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第五十七話 主と交われば強くなる
しおりを挟む正直、湊には殴られるかもしれないと思ってたし、自分を責めて泣くかもしれないとも思ってた。僕が望んだことで久御山を傷付けることになった、とかなんとか落ち込んでますます "恥ずかしい自分" を赦せなくなるんじゃないか、とも考えた。オレが悲しむことを嫌がるくせに湊は自分を責めることだけはやめなかった。
だから、綾ちゃんの兄貴のときに使った手を躊躇ったのは確かだった。湊は家庭教師に情があるかもしれないし、恩を感じてるかもしれない。嫌だったけど受け入れたことには湊なりの理由があったわけで、だからこそ何年経っても家庭教師とのことは過去にならなかったわけで。
それでもオレはおこがましくも、湊を家庭教師の呪縛から解き放ちたいと思った。状況は異なるけど、同じことをされれば湊がひとりで抱え込まなくちゃいけないものがなくなると思った。痛みは分かち合えないけど、気持ちは共有できるんじゃないか、と思った。
それがまさか。
湊がブチ切れて七種をボコるとは夢にも思ってなかった……
「ケンソー、心配で死ぬんちゃうかって顔してるで」
「まあ…いろんな意味で心配だけどさ…」
「クロが一緒にいてるから大事ないやろ」
「クロって喧嘩強いの?」
「チャイナタウン仕込みの暗器の使い手やさかい」
「おまえら、いちいちスケールがワールドワイドで怖えよ!」
手っ取り早く桐嶋先生のクリニックに運ばれたとき、桐嶋先生は「なんで俺んとこ来んだよ、病院行けよ」と顔をしかめたが、オレはもう骨が折れてもここに運ばれるような気がしていた。
***
「話したいことって何?」
昨日、久御山は「野暮用がある」と言って学校を早退した。久御山の家で帰りを待ってたけど、なんだか心配になってクロくんと連絡を取ってみたら、一緒にいるって話だったから居場所を訊いた。なんでホテルなんかにいるんだろう、って当然不思議に思ったし、嫌な予感もあった。
五階にある小さなロビーにいたのはシロくんとクロくんだけで、嫌な予感はどんどん濃くなった。シロくんのMacBookのモニターを見て、部屋のカードキーを奪い取った辺りからの記憶はほとんどない。それでも、帰り際に先生が言った「ちゃんと話がしたい」という言葉を、僕は憶えてた。
あらたまってどこか店の中で逢うのは嫌だったから、この近辺には豊富にある公園で待ち合わせた。
「……湊、あの子と付き合ってるの?」
「先生には関係ない」
「そうか…そうだね…ひとつ訊いてもいいか?」
「何?」
「湊は…おれのこと、まったく好きじゃなかった?」
「…えっ……」
「仕方なく、嫌々いうこと聞いてるだけだった?」
「そ……そんなこと、いま言われても…」
「……おれは好きだったよ、湊のこと」
「……」
「まさか、自分が八歳も下の小学生を好きになるとは思ってなかったけど」
── 普通に生きて来て、普通に彼女もいたし、普通に大学出て普通に就職して、普通の家庭を築いて行くんだろうなって思ってた。だから、湊のことが好きだって気持ちを認められなかった。認めてしまったら、すべてを失う気がした。自分は普通なんだ、って何度も確かめた。
それでも、湊のすべてを知りたかったし、すべてが欲しかった。未来なんて描けないし、何の約束もできないのに、何かを期待させるような優しい腕を伸ばしそうになった。違う、おれは男の子が好きなわけじゃない、単に暇潰しのために、好奇心を満たすために、快楽のために、この子を利用したいだけなんだ、って…自分に言い聞かせた。
地元に戻ってからも、ずっと湊に逢いたかった。普通であることに固執しながら、それでも好きだった。
だからね、結婚したんだ。自由でいると、いつか道を踏み外す気がして。世間体を気にする親のおかげで、離婚なんていう選択肢は最初からなかったし、それでいいと思った。良き夫でいればある程度好きなこともできるし。
「湊のことを吹っ切るために逢いに来たんだ」
「……そんな話で僕が情に絆されると思った?」
「まさか、そんなつもりで話したんじゃないよ」
「僕は痛かった。恥ずかしかったし、苦しかった。でも、先生のおかげで僕には存在価値があるんだって思えた。優しかったことも、助けてくれたことも事実だから。だから僕は先生に何かを奪われたとも、壊されたとも思ってなかった」
「酷いことをしたのは謝るよ」
「思ってなかったのに……もう赦したりできない。二度とあんなことができないように、その目を抉って鼻を削いでのどを潰して指という指の骨を砕いてしまいたい。あんたが生きてる、それだけで僕の大事なひとが危険に晒されるなら、いますぐあんたを殺してしまいたい」
