死にたい俺、不老不死を呪った神を殺す旅に出たら、訳アリ美女たちと日本を救う羽目になった件

Gaku

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近畿編

第21話『六法全書と祓詞』

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闇の中で、二つの赤い瞳が爛々と輝いていた。
西園寺慧の信じてきた「論理」という世界は、黒い獣の形をした絶対的な「理不尽」によって、今まさに喰い破られようとしていた。実体を持った犬神が、怨念の霧を滴らせながら、床を軋ませて迫ってくる。金縛りにあったように体が動かない。法も、知識も、この暴力的なまでの恐怖の前では、ちり紙同然だった。
(……これまでか)
慧が、人生で初めて死を覚悟した、その瞬間だった。

「――うおおおおらああああッ!」

轟音と共に、書斎の障子が木っ端微塵に弾け飛んだ。そこに立っていたのは、金剛力士像もかくやという、筋肉の塊。田中猛だった。
「弁護士さんよぉ!理屈こねてる場合か!今は生き残ることだけ考えろ!」
猛は、慧の前に仁王立ちになると、その鍛え上げられた肉体を盾にして、犬神の怨念の直撃を真正面から受け止めた。グッと歯を食いしばる猛の体から、霊的な圧力に焼かれるように、ジリジリと煙が上がる。常人なら、その場で魂ごと消し炭になっていてもおかしくない。
「猛さん!」
「猛!」
遅れて駆けつけた仲間たちの声が飛ぶ。
その時、もう一つの影が、猛の横をすり抜けた。佐藤健吾だ。彼は、犬神には目もくれず、書斎の床の一点を見つめていた。
「……ここだ。この家の歪みは、ここから始まってる」
健吾はそう呟くと、懐から取り出したバールのようなものを、躊躇なく床板の隙間に突き立てた。ギチギチと嫌な音を立てて床板が剥がされると、その下から現れたのは、古びて黒ずんだ、小さな祠だった。犬神を封じ込めていた、呪いの発生源だ。
「モノも、想いが強すぎると歪む。この家自体が、あんたらの歪んだ心のせいで、ずっと泣いてるんだよ」
健吾が祠をこじ開けた瞬間、犬神の動きが僅かに、しかし明らかに鈍った。
慧は、その光景を、呆然と見上げていた。
自分が最も非論理的だと見下していた「筋肉」と「職人技」。その二つが、今、自分の命を救っている。物理的な力と、モノの理(ことわり)を深く理解する力。それは、自分が拠り所にしてきた法や論理とは全く違う、しかし、紛れもない「現実」の力だった。

「……全員、仏間に集まれ!決着をつけるぞ!」
僕の号令で、健吾が慧の腕を担ぎ、猛が後方を警戒しながら、一行は親族たちが集まる屋敷の奥、広大な仏間へと急いだ。



西園寺家の仏間は、異様な緊張感に包まれていた。
中央には、金箔で彩られた荘厳な本尊が鎮座している。その前には、蝋燭の光に照らされて、恐怖に顔を引きつらせた親族一同が集まっていた。そして、その一同を取り囲むように、健吾がこじ開けた祠から解き放たれた、黒い怨念の霧が、渦を巻いて蠢いていた。
犬神は、もはや犬の形を保っていない。それは、何百年という歳月をかけて蓄積された、西園寺家の憎悪、嫉妬、劣等感、そして際限のない欲望そのものだった。霧は、親族たちの恐怖を吸い取って、さらにその濃度を増していく。

「ひぃっ!来るな、化け物!」
「誰か、誰か助けてくれ!」
親族たちは、ただパニックに陥り、互いに責任をなすりつけ合っている。
「お前が当主を唆したからだ!」
「あなたが遺言状を偽造したんでしょう!」
その醜い罵り合いが、犬神にとっては何よりの栄養だった。怨念の霧は、ケタケタと嘲笑うかのように、その勢いを増す。
このままでは、全員、怨念に飲み込まれて終わりだ。

