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師弟編
第28話 獣人と初めて出会いました。
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「トキハはおるかのー。」
宿に入るなり開口一番ティアドラが呟く。
俺は辺りを見回す。
宿の1階は受付と食事場となっているようでなかなかに込み合っている。
働いている従業員は皆元気が良く、その活気が盛況につながっているようだ。
「いらっしゃいませーにゃん!」
・・・にゃん?
その中でもひときわ元気がよさそうな・・・だが語尾が変な女性従業員が、俺達に気づき出迎えてくれる。
だがティアドラに気づくと露骨に嫌そうな顔をする。
「げっ!ティアドラ様だにゃん!」
彼女の言葉にティアドラはムッとした顔をする。
「何故そんなに嫌がるのじゃ、ナシュよ。ワシは客じゃぞ、トキハを呼ぶが良い。」
まるでお客様は神様だとでも言いそうなティアドラ。
やはりこの宿の主とティアドラは知り合いらしい。
ってかもう少しに穏便にできませんかね?
「偶に来たかと思えばここで無銭飲食に無銭宿泊を繰り返し、傍若無人、我儘放題する人を客とは「何か言ったかの?」ごめんなさい直ぐに呼んできます!」
ティアドラからの圧力に屈したナシュと呼ばれた女性は踵を返し、駆け足で受付の奥へと入っていく。
俺は彼女の後姿に違和感を覚える。
「あれ?猫耳・・・?」
そう、彼女の頭の上には耳が生えていた。・・・まるで猫のような。
「お、気づいたようじゃの。ここは・・・獣人族が働いておる宿じゃ。」
人の世界に住んでいる魔族がいることは知っていた。
改めて従業員を見ると犬のような尻尾を持つ者、顔にトラのような縞がある者、小さいがシカのような角を持つ者など、確かに皆動物的な特徴を持っていた。・・・だが。
「あ、ほんとだ。・・・だけど獣人族ってなんかこう・・・もっと動物よりかと思ってたけど、あまり人と変わらないんだな。」
俺は獣人族上半身が動物の肉体を持つ人型の生き物を想像していた。
「獣人族は基本的にはこのように人と近しい姿をしておる。じゃが獣人族には『獣化魔法』という固有の魔法を発動することができる。この魔法を使うとお主が言うような動物よりの身体となり、身体能力が飛躍的に向上する種族なのじゃ。」
ティアドラが説明をしてくれるが俺は納得いかない。
「ふーん・・・ほとんど人と変わらないんだな、獣人族って。『獣化魔法』っていったって、つまりは強化魔法の強化版みたいなものだろ?俺にとっちゃどっちもずるい魔法だよ。猫耳ついた人と同じじゃん。」
似たようなのは前の世界でも見ていた。何て名前の喫茶店だったっけ?
するとティアドラはあきれたような・・・それでいて驚いたような目で俺を見ていた。
「皆がお主のように考えてくれるのであれば・・・きっと世界は平和になるのであろうな。」
褒められたのだろうか?・・・まぁ悪い気はしないけど。
「まぁお主の言う通りじゃな。人と獣人族についてはそれ程違いはないと言える。じゃがかつては人を襲っていたれっきとした魔族。人との軋轢というのはそう簡単に埋まるものではない。」
そうは言うが店員である獣人と客である人にそこまで溝があるようには見られない。
「じゃあなんでこの宿は無事なんだ?」
以前獣人族は迫害を受けていると言っていたがこの宿に関してはそれは当てはまっていない。
「簡単にいうとこの宿の主人であるトキハの手腕かの。奴はかつてはこの国の傭兵集団の頭目をしておった。その腕前はこの国随一。金の為ではあるが・・・幾多の敵を屠り、市民の安全を守ってきた。その姿はたとえ獣人族とはいえ、民衆に憧憬を抱かせたのだろう。奴が傭兵家業を止める際、この国で宿屋をやることを決めた。当初は国から反対されたのじゃが・・・民衆からの手厚い支援があり、宿を始めることができたのじゃ。故にここに来る客はトキハ目当ての者も多いんじゃ。」
なるほど・・・ここに来る人にとってトキハという獣人はいわば『英雄』ということか。
それでこの宿はこれほどまでに盛況なのかと納得する。
受付の方から歓声のような声が上がる。
「おー、本当にティアドラじゃないか。久しぶりだな。」
受付から熊のように大きな男が出てきた。
周りの人の反応からこの獣人がトキハなのだろう。
「うむ、お主も変わらぬな、トキハよ。」
そこからしばらくの間互いの近況報告をする二人。
周りの人の視線は気にしていないようだ。
俺はボケーッとトキハを観察する。
先ほどは熊と言ったが・・・どうやらライオンの獣人らしい。
腰ほどまである赤みがかった金髪が野性味あふれるたてがみの様に見える。
そのたてがみの上にはちょこんとネコ科特有の尖った耳が生えていた。
身体に関しては服の上からでも筋骨隆々であることがうかがえる。
顔の作りもまぁ野生児といった・・・男の俺から見てもイケメンである。
「・・・さっきから俺を見てるコイツは何なんだ?」
トキハはちらりと俺に視線を向ける。
おっと失礼しました。
獣人を近くで見ることなんて初めてだったため、思わずまじまじと見てしまった。
「あ、ティアドラの弟子をやってます・・・シリウスです・・・。」
ペコッと頭を下げる。
そろそろこの人見知りも何とかしないといけないと考えているが、転生前から数えると30年位以上も人見知りをしてきたのだ。中々に治るものでもないのだろう。
「え!?ティアドラに弟子だって!?」
思いのほかビックリされる。
ベネラの時もそうだけど・・・周りの人から見てティアドラってどんな人なんだろう。
「なんか文句あるのか?」
青筋を立てるティアドラ。
この状態になった彼女は・・・怖い。
「イヤ、ナイデス。」
トキハは冷や汗を流しながら謝罪する。
この顔になったティアドラの恐怖を知っているのだろう。
それから俺は懐に隠していたクッキーを取り出し、ティアドラに食べさせることで機嫌を元に戻した。
それからしばらくして。
「それで・・・今日は・・・何しにきたんだ?」
少し目つきが鋭くなる。
何故か俺達を警戒しているようだ。
ふと先ほどナシュの言っていたことを思い出す。
来るたびに無銭飲食に無銭宿泊を繰り返す我が師、ティアドラ。
なるほど、警戒する理由、分かりました。
「それはもちろん宿泊じゃ。部屋、開いておるかの?」
「え?今から?空き部屋なんてあったかな・・・ナシュ!ティアドラが空き部屋をご所望だ!空いてる部屋、あるか?」
ちらと意味ありげな目でナシュを見るトキハ。
何やらアイコンタクトを取ろうとしているようだ。
あ、これダメなパターンだ。
恐らくティアドラが来た時用に体よく断る準備をしていたのだろう。
ナシュはトキハの言葉に首を傾げる。
「空き部屋ですかにゃ?それなら貴族が来たとき用の一等級の部屋が空いているじゃないですかにゃ。さっきボスも言ってたのをもう忘れたのかにゃ?・・・あれ?」
ナシャは何かを思い出そうとする。
俺は以前のティアドラの言葉が頭をよぎる。
獣人族は少々頭が悪い・・・まるでナシュのことを指しているようだ。
しまったという顔をする顔をするトキハ。だがもう遅い。
「お、丁度いい部屋が空いているようじゃの。ワシ、貴族みたいなもんじゃし、直ぐ案内してもらおうかの。」
ナシュを呼び部屋へと案内させようとするティアドラ。
「それは・・・せめて宿泊代だけでも・・・。」
トキハは縋るように訴えてくる。
「ん~?お主らにはワシにそれはもうびっくりするぐらい大きな借りがあるのではないかのぅ。もう忘れてしまったのかの?」
凄いプレッシャーだ・・・。
いつもこのように脅迫しては宿泊と食事を繰り返しているのだろう。
・・・不憫だ。
「クッ・・・それをいわれると・・・。わかりました。ナシュ・・・案内して差し上げろ。」
まさにガクッといった感じに項垂れるトキハ。
なんだろう・・・。胸が締め付けられるような感覚に陥る。
これがきっと良心の呵責というものなのだろう。
ティアドラにはないのかな、良心。
俺はそっと自身の財布の中身を確認し、トキハに渡そうとする。
「あのー・・・全く足りないとは思いますけど受け取ってください。」
するとトキハは首を横に振ると財布を差し出す俺の手を押し返す。
「いや、ティアドラには借りがあるのは間違いないことだ。それは金なんかには代えられないことも。それはしまっとけ。・・・ありがとな。」
そういうとトキハは俺の頭を撫で、ナシュについていくように促す。
たぶんこの人・・・いい人だ。
俺はそんなことを思いながら彼女たちと一緒に部屋へ向かうのだった。
宿に入るなり開口一番ティアドラが呟く。
俺は辺りを見回す。
宿の1階は受付と食事場となっているようでなかなかに込み合っている。
働いている従業員は皆元気が良く、その活気が盛況につながっているようだ。
「いらっしゃいませーにゃん!」
・・・にゃん?
その中でもひときわ元気がよさそうな・・・だが語尾が変な女性従業員が、俺達に気づき出迎えてくれる。
だがティアドラに気づくと露骨に嫌そうな顔をする。
「げっ!ティアドラ様だにゃん!」
彼女の言葉にティアドラはムッとした顔をする。
「何故そんなに嫌がるのじゃ、ナシュよ。ワシは客じゃぞ、トキハを呼ぶが良い。」
まるでお客様は神様だとでも言いそうなティアドラ。
やはりこの宿の主とティアドラは知り合いらしい。
ってかもう少しに穏便にできませんかね?
「偶に来たかと思えばここで無銭飲食に無銭宿泊を繰り返し、傍若無人、我儘放題する人を客とは「何か言ったかの?」ごめんなさい直ぐに呼んできます!」
ティアドラからの圧力に屈したナシュと呼ばれた女性は踵を返し、駆け足で受付の奥へと入っていく。
俺は彼女の後姿に違和感を覚える。
「あれ?猫耳・・・?」
そう、彼女の頭の上には耳が生えていた。・・・まるで猫のような。
「お、気づいたようじゃの。ここは・・・獣人族が働いておる宿じゃ。」
人の世界に住んでいる魔族がいることは知っていた。
改めて従業員を見ると犬のような尻尾を持つ者、顔にトラのような縞がある者、小さいがシカのような角を持つ者など、確かに皆動物的な特徴を持っていた。・・・だが。
「あ、ほんとだ。・・・だけど獣人族ってなんかこう・・・もっと動物よりかと思ってたけど、あまり人と変わらないんだな。」
俺は獣人族上半身が動物の肉体を持つ人型の生き物を想像していた。
「獣人族は基本的にはこのように人と近しい姿をしておる。じゃが獣人族には『獣化魔法』という固有の魔法を発動することができる。この魔法を使うとお主が言うような動物よりの身体となり、身体能力が飛躍的に向上する種族なのじゃ。」
ティアドラが説明をしてくれるが俺は納得いかない。
「ふーん・・・ほとんど人と変わらないんだな、獣人族って。『獣化魔法』っていったって、つまりは強化魔法の強化版みたいなものだろ?俺にとっちゃどっちもずるい魔法だよ。猫耳ついた人と同じじゃん。」
似たようなのは前の世界でも見ていた。何て名前の喫茶店だったっけ?
するとティアドラはあきれたような・・・それでいて驚いたような目で俺を見ていた。
「皆がお主のように考えてくれるのであれば・・・きっと世界は平和になるのであろうな。」
褒められたのだろうか?・・・まぁ悪い気はしないけど。
「まぁお主の言う通りじゃな。人と獣人族についてはそれ程違いはないと言える。じゃがかつては人を襲っていたれっきとした魔族。人との軋轢というのはそう簡単に埋まるものではない。」
そうは言うが店員である獣人と客である人にそこまで溝があるようには見られない。
「じゃあなんでこの宿は無事なんだ?」
以前獣人族は迫害を受けていると言っていたがこの宿に関してはそれは当てはまっていない。
「簡単にいうとこの宿の主人であるトキハの手腕かの。奴はかつてはこの国の傭兵集団の頭目をしておった。その腕前はこの国随一。金の為ではあるが・・・幾多の敵を屠り、市民の安全を守ってきた。その姿はたとえ獣人族とはいえ、民衆に憧憬を抱かせたのだろう。奴が傭兵家業を止める際、この国で宿屋をやることを決めた。当初は国から反対されたのじゃが・・・民衆からの手厚い支援があり、宿を始めることができたのじゃ。故にここに来る客はトキハ目当ての者も多いんじゃ。」
なるほど・・・ここに来る人にとってトキハという獣人はいわば『英雄』ということか。
それでこの宿はこれほどまでに盛況なのかと納得する。
受付の方から歓声のような声が上がる。
「おー、本当にティアドラじゃないか。久しぶりだな。」
受付から熊のように大きな男が出てきた。
周りの人の反応からこの獣人がトキハなのだろう。
「うむ、お主も変わらぬな、トキハよ。」
そこからしばらくの間互いの近況報告をする二人。
周りの人の視線は気にしていないようだ。
俺はボケーッとトキハを観察する。
先ほどは熊と言ったが・・・どうやらライオンの獣人らしい。