「……はっ、なるほどね…そういうことか」
「何を奪われても、何を壊されても赦せるただひとりのひとを……僕が世界中から見放されても、絶対僕のことだけは見放したりしないただひとりのひとをあんたは傷付けた。これから先、彼にもしものことがあったら僕はあんたを必ず殺す。どこにいても見つけ出して、必ず」
「これをおれが録音してたら、立派な脅迫の証拠になると思うけど」
「脅しじゃない、予告だよ」
「そんなにイイの? あの子……欲しがりのビッチなおまえを満足させるほど?」
「……ヨダレ垂らして欲しがる僕が、涙浮かべながらエロい声でイっちゃうくらいにね」
「せっかく育ててやったのに……残念だよ、湊」
背を向けて歩いて行く先生は、僕に恐怖を与える存在ではなくなっていた。それは、僕の中に芽生えたどうしようもない怒りのせいかもしれないけど、きっかけはなんだってよかった。僕はもう迷わない、ただそれだけが確かだった。
「……あのきれいな戯言、信じたりしてるん?」
「ん? 僕のことを好きだったって話?」
「それそれ」
「本当でも嘘でも僕には関係ないよ、真っ赤な他人だから」
「湊は流されるんちゃうかて思たわ」
「うん、昨日までの僕ならそうだったかもね」
少し心配そうにしたクロくんに、僕は笑顔で答えることができた。
***
七種と話をして来ると言って出掛けた湊とクロをハラハラしながら待っていたら、帰って来たのはクロだけでオレの心臓は縮み上がった。まさか、湊をさらわれてのこのこ帰って来たんじゃねえだろうな……
「湊、ケンソーの家から着替え持って来るって」
「あ、そうなんだ…何事もなかった?」
「いや、シビレたわ……湊になら抱かれてもええ思うくらい…」
「は?」
「まあとりあえず、送るわ」
「何を?」
AirDropで送られて来た…なんだこれ? 音声ファイル?
── 僕が世界中から見放されても、絶対僕のことだけは見放したりしないただひとりのひとをあんたは傷付けた。これから先、彼にもしものことがあったら僕はあんたを必ず殺す。
── 脅しじゃない、予告だよ。
「久御山ー具合どう?」
クロからもらった音声ファイルを何度も繰り返し聴いていたら、片手に紙袋をさげた湊が戻って来た。
「Tシャツとかパンツとか持って来たけど、あと一晩だけなら……久御山?」
「ん、ありがと」
「どうした久御山……痛いの? 桐嶋先生呼んで来る?」
「大丈夫」
「いや、だって久御山……」
心配そうにオロオロする湊を力一杯抱き締めた。どうしたんだ、何かあったのか、しんどいのか、と慌てる湊をベッドに引きずり込むと、心配する声が一層深刻になった。
「久御山、言ってくれないとわからないよ…」
「なんでもない」
「なんでもなくないだろ…」
「なんでもないって」
「なんでもないときに泣いたりするか?」
二年間一緒にいるけど、おまえが泣いてるのを見るのは初めてなんだ、と湊は心細い声を出した。うん、十七年間生きて来たけど、オレも涙が出るのは初めてなんだ。いままでだってきっと泣いたことはあるんだろうけど、涙が出たことはなかったから。
「…湊のせいだよ」
「僕!? なんかしたっけ!? 何した!? ごめん、何した!?」
「……尺ってくれたらきっと泣き止む」
「え、そんなことで!? どういうこと!? 最近足りなかったとか!?」
「一日二四時間三六五日足りないんだって」
── 湊……オレ本当に、おまえがいないと生きて行けない…
***
九日ぶりに家に帰ると、母が慌てて玄関まで迎えに出て来た。憔悴し切った顔で母は僕を見上げ、何かを言おうとしたけどそれよりも早く僕が口を開いた。
「話したいことがある」
母は黙ったままお茶の用意を始めた。わざわざそんなことしなくてもいいのに、と思いつつ、何かしてないと気を紛らわせないんだろうな、と僕は母が腰を落ち着けるのを待った。
母の淹れてくれたお茶も久しぶりだな、と小さく息を吐いた。母は俯いたまま、僕がとんでもないことを言い出すんじゃないか、と心穏やかではなさそうだった。
「お母さん、いま、付き合ってるひとがいるんだ」
「……えっ」
「彼女じゃなくて……彼氏だけど」
「え、うん、え? あの……久御山くんよね?」
「……知ってたの?」
「ううん、知らなかったけど……そうだったらいいな、って思ってたから」
「なんで!?」
「久御山くんと一緒にいるときの湊、素直でわがままで意地悪で、しあわせそうに笑うんだもん」
「お母さんは……僕が同性愛者でも平気なの…?」
「……わからないけど、わたし……漣さんが異性だから好きになったわけじゃないし…」
「でも、肩身狭い思いさせるかもしれないよ……親戚とかも…」
「親戚なんて、わたしの結婚と宗弥の離婚で、もう普通なんて求めてないって」
「うん、でも…ごめん」
