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スピンオフ「デュインズ」
獲物1
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リーベの装備周りの準備を済ませて、一同は出立することとなった。
当然だがリーベ以外の幹部は準備など必要なく、アリスに作られたそのままの状態が最も力を発揮できる状態である。この世界に降り立って幾つか学習はしているだろうが、新たに持っていく装備やアイテムなどは存在しない。
一行はまず、白国に向かうことになった。情報を集めるため、力で話し合う黒国は今回の目的にそぐわない。
メンバーはアリスを筆頭に、エキドナ、ハインツ、会話や助言担当のヨナーシュ、そしてリーベだ。
「行ってきます」
「行ってらっしゃいませ、アリス様。こちらは私が無事に回しておきます。ミライア様達の事も、ご心配なく」
「うん。お願いね」
「はい♡」
エンプティの見送りを経て、玉座の間に設置されたデュインズ専用の転移門をくぐる。目の前に広がるのはフルスの言う通り、本当に小さな島だった。
すぐそこには水上が見えており、天気がいいおかげか遠くには微かに陸地が見える。
アリスは興味深そうに周りをキョロキョロと見回している。
一方でリーベは地図と陸を交互に見て、場所の確認を行っていた。
「母上。地図によるとあちらが黒、こちらが白ですね」
「ありがと。どちらにせよ、このでかい川だか海だかわからん水を超えなきゃいけないよね」
「では私にお任せください!!」
声を上げたのはハインツだった。彼は自身の怒号にも似た大声のあと、すぐさま変身する。
アリスがせっかく竜人として設定したものの、まともに民衆の前でこの姿をしたのは一度きりだ。
それ以外はリーベの子守りとして、何度が変身している。ここ最近――特にリーベが剣術を学んだり学院に通い出してからは、滅多に見なくなった形態である。
「うわぁ、ハインツのドラゴン化……! 久々に見ました」
「リーベはドラゴンが好きだもんね」
「あっ、いえっ。ゴホン。別に……」
(あらら。反抗期なのかな。かっこよく見られたいからなのか……)
隠密魔術を付与し、一同はハインツの背に乗って移動を開始する。乗っている面子が全員高レベルであるため、ハインツもスピードを抑えなかった。
問題なく着地が出来る場所を探しながら、白国へと飛び立つ。
「母上、お姿はそのままで宜しいのですか?」
「むっ、一応変えるかぁ」
粘土が動くようにぐにゃぐにゃと姿が変化し、アリスはよく人間のふりをする際に使う容姿――金髪碧眼の女へと姿を変える。
魔王で見慣れた様相も、村娘のような質素な服へと形が変わった。
小島からは白国の陸地がかすかに見えた程度だったが、ハインツの飛行速度を持ってすればすぐに街が見えてくる。
眼下に広がる街は市場が賑わいを見せていて、人々が大勢歩いているのが見える。
「へぇ~、ここが……」
「あの辺りは着地にはちょうどいい広さですね。人も少ないですから、我々が出てきても見られることはないでしょう」
「ハインツ、あの場所に降りて~」
アリス達は街を回り始めた。元気よく客を呼ぶ青果店の男、いい匂いが漂ってくる飲食店。まだ開店準備中である服屋だが、ショウウィンドウには小洒落た庶民向けの服が並んでいる。
一般人向けの店だけではなく、この地にいるであろう冒険者に向けた店舗も立ち並ぶ。防具屋、武器屋。アイテムショップ。トラッシュでもよく見る光景だ。
この街自体に特に大きいと言える屋敷などはなく、栄えてはいるものの首都と呼べるような街ではなかった。
街としての機能は十二分だろうが、この世界の情報を集めるとなれば、少し心許ない。
「ふぅむ、どうしようか」
「街の者に聞いて参ります」
「そだね」
リーベが率先的に声を上げた。アリスはそのまま送り出したが、隣にいたハインツに目線を送る。
ハインツは視線を受け取ると、小さく首肯して静かにリーベの後を追った。
「坊っちゃんなら何事もないでしょう」
「いやいや、ヨナーシュ。これでも親だよ」
「そうでしたね。失礼いたしました」
「アリス様、アリス様……。お暇でしたら、先程見てらした……串焼きを購入して参りましょうか、参りましょうか……?」
どの世界のおいても、アリスは食べることが好きだ。
先程、いい香りが鼻をくすぐった。キョロキョロと見渡してみれば、串焼きの屋台が出ていた。既に数名並んでおり、有名な店のようであった。
食事がいらないアリスにとって、趣味であろうとも優先度は低い。しかし気になってじっと見つめてしまったのは否めない。
そして、それをエキドナにしっかりと見られていたのだろう。
気になっているのは事実であるし、エキドナの厚意も有り難い。だが現在優先するべき事柄を並べた結果、アリスの食事は優先順位が低くなる。
「ここの通貨も知らないし、単独行動は避けたいな」
「承知いたしました、承知いたしました……」
「ごめんね。気を使ってくれたのに」
「いいえ……。わたくしもお金がないことに気がつくべきでしたわ……」
残された三名は、他愛無い話から仕事の話、エキドナに至っては人間と接する点での相談など。リーベ達が帰ってくるまでのんびりと話し合っていた。
ウレタ・エッカルト魔術連合国も軌道に乗ってきたこともあり、パルドウィンにあるストロード学院となにか合同授業でも出来ないかという相談まで行った。
現在、調査隊として連れてきているメンバーは、仮の選定だ。この調査が進み、もっと少人数で済むのであればエキドナ達は帰還させるつもりだ。
エキドナもハインツも、トラッシュでの部下を大量に持っている。彼らがいなくとも仕事は回るが、長い間上の者がその場を離れるのは避けておきたい。
特に魔王軍は、ハインツへの圧倒的な信頼がある。彼がいてこそ、訓練や開発に精が出る。
(できれば私一人でなんとかしたいけど、それは幹部も誰も許さないだろうな……)
「おっ、帰ってきましたよ」
リーベがハインツを連れて、アリス達の元へと戻ってくる。
ハインツはそっと尾行するつもりだっただろうが、ベルよりも隠密行動が苦手なこと、そもそも190センチ近い体躯で隠れることなど不可能だった。
リーベは特に感覚が鋭く、ベルにも頻繁に修行をお願いしていることもある。だからハインツの気配に気付くには、苦労を強いられなかったのだろう。
ハインツもハインツで、いつも通りの緊張感のある表情から、少しだけ緩んでいる。リーベの成長を見られた感動と、見つかってしまったことによる悔しさなのだろう。
アリスはそんなハインツを見て、小さく笑いを漏らした。
「お待たせ致しました。ここは首都から割と近い都市のようです」
「ほおー。だから栄えてるんだね」
「正門を出て道なりに進めば、今日中には到着出来るそうです」
「おお、そりゃ良かった。早速行こうか」
「――なあなあ!」
「!」
声の方に振り向けば、見知らぬ男が立っていた。後ろには人の乗った荷車があり、馬も繋げられている。これは彼らの移動手段だろう。
「あんたら、首都に行くのかい?」
「ああ、まあ」
「よけりゃ俺らの荷車に乗ってけ! ついでだ!」
当然だが、アリス達は誰もがこの連中を疑っている。
たとえ彼らがただの親切心で声をかけたとしても、ただの人間をそう簡単に信用するわけがない。弱い人間がどういう手段で相手に勝とうとするか、それを知っているのだ。
もしも彼らがアリス達を欺こうとしたところで、人間が勝てる存在ではないのだが。
「……母う――」
「……」
心の読めるリーベには、男がなんと考えているかお見通しだ。だからアリスに、進言する。
アリスとて進言などなくとも、男の下卑た笑いを見れば何をしたいのか分かる。その気になれば心だって全て読めるのだ。
だがそうなどせず、アリスはリーベの言葉に対して手を挙げて制止した。
そして笑顔でこう続ける。
「いいんですか~? じゃあ是非!」
新しい世界で、気分もいい。ここは一つ、遊んでやることにした。
当然だがリーベ以外の幹部は準備など必要なく、アリスに作られたそのままの状態が最も力を発揮できる状態である。この世界に降り立って幾つか学習はしているだろうが、新たに持っていく装備やアイテムなどは存在しない。
一行はまず、白国に向かうことになった。情報を集めるため、力で話し合う黒国は今回の目的にそぐわない。
メンバーはアリスを筆頭に、エキドナ、ハインツ、会話や助言担当のヨナーシュ、そしてリーベだ。
「行ってきます」
「行ってらっしゃいませ、アリス様。こちらは私が無事に回しておきます。ミライア様達の事も、ご心配なく」
「うん。お願いね」
「はい♡」
エンプティの見送りを経て、玉座の間に設置されたデュインズ専用の転移門をくぐる。目の前に広がるのはフルスの言う通り、本当に小さな島だった。
すぐそこには水上が見えており、天気がいいおかげか遠くには微かに陸地が見える。
アリスは興味深そうに周りをキョロキョロと見回している。
一方でリーベは地図と陸を交互に見て、場所の確認を行っていた。
「母上。地図によるとあちらが黒、こちらが白ですね」
「ありがと。どちらにせよ、このでかい川だか海だかわからん水を超えなきゃいけないよね」
「では私にお任せください!!」
声を上げたのはハインツだった。彼は自身の怒号にも似た大声のあと、すぐさま変身する。
アリスがせっかく竜人として設定したものの、まともに民衆の前でこの姿をしたのは一度きりだ。
それ以外はリーベの子守りとして、何度が変身している。ここ最近――特にリーベが剣術を学んだり学院に通い出してからは、滅多に見なくなった形態である。
「うわぁ、ハインツのドラゴン化……! 久々に見ました」
「リーベはドラゴンが好きだもんね」
「あっ、いえっ。ゴホン。別に……」
(あらら。反抗期なのかな。かっこよく見られたいからなのか……)
隠密魔術を付与し、一同はハインツの背に乗って移動を開始する。乗っている面子が全員高レベルであるため、ハインツもスピードを抑えなかった。
問題なく着地が出来る場所を探しながら、白国へと飛び立つ。
「母上、お姿はそのままで宜しいのですか?」
「むっ、一応変えるかぁ」
粘土が動くようにぐにゃぐにゃと姿が変化し、アリスはよく人間のふりをする際に使う容姿――金髪碧眼の女へと姿を変える。
魔王で見慣れた様相も、村娘のような質素な服へと形が変わった。
小島からは白国の陸地がかすかに見えた程度だったが、ハインツの飛行速度を持ってすればすぐに街が見えてくる。
眼下に広がる街は市場が賑わいを見せていて、人々が大勢歩いているのが見える。
「へぇ~、ここが……」
「あの辺りは着地にはちょうどいい広さですね。人も少ないですから、我々が出てきても見られることはないでしょう」
「ハインツ、あの場所に降りて~」
アリス達は街を回り始めた。元気よく客を呼ぶ青果店の男、いい匂いが漂ってくる飲食店。まだ開店準備中である服屋だが、ショウウィンドウには小洒落た庶民向けの服が並んでいる。
一般人向けの店だけではなく、この地にいるであろう冒険者に向けた店舗も立ち並ぶ。防具屋、武器屋。アイテムショップ。トラッシュでもよく見る光景だ。
この街自体に特に大きいと言える屋敷などはなく、栄えてはいるものの首都と呼べるような街ではなかった。
街としての機能は十二分だろうが、この世界の情報を集めるとなれば、少し心許ない。
「ふぅむ、どうしようか」
「街の者に聞いて参ります」
「そだね」
リーベが率先的に声を上げた。アリスはそのまま送り出したが、隣にいたハインツに目線を送る。
ハインツは視線を受け取ると、小さく首肯して静かにリーベの後を追った。
「坊っちゃんなら何事もないでしょう」
「いやいや、ヨナーシュ。これでも親だよ」
「そうでしたね。失礼いたしました」
「アリス様、アリス様……。お暇でしたら、先程見てらした……串焼きを購入して参りましょうか、参りましょうか……?」
どの世界のおいても、アリスは食べることが好きだ。
先程、いい香りが鼻をくすぐった。キョロキョロと見渡してみれば、串焼きの屋台が出ていた。既に数名並んでおり、有名な店のようであった。
食事がいらないアリスにとって、趣味であろうとも優先度は低い。しかし気になってじっと見つめてしまったのは否めない。
そして、それをエキドナにしっかりと見られていたのだろう。
気になっているのは事実であるし、エキドナの厚意も有り難い。だが現在優先するべき事柄を並べた結果、アリスの食事は優先順位が低くなる。
「ここの通貨も知らないし、単独行動は避けたいな」
「承知いたしました、承知いたしました……」
「ごめんね。気を使ってくれたのに」
「いいえ……。わたくしもお金がないことに気がつくべきでしたわ……」
残された三名は、他愛無い話から仕事の話、エキドナに至っては人間と接する点での相談など。リーベ達が帰ってくるまでのんびりと話し合っていた。
ウレタ・エッカルト魔術連合国も軌道に乗ってきたこともあり、パルドウィンにあるストロード学院となにか合同授業でも出来ないかという相談まで行った。
現在、調査隊として連れてきているメンバーは、仮の選定だ。この調査が進み、もっと少人数で済むのであればエキドナ達は帰還させるつもりだ。
エキドナもハインツも、トラッシュでの部下を大量に持っている。彼らがいなくとも仕事は回るが、長い間上の者がその場を離れるのは避けておきたい。
特に魔王軍は、ハインツへの圧倒的な信頼がある。彼がいてこそ、訓練や開発に精が出る。
(できれば私一人でなんとかしたいけど、それは幹部も誰も許さないだろうな……)
「おっ、帰ってきましたよ」
リーベがハインツを連れて、アリス達の元へと戻ってくる。
ハインツはそっと尾行するつもりだっただろうが、ベルよりも隠密行動が苦手なこと、そもそも190センチ近い体躯で隠れることなど不可能だった。
リーベは特に感覚が鋭く、ベルにも頻繁に修行をお願いしていることもある。だからハインツの気配に気付くには、苦労を強いられなかったのだろう。
ハインツもハインツで、いつも通りの緊張感のある表情から、少しだけ緩んでいる。リーベの成長を見られた感動と、見つかってしまったことによる悔しさなのだろう。
アリスはそんなハインツを見て、小さく笑いを漏らした。
「お待たせ致しました。ここは首都から割と近い都市のようです」
「ほおー。だから栄えてるんだね」
「正門を出て道なりに進めば、今日中には到着出来るそうです」
「おお、そりゃ良かった。早速行こうか」
「――なあなあ!」
「!」
声の方に振り向けば、見知らぬ男が立っていた。後ろには人の乗った荷車があり、馬も繋げられている。これは彼らの移動手段だろう。
「あんたら、首都に行くのかい?」
「ああ、まあ」
「よけりゃ俺らの荷車に乗ってけ! ついでだ!」
当然だが、アリス達は誰もがこの連中を疑っている。
たとえ彼らがただの親切心で声をかけたとしても、ただの人間をそう簡単に信用するわけがない。弱い人間がどういう手段で相手に勝とうとするか、それを知っているのだ。
もしも彼らがアリス達を欺こうとしたところで、人間が勝てる存在ではないのだが。
「……母う――」
「……」
心の読めるリーベには、男がなんと考えているかお見通しだ。だからアリスに、進言する。
アリスとて進言などなくとも、男の下卑た笑いを見れば何をしたいのか分かる。その気になれば心だって全て読めるのだ。
だがそうなどせず、アリスはリーベの言葉に対して手を挙げて制止した。
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