず土台を練り直す必要あるわ。でもオチはだいぶよかったわよ」

 お、なごみさんのフォローでえへへと満更ない笑みを浮かべてるな。

 あやか「アツアツのごはんに生タマゴ♪」

    あやかさんは相変わらずマイペースだな。

 森の賢者「俺がこの話にするなら、有精卵と普通の卵を間違う指摘がある。そこで思いつくのは部長の年齢が幼いことから変える必要あるな。そこなら俺たちも感情移入してあるあると思うからな」

 加賀宮「……」

 おい!いつのまにか森の賢者にジョブチェンジしてるぞ?次は忍者でもなるのかよ?

 ゴリラの知能「そこで幼い部長は初めてのお買い物で売られている有精卵を間違えて買うという設定を語るくだりには長すぎるだよな。ま、あとは部長のお得意ファンタジーで攻めてもいいのでは?そこのタマゴに入ってるのはヒトの指とか赤い血が入ってるとかな」

 加賀宮「……」

 なんだか、ゴリラのいつも以上に厳しいな。関係ないけど遊びすぎだぞ?作者。
 そしてゴリラのいつも以上に厳しすぎる指摘に加賀宮さんは泣きそうになっていた。
 加賀宮さんはあまりしつこく意地悪した相手をささやかな意地悪をする。
 ゴリラの場合は靴に彼女のかんだガムをくっつけたり、ゴリラが持ち込んでるバナナを勝手にむいて先っぽのみ食べてしまう。
 ……しかもゴリラは喜んで食べてるからな。
 おい!靴底のガムのにおいかぐなよ変態が!
 だから僕がこうしてバナナを取り替えて僕が代わりに食べているのは内緒である。
 そう、僕とゴリラは加賀宮さんのために入ったようなもんだからさ。
    そして、しばらくするとゴリラと加賀宮さんから何か視線を感じるのはキノセイである。
 しばらく腐女子のクラスメイトから攻めか受けなのか質問してきたのはなぜだろうか?
 今回の話はこれまで。

 ー完ー


 オマケ


 ゴリラゴリラのゲーム🦍。

 よー。俺はゴリラだぜ。
 早速だがゲームしようぜ。
 今日のゲームはあっちむいてほいだ。
 うえしたみぎひだりどちらかひとつえらべよ。
 ウホウホウホホイ。




 した




 した



 した



 した




 した




 した



 ウホホイ!

 どうだったか?
 俺は当然したを選んだぜでへへろん。

 じゃあ。またな。

 ウホホイ!

 おしまい♪
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