2 / 16
scene.2 フィールの苦悩
しおりを挟む
神々の審理に三件立ち会い、裁きの間での判決に二件立ち会い、その際に逃げ出そうとする罪人を取り押さえ、庭園の復旧具合を確かめ、中級天使たちとの謁見ではさまざまな要望という名の要求に眉をひそめるのを堪え、上級三隊それぞれの長との会食とは名ばかりの密告集会で顔が引きつるのを堪え……限界だ。
本来であれば結晶の器を探しているはずのルフェルはここ最近、エデンでの仕事が膨れ上がり精も根も尽き果てていた。やたらと駆り出される不祥事の後始末を考えるに、もしや絶対的な権力を求められているのではなく、単なる便利屋として重宝されているだけではないかという気さえして来る。
いくら水晶に魂を預けているとはいえ、そしてその水晶が毎日浄化されているとはいえ、これだけ頻繁に駆り出されていてはさすがに疲労も蓄積して来る。天使同士の痴情のもつれによる刃傷沙汰など捨て置けばいい……どれだけ傷付けようと死にはせん……いや、上級三隊が剣を召喚した場合はその限りでは……まあ、代わりはいくらでもいるから構わんな……
足元がふらつくほどの疲れと眠気に最早抗う気力もなく、ルフェルはエデンの自室に入るとそのまま真っ直ぐベッドに向かい倒れ込んだ。もう、二度と、起きたくない……
───
── なぜ、こんなことに……
毎朝決まった時間に目覚めることが自分の誇れる数少ない美点のひとつだと思っているフィールは、その日も当然いつもと同じ時間に目覚め、いつもと同じようにベッドの中で伸びをして……違和感を覚えた。おかしい、いつものように手足を伸ばせない。一晩でわたしが成長したのか、それともベッドが小さくなったのか。
まあそのどちらもあり得ないけれど、と寝返りを打って違和感の正体がわかり、むしろそのあり得ないどちらかのほうが現実的だとさえ思える視界に息が止まった。そして思った。動いてはいけない、と。
銀色の柔らかそうな髪を無造作に額に垂らし、きれいに整った眉を無防備に緩め、長いまつげと、すっと通った鼻筋と、薄いくちびると、透き通るように白い肌と……それはそれは見事に完璧な美形が隣で寝息を立てている。このときフィールは自分にもう少し語彙力があれば、と後悔した。
大天使長さまは……間近で見てもなんてお美しいんだろう……いや、違う、なぜここにおられるんだろう! だわ。そう、なぜわたしのベッドで大天使長さまが寝ておられるのか。もしかしてわたしが部屋を間違え……そんな無礼を働けばその場で熾烈の剣が召喚されるからそれはないわね……うん、やはりここはわたしの部屋だ。
しかし、どうしたものか。さっきのわたしの寝返りでお目覚めになられてはいないけれど、次に動いた振動で起こしてしまうかもしれない。もし、大天使長さまの眠りを妨げることになろうものなら、謀反を起こしたとして捕えられても言い逃れできる気がしない。それにしても寝顔までこんなにお美しいのね……大天使長さまは……いや、違う。
身動きひとつ取らず微動だにしないまま、フィールは石のように固まっていた。するとルフェルが寝返りを打ち、その左手がフィールのからだの上に乗る。思いがけずルフェルに抱かれる格好になったフィールは、そのからだをいっそう硬くした。ますます動けなくなってしまった……最早この拍動でさえ伝わって、起こしてしまう確率が跳ね上がったのでは……
眠っているルフェルを凝視しながらフィールは考えた。ちょっと待って。仮に大天使長さまが自らお目覚めになられたとして、この状況をどう思われるのだろう。わたしはわたしの部屋のわたしのベッドで寝ていただけだから、咎められることは何ひとつないのだけれど、大天使長さまにしてみれば、これはれっきとした……恥辱ではないかしら……わたしは悪くないはずだけれど……口封じということもないわけでは……