「――静かにしろ」
その時、凛とした声が、仏間全体に響き渡った。声の主は、僕、藤原悠人だ。
僕は、渦巻く怨念の中心へと、ゆっくりと歩みを進めた。
「いい加減、目を覚ませ。あんたらが戦ってる相手は、そいつじゃない。あんたらが本当に戦ってるのは、隣にいる自分の兄弟であり、目の前にいる自分の親戚であり、何より、鏡に映る自分自身の、醜い欲望だ」
僕の言葉に、親族たちはハッとして口をつぐむ。
「こいつの正体は、あんたら自身の心だ。こいつを殺したけりゃ、自分の中にある、際限のない『欲しい』という気持ちを、まず殺せ。だがな、そもそも、考えてみろ。あんたらが、何でこんな風に憎み合わなきゃならなくなったんだ?金のせいか?家の名誉のせいか?違うだろ。元は、ただの一つの家族だったはずだろうが」
僕は、法でも理屈でもない、物事の根本的な「関係性」を問うた。あんたらは、何者なのか。その関係は、いつ、どこで、なぜ、壊れてしまったのか。
僕の言葉は、怨念の渦に、小さな波紋を広げた。

それと同時に、僕の隣に、橘栞がそっと立った。彼女は、荒れ狂う怨念の中心にいる、ある一点を、じっと見つめていた。そこには、この呪いの核となっている、数百年前に滅ぼされた「犬神使いの一族の長」の、深い悲しみに満ちた魂がいた。
栞は、静かに目を閉じ、祝詞を唱え始めた。
しかし、それは悪霊を祓うための、攻撃的な祝詞ではなかった。
「……悲しかったですね。寂しかったですね。あなたの愛した神様は、こんな風に、憎しみの道具にされてしまいました。あなたの愛したこの土地は、欲望の匂いで汚されてしまいました。もう、いいのですよ。もう、誰も恨まなくて、いいのですよ……」
その声は、何百年も続いた憎しみの連鎖に疲れ果てた魂を、優しく包み込む、慈愛に満ちた子守唄のようだった。攻撃的な力ではない。ただ、その苦しみを深く理解し、寄り添い、共に悲しむ、慰めの力。
栞の清らかな祈りは、怨念の黒い霧の中に、一筋の、白い光の道筋を作った。



その光景を、壁際に座り込んでいた西園寺慧は、信じられないものを見るように見つめていた。
悠人の、物事の本質を射抜く、厳しい問いかけ。
栞の、ただ相手の悲しみに寄り添う、優しい祈り。
どちらも、彼の信じてきた「法」の世界には存在しないアプローチだった。法は、善と悪を裁き、罪を罰することはできる。しかし、壊れてしまった関係を修復することも、凍てついた心を溶かすこともできない。
(私が、間違っていたのか……?)
生まれて初めて、彼の心に、絶対的な自信以外の感情が芽生えた。
自分は、法という名の鎧を着込み、論理という名の武器を振りかざし、一体、何と戦ってきたのだろう。本当に戦うべきだったのは、目の前の親族たちでも、あの詐欺師集団でもなかった。本当に戦うべきだったのは、自分自身の傲慢さと、弱さだったのではないか。
悠人の言葉が、頭に響く。
『一番、がんじがらめになってんのは、あの弁護士自身だ』
その通りだ。自分は、霊が見えるという、自分ではコントロールできない「非合理」を恐れるあまり、世界そのものを、無理やり白黒の、単純な箱に押し込めようとしていたのだ。

悠人の問いかけに、親族たちは、いつの間にか罵り合いをやめていた。彼らは、互いの顔を見合わせ、その顔に、自分と同じ恐怖と、後悔と、そしてほんの少しの愛情が残っていることに、気づき始めていた。
栞の祈りに、犬神の荒れ狂う怨念が、少しずつ、その勢いを失っていく。憎しみの奥底にあった、誰にも理解されなかった「悲しみ」が、黒い霧の中から、涙のように滲み出してくる。