腰ほどまである赤みがかった金髪が野性味あふれるたてがみの様に見える。
そのたてがみの上にはちょこんとネコ科特有の尖った耳が生えていた。
身体に関しては服の上からでも筋骨隆々であることがうかがえる。
顔の作りもまぁ野生児といった・・・男の俺から見てもイケメンである。
「・・・さっきから俺を見てるコイツは何なんだ?」
トキハはちらりと俺に視線を向ける。
おっと失礼しました。
獣人を近くで見ることなんて初めてだったため、思わずまじまじと見てしまった。
「あ、ティアドラの弟子をやってます・・・シリウスです・・・。」
ペコッと頭を下げる。
そろそろこの人見知りも何とかしないといけないと考えているが、転生前から数えると30年位以上も人見知りをしてきたのだ。中々に治るものでもないのだろう。
「え!?ティアドラに弟子だって!?」
思いのほかビックリされる。
ベネラの時もそうだけど・・・周りの人から見てティアドラってどんな人なんだろう。
「なんか文句あるのか?」
青筋を立てるティアドラ。
この状態になった彼女は・・・怖い。
「イヤ、ナイデス。」
トキハは冷や汗を流しながら謝罪する。
この顔になったティアドラの恐怖を知っているのだろう。
それから俺は懐に隠していたクッキーを取り出し、ティアドラに食べさせることで機嫌を元に戻した。
それからしばらくして。
「それで・・・今日は・・・何しにきたんだ?」
少し目つきが鋭くなる。
何故か俺達を警戒しているようだ。
ふと先ほどナシュの言っていたことを思い出す。
来るたびに無銭飲食に無銭宿泊を繰り返す我が師、ティアドラ。
なるほど、警戒する理由、分かりました。
「それはもちろん宿泊じゃ。部屋、開いておるかの?」
「え?今から?空き部屋なんてあったかな・・・ナシュ!ティアドラが空き部屋をご所望だ!空いてる部屋、あるか?」
ちらと意味ありげな目でナシュを見るトキハ。
何やらアイコンタクトを取ろうとしているようだ。
あ、これダメなパターンだ。
恐らくティアドラが来た時用に体よく断る準備をしていたのだろう。
ナシュはトキハの言葉に首を傾げる。
「空き部屋ですかにゃ?それなら貴族が来たとき用の一等級の部屋が空いているじゃないですかにゃ。さっきボスも言ってたのをもう忘れたのかにゃ?・・・あれ?」
ナシャは何かを思い出そうとする。
俺は以前のティアドラの言葉が頭をよぎる。
獣人族は少々頭が悪い・・・まるでナシュのことを指しているようだ。
しまったという顔をする顔をするトキハ。だがもう遅い。
「お、丁度いい部屋が空いているようじゃの。ワシ、貴族みたいなもんじゃし、直ぐ案内してもらおうかの。」
ナシュを呼び部屋へと案内させようとするティアドラ。
「それは・・・せめて宿泊代だけでも・・・。」
トキハは縋るように訴えてくる。
「ん~?お主らにはワシにそれはもうびっくりするぐらい大きな借りがあるのではないかのぅ。もう忘れてしまったのかの?」
凄いプレッシャーだ・・・。
いつもこのように脅迫しては宿泊と食事を繰り返しているのだろう。
・・・不憫だ。
「クッ・・・それをいわれると・・・。わかりました。ナシュ・・・案内して差し上げろ。」
まさにガクッといった感じに項垂れるトキハ。
なんだろう・・・。胸が締め付けられるような感覚に陥る。
これがきっと良心の呵責というものなのだろう。
ティアドラにはないのかな、良心。
俺はそっと自身の財布の中身を確認し、トキハに渡そうとする。
「あのー・・・全く足りないとは思いますけど受け取ってください。」
するとトキハは首を横に振ると財布を差し出す俺の手を押し返す。
「いや、ティアドラには借りがあるのは間違いないことだ。それは金なんかには代えられないことも。それはしまっとけ。・・・ありがとな。」
そういうとトキハは俺の頭を撫で、ナシュについていくように促す。
たぶんこの人・・・いい人だ。
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