そして、もっと待って。目の前から伸びるこの左腕と肩から類推するに、もしかして大天使長さまは……衣服を身に着けておられないのでは……こんな至近距離で類稀なる美形が裸体で無防備に眠っておられるというのか。フィールは凝視していた顔から少し視線を下にずらし、慌てて視線を顔に戻した。うん、裸体の美形が目の前で眠っているということは、わかった。わかったけれど……
こ、これは……いよいよ不味いのではないかしら……お目覚めになられたときご自分が裸体で見知らぬ女の、いえ、見知った間柄ではあるけれど、下級天使のベッドで眠られていたなどということにお気付きになれば……やはりなかったことにされてしまうのでは……こんなことが外部に漏れでもすれば、大天使長さまの輝かしい経歴に傷が付くかもしれない……
そのときルフェルの左腕に力が入り、フィールの心臓が止まった。薄っすらと目を開けたルフェルは目の前にいるフィールを確かめると「……どおりであたたかいと思った」とつぶやき再び眠りに落ちた。も、もしや……寝ぼけておられるのかしら……
しょうがないわ、とフィールは心を決めた。何をどう言ったとしても状況は変わらない。大天使長さまがお目覚めになられたときに決めることだもの。もし、仮に、たとえば、万が一、亡き者にされたとしても後悔しないように……類稀なる美形が裸体で目の前にいるというご褒美と引き換えだと思うことにしよう。うん、この無駄に前向きなところも自分の誇れる数少ない美点のひとつだと思う。
そうと決まればこの状況を堪能するしかないわよね!? だってどっちに転んでももう二度とこんなことは起こらないのだから! それにしても、非の打ち所がないとはこういうときにこそ使うものよね。どこまで完璧なのかしら、大天使長さまは。もう少し華奢な方だとばかり思っていたけれど、こうして見ると……鎖骨の窪みから大胸筋への曲線までもがお美しい……
お顔も完璧ならおからだまで完璧なのだろうか、大天使長さまは……肩幅も広く三角筋から少し浮いた肩峰の儚く美しいこと……上腕二頭筋もさすが鍛えられておられるのね……長身でいらっしゃるのに! この! お顔の小ささ! 神々も大天使長さまを創り給うたとき、よほど気合いを入れられたに違いない。なんて長いまつげなのかしら……とフィールが見入っているとルフェルがふっと目を開き、ああ、煌めく翠玉の瞳までもがお美しい……と……あ……え、もしや、お目覚めでしょうか……
ルフェルは硬直したまま、目だけを動かし部屋の様子を確かめた。いま、間違いなく言えることは、ここが自分の部屋ではない、ということだけだった。
「……僕は、もしかして」
……ぼく?
「えーと……一応、確認したいんだけど」
したいんだけど?
「僕は、もしかして、いま、フィールの部屋に、いるのかな……」
いるのかな!?
「……ごめん」
ごめん!!??
「だ……大天使長さま……?」
「ごめん、本っ当にごめん」
「あ、いえ、わたくしはむしろ得を、いえ、あの、大丈夫です」
「昨日……どうやって帰って来たのか憶えてない……んだよね」
「に、似たようなドアが並んでいますし! 毎日お忙しいお立場ですから!」
「本当にごめんよ。邪魔じゃなかったかい?」
「邪魔だなんてとんでもないことでございます!」
「うん、フィールがちゃんと眠れたのなら、よかった」
ルフェルはからだを起こし、両腕を伸ばしながら「久しぶりによく眠れたな」と安心したような声で言った。
……何? 何なの? この大天使長さまの愛らしい少年のような、しかもわたしの睡眠まで気に掛けてくださるお優しいお振舞いは何? いま目の前におられる方と、しばらく前に剣を振り抜いただけで庭園の三分の一を壊滅させた方は、もしかして別人? それともわたしはもう粛清済みで幻でも見ているの?
「ああ……しっかり服まで脱ぎ散らかしてるな」
そう言うとルフェルはそのままベッドから降りて、床に散らかっている自分の服を拾い集めた。フィールは無言でその姿を目で追いつつ「……やはり、おからだも完璧」と心の中で思った。
服を着て、一応身支度を整えたルフェルは「本当にごめんよ、二度とないように気を付けるから」と言ってそのまま部屋を出て行こうとした。慌ててフィールはそれを止め、部屋の外を確認しなくてはと訴える。
「……何を確認するんだい?」
「え、その、大天使長さまが下級の者の部屋からお出になるところを見られるのは……」
「あ、そうか……あらぬ噂を立てられるときみが困るかもしれないな」
「いえ、わたくしではなく、大天使長さまがお困りになられるかと……」
「……僕が? なぜ?」
……もしかして大天使長さまは……少し鈍いというか……ご自分がどれほど周りから視線を集めておられるのかに気付かれていないというか……ご自分に興味がなさ過ぎるというか……さっきもほら、何の抵抗もなく裸体のままうろうろされていたし……まあ……目の保養になったからいいのだけど……
「……あ」
「どうされました!?」
「もしかして、僕、きみに手を付けたりとか」
「いっっっさいございません!」
そしてルフェルはもう一度フィールに謝り、部屋から出て行った。
───
「……へえ」
それを偶然見掛けたミシャは、にやり、と笑った。
本来であれば結晶の器を探しているはずのルフェルはここ最近、エデンでの仕事が膨れ上がり精も根も尽き果てていた。やたらと駆り出される不祥事の後始末を考えるに、もしや絶対的な権力を求められているのではなく、単なる便利屋として重宝されているだけではないかという気さえして来る。
いくら水晶に魂を預けているとはいえ、そしてその水晶が毎日浄化されているとはいえ、これだけ頻繁に駆り出されていてはさすがに疲労も蓄積して来る。天使同士の痴情のもつれによる刃傷沙汰など捨て置けばいい……どれだけ傷付けようと死にはせん……いや、上級三隊が剣を召喚した場合はその限りでは……まあ、代わりはいくらでもいるから構わんな……
足元がふらつくほどの疲れと眠気に最早抗う気力もなく、ルフェルはエデンの自室に入るとそのまま真っ直ぐベッドに向かい倒れ込んだ。もう、二度と、起きたくない……
───
── なぜ、こんなことに……
毎朝決まった時間に目覚めることが自分の誇れる数少ない美点のひとつだと思っているフィールは、その日も当然いつもと同じ時間に目覚め、いつもと同じようにベッドの中で伸びをして……違和感を覚えた。おかしい、いつものように手足を伸ばせない。一晩でわたしが成長したのか、それともベッドが小さくなったのか。
まあそのどちらもあり得ないけれど、と寝返りを打って違和感の正体がわかり、むしろそのあり得ないどちらかのほうが現実的だとさえ思える視界に息が止まった。そして思った。動いてはいけない、と。
銀色の柔らかそうな髪を無造作に額に垂らし、きれいに整った眉を無防備に緩め、長いまつげと、すっと通った鼻筋と、薄いくちびると、透き通るように白い肌と……それはそれは見事に完璧な美形が隣で寝息を立てている。このときフィールは自分にもう少し語彙力があれば、と後悔した。
大天使長さまは……間近で見てもなんてお美しいんだろう……いや、違う、なぜここにおられるんだろう! だわ。そう、なぜわたしのベッドで大天使長さまが寝ておられるのか。もしかしてわたしが部屋を間違え……そんな無礼を働けばその場で熾烈の剣が召喚されるからそれはないわね……うん、やはりここはわたしの部屋だ。
しかし、どうしたものか。さっきのわたしの寝返りでお目覚めになられてはいないけれど、次に動いた振動で起こしてしまうかもしれない。もし、大天使長さまの眠りを妨げることになろうものなら、謀反を起こしたとして捕えられても言い逃れできる気がしない。それにしても寝顔までこんなにお美しいのね……大天使長さまは……いや、違う。
身動きひとつ取らず微動だにしないまま、フィールは石のように固まっていた。するとルフェルが寝返りを打ち、その左手がフィールのからだの上に乗る。思いがけずルフェルに抱かれる格好になったフィールは、そのからだをいっそう硬くした。ますます動けなくなってしまった……最早この拍動でさえ伝わって、起こしてしまう確率が跳ね上がったのでは……
眠っているルフェルを凝視しながらフィールは考えた。ちょっと待って。仮に大天使長さまが自らお目覚めになられたとして、この状況をどう思われるのだろう。わたしはわたしの部屋のわたしのベッドで寝ていただけだから、咎められることは何ひとつないのだけれど、大天使長さまにしてみれば、これはれっきとした……恥辱ではないかしら……わたしは悪くないはずだけれど……口封じということもないわけでは……
そして、もっと待って。目の前から伸びるこの左腕と肩から類推するに、もしかして大天使長さまは……衣服を身に着けておられないのでは……こんな至近距離で類稀なる美形が裸体で無防備に眠っておられるというのか。フィールは凝視していた顔から少し視線を下にずらし、慌てて視線を顔に戻した。うん、裸体の美形が目の前で眠っているということは、わかった。わかったけれど……
こ、これは……いよいよ不味いのではないかしら……お目覚めになられたときご自分が裸体で見知らぬ女の、いえ、見知った間柄ではあるけれど、下級天使のベッドで眠られていたなどということにお気付きになれば……やはりなかったことにされてしまうのでは……こんなことが外部に漏れでもすれば、大天使長さまの輝かしい経歴に傷が付くかもしれない……
そのときルフェルの左腕に力が入り、フィールの心臓が止まった。薄っすらと目を開けたルフェルは目の前にいるフィールを確かめると「……どおりであたたかいと思った」とつぶやき再び眠りに落ちた。も、もしや……寝ぼけておられるのかしら……
しょうがないわ、とフィールは心を決めた。何をどう言ったとしても状況は変わらない。大天使長さまがお目覚めになられたときに決めることだもの。もし、仮に、たとえば、万が一、亡き者にされたとしても後悔しないように……類稀なる美形が裸体で目の前にいるというご褒美と引き換えだと思うことにしよう。うん、この無駄に前向きなところも自分の誇れる数少ない美点のひとつだと思う。
そうと決まればこの状況を堪能するしかないわよね!? だってどっちに転んでももう二度とこんなことは起こらないのだから! それにしても、非の打ち所がないとはこういうときにこそ使うものよね。どこまで完璧なのかしら、大天使長さまは。もう少し華奢な方だとばかり思っていたけれど、こうして見ると……鎖骨の窪みから大胸筋への曲線までもがお美しい……
お顔も完璧ならおからだまで完璧なのだろうか、大天使長さまは……肩幅も広く三角筋から少し浮いた肩峰の儚く美しいこと……上腕二頭筋もさすが鍛えられておられるのね……長身でいらっしゃるのに! この! お顔の小ささ! 神々も大天使長さまを創り給うたとき、よほど気合いを入れられたに違いない。なんて長いまつげなのかしら……とフィールが見入っているとルフェルがふっと目を開き、ああ、煌めく翠玉の瞳までもがお美しい……と……あ……え、もしや、お目覚めでしょうか……
ルフェルは硬直したまま、目だけを動かし部屋の様子を確かめた。いま、間違いなく言えることは、ここが自分の部屋ではない、ということだけだった。
「……僕は、もしかして」
……ぼく?
「えーと……一応、確認したいんだけど」
したいんだけど?
「僕は、もしかして、いま、フィールの部屋に、いるのかな……」
いるのかな!?
「……ごめん」
ごめん!!??