その光景を見て、慧は、ついに覚悟を決めた。
彼は、おぼつかない足取りで立ち上がると、親族たちの前に、そして、蠢く怨念の中心に向かって、進み出た。そして、生まれて初めて、心の底から、深く、深く、頭を下げた。
「……私が、我々西園-じ家が、間違っていた」
その声は、震えていた。しかし、そこには、もう一片の虚飾もなかった。
「我々は、法で人を裁くことはできても、人の心を、魂を救うことなど、考えてもこなかった。数百年にも及ぶ、我々の傲慢を……。そして、あなた方の誇りを、力を、自分たちの欲望のために利用し続けた、その罪を……。どうか、許してほしい」
それは、法律家としての言葉ではなかった。分家の人間としてでもない。ただ、一人の、過ちを犯した人間としての、魂からの謝罪だった。

その、慧の「真実の言葉」。
そして、それを見て、同じように頭を下げ始めた親族たちの「和解の心」。
それこそが、何百年も続いてきた呪いを解き放つ、最後の、そして最強の鍵だった。
彼らの心から発せられた、後悔と、謝罪と、そして和解の光が、栞が作った光の道筋を通って、怨念の中心へと注ぎ込まれていく。

「――ああ……」

黒い霧の中心から、安堵のため息のような声が漏れた。
怨念の黒い霧が、まるで夜が明けるように、ゆっくりと晴れていく。そして、その中心から現れたのは、もはや獣の姿ではなかった。
それは、月光のように美しく、気高い、一頭の白い犬の姿をした、神聖な霊体だった。
主を失い、憎しみに囚われ、歪められていた神様が、ようやく、本来の、穏やかで気高い姿を取り戻したのだ。
白い犬は、慧と、栞と、そして悠人を、静かな瞳で一瞥すると、満足したように頷き、その体は、無数の光の粒子となって、仏間の天井を突き抜け、夜空へと昇っていった。



全てが終わった後、仏間には、夜明けの光が、静かに差し込み始めていた。東山から昇る朝日が、障子を通して、浄化された屋敷の中を、優しく照らし出している。
親族たちは、互いに言葉もなく、しかし、その表情には、もう憎しみの色はなかった。長い、長い呪縛から解き放たれた、安堵と、少しの照れ臭さが浮かんでいるだけだった。

数日後。旅支度を整え、僕らのキャンピングカーが出発しようとしていると、その前に、見慣れない男が立っていた。小ざっぱりとした旅装に身を包んだ、西園寺慧だった。
「……私も、連れて行ってもらいたい」
彼は、まっすぐに僕を見て言った。
「なぜだ?あんたには、輝かしい弁護士としての未来があるだろう」
「私は、法こそが万能だと信じていた。この世のあらゆる理不尽は、法の下に裁かれるべきだと。だが、それは、傲慢な思い上がりに過ぎなかったようだ」
慧は、自嘲気味に笑った。
「この世界には、法では裁けず、法では救えない理不尽が存在する。その最たるものが、君たちが追っているという、『神』という存在なのだろう」
彼は、眼鏡の位置をくい、と直して、真顔で続けた。
「私は、その究極の理不尽を、私の持つ論理と知識で、徹底的に解明したい。そして、もし可能であるならば、法の下に、その存在を『告発』してみたい」
その、あまりにも真面目で、どこかズレた動機に、僕らは思わず吹き出してしまった。
「ははっ!面白い!いいぜ、乗ってけよ、弁護士先生」
悠人が、快活に笑う。

こうして、霊が見える理屈っぽいエリート弁護士・西園寺慧が、僕らの仲間に加わった。
巫女、脳筋、ハッカー、整備士、女医、キャバ嬢、そして弁護士。
ますます職業欄がカオスになり、平均IQが乱高下しそうな、ちぐはぐで、しかし間違いなく最強のパーティが、ここに誕生した。
僕らのキャンピングカーは、神々の伝説が眠る、西の地――中国・四国地方へと、新たな旅路を走り出す。
悠久の旅は、まだまだ、面白くなりそうだ。
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