43 / 72
師弟編
第42話 空気を読めと言われても。
しおりを挟む
「ちなみに何時から気づいておったのじゃ?」
少し不思議そうな顔で首を傾げる。
俺は腕を組み、考える。
「最初疑問に思ったのは・・・たしか・・・孤児院でシスターと話しているのを見たとき、かな?」
俺は彼女とシスターが話していたことを思い出す。
彼女たちは昔からの友人であるかのように話していた。
「・・・え?・・・ほ、ほぼ初対面時ではないか!?・・・ワシ、そんなバレるようなヘマ・・・したかのう?」
俺の言葉が意外だったのかティアドラは驚いた表情になる。
「だってあのシスターってもう・・・もう結構な歳だよ?魔法使いしてたのって数10年前とかいってたし、その頃ティアドラと知り合ったとか言ってたじゃん。じゃあティアドラは一体何歳なんだよ。たぶん普通の人間じゃないんだろうなとは思ってたよ。」
他にもいつだったか俺が思っている以上に長生きしているとか言ってたし。
気づく機会は沢山あったように思う。
正直分かりやすすぎだろう。
「まぁ確かに魔族は寿命の長い種族が多いからの。・・・なるほど。」
納得したかのように頷くと再び険しく、真剣な表情となる。
「それで・・・その・・・軽蔑したりしないのか?・・・お主に黙っていたこと、人の敵である魔族であることに。」
その場が張り詰めたような空気になる。
ティアドラはどうやら緊張しているようだった。
「そういわれてもなぁ。黙ってたって態度でバレバレだったし、それに魔族だから軽蔑って言ったって・・・トキハさんにナシュ、ナキだって魔族じゃん。俺の周りに割と魔族がいるんだから今更ティアドラが魔族だからって別に何とも思わないかな?・・・俺は俺が人だからと言う理由のみで無条件に人の味方になるほど・・・愚かじゃあない。」
正直な話、その辺の人の命なんかより、ティアドラやナキの命の方が大事だ。
こういうのなっていうんだっけ?遠くの身内より近くの他人?・・・まぁ他人でもないんだけど。
「それに・・・。」
困惑しているティアドラが口を開きかけたが、俺は言葉を続ける。
「ティアドラはこの世界で唯一、俺に生きる道をくれた大切な人だ。何者かなんて関係ない、もし俺がティアドラが魔族だって理由で危害を与えてくる人がいたら・・・俺が代わりにたたき斬ってやるよ。」
俺は身体を回転させ、曲刀を振る動作をする。
『白銀姫流』基本の攻撃の型だ。
彼女は呆れた表情を浮かべていたが・・・堪え切れなくなったのか笑い声をあげる。
「ふふふふふ・・・。お主が斬る前にワシのアイアンクローが炸裂するじゃろうな。・・・本当に世間知らずな・・・そして最高の弟子じゃの、お主は。」
褒めているのか、それとも馬鹿にしているのか。
それはよく分からなかったが・・・分かったことが一つ。
ティアドラは心から安堵している。
誰が見ても分かるほどの笑みを零していた。
俺から軽蔑されることを恐れていたのだろうか。
・・・そんなことするわけないのにね。
「少し話がそれたようじゃの・・・話を戻そう。さて何から話そうか・・・何から知りたい?」
突然話を振られ困惑する俺。
「え?知りたいこと?・・・えーと、じゃあティアドラの年齢かな。」
そうだ。散々隠してきた彼女の年齢を聞こう。
そう思って尋ねたのだが・・・どうやら彼女にとっては意外だったらしい。
「・・・へ?」
ティアドラらしくない気の抜けた返事とともにアホっぽい顔になる。
「だからティアドラの年齢。今まで聞いたことなかったからさ。何でも教えてくれるんだろ?」
「う、うむ。ワシの年齢はじゃな・・・ってそういうことじゃなかろうが!」
手元にあった紙を丸めて俺の頭を思い切りシバく。
強化されていない俺の頭は彼女の怪力でシバかれると例え紙だとしても相当に痛い。
俺が悶絶していると彼女は息を荒げていた。
「もっとこう・・・『転生の時に俺を襲った魔族はなんだ?』とか『あの勇者達はなんだ?』とかあるじゃろう!あろうことかワシの年齢を聞こうなどと・・・レディに年齢を聞くのは恥としれ!恥と!」
なんかズレてきてませんか?
