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99話-2、有り余る母性
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「グルルルルル」
「も、猛獣が居る……」
腰を下ろして早々。クロは、横に居たゴーニャの体を持ち上げ、胡座をかいた足に座らせてから抱きつき、花梨を威嚇し出した。
「クロっ。クロが作ってくれたホットドッグ、すごくおいしいわっ。食べてみてっ」
「グルルルルんっ」
二本目のホットドッグに差し掛かっていたゴーニャが、猛獣状態のクロにまったく臆さず、持っていたホットドッグをクロの口に突っ込む。
すると、険しかったクロの表情が、一気に和んでぽやっとしたものへ急変し、黙ったままホットドッグを食べ始めた。
「どうっ? おいしいっ?」
「うん、おいひっ」
「ささっ、クロさん。クロさん特製のオニオンスープも、すごく美味しいですよ。飲ませてあげますので、口を開けて下さい」
「んあっ」
「面白いから写真撮っとこ」
クロの猛獣状態を解くべく、ゴーニャに便乗した花梨も、オニオンスープ入りの容器を持ち、零れないようクロに飲ませていく。
そんな、姉妹連携の甘やかし攻撃に身を委ねているクロを、先に完食していた纏が、携帯電話のカメラ機能を駆使し、三人を連射で撮っていった。
「はぁ~っ、うんま。流石は私が作った朝食だな。いくらでも食べられるわ」
腹を軽く満たして満足したクロは、猛獣化が解けて、ホットドッグを食べ始めたゴーニャの頭に顔を置いた。
「やっと、元のクロさんに戻ってくれたや。もう、最初は偽物扱いされてビックリしたんですからね」
「生涯寝坊常習犯が、早起きしただけじゃなくて支度まで済ませてたんだぞ? そりゃあ錯乱して、我も失うさ」
「あっははは……。私が永秋に来てから早起き出来たのって、数えられるほどですからねぇ」
永秋に来る前は、一度たりとも早起き出来た事が無い花梨が、安心してホットドッグを大口で頬張り、「う~んっ」と唸る。
そんな花梨と相反し、クロは「あ~あ」と悲しそうにため息をつき、ゴーニャの体に項垂れていった。
「どうしたんですか? クロさん」
「このままお前達が、独り立ちしていくんじゃないかって思ってな。早起きしてくれた嬉しさよりも、不安が勝ってるんだ」
「そうしたらクロの手間も省けて楽になれるよ」
「そうじゃないんだよ、纏~。お前達はな、私やぬらりひょん様にいくらでも甘えていいんだぞぉ? 頼むから、まだ独り立ちしないでくれぇ~」
「じゃあ甘える」
有り余る母性の行き場を失いつつあり、未だかつて無いほどの弱音を吐いたクロへ、纏はゴーニャの横にちょこんと座り、空いた体をギュッと抱きしめ。
健気に甘えてきた纏に、クロの表情は途端に緩くなり、空いていた手で纏の頭をそっと撫でていく。
「私も、クロに沢山甘えてもいいのかしらっ?」
「いいぞ~、四六時中いつでも甘えに来てくれ」
「やったっ! じゃあ私も、クロをギュッてするっ!」
猫なで声のクロから許可を得られたゴーニャも、纏とは反対側に回り、クロの体を抱きしめては、満面の笑みで頬ずりをし始め。
三姉妹の二人に温かな抱擁をされたクロは、満足そうな顔でゴーニャの頭も撫でていき、両側面からじんわりと来る幸せを充電していった。
「うんうん、最高の気分だ。ほら花梨、お前も来い」
「ええ~、私もですか? 流石にみんなの前では、ちょっと」
「いいから、早起きした罰だ。私を後ろから抱きしめろ」
「も、もう、私の早起きは罪扱いなんですね……」
