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ゲームの中で浮気された。
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ーー『ディザイアオンライン(通称:ディザオン)』。
それは、世界中で大ヒットを施した超人気フルダイブ式のVRMMO。
あらゆる感覚も現実世界と変わらないほどに超リアルなゲームである。
プレイヤーは専用のヘッドギアを装着して自身が作ったアバターとなってゲーム内を駆け巡り、モンスターを討伐したりお宝を見つけたり、さらにはゲーム内でのプレイヤー同士での共闘も可能。
至れり尽くせりのゲームであった。
そんなプレイヤーの1人であるこの私、ジェリーこと桜井朱音は愛する彼氏の将也とディザオンをプレイしていた。
現役女子高生でありながらゲームでのレベルが50である私にもはや敵などいなかった。
まさに、ゲームでも現実世界でも勝ち組だった!
あの日が来るまでは…。
ーーーーー
「朱音!別れよう!」
「はい?」
突然将也から別れ話を持ち掛けられていた。
いきなり言われて何を言っているのかさっぱりだった。
「ま、将也…。何を言っているの?ドッキリかなにか?」
「正気だ!朱音!俺と別れてくれ!」
「なになに?状況が理解できないんだけど!?」
激しく疑問を言い続けた私であったが、将也の口から圧倒的な言葉が返ってきた。
「実は他に好きな人が出来たんだ!」
「は!?」
「この前ディザオンをプレイしていたら、気があった子がいてな!俺、その子と付き合う事にしたんだ!彼女も了承してくれた!」
なに!?
ゲームの中で浮気されたってこと!?
「という訳だ!朱音、今までありがとな!」
「おおおおおおおおおおおいいい!!」
こうして私は、しょーもない理由で将也と別れたのだった…。
ーーーーー
将也と別れて一週間たった頃…。
私の心はまだ癒えていなかった…。
勝ち組だと思っていたバラ色の人生がまさかの大崩壊してしまったから…。
「"大崩壊"ってのは大袈裟じゃない?」
「瑠衣~あんたは良いよね~まだ彼氏出来たことない独り身だし…。」
「朱音…。その言い方はないんじゃない…?」
この子は私の親友、山吹瑠衣。
チャラチャラしたいわゆる"ギャル"だけど、根は良い奴。
私が何でも話せる相手でもある。
ただ、未だに彼氏が出来た試しがないとか…。
「男なんて星の数ほどいるんだから新しい彼氏見つけなさいよ!」
「そう簡単になんて…」
「まあまあ、気を取り直して今日も家帰ったらディザオンに行こ!」
「そうだね…」
瑠衣もディザオンのプレイヤーである。
アカウント名は「ルイルイ」。
妙に露出の高い衣服を身に着けたアバターな為か、ゲーム内ではモテている。
今は少し羨ましいかも…。
ーーーーー
ーーディザオン内。
私は今ゲーム内の高原ステージに来ていた。
目の前には雑魚の敵キャラがいた。
雑魚キャラではあるものの数が多すぎて苦戦していた。
「くそ!なんか調子でない!」
現在レベル50の私であったものの、やはり失恋のショックが大きすぎた為に、本調子が出なかった。
八つ当たり同然で敵を倒しまくったが、それでも数が減らない…。
ちょっと面倒に思ったその時だった。
バシューン!!
「え!?」
黒い堅そうな大きな鎧を身に纏ったアバターキャラが私を助けてくれた。
「あ、ありがとうございました!」
「いえ、あなたこそお怪我はありませんか?」
なんだろう?
すっごいかっこいい!
ちょっとまって…
これって
将也の時と同じ展開になってない?
「僕はガンデスと申します。」
「あ、私ジェリーです!ガンデスさんよろしくお願いします!」
気になってガンデスさんのステータスを調べてみると驚いた。
何とガンデスさんのレベルはMAXであった。
(結構このゲームやりこんでいるって事!?)
内心驚いていると、ガンデスさんが近づいてきて私に言った。
「あの、ジェリーさん、よろしければ、この後ステージの中ボスの討伐に行くのですが、レベル50のあなたを見込んでぜひ協力していただけませんか?」
まさかのお誘い!?
でも、この人すごく強いし!
良いかも!
瑠衣の言う通り、新しい出会い来ちゃったかも!