「ねえ、ひとつだけ教えて?」
「何?」
「……彼氏ってことは、あんたが彼女なの…?」
「……っ!! 何考えてんの!?」
ゲスいけど気になるのよう! と母は真剣な顔をした。真剣な顔しても言わないよ! と言うと、母は頬を膨らませて拗ねて見せた。
「もうひとつ話があるんだけど、こっちはサラっと聞いて欲しいんだ」
「うん、なあに?」
それから僕は、小四の時にトイレでされた恥ずかしいこと、小六の頃から家庭教師としてたこと、中一のとき家庭教師に無理矢理されたこと、それから身体の関係が続いたこと、そのせいでお母さんと目を合わせられなくなったこと、友達を作れなくなったことを雑にぶちまけた。
母は僕の頭をバシッと叩き、唖然とする僕の肩をゴツっと殴った。
「……スナイパー雇えばいいの?」
「く、久御山と同じこと言わないでよ…」
もちろん詳細には話してないけど、母にしてみればショックな話だったと思う。それでも母は取り乱すこともなく、「話してくれてありがと」と急須や湯呑をさげてキッチンで洗い始めた。僕が立ち上がって二階に行こうとしたとき、母は僕を呼び止めた。
「ねえ、湊」
「うん、何?」
「久御山くんが彼女なの?」
「…っ、お父さんに言い付けるよ! お母さんゲスいって!」
誰に理解されなくてもいい。
久御山が僕のすべてを受け入れ、赦してくれるから。
だから僕は久御山のために強くなる。
久御山がいれば、何も要らない ──
部屋で着替えていると、手の甲にポタッと何かが落ちた。
「……鼻血?」
久御山のことをちょっと考えただけで鼻血垂らすほど、僕は餓えてるのか……! 久御山のこと言えないな、とティッシュで手と顔を拭きながら、帰って来た時より少し軽くなった足でクリニックへと戻った。
***
「久御山ー具合どう?」
「……痛い」
「えっ……」
まあ、うん……ちょっとだけ動画見たけど、あの呻き声は尋常じゃなかったからな……しばらくは痛むだろうけど…痛み止め処方されてないのかな…
ベッドのわきにしゃがんで久御山の頭をなでると、その手を掴まれ布団の中に導かれた。
「……ずっと治まらなくて、痛い…」
「こっちかよ!! ていうかなんでこんなに元気なんだよ!」
「わからん…一回抜きたい…」
「それなら僕が来る前に抜いとけよ…」
「……実は一回抜いたんだけど」
「どんだけ性欲旺盛だよ」
股間に導かれた手を上から握られ、久御山は僕の手ごと自分の手を動かした。
「あ、ダメだ秒で出る」
「……ねえ、尻は痛くないの?」
「まあ、それなりに痛いけど横になってるからまだマシかな」
「そっか」
硬くいきり勃ったモノから手を放し、入口の鍵を掛けてベッドに潜り込んだ。ゆっくりボクサーパンツをさげて布団から顔を出し久御山を見ると……そういえば、髪切って染めたんだったな……はだけた浴衣から見えるエロい身体に、似合わない可愛い顔が付いてる…
普段ならガッツリ咥え込むところだけど、あまりにも久御山が可愛い顔をしていたので、緩く優しく弄ぶことにした僕は、竿の根元から尖端に向かいジリジリと舌を這わせた。当然、尖端もエラも裏筋も封印してひたすら竿だけを舌先で吮める。だけ。
「湊……気持ちイイけど…」
「けど?」
「もっと……強くして…」
か、可愛くないか!? 髪が黒いからかもしれないけど、すごく純朴な男子に見えるぞ!? 筋が浮き上がるまでバッキバキに硬くしてるナニも身体付きも純朴とは程遠いけど、顔が可愛い、顔が。
「……いじめたい」
「一応怪我人なんだから可愛がってよ」
「じゃあ、上目遣いで "藤城先輩" って言ってみて」
「は? えーと……ふ、藤城先輩?」
「……イイネ、キュンキュン来る」
「湊、実は年下好きなの……?」
「いや、わかんないけど久御山が可愛いから」
「……藤城先輩、おちんちん吮めて癒して」
「おお……あざといけど効果抜群だね、それ」
久御山に抱き続けた、憧れにも似た気持ちは多分生涯消えないんだろうけど、可愛いなあとか癒したいなあっていう新しい気持ちが増えて、心の隙間が埋められて行く。あ、可愛い顔してるのに腰動いてるぞ久御山……ほんとに口でされるの弱いよな……こうなって来ると、漏れる吐息まで可愛く感じる。
「…ん…っ…藤城先輩……も…イく…」
こ、こんなときにまで僕の要望に応えなくていいよ……! そして久御山は、いつものように僕の頭を抱えずに自分の顔を両腕で覆って果てた。遠慮がちな年下男子っぽくて、なぜかグッと来た。
「藤城先輩……挿れてもいい?」
「は? おまえいまイったばっかりだよ!?」
「うん、どうせ前戯で勃つから」
「おまえを可愛いと思った僕がどうかしてた」
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