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第2話 戸川くんとはじめてのデート①
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戸川くんに告白してから1週間が経った。
あの夢の様な抱擁の後、連絡先を交換して私の家の近くまで歩いて送ってくれた。
送ってもらうのは申し訳ないと伝えたが
「大切な彼女だもん、家の近くまで見送るよ」
と笑顔で答え、手をぎゅっと繋がれて帰途についた。
結局家の近くのドラッグストアまで手を繋いで帰ったけどポワポワしててそこまでの記憶が全く無い。帰って来てからハッと我に返り手汗とかかいてなかったか気になって仕方がなかった。
「本当に戸川くんとお付き合いするんだな~」
ぽそっと呟き、スマホの通信アプリを起動する。そこにはしっかり戸川くんの名前がある。
はじめて自分のスマホに男の子が登録されたけれどそれが自分の彼氏とか、思わず頬が緩みニヤけてしまう。
「でも戸川くんって不思議な人だなぁ」
何となく自然にそんな言葉が口に出てしまう。好きになって告白し、付き合ってから思うのも変だけど何故か戸川くんが言う事やる事はスッと心に入ってきてしまう。
例えば告白した時にしてくれた抱擁も余りに自然すぎて気がついたら戸川くんの胸の中にいたし、知らない間に頭を撫でていてくれた。
頬に軽くキスをされたのはさりげなさすぎて、未だに夢なのか現実なのか怪しい所である。
手を繋いで歩いた時も気がつくと手を繋がれていた。余りに自然すぎて、それがさも当然の様に。
私は今まで男の子とお付き合いした事が無いからそれが普通なのかそうでは無いのか分からない。何となくそんな物なのかな、と思う事しか出来ない。
「本当の僕を知らない、か」
告白した時に戸川くんが言った言葉を思い出す。本当の戸川くんってどう言う意味だろう。
私が知っている戸川くんは地味で大人しいけど心遣いが出来る優しい人で、何故か無条件で彼の言う事やる事を受け入れてしまう。戸川くんは今までどう言った風に育って来たんだろう。
そんな事をぼーっと考えつつ自室のベットでゴロゴロしていたらピコン!と音を立ててスマホに通知が来た。
「戸川くんからメッセージが来た!」
ドキドキしながらメッセージを読むと胸がキュッ!とした。
【こんにちは!今週の土曜日なんだけど空いてる時間あるかな?もし都合が合えば一緒にお買い物とかご飯でもどうかなと思って】
デートのお誘いである。いやこれはデートだよね?デートと言っても良いよね?分からないけど多分デートのお誘いだ。いやデートだろこれは。頭の中が凄いスピードで空回りしているが早く返信しなきゃ!と思いメッセージを返す。
【こんにちは!!土曜日は終日空いてます!!!お買い物とかご飯是非行きたいです!!!!】
メッセージを送り返した後にビックリマークつけすぎたがっつき過ぎだろと頭を抱えたけど再びピコンとスマホが鳴って慌てて送られてきたメッセージを読む。
【良かったー。じゃ、待ち合わせは如月駅の北口で良いかな?入り口の近くに交番があるのでそこの前に10時で】
如月きさらぎは私の家から電車で30分位の所にある所謂お洒落タウンである。2、3回しか行った事が無いがそれはそれはお洒落さん達で溢れかえっている。
【はい!分かりました!よろしくお願いいたします!】
今回は若干テンションを抑えてメッセージを返す。楽しみだな楽しみだな~どんな服を着て行こう!とウキウキしているとまたスマホがピコンと音を立てた。
【鈴音さんは当日どう言う服装で来る?カジュアル?フォーマル?それとも普段着?僕もそれに合わせるよ】
そのメッセージを見て、わっ戸川くんも色々服装考えてくれてるんだ。嬉しいな~!と無邪気に喜んでメッセージを返す。
【多分カジュアルなワンピースを着て行くと思います!】
ピコンとスマホが鳴る。
【ありがとう!それじゃ僕もカジュアルな格好で行くね。当日は宜しくね】
メッセージを読んだ後、そう言えば戸川くんは普段ずっと地味な格好をしてるけどどう行った感じで来るんだろうと思う。別に外見云々で戸川くんを好きになった訳では無いので普段の格好でデートに来ても全然良いんだけど。
「はぁ楽しみだな~」
人生ではじめてのデート。