こうして私はガンデスさんと共に中ボスの討伐に向かった。
それは、世界中で大ヒットを施した超人気フルダイブ式のVRMMO。
あらゆる感覚も現実世界と変わらないほどに超リアルなゲームである。
プレイヤーは専用のヘッドギアを装着して自身が作ったアバターとなってゲーム内を駆け巡り、モンスターを討伐したりお宝を見つけたり、さらにはゲーム内でのプレイヤー同士での共闘も可能。
至れり尽くせりのゲームであった。
そんなプレイヤーの1人であるこの私、ジェリーこと桜井朱音は愛する彼氏の将也とディザオンをプレイしていた。
現役女子高生でありながらゲームでのレベルが50である私にもはや敵などいなかった。
まさに、ゲームでも現実世界でも勝ち組だった!
あの日が来るまでは…。
ーーーーー
「朱音!別れよう!」
「はい?」
突然将也から別れ話を持ち掛けられていた。
いきなり言われて何を言っているのかさっぱりだった。
「ま、将也…。何を言っているの?ドッキリかなにか?」
「正気だ!朱音!俺と別れてくれ!」
「なになに?状況が理解できないんだけど!?」
激しく疑問を言い続けた私であったが、将也の口から圧倒的な言葉が返ってきた。
「実は他に好きな人が出来たんだ!」
「は!?」
「この前ディザオンをプレイしていたら、気があった子がいてな!俺、その子と付き合う事にしたんだ!彼女も了承してくれた!」
なに!?
ゲームの中で浮気されたってこと!?
「という訳だ!朱音、今までありがとな!」
「おおおおおおおおおおおいいい!!」
こうして私は、しょーもない理由で将也と別れたのだった…。
ーーーーー
将也と別れて一週間たった頃…。
私の心はまだ癒えていなかった…。
勝ち組だと思っていたバラ色の人生がまさかの大崩壊してしまったから…。
「"大崩壊"ってのは大袈裟じゃない?」
「瑠衣~あんたは良いよね~まだ彼氏出来たことない独り身だし…。」
「朱音…。その言い方はないんじゃない…?」
この子は私の親友、山吹瑠衣。
チャラチャラしたいわゆる"ギャル"だけど、根は良い奴。
私が何でも話せる相手でもある。
ただ、未だに彼氏が出来た試しがないとか…。
「男なんて星の数ほどいるんだから新しい彼氏見つけなさいよ!」
「そう簡単になんて…」
「まあまあ、気を取り直して今日も家帰ったらディザオンに行こ!」
「そうだね…」
瑠衣もディザオンのプレイヤーである。
アカウント名は「ルイルイ」。
妙に露出の高い衣服を身に着けたアバターな為か、ゲーム内ではモテている。
今は少し羨ましいかも…。
ーーーーー
ーーディザオン内。
私は今ゲーム内の高原ステージに来ていた。
目の前には雑魚の敵キャラがいた。
雑魚キャラではあるものの数が多すぎて苦戦していた。
「くそ!なんか調子でない!」
現在レベル50の私であったものの、やはり失恋のショックが大きすぎた為に、本調子が出なかった。
八つ当たり同然で敵を倒しまくったが、それでも数が減らない…。
ちょっと面倒に思ったその時だった。
バシューン!!
「え!?」
黒い堅そうな大きな鎧を身に纏ったアバターキャラが私を助けてくれた。
「あ、ありがとうございました!」
「いえ、あなたこそお怪我はありませんか?」
なんだろう?
すっごいかっこいい!
ちょっとまって…
これって
将也の時と同じ展開になってない?
「僕はガンデスと申します。」
「あ、私ジェリーです!ガンデスさんよろしくお願いします!」
気になってガンデスさんのステータスを調べてみると驚いた。
何とガンデスさんのレベルはMAXであった。
(結構このゲームやりこんでいるって事!?)
内心驚いていると、ガンデスさんが近づいてきて私に言った。
「あの、ジェリーさん、よろしければ、この後ステージの中ボスの討伐に行くのですが、レベル50のあなたを見込んでぜひ協力していただけませんか?」
まさかのお誘い!?
でも、この人すごく強いし!
良いかも!
瑠衣の言う通り、新しい出会い来ちゃったかも!
こうして私はガンデスさんと共に中ボスの討伐に向かった。
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