神様日和

なるも

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わたしが一番神様にふさわしい

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 どこからか、風とともに春の甘い香りがしてくる。その甘さにほどよく調和したやさしい、儚い声がした。
「ようこそ水月の神様。あなたをずっと待っていた。」



 みなさんは自分の存在の価値をどう思っているだろうか。近代社会では心に関する問題が多くなっている。まぁ、端的に言うと自分に自信がなく、世界が自分とは異質なものとしか捉えられないだけだろうけど。
そういう若者が多いなか、わたし天川由子は、自分がこの世界の頂点にいると思っている。つまり己が一番尊敬にあたいする「自分大好き人間」なのだ。


自分が他の人と違うことには小学生のころから気づいていた。というか、悟っていた。人間の愚かさ、汚さ、そして美しさ。人の気持ちが手に取るようにわかっていた。
そして、高校2年生になった今、自分が一番の人間、いや、それ以上のものであるべきだと思っている。
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