常識的で当たり前な行為を認めてもらえず、不条理な罪を与えられた花梨は、ただ口角をヒクつかせる事しか出来ず。
これ以上、言い訳をしても逃げられないと判断した花梨は、諦め気味に小さなため息をつき、「仕方ないなぁ」と言って立ち上がり、無防備なクロの背後まで歩いていった。
「こうなったら、とことん甘えてやりますからね。覚悟して下さいよ?」
「私は一向に構わないぞ。気が済むまで甘えてこい」
「言いましたね? ではっ」
娘達の愛に飢えた母に応える為、花梨は抱擁待ちのクロをそっと抱きしめ、微笑みながらクロの左肩に顔を置いた。
「捕まえましたよ~。もう逃がしませんからね」
「むしろ、ずっと捕まえててくれ。ああ、朝から最高の気分だ」
三つ巴の幸せを過充電していくクロは、普段通りの凛とした顔つきに戻るも、口角自体は軽く緩んでおり、静かに最高の瞬間を噛み締めていく。
「どうですか? クロさん。温かいでしょう?」
「ああ、太陽よりも暖かい。それと花梨。今は名前じゃなくて、お母さんと呼んでくれ」
「うへぇ、それまで解禁しちゃうんですね。お母さんも、今日は甘えん坊だね」
「最近、ご無沙汰だったからな。本当なら、毎日言って欲しいぐらいだ」
十二月に入ってから、花梨とクロが夜中にこっそり間食をしている事が、ゴーニャと纏にバレてしまった以降。
花梨の動向を探るようになり、見張りが強化されてしまい、二人だけの時間を中々取れなかった花梨とクロ。
そして、とうとう我慢出来なくなったクロは、二人の可愛い監視役が居るのにも関わらず、花梨の母親を解禁してしまった。
「じゃあ私も言う。お母さん」
「なら、私もっ! お母さんっ」
「んっふっふっふっ。お前らも、ほんっとうに可愛いなぁ~。その調子で、もっと言って───」
「うおっほん」
朝っぱらから母親を解禁して、我が子となった三姉妹の母親攻めを受け、クロにとって花梨達の部屋が極楽浄土と化し、デレデレな顔になったクロの歯止めが効かなくなりそうになるや否や。
扉の方から、わざとらしい大きな咳払いが聞こえ、その聞き覚えのある咳払いを耳にし、体にビクッと小波を立てたクロが、恐る恐る振り返っていく。
その、あまり拝みたくない先には、入口に寄りかかり、呆れ気味に腕を組み、ジト目で睨みつけているぬらりひょんが居た。
「ぬ、ぬらりひょん様……。もしかして、千里眼で見てました?」
「数分前からな。いい加減、満足したか?」
「えと、その~……。満足はしてますけど、まだまだ物足りません」
「阿呆、正直に答えるな」
過剰に注がれたと思われる愛情は、全然許容範囲だと言い張るクロへ、ぬらりひょんは乾いたため息で対抗する。
「花梨達は、これから仕事の手伝いがあるんだからな? 惚気けるのも、ほどほどにしとけ」
「分かってますって。後十分だけ待って下さい」
「貴様、なんも分かっとらんじゃないか」
溺れた極楽浄土から抜け出すには、そう容易ではないと言い切るクロに、言っても無駄だと察したぬらりひょんが、ターゲットを花梨達へと変えた。
「お前さんらも、朝からクロを甘やかすんじゃない。罰として今日一日、ワシをおじいちゃんと呼ぶように」
「おじいちゃん」
最早、羨ましいと包み隠さぬ罰に、即適応した纏が呼び。愛娘から、愛情のおすそ分けを貰ったぬらりひょんの表情が、途端にデレッと緩んでいく。
「ぬっふっふっふっ。いいぞ、纏。花梨達も、纏を見習うようにしなさい。じゃあ、早く手伝いに行けよ?」
「分かりました、おじいちゃん」
「分かったわっ、おじいちゃん」
言いつけ通り、纏の後に続いた花梨とゴーニャの返答に、ぬらりひょんは「うんうん」と二度頷き、鼻歌を交えながら支配人室に戻っていくも。