「だ……大天使長さま……?」
「ごめん、本っ当にごめん」
「あ、いえ、わたくしはむしろ得を、いえ、あの、大丈夫です」
「昨日……どうやって帰って来たのか憶えてない……んだよね」
「に、似たようなドアが並んでいますし! 毎日お忙しいお立場ですから!」
「本当にごめんよ。邪魔じゃなかったかい?」
「邪魔だなんてとんでもないことでございます!」
「うん、フィールがちゃんと眠れたのなら、よかった」
ルフェルはからだを起こし、両腕を伸ばしながら「久しぶりによく眠れたな」と安心したような声で言った。
……何? 何なの? この大天使長さまの愛らしい少年のような、しかもわたしの睡眠まで気に掛けてくださるお優しいお振舞いは何? いま目の前におられる方と、しばらく前に剣を振り抜いただけで庭園の三分の一を壊滅させた方は、もしかして別人? それともわたしはもう粛清済みで幻でも見ているの?
「ああ……しっかり服まで脱ぎ散らかしてるな」
そう言うとルフェルはそのままベッドから降りて、床に散らかっている自分の服を拾い集めた。フィールは無言でその姿を目で追いつつ「……やはり、おからだも完璧」と心の中で思った。
服を着て、一応身支度を整えたルフェルは「本当にごめんよ、二度とないように気を付けるから」と言ってそのまま部屋を出て行こうとした。慌ててフィールはそれを止め、部屋の外を確認しなくてはと訴える。
「……何を確認するんだい?」
「え、その、大天使長さまが下級の者の部屋からお出になるところを見られるのは……」
「あ、そうか……あらぬ噂を立てられるときみが困るかもしれないな」
「いえ、わたくしではなく、大天使長さまがお困りになられるかと……」
「……僕が? なぜ?」
……もしかして大天使長さまは……少し鈍いというか……ご自分がどれほど周りから視線を集めておられるのかに気付かれていないというか……ご自分に興味がなさ過ぎるというか……さっきもほら、何の抵抗もなく裸体のままうろうろされていたし……まあ……目の保養になったからいいのだけど……
「……あ」
「どうされました!?」
「もしかして、僕、きみに手を付けたりとか」
「いっっっさいございません!」
そしてルフェルはもう一度フィールに謝り、部屋から出て行った。
───
「……へえ」
それを偶然見掛けたミシャは、にやり、と笑った。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
真実の愛は水晶の中に
立木
恋愛
学園の卒業を祝うパーティーの最中、レイシア・マレーニ侯爵令嬢は第三王子とピンク髪の女、その取り巻きたちによって断罪されようとしていた。
しかし断罪劇は思わぬ方向へ進んでいく。
※AIイラスト使用
※「なろう」にも重複投稿しています。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
思いを込めてあなたに贈る
あんど もあ
ファンタジー
ファナの母が亡くなった二ヶ月後に、父は新しい妻とその妻との間に生まれた赤ん坊を家に連れて来た。義母は、お前はもうこの家の後継者では無いと母から受け継いだ家宝のネックレスを奪うが、そのネックレスは……。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
公爵令嬢は結婚式当日に死んだ
白雲八鈴
恋愛
今日はとある公爵令嬢の結婚式だ。幸せいっぱいの公爵令嬢の前に婚約者のレイモンドが現れる。
「今日の結婚式は俺と番であるナタリーの結婚式に変更だ!そのドレスをナタリーに渡せ!」
突然のことに公爵令嬢は何を言われたのか理解できなかった。いや、したくなかった。
婚約者のレイモンドは番という運命に出逢ってしまったという。
そして、真っ白な花嫁衣装を脱がされ、そのドレスは番だという女性に着させられる。周りの者達はめでたいと大喜びだ。
その場所に居ることが出来ず公爵令嬢は外に飛び出し……
生まれ変わった令嬢は復讐を誓ったのだった。
婚約者とその番という女性に
『一発ぐらい思いっきり殴ってもいいですわね?』
そして、つがいという者に囚われた者の存在が現れる。
*タグ注意
*不快であれば閉じてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる