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師弟編
第36話 初めての対人戦。
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俺はモルデンの声に反応し思わずナキを自身の身体の後ろに隠す。
彼の声に敵意を感じたのだ。
「二人仲良く逢引かい?若いのによくやるねぇ・・・。」
ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべながら俺達に近づいてくる。
「・・・俺達に何か用でも?」
俺は警戒心を露わにしながら尋ねる。
ナキはおびえているようだった。
すると彼は立ち止まり、意外そうな表情を浮かべる。
「いやいや、折角の『採取王子』様とお近づきになれましたので。この通りご挨拶をと思いましてね。・・・おい。」
モルデンが呼びかけると物陰から彼と同じような見た目をした男達が5人出てくる。
彼の仲間だろうか。
俺は彼らから距離を取ろうとし、段々と壁へと追いやられる。
「おいおい、そんなに警戒して逃げようとしないでおくれよ。」
ジリジリと詰め寄ってくるモルデン達。
気付くと俺達の直ぐ背面に壁が迫っていた。・・・もう逃げ場がない。
俺は辺りを見渡してみるが・・・近くに人はいない。恐らく彼の仲間があらかじめ人払いをしていたのだろう。
俺がどうしようか悩んでいるとナキが口を開く。
「タリアさんの気を引けなかったからでしょうか。・・・私達に八つ当たりしてるんですね。」
恐らくナキは彼女なりに小さな声で言ったつもりだったのだろう。
だがモルデンにはバッチリ聞こえていたようで・・・怒りでプルプル震えている。
あ、やばいな、これ。
「こ、こんのクソガキどもが・・・!・・・痛い目見ないと分からないようだな・・・このモルデン様にそのような口を聞いた者が生きて帰れると思うんじゃないぞ・・・!!」
血走った目で俺を睨みつけるモルデン。
その仲間たちはニヤニヤと笑っていた。
俺達をどのようにいたぶるか考えているようだ。
「その小僧はここで八つ裂きにして・・・そして子狐は奴隷市場にでも売ってやろう・・・その身なりならきっと高く売れるな・・・イヒ、ヒヒヒヒ。」
怒りを通り越しているのだろうか。
青筋を浮かべたまま笑みを浮かべる彼はあまりにも不気味だ。
俺は右手は腰の曲刀に、左手は自身の懐へと手を伸ばす。
「ヒヒヒヒヒ・・・何をしようと無駄だ。俺達はCランクギルド『黒焦げ蜥蜴』のギルド員。お前らみたいなルーキーがどうこう出来る相手と思うなよ?」
そう言いながら彼は剣を抜く。
なんだか弱そうな名前だなと言葉にしてしまいそうになるが、必死に堪えた。
「なんだか・・・弱そうなギルド名ですね。」
彼女が再び口を開く。
ナキさん・・・それは無事にここから切り抜けてからにしてください。
バッチリ聞こえてますから。
ブチッという音が聞こえた気がした。
俺を囲む6人から殺気を感じる。
「こんのぉ・・・!いけ!やっちまえ!」
モルデンの掛け声で5人が抜刀し、俺達へ迫る。
「シリウス様!!」
ナキが叫ぶが・・・これ、俺が悪いの?