どうやら彼女に年齢を聞くのはタブーらしい。
自分で長寿だと言っていたくせに。
俺はまだ痛みの止まぬ頭を摩りながら口を開く。
「じゃあ・・・それで。」
「じゃあとはなんじゃじゃあとは!」
俺は何故かしばらくの間彼女から「これだから阿保なのだお主は!」だとか「空気を読め!空気を!」などといった説教を受けた。
説教というより悪口なんだけどね。
俺が懐から取り出した菓子を献上することでようやく彼女の機嫌が戻る。
彼女は俺が再度入れた茶を飲みながらそれを頬張る。
「少し話がそれたようじゃの・・・話を戻そう。さて何から話そうか・・・何から知りたい?」
彼女の中で先程のことは無かったことになったようだ。
俺もそれに便乗して答える。
「えーと・・・俺が女神から加護を貰う時に邪魔した魔族・・・ティアドラは知っていたみたいだけど・・・その魔族は何者なんだ?」
先程の彼女の言ってきた言葉を言っただけなのだが・・・正直な話、気になってはいる。
俺が魔力を持つことなくこの世界に生まれてしまった原因だ。
恨んでいるかと聞かれれば・・・正直全く恨んでいない。
だってそのおかげでティアドラと出会えたわけだし・・・まだ不完全だが自分にしかない力を得ることができた。
「まだ確信は得ておらんのじゃが・・・お主の転生時にそれを邪魔した魔族・・・それは。」
したり顔で勿体振るティアドラ。
少しイラッとしたが俺は言葉の続きを待つ。
「・・・それは?」
すると彼女は急に真剣な顔となる。
「・・・魔族の世界の王、『魔王』じゃ。」
少し不思議そうな顔で首を傾げる。
俺は腕を組み、考える。
「最初疑問に思ったのは・・・たしか・・・孤児院でシスターと話しているのを見たとき、かな?」
俺は彼女とシスターが話していたことを思い出す。
彼女たちは昔からの友人であるかのように話していた。
「・・・え?・・・ほ、ほぼ初対面時ではないか!?・・・ワシ、そんなバレるようなヘマ・・・したかのう?」
俺の言葉が意外だったのかティアドラは驚いた表情になる。
「だってあのシスターってもう・・・もう結構な歳だよ?魔法使いしてたのって数10年前とかいってたし、その頃ティアドラと知り合ったとか言ってたじゃん。じゃあティアドラは一体何歳なんだよ。たぶん普通の人間じゃないんだろうなとは思ってたよ。」
他にもいつだったか俺が思っている以上に長生きしているとか言ってたし。
気づく機会は沢山あったように思う。
正直分かりやすすぎだろう。
「まぁ確かに魔族は寿命の長い種族が多いからの。・・・なるほど。」
納得したかのように頷くと再び険しく、真剣な表情となる。
「それで・・・その・・・軽蔑したりしないのか?・・・お主に黙っていたこと、人の敵である魔族であることに。」
その場が張り詰めたような空気になる。
ティアドラはどうやら緊張しているようだった。
「そういわれてもなぁ。黙ってたって態度でバレバレだったし、それに魔族だから軽蔑って言ったって・・・トキハさんにナシュ、ナキだって魔族じゃん。俺の周りに割と魔族がいるんだから今更ティアドラが魔族だからって別に何とも思わないかな?・・・俺は俺が人だからと言う理由のみで無条件に人の味方になるほど・・・愚かじゃあない。」
正直な話、その辺の人の命なんかより、ティアドラやナキの命の方が大事だ。
こういうのなっていうんだっけ?遠くの身内より近くの他人?・・・まぁ他人でもないんだけど。
「それに・・・。」
困惑しているティアドラが口を開きかけたが、俺は言葉を続ける。
「ティアドラはこの世界で唯一、俺に生きる道をくれた大切な人だ。何者かなんて関係ない、もし俺がティアドラが魔族だって理由で危害を与えてくる人がいたら・・・俺が代わりにたたき斬ってやるよ。」
俺は身体を回転させ、曲刀を振る動作をする。
『白銀姫流』基本の攻撃の型だ。
彼女は呆れた表情を浮かべていたが・・・堪え切れなくなったのか笑い声をあげる。
「ふふふふふ・・・。お主が斬る前にワシのアイアンクローが炸裂するじゃろうな。・・・本当に世間知らずな・・・そして最高の弟子じゃの、お主は。」
褒めているのか、それとも馬鹿にしているのか。
それはよく分からなかったが・・・分かったことが一つ。