あーでも無いこーでも無いと洋服を取っ替え引っ替え悩みつつ、土曜日を迎える事となる。
あの夢の様な抱擁の後、連絡先を交換して私の家の近くまで歩いて送ってくれた。
送ってもらうのは申し訳ないと伝えたが
「大切な彼女だもん、家の近くまで見送るよ」
と笑顔で答え、手をぎゅっと繋がれて帰途についた。
結局家の近くのドラッグストアまで手を繋いで帰ったけどポワポワしててそこまでの記憶が全く無い。帰って来てからハッと我に返り手汗とかかいてなかったか気になって仕方がなかった。
「本当に戸川くんとお付き合いするんだな~」
ぽそっと呟き、スマホの通信アプリを起動する。そこにはしっかり戸川くんの名前がある。
はじめて自分のスマホに男の子が登録されたけれどそれが自分の彼氏とか、思わず頬が緩みニヤけてしまう。
「でも戸川くんって不思議な人だなぁ」
何となく自然にそんな言葉が口に出てしまう。好きになって告白し、付き合ってから思うのも変だけど何故か戸川くんが言う事やる事はスッと心に入ってきてしまう。
例えば告白した時にしてくれた抱擁も余りに自然すぎて気がついたら戸川くんの胸の中にいたし、知らない間に頭を撫でていてくれた。
頬に軽くキスをされたのはさりげなさすぎて、未だに夢なのか現実なのか怪しい所である。
手を繋いで歩いた時も気がつくと手を繋がれていた。余りに自然すぎて、それがさも当然の様に。
私は今まで男の子とお付き合いした事が無いからそれが普通なのかそうでは無いのか分からない。何となくそんな物なのかな、と思う事しか出来ない。
「本当の僕を知らない、か」
告白した時に戸川くんが言った言葉を思い出す。本当の戸川くんってどう言う意味だろう。
私が知っている戸川くんは地味で大人しいけど心遣いが出来る優しい人で、何故か無条件で彼の言う事やる事を受け入れてしまう。戸川くんは今までどう言った風に育って来たんだろう。
そんな事をぼーっと考えつつ自室のベットでゴロゴロしていたらピコン!と音を立ててスマホに通知が来た。
「戸川くんからメッセージが来た!」
ドキドキしながらメッセージを読むと胸がキュッ!とした。
【こんにちは!今週の土曜日なんだけど空いてる時間あるかな?もし都合が合えば一緒にお買い物とかご飯でもどうかなと思って】
デートのお誘いである。いやこれはデートだよね?デートと言っても良いよね?分からないけど多分デートのお誘いだ。いやデートだろこれは。頭の中が凄いスピードで空回りしているが早く返信しなきゃ!と思いメッセージを返す。
【こんにちは!!土曜日は終日空いてます!!!お買い物とかご飯是非行きたいです!!!!】
メッセージを送り返した後にビックリマークつけすぎたがっつき過ぎだろと頭を抱えたけど再びピコンとスマホが鳴って慌てて送られてきたメッセージを読む。
【良かったー。じゃ、待ち合わせは如月駅の北口で良いかな?入り口の近くに交番があるのでそこの前に10時で】
如月きさらぎは私の家から電車で30分位の所にある所謂お洒落タウンである。2、3回しか行った事が無いがそれはそれはお洒落さん達で溢れかえっている。
【はい!分かりました!よろしくお願いいたします!】
今回は若干テンションを抑えてメッセージを返す。楽しみだな楽しみだな~どんな服を着て行こう!とウキウキしているとまたスマホがピコンと音を立てた。
【鈴音さんは当日どう言う服装で来る?カジュアル?フォーマル?それとも普段着?僕もそれに合わせるよ】
そのメッセージを見て、わっ戸川くんも色々服装考えてくれてるんだ。嬉しいな~!と無邪気に喜んでメッセージを返す。
【多分カジュアルなワンピースを着て行くと思います!】
ピコンとスマホが鳴る。
【ありがとう!それじゃ僕もカジュアルな格好で行くね。当日は宜しくね】
メッセージを読んだ後、そう言えば戸川くんは普段ずっと地味な格好をしてるけどどう行った感じで来るんだろうと思う。別に外見云々で戸川くんを好きになった訳では無いので普段の格好でデートに来ても全然良いんだけど。
「はぁ楽しみだな~」
人生ではじめてのデート。
あーでも無いこーでも無いと洋服を取っ替え引っ替え悩みつつ、土曜日を迎える事となる。
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