そう思いながらおれは曲刀を抜くと共に左手親指に乗せていた丸薬を口元へ向けて弾く。
・・・その丸薬は赤と青が太陰太極図のように組み合わさっていた。
俺はその丸薬を口でキャッチすると奥歯でガリッとかみ砕く。
身体に力がみなぎる。
・・・対人戦は初めてだな。
そんなことを考えながら俺は武器を構えた。
俺はクリアになり、ゆっくりとなった時間の中で辺りを見渡す。・・・この感覚、まだ慣れないな。
奴らを俺の後ろにやるわけにはいかない。
後ろにはナキがいるのだから。
俺は5人に突貫すると一人の前に立つ。奴の視線が俺に向かおうとする刹那。
そいつの剣を曲刀で弾き、その回転する勢いそのままに奴の頭に回し蹴りえをヒットさせる。
速度強化と攻撃強化の相乗効果により飛躍的に威力が向上した俺の蹴りは、容易く相手を吹き飛ばす。
吹き飛ばされた者は他の者を巻き込んで壁に激突した。・・・残り3人。
俺はナキの元へと向かおうとする3人の所へ向かい、横からの飛び蹴りを喰らわす。
不意を突かれたそいつは抵抗する間もなく身体をくの字にくねらせ、意識を刈り取られる。
残りの内、一人は何が起こったのか唖然としているが、もう一人は呆然と立ち尽くすナキに剣を振り下ろそうとしていた。
俺は急いでナキのもとに向かい、片手に持った曲刀でその攻撃を受ける。
・・・もう片方の手は相手の腹にめり込ませた状態で。
そいつは悶絶したままその場に倒れた。
これで・・・あと一人だな。
俺はそいつの元へと向かおうとする。
「な、なにもんだ!て、てめぇ!!」
そう言いながら後ずさる。
逃げようとしているのだろうか。
「逃がしませんよ・・・いけ!『狐火』!!」
俺の後ろから声がした・・・と同時に残った敵に向かって火の玉が飛んでいく。
そいつは火に包まれ、悲鳴と共にその場で転がりまわる。
火はすぐに消えたが・・・そいつはショックで気絶したようだ。
俺は後ろを振り返る。
するとナキは笑みを浮かべながらこちらへVサインをしていた。
先ほどは棒立ちをしていたと思っていたのだが、実際は魔法の詠唱をしていたらしい。
ナキ・・・魔法使えたんだな。っとそれは置いといて。
俺は仲間をやられて呆然としているモルデンへと向き直る。
「そっちから売ってきた喧嘩だけど・・・どうする?・・・もう帰っていいか?」
彼はハッとしたように気を取り戻し、俺達を睨む。
「な、何をしたか知らないが・・・こ、これで済むと、お、思うなよ!?」
モルデンは仲間を見捨てて逃げようとする。が、何かにぶつかる。
あ、あの人・・・死んだわ。
「あぁ!?なんだこ・・・れ、は・・・?」
モルデンはぶつかった何か確かめようとする。
恐らく彼の目には般若に見えただろう。
怒りの形相のトキハさんがそこにいた。
「お前・・・ウチのナキに手を出そうとしたみてぇだな・・・。」
トキハさんの手が怒りで震えている。
「ま、まさか!え、『英雄』ト、トキハ・・・様の娘さんでしたか!わ、私は・・・そう!娘さんをたぶらかそうとするあの男から娘さんを助けようと・・・えぇ!あの男が全て悪いのです!全て!」
彼は必死になって弁明をしていた。・・・が。
「父上、シリウス様は悪くありません!」
ナキからの援護射撃が飛ぶ。
モルデンは絶望に顔を青くし、トキハから逃げようとする・・・が。
ガシッ!
彼の頭が掴まれる。
「てめぇ・・・ナキに手を出した挙句に嘘までつきやがるのか!!」
モルデンは頭を掴まれたまま宙ぶらりんの状態になる。
彼の頭からミシミシと言う音がする。・・・見覚えのある光景だ。
「喰らいやがれ!我が憤怒の!アイアンクロー!!」
ゴキっという嫌な音と共にトキハさんのアイアンクローが炸裂する。
・・・あれだけは喰らいたくない。
俺はそう思いながらトキハさんを見つめる。
「ケガは・・・してないみたいだな。よし・・・さぁ。帰るぞ。」
トキハさんはこちらの様子を確認するとくるりと後ろを振り返り、その場から去ろうとする。
「あ、あの人・・・死んだんですかね?」
俺はモルデンを指さす。
するとトキハさんはモルデンを一瞥すると一つため息をつく。
「一応手加減したし、死んではない、よな?・・・あれ?・・・あ、やっぱ生きてるな、よしよし。ギルドにはもう報告してるから、ほっとけばこいつらを回収してくれる。あとはギルドの仕事だ。俺達は帰るぞ。」
こうして俺の初めての対人戦は終了した。
彼の声に敵意を感じたのだ。
「二人仲良く逢引かい?若いのによくやるねぇ・・・。」
ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべながら俺達に近づいてくる。
「・・・俺達に何か用でも?」
俺は警戒心を露わにしながら尋ねる。
ナキはおびえているようだった。
すると彼は立ち止まり、意外そうな表情を浮かべる。
「いやいや、折角の『採取王子』様とお近づきになれましたので。この通りご挨拶をと思いましてね。・・・おい。」
モルデンが呼びかけると物陰から彼と同じような見た目をした男達が5人出てくる。
彼の仲間だろうか。
俺は彼らから距離を取ろうとし、段々と壁へと追いやられる。
「おいおい、そんなに警戒して逃げようとしないでおくれよ。」
ジリジリと詰め寄ってくるモルデン達。
気付くと俺達の直ぐ背面に壁が迫っていた。・・・もう逃げ場がない。
俺は辺りを見渡してみるが・・・近くに人はいない。恐らく彼の仲間があらかじめ人払いをしていたのだろう。
俺がどうしようか悩んでいるとナキが口を開く。
「タリアさんの気を引けなかったからでしょうか。・・・私達に八つ当たりしてるんですね。」
恐らくナキは彼女なりに小さな声で言ったつもりだったのだろう。
だがモルデンにはバッチリ聞こえていたようで・・・怒りでプルプル震えている。
あ、やばいな、これ。
「こ、こんのクソガキどもが・・・!・・・痛い目見ないと分からないようだな・・・このモルデン様にそのような口を聞いた者が生きて帰れると思うんじゃないぞ・・・!!」
血走った目で俺を睨みつけるモルデン。
その仲間たちはニヤニヤと笑っていた。
俺達をどのようにいたぶるか考えているようだ。
「その小僧はここで八つ裂きにして・・・そして子狐は奴隷市場にでも売ってやろう・・・その身なりならきっと高く売れるな・・・イヒ、ヒヒヒヒ。」
怒りを通り越しているのだろうか。
青筋を浮かべたまま笑みを浮かべる彼はあまりにも不気味だ。
俺は右手は腰の曲刀に、左手は自身の懐へと手を伸ばす。
「ヒヒヒヒヒ・・・何をしようと無駄だ。俺達はCランクギルド『黒焦げ蜥蜴』のギルド員。お前らみたいなルーキーがどうこう出来る相手と思うなよ?」
そう言いながら彼は剣を抜く。
なんだか弱そうな名前だなと言葉にしてしまいそうになるが、必死に堪えた。
「なんだか・・・弱そうなギルド名ですね。」
彼女が再び口を開く。
ナキさん・・・それは無事にここから切り抜けてからにしてください。
バッチリ聞こえてますから。
ブチッという音が聞こえた気がした。
俺を囲む6人から殺気を感じる。
「こんのぉ・・・!いけ!やっちまえ!」
モルデンの掛け声で5人が抜刀し、俺達へ迫る。
「シリウス様!!」
ナキが叫ぶが・・・これ、俺が悪いの?
そう思いながらおれは曲刀を抜くと共に左手親指に乗せていた丸薬を口元へ向けて弾く。
・・・その丸薬は赤と青が太陰太極図のように組み合わさっていた。
俺はその丸薬を口でキャッチすると奥歯でガリッとかみ砕く。
身体に力がみなぎる。
・・・対人戦は初めてだな。
そんなことを考えながら俺は武器を構えた。
俺はクリアになり、ゆっくりとなった時間の中で辺りを見渡す。・・・この感覚、まだ慣れないな。
奴らを俺の後ろにやるわけにはいかない。
後ろにはナキがいるのだから。
俺は5人に突貫すると一人の前に立つ。奴の視線が俺に向かおうとする刹那。
そいつの剣を曲刀で弾き、その回転する勢いそのままに奴の頭に回し蹴りえをヒットさせる。
速度強化と攻撃強化の相乗効果により飛躍的に威力が向上した俺の蹴りは、容易く相手を吹き飛ばす。
吹き飛ばされた者は他の者を巻き込んで壁に激突した。・・・残り3人。
俺はナキの元へと向かおうとする3人の所へ向かい、横からの飛び蹴りを喰らわす。
不意を突かれたそいつは抵抗する間もなく身体をくの字にくねらせ、意識を刈り取られる。
残りの内、一人は何が起こったのか唖然としているが、もう一人は呆然と立ち尽くすナキに剣を振り下ろそうとしていた。
俺は急いでナキのもとに向かい、片手に持った曲刀でその攻撃を受ける。
・・・もう片方の手は相手の腹にめり込ませた状態で。
そいつは悶絶したままその場に倒れた。
これで・・・あと一人だな。
俺はそいつの元へと向かおうとする。
「な、なにもんだ!て、てめぇ!!」
そう言いながら後ずさる。
逃げようとしているのだろうか。
「逃がしませんよ・・・いけ!『狐火』!!」
俺の後ろから声がした・・・と同時に残った敵に向かって火の玉が飛んでいく。
そいつは火に包まれ、悲鳴と共にその場で転がりまわる。
火はすぐに消えたが・・・そいつはショックで気絶したようだ。
俺は後ろを振り返る。
するとナキは笑みを浮かべながらこちらへVサインをしていた。
先ほどは棒立ちをしていたと思っていたのだが、実際は魔法の詠唱をしていたらしい。
ナキ・・・魔法使えたんだな。っとそれは置いといて。
俺は仲間をやられて呆然としているモルデンへと向き直る。
「そっちから売ってきた喧嘩だけど・・・どうする?・・・もう帰っていいか?」
彼はハッとしたように気を取り戻し、俺達を睨む。
「な、何をしたか知らないが・・・こ、これで済むと、お、思うなよ!?」
モルデンは仲間を見捨てて逃げようとする。が、何かにぶつかる。
あ、あの人・・・死んだわ。
「あぁ!?なんだこ・・・れ、は・・・?」
モルデンはぶつかった何か確かめようとする。
恐らく彼の目には般若に見えただろう。
怒りの形相のトキハさんがそこにいた。
「お前・・・ウチのナキに手を出そうとしたみてぇだな・・・。」
トキハさんの手が怒りで震えている。
「ま、まさか!え、『英雄』ト、トキハ・・・様の娘さんでしたか!わ、私は・・・そう!娘さんをたぶらかそうとするあの男から娘さんを助けようと・・・えぇ!あの男が全て悪いのです!全て!」
彼は必死になって弁明をしていた。・・・が。
「父上、シリウス様は悪くありません!」
ナキからの援護射撃が飛ぶ。
モルデンは絶望に顔を青くし、トキハから逃げようとする・・・が。
ガシッ!
彼の頭が掴まれる。
「てめぇ・・・ナキに手を出した挙句に嘘までつきやがるのか!!」
モルデンは頭を掴まれたまま宙ぶらりんの状態になる。
彼の頭からミシミシと言う音がする。・・・見覚えのある光景だ。
「喰らいやがれ!我が憤怒の!アイアンクロー!!」
ゴキっという嫌な音と共にトキハさんのアイアンクローが炸裂する。
・・・あれだけは喰らいたくない。
俺はそう思いながらトキハさんを見つめる。
「ケガは・・・してないみたいだな。よし・・・さぁ。帰るぞ。」
トキハさんはこちらの様子を確認するとくるりと後ろを振り返り、その場から去ろうとする。
「あ、あの人・・・死んだんですかね?」
俺はモルデンを指さす。
するとトキハさんはモルデンを一瞥すると一つため息をつく。
「一応手加減したし、死んではない、よな?・・・あれ?・・・あ、やっぱ生きてるな、よしよし。ギルドにはもう報告してるから、ほっとけばこいつらを回収してくれる。あとはギルドの仕事だ。俺達は帰るぞ。」
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