クロは極楽浄土に浸りっぱなしで、結局花梨達が解放されたのは、ぬらりひょんが居なくなってから十五分後であった。
「も、猛獣が居る……」
腰を下ろして早々。クロは、横に居たゴーニャの体を持ち上げ、胡座をかいた足に座らせてから抱きつき、花梨を威嚇し出した。
「クロっ。クロが作ってくれたホットドッグ、すごくおいしいわっ。食べてみてっ」
「グルルルルんっ」
二本目のホットドッグに差し掛かっていたゴーニャが、猛獣状態のクロにまったく臆さず、持っていたホットドッグをクロの口に突っ込む。
すると、険しかったクロの表情が、一気に和んでぽやっとしたものへ急変し、黙ったままホットドッグを食べ始めた。
「どうっ? おいしいっ?」
「うん、おいひっ」
「ささっ、クロさん。クロさん特製のオニオンスープも、すごく美味しいですよ。飲ませてあげますので、口を開けて下さい」
「んあっ」
「面白いから写真撮っとこ」
クロの猛獣状態を解くべく、ゴーニャに便乗した花梨も、オニオンスープ入りの容器を持ち、零れないようクロに飲ませていく。
そんな、姉妹連携の甘やかし攻撃に身を委ねているクロを、先に完食していた纏が、携帯電話のカメラ機能を駆使し、三人を連射で撮っていった。
「はぁ~っ、うんま。流石は私が作った朝食だな。いくらでも食べられるわ」
腹を軽く満たして満足したクロは、猛獣化が解けて、ホットドッグを食べ始めたゴーニャの頭に顔を置いた。
「やっと、元のクロさんに戻ってくれたや。もう、最初は偽物扱いされてビックリしたんですからね」
「生涯寝坊常習犯が、早起きしただけじゃなくて支度まで済ませてたんだぞ? そりゃあ錯乱して、我も失うさ」
「あっははは……。私が永秋に来てから早起き出来たのって、数えられるほどですからねぇ」
永秋に来る前は、一度たりとも早起き出来た事が無い花梨が、安心してホットドッグを大口で頬張り、「う~んっ」と唸る。
そんな花梨と相反し、クロは「あ~あ」と悲しそうにため息をつき、ゴーニャの体に項垂れていった。
「どうしたんですか? クロさん」
「このままお前達が、独り立ちしていくんじゃないかって思ってな。早起きしてくれた嬉しさよりも、不安が勝ってるんだ」
「そうしたらクロの手間も省けて楽になれるよ」
「そうじゃないんだよ、纏~。お前達はな、私やぬらりひょん様にいくらでも甘えていいんだぞぉ? 頼むから、まだ独り立ちしないでくれぇ~」
「じゃあ甘える」
有り余る母性の行き場を失いつつあり、未だかつて無いほどの弱音を吐いたクロへ、纏はゴーニャの横にちょこんと座り、空いた体をギュッと抱きしめ。
健気に甘えてきた纏に、クロの表情は途端に緩くなり、空いていた手で纏の頭をそっと撫でていく。
「私も、クロに沢山甘えてもいいのかしらっ?」
「いいぞ~、四六時中いつでも甘えに来てくれ」
「やったっ! じゃあ私も、クロをギュッてするっ!」
猫なで声のクロから許可を得られたゴーニャも、纏とは反対側に回り、クロの体を抱きしめては、満面の笑みで頬ずりをし始め。
三姉妹の二人に温かな抱擁をされたクロは、満足そうな顔でゴーニャの頭も撫でていき、両側面からじんわりと来る幸せを充電していった。
「うんうん、最高の気分だ。ほら花梨、お前も来い」
「ええ~、私もですか? 流石にみんなの前では、ちょっと」
「いいから、早起きした罰だ。私を後ろから抱きしめろ」
「も、もう、私の早起きは罪扱いなんですね……」
常識的で当たり前な行為を認めてもらえず、不条理な罪を与えられた花梨は、ただ口角をヒクつかせる事しか出来ず。
これ以上、言い訳をしても逃げられないと判断した花梨は、諦め気味に小さなため息をつき、「仕方ないなぁ」と言って立ち上がり、無防備なクロの背後まで歩いていった。
「こうなったら、とことん甘えてやりますからね。覚悟して下さいよ?」
「私は一向に構わないぞ。気が済むまで甘えてこい」
「言いましたね? ではっ」
娘達の愛に飢えた母に応える為、花梨は抱擁待ちのクロをそっと抱きしめ、微笑みながらクロの左肩に顔を置いた。
「捕まえましたよ~。もう逃がしませんからね」
「むしろ、ずっと捕まえててくれ。ああ、朝から最高の気分だ」
三つ巴の幸せを過充電していくクロは、普段通りの凛とした顔つきに戻るも、口角自体は軽く緩んでおり、静かに最高の瞬間を噛み締めていく。
「どうですか? クロさん。温かいでしょう?」
「ああ、太陽よりも暖かい。それと花梨。今は名前じゃなくて、お母さんと呼んでくれ」
「うへぇ、それまで解禁しちゃうんですね。お母さんも、今日は甘えん坊だね」
「最近、ご無沙汰だったからな。本当なら、毎日言って欲しいぐらいだ」
十二月に入ってから、花梨とクロが夜中にこっそり間食をしている事が、ゴーニャと纏にバレてしまった以降。
花梨の動向を探るようになり、見張りが強化されてしまい、二人だけの時間を中々取れなかった花梨とクロ。
そして、とうとう我慢出来なくなったクロは、二人の可愛い監視役が居るのにも関わらず、花梨の母親を解禁してしまった。
「じゃあ私も言う。お母さん」
「なら、私もっ! お母さんっ」
「んっふっふっふっ。お前らも、ほんっとうに可愛いなぁ~。その調子で、もっと言って───」
「うおっほん」
朝っぱらから母親を解禁して、我が子となった三姉妹の母親攻めを受け、クロにとって花梨達の部屋が極楽浄土と化し、デレデレな顔になったクロの歯止めが効かなくなりそうになるや否や。
扉の方から、わざとらしい大きな咳払いが聞こえ、その聞き覚えのある咳払いを耳にし、体にビクッと小波を立てたクロが、恐る恐る振り返っていく。
その、あまり拝みたくない先には、入口に寄りかかり、呆れ気味に腕を組み、ジト目で睨みつけているぬらりひょんが居た。
「ぬ、ぬらりひょん様……。もしかして、千里眼で見てました?」
「数分前からな。いい加減、満足したか?」
「えと、その~……。満足はしてますけど、まだまだ物足りません」
「阿呆、正直に答えるな」
過剰に注がれたと思われる愛情は、全然許容範囲だと言い張るクロへ、ぬらりひょんは乾いたため息で対抗する。
「花梨達は、これから仕事の手伝いがあるんだからな? 惚気けるのも、ほどほどにしとけ」
「分かってますって。後十分だけ待って下さい」
「貴様、なんも分かっとらんじゃないか」
溺れた極楽浄土から抜け出すには、そう容易ではないと言い切るクロに、言っても無駄だと察したぬらりひょんが、ターゲットを花梨達へと変えた。
「お前さんらも、朝からクロを甘やかすんじゃない。罰として今日一日、ワシをおじいちゃんと呼ぶように」
「おじいちゃん」
最早、羨ましいと包み隠さぬ罰に、即適応した纏が呼び。愛娘から、愛情のおすそ分けを貰ったぬらりひょんの表情が、途端にデレッと緩んでいく。
「ぬっふっふっふっ。いいぞ、纏。花梨達も、纏を見習うようにしなさい。じゃあ、早く手伝いに行けよ?」
「分かりました、おじいちゃん」
「分かったわっ、おじいちゃん」
言いつけ通り、纏の後に続いた花梨とゴーニャの返答に、ぬらりひょんは「うんうん」と二度頷き、鼻歌を交えながら支配人室に戻っていくも。
クロは極楽浄土に浸りっぱなしで、結局花梨達が解放されたのは、ぬらりひょんが居なくなってから十五分後であった。
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