ティアドラは心から安堵している。
誰が見ても分かるほどの笑みを零していた。
俺から軽蔑されることを恐れていたのだろうか。
・・・そんなことするわけないのにね。
「少し話がそれたようじゃの・・・話を戻そう。さて何から話そうか・・・何から知りたい?」
突然話を振られ困惑する俺。
「え?知りたいこと?・・・えーと、じゃあティアドラの年齢かな。」
そうだ。散々隠してきた彼女の年齢を聞こう。
そう思って尋ねたのだが・・・どうやら彼女にとっては意外だったらしい。
「・・・へ?」
ティアドラらしくない気の抜けた返事とともにアホっぽい顔になる。
「だからティアドラの年齢。今まで聞いたことなかったからさ。何でも教えてくれるんだろ?」
「う、うむ。ワシの年齢はじゃな・・・ってそういうことじゃなかろうが!」
手元にあった紙を丸めて俺の頭を思い切りシバく。
強化されていない俺の頭は彼女の怪力でシバかれると例え紙だとしても相当に痛い。
俺が悶絶していると彼女は息を荒げていた。
「もっとこう・・・『転生の時に俺を襲った魔族はなんだ?』とか『あの勇者達はなんだ?』とかあるじゃろう!あろうことかワシの年齢を聞こうなどと・・・レディに年齢を聞くのは恥としれ!恥と!」
なんかズレてきてませんか?
どうやら彼女に年齢を聞くのはタブーらしい。
自分で長寿だと言っていたくせに。
俺はまだ痛みの止まぬ頭を摩りながら口を開く。
「じゃあ・・・それで。」
「じゃあとはなんじゃじゃあとは!」
俺は何故かしばらくの間彼女から「これだから阿保なのだお主は!」だとか「空気を読め!空気を!」などといった説教を受けた。
説教というより悪口なんだけどね。
俺が懐から取り出した菓子を献上することでようやく彼女の機嫌が戻る。
彼女は俺が再度入れた茶を飲みながらそれを頬張る。
「少し話がそれたようじゃの・・・話を戻そう。さて何から話そうか・・・何から知りたい?」
彼女の中で先程のことは無かったことになったようだ。
俺もそれに便乗して答える。
「えーと・・・俺が女神から加護を貰う時に邪魔した魔族・・・ティアドラは知っていたみたいだけど・・・その魔族は何者なんだ?」
先程の彼女の言ってきた言葉を言っただけなのだが・・・正直な話、気になってはいる。
俺が魔力を持つことなくこの世界に生まれてしまった原因だ。
恨んでいるかと聞かれれば・・・正直全く恨んでいない。
だってそのおかげでティアドラと出会えたわけだし・・・まだ不完全だが自分にしかない力を得ることができた。
「まだ確信は得ておらんのじゃが・・・お主の転生時にそれを邪魔した魔族・・・それは。」
したり顔で勿体振るティアドラ。
少しイラッとしたが俺は言葉の続きを待つ。
「・・・それは?」
すると彼女は急に真剣な顔となる。
「・・・魔族の世界の王、『魔王』じゃ。」
0
あなたにおすすめの小説
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
才能に打ち砕かれた日から、僕の最強は始まった
雷覇
ファンタジー
ワノクニ、蒼神流・蒼月道場。
天城蒼真は幼き頃から剣を学び、努力を重ねてきた。
だがある日、異世界から来た「勇者」瀬名隼人との出会いが、すべてを変える。
鍛錬も経験もない隼人は、生まれながらの天才。
一目見ただけで蒼真と幼馴染の朱音の剣筋を見切り、打ち破った。
朱音は琴音の命で、隼人の旅に同行することを決意する。
悔しさを抱えた蒼真は、道場を後にする。
目指すは“修羅の山”――魔族が封印され、誰も生きて戻らぬ死地へと旅立つ。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
1つだけ何でも望んで良いと言われたので、即答で答えました
竹桜
ファンタジー
誰にでもある憧れを抱いていた男は最後にただ見捨てられないというだけで人助けをした。
その結果、男は神らしき存在に何でも1つだけ望んでから異世界に転生することになったのだ。
男は即答で答え、異世界で竜騎兵となる。
自らの憧れを叶える為に。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる